エースコック「勝浦タンタンメン」(2回目)



今日はポッキー&プリッツの日ですねー。だからって別に買って食べるわけではないんですけどw ちょっと暇つぶしに調べてみたら、他にも「麺の日」とか、「もやしの日」とか、「きりたんぽの日」なんて言われてるそうです。自分にとって身近なのは、やっぱり「立ち呑みの日」ですかね(笑)せんべろ万歳!w

さて、本日の一杯は、エースコックの「勝浦タンタンメン」です。エースコックの「勝タン」今年も発売されました。このブログでの紹介は2回目になりますが、「今回のリニューアルでは、『勝浦タンタンメン』を使って勝浦市のまちおこしに取り組む『熱血!!勝浦タンタンメン船団(第9回B-1グランプリ in 郡山 シルバーグランプリ受賞団体)』監修の下、やみつきになる美味しさに欠かせない「玉ねぎ」の甘みや風味を追求し現地感を更に実感できる一杯に仕上げ」たとのこと。これまで良い意味で平行線だったリニューアルでしたが、果たして今回はどうでしょうか。





は、「しなやかな弾力とコシを併せもった丸刃のめん」で、「滑らかで臨場感あふれるよう仕上げ」たとのこと。既に定評のあるエースコックの多加水麺 “もちもっち多加水麺” を細くした感じですね。去年までは東洋水産の作るノンフライ麺と似ている、という感想だったんですけど、今年は明らかにエースコックの手掛けたものだと分かる仕上がりでした。細さの割にしっかりとしたコシのある麺で、時間経過による劣化も緩やか。しなやかさや、しっとりとした口当たりの良さも “もちもっち多加水麺” を思わせる特徴ですね。ノンフライ麺ということでスープの邪魔をすることもありませんし、細身のサイズ感からスープの絡みも良好。しっかりとした小麦感も印象深く、麺が孤立する事も埋没することもなく、きちんとした存在感を放ちながらも主張のバランスは丁度よくて、好印象なノンフライ麺でした。 昨年と比較すると、麺量は5g少ない60gになりましたが、質は向上したように思います。

スープは、「チキンとカツオベースの醤油スープに、玉ねぎの甘みや風味をしっかり利かせる事で、より深い味わいに仕上げ」て、「丼を覆うほどの真っ赤なラー油により、現地で食べる勝浦タンタンメンを忠実に再現し」たとのこと。一般的な担担麺のスープといえば、芝麻醤のコクや花椒の香りと麻味がポイントになってくると思うんですけど、勝タンのスープにはそういった要素が皆無に等しいんですよね。動物系の旨味を軸にした醤油ベースのスープが土台にあって、魚介が軽く下支え。香りからは鰹の主張を感じるんですけど、実際の味わいでは前に主張することなく、追ってじんわり旨味が広がる感じで、この主張の仕方が絶妙。そして表面を覆い尽くすほどの辣油がドバーッ、と入るのが特長なんですけど、まずここが今回の大きな変更点。これまで平行線だったスープですが、今年は明らかに辣油の量が減っていました。醤油ベースのスープに多めの辣油という方向性に変わりはないんですけど、バランスに変化が見られます。写真では油膜が張っているように見えますが、この後しっかり混ぜると油膜は張らず、辣油は分離してスープに馴染む感じでした。昨年までは液体スープの小袋の中身は大半が辣油と思われるような多さだったんですけど、今年は “液体スープ” っぽい成分が何割か入ってたんですよね。一般的なカップ麺として見ると辣油の量は多かったものの、これまでの辣油一辺倒とも思えていたほどのインパクトは感じられません。ただ、それをネガティブだとは思わなかったんですよね。と言うのも、辣油が減った分だけ増えた液体スープの成分によって、醤油ダレの主張が強くなっていたのですが、単に塩カドが増しているのではなく、醤油の風味やコクが増しているように感じられ、これに関しては予想外にも好印象。辣油推しのインパクトこそ控えめになってしまいましたが、軸の旨味とコクが増しているようで、スープとしての完成度は向上しているようにも思えました。辛さは相変わらずピリ辛以上、辛口未満だったので、よほど苦手でなければ美味しく食べられる辛さだと思います。そして辣油の刺激の奥から感じる甘味も特徴のひとつで、オニオンを思わせる甘味と辣油の兼ね合いが絶妙。このコントラストが癖になっちゃうような味わいを醸し出してるんですよね。醤油ダレの芳醇なコク、適度な辣油の辛さ、程よい酸味と胡麻油っぽい芳ばしさのアクセント、そして後口に残る鰹の余韻と甘味の兼ね合いが織り成す世界観は流石だと思いました。ほんのちょっとトロミがあるんですけど、すごく自然な口当たりだったし、麺への絡みに貢献しているようで、一体感が増していて良かったです。

かやくは、「勝浦タンタンメンには欠かせない玉ねぎ、程良く味付けした鶏肉そぼろ、風味の良い千切りのねぎ、にんにく」とのこと。まずメインの具材とも言える玉ねぎですが、厚みがあってサイズも大きめ。食感は乾燥玉ねぎ、って感じなんですけど、量もそこそこ入ってて存在感がありました。もうちょっと玉ねぎ特有の甘味や風味が強いと嬉しかったんですけど、これに関してはスープとの兼ね合いですかね。鶏肉そぼろは最近のエースコックが多用してくる茶色いハズレ系の味無しスカスカ肉そぼろではなく、きちんと美味しい肉具材です。味付しっかりめで、ニンニクやショウガなどの香味野菜やスパイスが効いていて、強いスープに負けず自己主張してました。ただ、量は明らかに減ってますねw まぁでも、あの出来の悪い肉そぼろを入れて量で誤魔化そうとするよりかは全然マシですよ。時折ふわっ、と香るニンニクのアクセントも良かったです。以前はニラも入ってたんですけど、今年もニラは復活してませんでした。原材料の高騰を考慮すると、今後もニラの復活には期待できないかもしれません。とりあえず、たとえ今回のように少量でも良いので、肉具材の質はキープしてもらいたいところですねw

(標準は★3です)

具材の変化は肉そぼろが少なくなった程度でしたけど、麺とスープは明らかに変化していました。麺に関しては “もちもっち多加水麺” の技術を感じる安定感を魅せてくれていましたが、辣油の量が少なくなったというのは大きな変化ですね。これまでは辣油のインパクトにこそ価値が見出せるような部分があったので、そういったインパクトに期待すると少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。しかし、その変化を単なるネガティブなもの(改悪)に落とさなかったのは、醤油ダレの芳醇さでコクが増し、基盤の作り込みを丁寧に感じたからです。これで辣油の量が昨年同様だったら言うこと無しだったんですけど、インパクト押しから質の向上にシフトしたような姿勢を感じた為、今回のリニューアルもアリかなと思いました。必要湯量が460mlから370mlに減っているので、スープ完飲して満足という人は質量的な物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、希望小売価格は元の値段(230円)に戻っているので、手を伸ばしやすくなったという点はメリットでしょうか。これまでの辣油のインパクトに期待するかどうか、というのが評価の分かれ目だと思うので、そこを許容できるかどうかですね。私はそのマイナス点を補うだけのプラス点があると感じたので、総評は平行線の★6としました。これまでのリニューアルとは少し違う方向性には新鮮味を感じたし、それでいて「勝浦タンタンメン」らしい個性や雰囲気は醸し出せていて、ついついスープを飲み干したくなるような病み付きになっちゃう感じも相変わらずだったので、今回のリニューアルは自分的に収穫でした。これは今後のリニューアルも楽しみですね。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:勝浦タンタンメン
製造者:エースコック
内容量:98g (めん60g)
発売日:2015年09月28日 (月)
発売地区:全国 (コンビニ・スーパー等)
希望小売価格:230円 (税別)
JANコード:4901071211349

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:370㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋 (後入れ粉末スープ・液体スープ・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (98g) あたり

エネルギー:366kcal
たん白質:8.4g
脂質:12.6g
炭水化物:54.9g
ナトリウム:2.6g
(めん・かやく:0.6g)
(スープ:2.0g)
カルシウム:206mg

(食塩相当量:6.6g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、たん白加水分解物、大豆食物繊維、卵白粉)、スープ(植物油脂、しょうゆ、鶏・豚エキス、豚脂、砂糖、食塩、オニオンエキス、香辛料、でん粉、香味油、魚介エキス、鶏油、酵母エキス)、かやく(玉ねぎ、味付鶏肉そぼろ、ねぎ、にんにく)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、酒精、乳化剤、かんすい、香料、増粘多糖類、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、微粒二酸化ケイ素、酸味料、香辛料抽出物、(原材料の一部に卵、さば、ごまを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・豚肉・鶏肉・さば・大豆・ごま

引用元URL:http://www.acecook.co.jp/news/pdf/1509_SXFZ.pdf

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コメント

No title
これ、去年も十和田バラ焼そばと同時でしたね。
どっちしようか??
って迷って十和田選択・・・
が2年連続ww
なのでこれ食べれてません(>_<)
ビミョーに年々リニューアルは進んでいるんですね!
Re:たういパパ
「十和田バラ焼き風焼そば」
今日ちょうど食べたところです!

> ビミョーに年々リニューアルは進んでいるんですね!
これまでは微妙なリニューアルだったんですけど
今回は明らかな変化の違いを感じる仕上がりでしたね!

そして自分は “改良” だと感じました。

もちろん不満がないと言えば嘘になりますが、
このカップ麺は毎年恒例の理由を体現していると思います。

来年こそはチョイスしてあげてみてくださいw
真っ赤系が苦手なパパでも勝タンは大丈夫だと思う!
No title
おかしいなーw

麺の日じゃないんですか?w(素)

勝浦はよかったですよねー。
とりあえず、自分も食べたんですが
レビューは?あれ?したっけなw

最近突っ込みどころ満載にして
レビューしてますが
結局メインの記事内容が
カップ麺主体じゃなくなってきて
なんかなーと読み返してみて思いますw

どうなんでしょうねw
Re:カブトムシさん
> 麺の日じゃないんですか?w(素)
麺の日は365日なんで!(親指ビシイッ)

勝タンはカブトムシさんもレビューしてましたよ。

今年は明らかな変更点が体感できたので、よかったら是非ー。

> 最近突っ込みどころ満載にして
> レビューしてますが
> 結局メインの記事内容が
> カップ麺主体じゃなくなってきて
> なんかなーと読み返してみて思いますw
いいと思いますよw 個人のブログですし
カブトムシさんはカブトムシさんのスタイルで!!
No title
「勝浦タンタンメン」って、どうしても
何か一つ足りない感があったんですけどね...
そこがまた、魅力でもあるんでしょう...

大阪で地域的に人気のある「高井田そば」も
他府県の人にすれば、醤油汁のように
感じられるでしょうし...(^_^;;

Re:ハシダ・メンさん
たしかに一般的な担担麺とは一線を画していますし、
スタンスによっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。

イメージ的には「担担麺」よりも
「台湾ラーメン」に近いかもしれませんね!

> 大阪で地域的に人気のある「高井田そば」も
> 他府県の人にすれば、醤油汁のように
> 感じられるでしょうし...(^_^;;
「高井田そば」ってちゃんと食べたことがないので、
いつかきちんと体験したいラーメンのひとつです。

カップ麺ばっかりで店ラーメンは詳しくないんですよね(苦笑)
付近にラーメン屋が無い田舎というのが主な言い訳ですが…orz

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