東洋水産「マルちゃん 縦型ビッグ 黄色い博多ラーメン」



5分くらい考えたんですけど、何も思いつかなかったんで冒頭文すっ飛ばしましてw 本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん 縦型ビッグ 黄色い博多ラーメン」です。2014年,2015年と続けて復刻発売されていた「黄色い博多ラーメン」ですが、大変ご好評だったそうで、今度はタテ型ビッグでの再登場。ご存知ない方のために説明文を引用しますが、「『黄色い博多ラーメン』は、『赤いきつねうどん』『緑のたぬき天そば』に続く、マルちゃんの和風麺・色シリーズの第3弾として1982年に発売した商品」で、「現在ではミニサイズの『まめ とんこつ博多ラーメン』のみ販売」されています。東洋水産のタテ型ビッグ製品といえば、「本気盛」シリーズ然り、おいおい大丈夫か…? という不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そもそもオリジナルの方向性がインスタントらしさ全開に開き直っていると言っても過言ではない製品なのでw 今回そういった懸念は不必要かと。おそらくスープに目立った差異はないと思うので(という希望を込めてw)どういったタイプの油揚げ麺が採用されているのか、というのが気になっているポイントですかね。





は、「なめらかで、硬さのある細めの丸麺」とのこと。どんぶり型の油揚げ麺と比較すると、やはり少し違いますね。やや芯の残る縮れた中細麺で、同社の「ハリガネ」シリーズの油揚げ麺と至ってオーソドックスな油揚げ麺の中間に位置しているような雰囲気です。どんぶり型の油揚げ麺とは質感に違いを感じますが、いい意味でチープというか、オーソドックスなカップ麺らしい油揚げ麺という特徴は共通。それなりに油揚げ麺臭も感じますが、独特の芳ばしいスナック感はスープと絶妙に噛み合っていたし、油揚げ麺特有の風味がスープに染み出しすのもオツだと思えたのは、やはり根本から相性が良いということでしょう。これもカップ麺ならではの味わいですし、今回はそれが最大の加点要素なので、油揚げ麺特有の風味すら好印象でした。中心部が戻り切るとプリプリとした歯切れの良さが際立ち、時間経過による劣化も緩やかで、焦って食べなくても最後まで美味しかったです。

スープは、「ポークをベースに煮干し・香辛料・野菜の旨味を利かせた、とんこつ味のスープ」で、「ごまとガーリック風味の特製油付き」とのこと。どんぶり型と比較すると原材料の並びに若干の違いはありますが、ほぼ構成は同じ内容ですね。そして実際の味わいも然り、方向性に大きな変化は感じられなかったので、どんぶり型のスープが好きだった人は間違いなくハマれるでしょう。特製油の量も多く、ちょっとクセのある風味で、その主張が決め手となっていたどんぶり型の個性を踏襲。ベースの豚骨感はライトで、いかにもカップ麺らしい豚骨味なのですが、ポークエキスの旨味はしっかりとあり、野菜エキスも確実に寄与。そこに重なる動物系油脂がコクと厚みを確かなものにし、胡麻油の芳ばしさが巧妙なアクセントとなっています。一切の本格さはなく、ジャンキーでスナック的な豚骨味ですが、開き直ったように見据えている方向性には一片の曇りがありません。素晴らしいですね。これぞカップ麺でしか味わえないスープだと思います。ちなみに煮干は本当に隠れた隠し味的存在なので、魚介系のラーメンが苦手な人でも問題ないでしょう。

かやくは、「味付豚肉、きくらげ、ねぎ、紅生姜、ごま」とのこと。どんぶり型の時はチャーシュー2枚が具材の売りになっていて、普段なら減点要素となってしまうようなチープさ全開のペラペラなチャーシューでしたが、この製品に限っては加点要素。そんな愛すべき安っぽさを醸し出したチャーシューがチップ状にでもカットされて入っているのかと思いきや、広く定評のある東洋水産のリアル系味付豚肉が使用されていました。ってよく見たらパッケージに書いてありますねw これちょっと意外だったんですけど、この味付豚肉の質は相変わらず高く、歯触りでは非常にリアルで肉らしい繊維質を感じさせてくれ、味付も程よい主張。テーマが再現カップ麺などの本格的な内容の時には勿論、あくまでも乾燥させられた肉具材なので、今回のようなスープとも相性が良いんですよね。そもそも肉の質が高いので、もはや相性とか二の次な話w キクラゲはコリコリとした食感がアクセントになっていたし、小間切れにされていないので、意識的に拾えるのがいいですね。味付豚肉もキクラゲも量は申し分なく、満足度の高い内容でした。さらに胡麻の芳ばしさはオールド系の豚骨スープとも相性が良く、紅生姜の爽やかな酸味も的確なアクセントに。紅生姜は結構強めに主張してくるので、苦手な人は気になってしまうかもしれませんが、そうでなければ非常に効果的な薬味だと思います。ちなみに何のサービス? ってくらい味付豚肉たっぷりだったんですけど、個体差ですかね。

(標準は★3です)

ベースの豚骨感は至ってライトですが、ちょっとクセのある特製油が非常に効果的で、昔ながらの豚骨味というか、カップ麺ならではと思える豚骨味が好きな人は間違いなくハマれると思います。お店のラーメンとは対極にあるような仕上がりなんですけど、それこそが強みと言える製品でしょう。我らがサンポー食品の豚骨味が好きな人は共感していただけると思うんですけど、カップ麺でしか味わえないスナック感あふれる味わい、この愛すべきチープさが今回のカップ麺で最大の加点要素です。私を含め、こういった製品のファンだという人も多いのではないでしょうか。カップ麺らしからぬ本格感を突き詰めようとしている高級志向なカップ麺の未来も素直に応援していますが、こういったカップ麺でしか味わえないクオリティも守っていってもらいたいですね。チープでジャンクで本格さゼロ! 博多感も皆無w でも素直にカップ麺として美味しい、そんな製品です。こういったレトロな味わいを新商品というカタチで定期的に復刻させる、いいじゃないですか。今後もヘタに手を加えることなく、再販売というカタチで新商品の中にリリースを交えながら、昔ながらの味わいを末永く楽しませてください。油揚げ麺の豚骨ラーメンはこうあるべきだ! そう自信を持って言い放っているようなカップ麺なので、昔ながらのノスタルジックな豚骨味が好きな人には特にオススメしたい一杯ですね。今回は個人的な好みを遠慮なく評価対象に加えちゃってるので、そこは差し引いてやってくださいww 味的に揚げ玉とかセルフトッピングしたらヤヴァイと思います…!

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん 縦型ビッグ 黄色い博多ラーメン
製造者:東洋水産
内容量:94g (めん70g)
発売日:2015年9月14日 (月)
発売地区:全国 (CVS・量販店・一般小売店 他)
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4901990334204

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:430㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋 (特製油)

~標準栄養成分表~

1食 (94g) あたり

エネルギー:466kcal
たん白質:11.0g
脂質:26.3g
炭水化物:46.4g
ナトリウム:2.6g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:1.8g)
ビタミンB1:0.32mg
ビタミンB2:0.34mg
カルシウム:168mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:466kcal (めん・かやく:362kca / スープ:104kcal)
食塩相当量:6.6g (めん・かやく:2.0g / スープ:4.6g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、粉末野菜、卵白、香辛料)、添付調味料(ポークエキス、豚脂、食塩、鶏脂、植物油、砂糖、ごま、香辛料、野菜エキス、粉末煮干し)、かやく(味付豚肉、きくらげ、ねぎ、紅生姜)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、レシチン、pH調整剤、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、酸味料、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、大豆、りんごを含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・大豆・豚肉・鶏肉・りんご・ごま

引用元URL:http://www.maruchan.co.jp/news_topics/documents/1509_tategatabiggu_kiiroihakata.pdf

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コメント

No title
このタテ型は食べてませんがどんぶり型食べて
ホントになんか懐かしい気分にさせられました。
なんかこれぞ!カップ麺らしいとんこつ味でしたね。
この味は昭和世代は絶対喜べると思います。
紅しょうがが小袋だったら完璧なんですが・・。
No title
こんばんわ^^

いやぁ、自分はこれは・・・w
微妙に思えるんですが
どうしようかなー・・・

最近レビューなしで食べてる
カップ麺が非常に多いです。
でも、カメラ手に入ったので
簡易更新したいなぁ・・・
Re:たういパパ
タテ型になってどうなるかなぁ…と、
少しだけ心配な面もあったんですけど、
全く以て問題なかったですね。

どんぶり型と同じく美味しかったです!

ほんと “これぞカップ麺” って感じの一杯ですよね。

世代的に懐かしいと感じる人も多いでしょうし、
自分のようなカップ麺好きも素直に楽しめる内容で、
今後も定期的に発売して欲しいと思っています。

> 紅しょうがが小袋だったら完璧なんですが・・。
好き嫌いありますもんね(笑)

でも別添で生タイプの紅生姜にはない
乾燥だからこその良さがあったと思います!
Re:カブトムシさん
こんばんは! これ、カブトムシさんは
ヤメといたほうがいいかも…(紅生姜けっこう来るw)

でもカップ麺ブロガーとしては食べてもらいたいですね!

お、新しいカメラですか。いいなー。
いつも自分はブログに限らず基本スマホのカメラです…w
No title
takaさん、こんにちは!

これはどんぶり型が気に入ったので迷ったのですが、
おそらく同じ味だろうと思って外したのですよね!

どんぶり型のときはまさに古風なカップ麺に求める
豚骨ラーメンの味そのものといった感じで、
スナック感と油脂のパンチに懐かしさのある麺と、
ノスタルジックな気分にさせてくれる内容でしたね!

ときどきこういった路線のカップ麺も無性に食べたくなりますよね!
そういう意味でも今後もときどき出してほしい商品ですね!(=゚ω゚)

意外とこういう路線の豚骨カップ麺ってないですしね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!

> これはどんぶり型が気に入ったので迷ったのですが、
> おそらく同じ味だろうと思って外したのですよね!
ほぼ同じ味でしたね(笑)
だからこそ期待できると言えるかもしれません!
“あの味” がタテ型でも楽しめるわけですから。

> 意外とこういう路線の豚骨カップ麺ってないですしね!
そうなんですよ。でも “復刻版” と題すれば
新商品として堂々と販売する事ができますし
今後も定期的に発売してもらいたいと思いました!

おそらく今後は記事化しないかもしれませんが、
発売されたら必ず買ってしまうカップ麺だと思います(笑)

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