明星食品「明星 麺の底力 東京背脂豚骨 ノンフライ太麺」



随分と気温も下がってきて、我が家の自家製オクラも収穫の時期を終えたようなので、最近はスーパーで調達することもあるのですが、たまたま国産(徳島県産)のオクラが見当たらず、仕方なくフィリピン産の輸入オクラを買ってみました。が、なんかクサいw 私はオクラを食べるとき、さっと茹でてから何も味付せずに食べるので、なんていうか、こう、農薬チックなニオイがダイレクトに鼻を…(苦笑)野菜を食べろ食べろと厚生労働省が口うるさく推していますけど、その意見には私も賛成です(無類の野菜好きw)ただ、スーパーで野菜を買うとなると、安全性の高い国産は高い、でも安売り品は残留農薬への懸念がある。国は1日あたり350g〜400gの摂取を必要と推定していますが、我々のような田舎人や農家であれば余裕でクリアできる量とは言え、そうでなければ難しい数値ですよね。普段から家で採れる野菜を主食のように食べている身としては、改めて馴染みの野菜をスーパーで買うことによって、その有り難みに気が付かされた瞬間でした。ちなみに最近お気に入りの野菜は、蔓紫(ツルムラサキ)です。あいらぶネバネバw

さて、本日の一杯は、明星食品の「麺の底力 東京背脂豚骨 ノンフライ太麺」です。「麺の底力」は、「濃厚なラーメンスープと独自製法による弾力のあるノンフライ麺の組み合わせにこだわった、20代から30代男性のカップめんヘビーユーザーが満足できる食べ応えを訴求する新ブランド商品」とのこと。これまで明星食品から「ラーメンの底力」というシリーズが定期的にリリースされていましたが、「麺の底力」に改名したのでしょうか。それともベツモノ?「麺とスープの最高の組み合わせにこだわった一杯」という宣伝文句には通じるものがありますし、前回の「濃厚豚骨しょうゆとどっしり太麺」や、「濃厚しお豚骨ともっちり麺」とコンセプトは同じで、パッケージデザインも酷似しています。前回も今回も麺の “弾力” に力を入れているようですし、もしも弾力を追求するシリーズにシフトしたのであれば、他社の追従を許さないバリカタ極細低加水麺を売りにした豚骨ラーメンのラインナップが消えてしまうのか…という不安を感じるものの、麺を売りにするというコンセプトとしては高クオリティ低加水麺の再登場も充分に考えられるので、しばらくは様子見でしょうか。兎にも角にも、麺に重きを置いていることは製品名から伝わってきますし、最近の明星食品が作る多加水系の麺も定評のある低加水麺に負けず劣らず非常に高い水準にあるので、今回も期待したいと思います。もしもシリーズの改名に当たるなら、麺を売りにしたことでスープの作り込みが浅くなっていないかどうか、というのが少し不安要素ですね。そして、素朴な疑問。商品名の「東京」って、一体なにを指しているのでしょう…w それに関しての説明が見当たらなかったので、東京とは縁遠い私には想像がつきません。太麺で背脂の浮いた豚骨ラーメンが東京で流行ってるんですかね。





は、「表面はつるみがあり中心部はしっかりしたコシがある、幅広で弾力の強い食感に仕上げた、食べ応えのあるノンフライ太麺」とのこと。フタを開けた瞬間、とてもいいニオイが漂ってきて食欲をそそられたのですが、小袋は全て封がしてあったし、先に入っているのはノンフライ麺のみ。不思議に思って原材料を見てみると、 “香味調味料” や “ソース” によって味付が施されている味付ノンフライ麺でした。特にソースが意外だったんですけど、「すこびる辛麺」を始め、明星食品はノンフライ麺でも分かり易く味付を施してくることがあるので、納得できなくはないですね。さて、繰り返すように低加水麺には既に定評のある明星食品ですが、やはり最近の多加水系ノンフライ麺の完成度も非常に高い水準にあることが分かります。明確な味付によって実際の生麺とは一線を画してしまうわけですが、つるみのある滑らかな表面は、しっとりとした口当たりと軽快な喉越し。それでいて適度に縮れているので、スープから孤立するような負のイメージは与えません。コシや弾力にもノンフライ麺特有の不自然さはなく、むっちりとした密度の高い噛み応えが印象に残ります。味付がしっかりめだったので、やや麺自体の塩気も強めですね。質感としては自己主張の強い太麺ですが、麺の味付がスープとの一体感を高め、スープ自体にもジャンクな面持ちがあったので、相性は悪くないと思いました。明星食品の作る加水率の高いノンフライ麺の質感には既にある種の安心感を抱いているのですが、ノンフライ麺なのに味付がしっかりしている、というのが今回の麺で最も記憶に残った点で、ちょっと新鮮でした。ちなみにこの麺を食べるときは、湯戻し5分で直ぐに食べ始めるのではなく、スープ類を入れてから2分ほど寝かせてやるのがいいでしょう。スープが麺の表面に馴染むことで、さらに麺とスープの一体感が増し、より歯触りも自然な感じになります。ただ、湯伸びは早くも遅くもなく、一般的なスピードなので、太麺はコシと弾力命だぜ、って人は5分で食べ始めたほうがいいかもしれません。自分は加水率が高めの麺だと、しっとりとした口当たりを求めてしまうので、そういった人は少し寝かせる方向で。

スープは、「豚骨を炊き出した濃厚なスープをベースに、ローストしたガーリック、やコショウを加え味に深みを付け、背脂を浮かべて濃厚感を高めた豚骨スープ」とのこと。「ラーメンの底力」シリーズの後継者なのかどうかは分からないので、勝手な憶測での感想になりますが、そう考えると本格さに欠ける仕上がりです。ただ、一概に安っぽいというわけではなくて、やや化学的な旨味が目立っていたものの、このくらいであれば許容範囲内。でもその方向性は高級志向に非ず、濃厚とはちょっと違う濃い味で、ジャンクさの残る豚骨スープだったんですよね。豚骨感には炊き出したようなリアルな骨っぽさがなく、どこか粉末的。ガーリックも強めに効かされていて、それもジャンクさを加速させていたのかもしれません。これなら油揚げ麺でも問題なく成立しそうな感じ、と言えば伝わるでしょうかw どんぶり型でノンフライ麺を採用した製品にしては珍しいパターンです。しかし、麺が味付麺というカップ麺ならではのノンフライ麺だったので、まとまりとしては悪くないんですよね。このジャンクさを素直に受け入れられるかどうか、そこが評価の分かれ目となりそうです。もしも価格帯が230円オーバーなら、当然マイナスすべきポイントになってしまうのですが、この製品のメーカー希望小売価格は208円という微妙なラインw あとは消費者が持つ個々の価値観と天秤ですね。ちなみに自分はトントンだと思いました。ちなみに背脂は加工品が粉末スープに入っていて、液体スープの油分はラードなど既に液状化した油脂成分のみ。液体スープ湯煎派の人は温めちゃって大丈夫ですよ。背脂加工品が馴染んでから拾って食べてみると、ぷにぷに感とか動物由来のコクがあって、結構それっぽかったです。思ってたスープとは違ったんですけど、コレはコレでアリですね。 “粉末おから” や “とろみ粉末” なんかも入っていましたが、特にドロドロしてるとか妙にザラついてるとか、そういった舌触りは感じられませんでした。それからアレルゲン情報を見ると魚介系の成分も含まれているようですが、体感的な魚介の要素は殆ど無かったです。

かやくは、「チャーシュー、メンマ、ネギ」とのこと。具材はソツなく取り揃えました、って感じですね。この価格帯で明星食品が作る製品としては、全く以て許容範囲内の内容です。それぞれソツなくとは言え、各々のクオリティは決してチープなものではありません。チャーシューからは脂身のジューシーさが感じられ、それなりに肉らしさもあり、価格帯を考慮すると及第点以上だと思います。少なくとも目立った安っぽさはなく、よくあるペラッペラなヤツよりかは断然マシですね。メンマは小振りなものが少量だったのですが、食感と風味はきちんとメンマでした。そんなに存在感は無かったけどw でも意識的に食べると箸休めくらいにはなるでしょう。ネギは微妙な色合いでしたが、食感と風味はアクセントになっていて良かったです。全体のコスト配分を考慮すると、まぁ具材はこんなもんでしょう。

(標準は★3です)

「麺の底力」という名前にも納得というか、ややスープの豚骨感に本格さが抜けていたり、具材が無難だったり、コストの配分が偏っているような気もしましたが、味付の施されたノンフライ麺は印象に残るものでした。まず味付麺という時点で本格さに欠けるところがあるんですけど、口当たりや歯触りなど、質感としては申し分なかったし、カップ麺のノンフライ麺として割り切った上で突き詰めたというか、そのような姿勢には強い個性が感じられました。麺自体は本格的な質感なのにジャンクな面持ち、そんなバランスだったからこそ、スープのジャンクな感じとも合っていたんですよね。非常に曖昧な立ち位置を選んだような気もしますが、明星食品らしい遊び心が感じられるというか、この試みは面白いと思いました。少なくとも、日清食品は決してこのような製品作りはしないでしょう。(もちろん褒め言葉です)完全に本格的でもなく、かといって安っぽいわけでもなく、どこか中途半端なんだけど、その中立さは嫌味なものではありませんでした。「ラーメンの底力」シリーズが無くなってしまったのかどうかは未だわかりませんが、この方向性のチェンジが吉と出るか凶と出るか、今後どういった製品をリリースしてくるのかシリーズの展開が楽しみでもあります。ただし、ラーメンの底力シリーズにあった本格的なバリカタ豚骨ラーメンが食べられなくなるのであれば、それは掛け替えのない大き過ぎるマイナスですが…。実際に自分が食べた感想とメーカー側の思惑を想像して照らし合わせてみると、どちらの視点から見ても試験的な雰囲気を感じる一杯でした。ただ、抱き合わせの同時販売品があるので、そいつに私の勝手な推測が覆されるかもしれないんですけどねw 明日、記事にして投稿する予定です。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:麺の底力 東京背脂豚骨 ノンフライ太麺
製造者:明星食品
内容量:97g (めん65g)
発売日:2015年9月7日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:208円 (税別)
JANコード:4902881413671

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:400㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋 (粉末スープ・液体スープ・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (97g) あたり

エネルギー:370kcal
たん白質:9.3g
脂質:11.6g
炭水化物:57.1g
ナトリウム:2.7g
(めん・かやく:0.7g)
(スープ:2.0g)
ビタミンB1:1.55mg
ビタミンB2:0.21mg
カルシウム:112mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:370kcal (めん・かやく:237kca / スープ:133kcal)
食塩相当量:6.9g (めん・かやく:1.8g / スープ:5.1g)

原材料名:めん(小麦粉、植物油脂、食塩、香味調味料、デキストリン、大豆食物繊維、酵母エキス、ソース)、スープ(豚・鶏エキス、ラード、糖類、食塩、しょうゆ、香味油、背脂加工品、酵母エキス、デキストリン、香辛料、たん白加水分解物、粉末おから、とろみ粉末(でん粉、デキストリン、植物油脂)、香味調味料、ねぎ、植物油脂)、かやく(チャーシュー、ねぎ、メンマ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、香料、増粘多糖類、かんすい、炭酸カルシウム、乳化剤、リン酸塩(Na)、カラメル色素、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、酸味料、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に卵、乳成分、えび、ごま、さけ、さば、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・さけ・さば・大豆・ごま・ゼラチン

引用元URL:http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101177/201508112652/_prw_OR1fl_JGwKdZ81.pdf

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コメント

No title
これは思ったよりもジャンキーでちょっと意表をつかれました。
自分が食べたのがマルちゃん正麺豚骨のすぐ後・・・
こりゃ、荷が重いですね・・。
同価格帯としてマルちゃん正麺に勝てる部分はなかったかな?
コレ食べてマルちゃん正麺カップの威力をまじまじと感じました。
で、やっぱり東京の豚骨がわからんww
Re:たういパパ
全体的に本格路線かと思いきや
意外にもジャンクな面持ちを感じる製品でしたね!

> 自分が食べたのがマルちゃん正麺豚骨のすぐ後・・・
各所でもマルちゃん正麺の評判は高いみたいですし、
直前に食べてたらそう思われるのも仕方ないでしょう(苦笑)

個人的には面白いと思いましたけど!
でも納得の「★5」には満たないかなぁ…って感じでした。

っていうかマルちゃん正麺そんなにスゴいんですね!

> で、やっぱり東京の豚骨がわからんww
そうそうw 一体どのへんが「東京」なのか、
その説明をニュースリリースに載せて欲しかったです(笑)

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