日清食品「なだ万監修 和だしの麺 蟹だし味噌」



本日2回目の更新で、「なだ万監修 和だしの麺 しじみだし醤油」に続きまして、日清食品の「なだ万監修 和だしの麺 蟹だし味噌」です。相方は「しじみだし醤油」で、こちらは「蟹だし味噌」とのこと。うんうん、題材に老舗和食料理店っぽい高級感あっていいですねー。いつも日清食品は甲殻類特有の芳ばしさを分かり易く表現してくれているので、蟹っぽい芳ばしい風味に期待したいと思います。





は、「新開発した3層構造のノンフライ麺」で、「食物繊維を練り込むことでカロリーを低減するとともに、使用する食塩の量を減らしながらも、中華麺ならではの弾力ある食感を保ってい」るとのこと。おそらく「しじみだし醤油」と同じ麺でしょう。量的にも質感的にも食べ応えはクリアできませんが、繊細なスープとの相性は良好。こちらも主張の弱さが功を奏し、バランスがいいと感じました。ちなみに「使用する食塩の量を減らしながらも、中華麺ならではの弾力ある食感を保ってい」るという製品説明がありますが、製麺に於ける食塩が担う役割のひとつとして、グルテンを引き締め生地の弾性と伸展性を増すという効果があるので、麺の弾力と食塩には大きな関わりがあるんですよね。そんなに言うほど弾力はなかったんですけど、練り込まれた食物繊維とノンフライ製法のカバーがあって、カップヌードルなどに使用されている油で揚げたヌードル麺よりは耐久性があると思います。

スープは、「和風だしをベースに蟹の豊かな風味と旨みを加えた上品な味噌スープ」とのこと。想像していたよりも甲殻類特有の芳ばしさは大人しかったんですけど、優しい味噌の風味の中に蟹っぽい芳ばしい香りがほのかにあって、それっぽい雰囲気はきちんと感じられました。もちろん味噌やタレの主張に輪郭は無く、塩カドも感じられません。私には丁度いい塩分濃度でしたが、薄味に懸念がある人はお湯を少し多めに入れるといいでしょう。もともとの塩分濃度が低いので、こういった場合お湯の量で調整できますからね。糖類の甘味が蟹身の甘味を思わせ、然りげ無く一役買っていたと思うし、昆布パウダーが旨味を後押し。「しじみだし醤油」ほどの明確な柱はありませんでしたが、減塩カップ麺のスープとしてはそれなりの水準には達しているでしょう。シーンや年齢層を考慮すると、需要と価値は見出せると思います。ただ、もうちょっと甲殻類のインパクトが欲しかったのが正直なところですね。これに関しても、ある程度ならお湯の量でカバーできそうですが。

かやくは、「カニ風味かまぼこ、かきたま、白ねぎ、ワカメ」とのこと。カニ風味かまぼこは、「シーフードヌードル」などに入っている練り製品と同じだと思います。言ってしまえば “偽カニ” ですけどw 雰囲気を醸し出すには充分な具材でしょう。サイズも大きいので、ボリュームを稼ぐという意味でも効果的ですね。その分、他の具材にコストがかけられなかったのか、かきたま,白ねぎ,ワカメはそんなに存在感なかったんですけど、具材の構成としては申し分なかったです。スープが薄味だったので、もうちょっとワカメの量を増やし、磯の主張でアクセントをつけても良かったかな、と思いました。でも食塩相当量が上がっちゃうのかな…。

(標準は★3です)

減塩&低カロリー製品ならではのネガティブさが皆無とは言えず、もうちょっと蟹は頑張れたと思うので、少し厳しめに評価しました。とは言え、機能性カップ麺としては美味しい部類だと思います。量が少ない分だけ食塩相当量も少ないので、サイドディッシュにいいかもしれませんね。少なくとも一般的な成人男性が一食分を満たすには、間違いなく物足りない量だと思います。反面、呑み〆や夜食、軽い朝食なんかには誂え向きと言えるでしょう。あんまりこってりしたもの食べたくないなー、って時にも重宝すると思います。そういった意味では癖のある製品なので、シーンと需要を考慮して手に取りたいですね。これは余談なんですけど、栄養成分表の数値で “炭水化物” の項目が “糖質” と “食物繊維” に分けられているのは機能性カップ麺ならではの表記方法なので、そこは何の違和感もありませんでしたが、ビタミンB1とビタミンB2の低さに驚きました…w さて、こちらも間違いなく物足りないと感じさせるのは内容量だったので、内容量が増えると必然的に食塩相当量も増える、という壁は非常に高いものかと思いますが、健康志向なカップ麺でもお腹いっぱい満足できるように、今後は量的な課題にも向き合ってもらいたいですね。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:なだ万監修 和だしの麺 蟹だし味噌
製造者:日清食品
内容量:47g (めん36g)
発売日:2015年8月31日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:180円 (税別)
JANコード:4902105239421

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:紙
必要湯量:280㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:無

~標準栄養成分表~

1食 (47g) あたり

エネルギー:178kcal
たん白質:5.6g
脂質:5.1g
糖質:23.1g
食物繊維:8.6g
ナトリウム:1.0g
(めん・かやく:0.3g)
(スープ:0.7g)
ビタミンB1:0.07mg
ビタミンB2:0.07mg
カルシウム:7.6mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:178kcal (めん・かやく:146kca / スープ:32kcal)
食塩相当量:2.5g (めん・かやく:0.7g / スープ:1.8g)

原材料名:めん(小麦粉、植物性たん白、植物油脂、食塩、チキンエキス、ポークエキス、醤油、香辛料、たん白加水分解物)、スープ(味噌、糖類、魚介エキス、小麦粉、豚脂、香辛料、食塩、昆布パウダー)、かやく(魚肉練り製品、卵、ねぎ、わかめ)、加工でん粉、調味料(無機塩等)、かんすい、炭酸Ca、カラメル色素、香料、増粘多糖類、ベニコウジ色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、カロチノイド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、えび、かに、ごまを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・えび・かに・大豆・ごま

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/4488

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コメント

なんか・・・
ミス・ヤマモトが堪えてる!(笑)
Re:JoJo氏
まさか前記事の「mistake」と「Miss」を掛けて…
っていうかヤマモトは女だったの?!w
No title
takaさん、こんばんは!

ちなみにこのなだ万シリーズはどちらも
お湯をかなり少なくして作りました!

それでも塩カドは他のカップ麺より明らかに弱かったので、
かなり思い切った減塩だったのは間違いないですね!(=゚ω゚)

その一方で旨味はどちらのバージョンも強く、
舌にその旨味がしっかりと残るものでしたね!

旨味を立てることで低めの塩分を補う手法はよくありますが、
まさにそれを王道の手法で実現したとも言えますね!

自分はtakaさんに比べると塩カドにはかなり強いので、
お湯を少なめに作ってもなお「塩を加えたい」
なんて思ってしまったりもしましたが!(゚◇゚)

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!

> ちなみにこのなだ万シリーズはどちらも
> お湯をかなり少なくして作りました!
自分もそうしようかと思ったんですけど、
今回は敢えて規定の量を守ってみました。

でもこれなら少なめで丁度かもしれませんね!

おっしゃる通り減塩系の機能性製品は、
基本的に旨味で塩気の物足りなさをカバーする傾向にありますが、
まさに今回はそれが顕著だったと思います。ほんと、王道の減塩でした。

個人的には「しじみ」に軍配です!

> 自分はtakaさんに比べると塩カドにはかなり強いので、
> お湯を少なめに作ってもなお「塩を加えたい」
> なんて思ってしまったりもしましたが!(゚◇゚)
自分はお湯少なめで丁度いい塩梅かもしれません(笑)
塩カドがネックになるとレビューに響くのがツラいです…(泣)

でも不思議なことに夏は身体が塩分を求めているのか
塩カドを欲している自分も居たりして面白かったんですけどね!w

どうでもいい話ですけど、塩気に過剰反応するようになったのは
ここ最近の話で、数年前まではマクドナルドでもポテトは塩オオメが基本、
ラーメンにもタレのキレを求めたりと、今とは対照的だったかもしれません。

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