東洋水産「マルちゃん やみつき屋 台湾まぜそば」



サントリーの「クラフトマンズビア 鮮烈の香り」を飲みました。イオン系列店舗で販売されているビールで、このビールが第6弾に当たるみたいですね。イオン系列店舗限定とか言われると、ちょっとPB商品っぽいチープな感じがして(完全に凝り固まったイメージw)普段は率先して手に取ることもないのですが、 “鮮烈” なんて言われたら気になるじゃないですか。随分と強気なネーミングなので、自らハードルを高く上げているような気もしますけどw 仕上がりは思っていたよりも上々です。カスケードホップとカラメル麦芽を一部使用したというだけあって、ホップの香りと麦のコクがきちんと感じられました。この値段でクラフトビールの雰囲気を楽しめるので、充分アリでしょう。ただ、 “鮮烈” ってほどの迫力や臨場感は感じられなかったです。アンバーラガータイプ(下面発酵)とのことですが、テイストの雰囲気はエール(上面発酵)に近いですね。ちょっと “セッションIPA” とタイプが似ています。そのジャンルに当て嵌めると極めて軽い部類に入るので、セッションIPAの雰囲気を確かめる入門編として味わってみるのも楽しいかもしれません。クラフトセレクト第2弾の「スペシャルビター」と方向性が似ていて、それをより親しみやすいマイルドな位置に落ち着かせたような印象ですね。比較的苦味が弱く、香りは華やかなタイプだったので、ワイングラスで嗜むのがいいでしょう。クラフトビールの浸透率も随分と身近なものになってきたと思うので、展開が楽しみですな。

さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん やみつき屋 台湾まぜそば」です。今夏は「台湾まぜそば」を題材としたカップ麺のリリースが非常に多い年になりましたが、例に漏れず東洋水産からも発売されましたね。これまで当ブログでは、サンヨー食品の「プライムワン 麺やはなび 台湾まぜそば」、ヤマダイの「ニュータッチ 名古屋発台湾まぜそば」、明星食品の「明星 夏の台湾まぜそば」、エースコックの「名古屋でみつけた ピリ辛台湾まぜそば」を紹介してきました。題材が同じとは言え、メーカー各々に特徴があって、なかなか面白かったんですよね。今の所トップに君臨しているのは、ノンフライ麺にレトルト具材を駆使したサンヨー食品の台湾まぜそばです。東洋水産は油揚げ麺+レトルト具材という組み合わせなので、これまでの製品にはなかった組み合わせですね。東洋水産はレトルト調理品に定評がありますし、いつも汁なし系は手堅い印象なので、楽しみです。





は、「太くてモチモチしたコシの強い角麺」とのこと。油そば系の製品に用いられるタイプの太麺で、食べ応えのある油揚げ麺です。一見すると歯に纏わり付いてくるような粘り気の持ち主に見える油揚げ麺ですが、歯切れのいい軽さを兼ね備えていて、確固たる存在感がありながらも無骨なほど主張が強いわけではありません。ソースの味付が濃いめだったんですけど、それに負けない程度の自己主張は持たせ、尚且つソース馴染みにも気を配っているような印象。太さも噛み応えも丁度いいと思えたし、ほぼ大盛仕様の麺量120gなので、食べ応えがあってよかったです。東洋水産らしく精製ラードの芳ばしさを感じますが、味付が濃いめだったので、油揚げ麺特有の風味はそれほど気になりませんでした。

ソースは、「ポークベースの醤油ダレに、にんにく・唐辛子等の香辛料と魚粉を利かせた台湾まぜそば風ソース」とのこと。レトルト調理品を馴染ませる前に味見してみたのですが、きちんと台湾まぜそばらしい風味ですね。醤油ベースのタレにニンニクが強めに効いていて、魚粉でアクセントを加えるという手法は王道。粉末ソースには花椒が忍ばせてあるようで、ほのかに香りと麻味を感じました。そして台湾まぜそばには必須とも言える魚粉ですが、東洋水産は “あじぶし” を使用しているようですね。風味はサバと似ているのですが、アジのほうがサッパリしていると言われています。それをカップ麺で体感できるかどうかは置いといてw 魚粉のアクセントは効果的でした。ただ、できれば別添のフリカケとして分けて欲しかったですね。ブランドコンセプト的に味付は濃いめだったんですけど、そこまで塩気にはカドを感じません。ここへ具材のレトルト調理品が加わることによる塩分濃度に対しての懸念があったのですが、レトルト調理品自体の味付も塩カドが控えめだったので、杞憂に終わり一安心。しっかり混ぜて馴染ませてやると、肉の旨味やコクが味に厚みを持たせ、唐辛子や花椒を思わせる刺激が増し、台湾まぜそばらしさが一気に加速します。辛さはピリ辛程度でしたが、花椒の風味と麻味で複雑味があって、なかなか良く出来ていると思いました。

かやくは、「甘辛い味付の豚挽肉(レトルト辛肉調理品)、ねぎ、粗挽唐辛子」とのこと。ニラや刻み海苔がないのがビジュアル的に寂しいところですけど、やはりレトルト調理品による挽肉の存在感は圧倒的ですね。味付は甘辛く、甜麺醤などの味噌系の要素や花椒のアクセントが含まれます。一般的に基本の台湾まぜそばには味噌など入らないようですが、今回のソースとの相性は良かったし、むしろ纏まりとしては功を奏していると言えるでしょう。味付の風味もクセになる感じで美味しかったです。挽肉の質感もさすが東洋水産のレトルト調理品と言わせしめるもので、不自然さのないリアルな食感。他の定番具材は省かれていますが、満足度の高い挽肉の再現度によって、そういった不満を感じさせないだけの余裕がありました。原材料には “植物性たん白” も使用されていたので、フルで挽肉ではないようですが、そういった不自然さや違和感を感じさせない、というのも東洋水産のレトルト調理技術の裏付けになっていたように思います。

(標準は★3です)

レトルト調理品にコストがかかったのか、希望小売価格は税抜220円と少し高めですが、それ相応の満足度は得られると思います。それにヤマダイの製品を除くと、各メーカーの希望小売価格は200円オーバーがラインになっているようなので、特別値段が高いわけではないんですよね。むしろサンヨー食品(248円),明星食品(225円),エースコック(240円)と比較すると、最も低い価格設定となっています。レトルト調理品にコストを注ぐことによって各社との差別化も図れていたし、その手法によって東洋水産らしさが色濃くなり、 “具材特化型” という方向性から製品の位置付けが確固たるものになっていたのが好印象。甜麺醤や花椒の風味など、そういった要素も個性になっていて良かったです。濃いめの味付で「やみつき屋」というブランドコンセプトも分かり易く体現できていたし、足りない具材を自分で補ってやれば、さらなるポテンシャルを引き出すことができるでしょう。やはりオススメの具材は定番の刻み海苔や卵黄、生の刻み玉葱なんかが合いそうです。こうリリースが続くと若干の飽きは否めませんでしたが、各社の個性が垣間見れ、なかなか面白い夏でしたね。ただ、愛知県がホームグラウンドの寿がきや食品から台湾まぜそばを題材としたカップ麺のリリースが無かった、というのは少し意外でした。麺屋はなび監修のチルドタイプ製品や、台湾まぜそばの素は発売しているようなので、カップ麺まで手が回らなかったのでしょうか。今年ほどの勢いが見られるかどうかは分かりませんが、台湾まぜそばも既に汁なしカップ麺の定番ラインナップのひとつとして定着しつつある題材だと思うので、来年の夏も楽しみですね。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん やみつき屋 台湾まぜそば
製造者:東洋水産
内容量:175g (めん120g)
発売日:2015年8月24日 (月)
発売地区:全国 (CVS・量販店・一般小売店 他)
希望小売価格:220円 (税別)
JANコード:4901990334020

麺種類:油揚げ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:690㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋 (粉末スープ・液体スープ・レトルト調理品)

~標準栄養成分表~

1食 (175g) あたり

エネルギー:696kcal
たん白質:15.1g
脂質:31.2g
炭水化物:88.6g
ナトリウム:2.1g
ビタミンB1:0.47mg
ビタミンB2:0.54mg
カルシウム:305mg

(食塩相当量:5.3g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、精製ラード、食塩、醤油、香辛料、粉末野菜、卵白)、添付調味料及びかやく(植物性たん白、ポークエキス、ラード、豚肉、香辛料、醤油、豆板醤、デキストリン、糖類、植物油脂、甜面醤、酵母エキス、粉末さばぶし、発酵調味料、でん粉、香味油脂、粉末あじぶし、ねぎ、卵黄粉末)、加工でん粉、トレハロース、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、酒精、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、カラメル色素、かんすい、増粘多糖類、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、ごま、鶏肉、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・ゼラチン・大豆・豚肉・鶏肉・さば・ごま

引用元URL:http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2015/08/post_1118.html

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コメント

No title
今年の台湾まぜそば総決算の製品でしたね。
自分はコスパ考えたらこの製品がいちばんいいですね。
このレトルト具材がとても良かったです。
で、台湾まぜそばブーム・・・もういいです、自分には・・・(^_^;)
別のブームでお願いしたいww
No title
問題なく220円でも買う商品ですw

太目の麺にジャンクな感じならば
100%と言ってもいいですから。

最近、力仕事も多いせいか
パワーの付くものばかりを
体が欲しているような気がします。
Re:たういパパ
たしかに値段的なコスパは高かったですね!

具材の内容は単調でしたが、その単調さを補うだけの満足感を
レトルト調理品で感じさせるという手法、さすがだと思いました。

> で、台湾まぜそばブーム・・・もういいです、自分には・・・(^_^;)
たしかに台湾まぜそばの勢いは急でしたからねw
Re:カブトムシさん
> 問題なく220円でも買う商品ですw
これきっとカブトムシさん好きなヤツですよw

力仕事が多いですかー。
上質なタンパク質を摂ってくださいね!

ということはダイエットも捗り中?
No title
takaさん、こんばんは!

今年のカップ台湾まぜそばのブームは激しかったですね!
ここまで各社がそろって出してくるとは予想外でした!

ヤマダイ、明星、エースコック、東洋水産に、
PrimeOneではサンヨー食品も手がけていたりと、
5大メーカーのうち日清以外はどこも出しましたしね!

そういえば日清ってまぜそば系はなぜか出さないですね!
そのあたりは明星が強いので任せてるのかもしれないですが!(=゚ω゚)

その中での後発組だった東洋水産は、
レトルト具材で一点突破的に勝負するという方法で、
他にはない個性を上手く出せていましたね!

肉のリアル感が楽しむことができるというのは特に良かったです!

自分はけっこうジャンク系のものも好きなので、
来年も2・3個ぐらいは台湾まぜそばが出るのを期待したいですね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは! 激しかったですねー。まさにラッシュw

言われてみれば日清食品のリリースはありませんでしたね!

「麺職人」から中部地区限定で
「台湾ラーメン」は発売されましたが、
台湾まぜそばのリリースは無かったですし、
仰る通り明星食品に任せたのかもしれません。

> レトルト具材で一点突破的に勝負するという方法で、
> 他にはない個性を上手く出せていましたね!
はい! きちんと個性や特色が感じられたのが良かったです。
それに製品としての完成度も高く、きちんと満足できました。

おそらく来年も何社かリリースはあるでしょう。
次は台湾まぜそばの亜種製品にも期待したいです! カレー味とか!

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