日清食品「日清麺職人 鴨だし」



本日の一杯は、日清食品の「日清麺職人 鴨だし」です。今回、「2013年に発売し、期間限定のバリエーション商品として最高ヒットを記録した『鴨だし和風しょうゆ』が、装いも新たに『日清麺職人 鴨だし』としてラインアップに加わ」ったとのこと。パッケージには15周年を記念した文字があるんですけど、メーカーHPやニュースリリースの写真にあるパッケージにはそのような記載がないので、15周年の文字は今だけパッケージなのかもしれませんね。つまり、新たに “レギュラー商品の” ラインナップとして加わった、という意味なのかな、と。いや、あくまで私の勝手な憶測なので、話半分に聞き流してくださいねw 日清食品で “鴨” と言えば、「日清のどん兵衛 鴨だしそば」が真っ先に思い浮かぶんですけど、それに負けない鴨感に期待したいと思います。「鳥中華」とか好きなので、必然的に期待値上昇中w





は、「"まるで、生めん。" のような食感の3層ノンフライ麺」で、「うまみを利かせた和風スープにマッチするしなやかな中細ストレート麺」とのこと。いつものノンフライ麺だと思います。この麺、ほんと秀逸ですよね。希望小売価格180円とは思えない仕上がりで、何度食べても素晴らしいの一言に尽きます。スーパーなんかだと基本100円前後で捕獲可能なシリーズですし、コストパフォーマンスは折り紙付き。この麺を味わえる、それだけで価値が見出せてしまうような質の高さだと思います。麺の表面をコーティングする鴨脂と小麦感の強い麺の風味が絶妙に絡み合っていて、調子は良好。麺単体としてのクオリティには相変わらず文句のつけようがなく、この価格帯で安定した供給を実現しているという点を考慮すると、麺に関しては完璧と言っても差し支えないと思います。 “まるで、生めん。” の看板にも嘘偽りなく、この麺に対しての不満は皆無に等しいですね。優秀、超優秀。

スープは、「鴨だしの上品な味わいと香り高さが特徴のしょうゆ味スープ」で、「すっきりとした中にもだしの深みが感じられる、やや甘めの味わいに仕上げ」たとのこと。おっと…キましたね…キましたねコレは。強烈に鴨が打ち出された醤油スープで、「日清のどん兵衛 鴨だしそば」に匹敵する、いや、鴨の力強さはそれ以上かもしれません。このブランドは繊細さが売りのシリーズですが、今回かなり思い切った押しの強さですね。この鴨感は期待以上です。ベースに含まれている合鴨エキスも然る事乍ら、合鴨由来の動物油脂による芳ばしい鴨の風味と香りが印象深く、誰が飲んでも鴨と分かる個性あふれる主張。それでいて一辺倒ではなく、しっかりと鴨を中心に据えつつ、鰹と昆布が旨味を支えていて、こっくりとした甘味を帯びた醤油ダレが加わることにより、非常に奥深い味わいとなっています。その方向性から “スープ” と “つゆ” の境目が曖昧な印象を受けてしまうかもしれませんが、鴨を支えるように鶏の油脂感が重なり、動物性の要素を色濃くすることによって、きちんとラーメンのスープとして成り立っているように思いました。こっくりとした甘味と強烈な鴨の主張をクセと感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、それが明確な個性となっていて、自分的には大きな加点要素でした。

かやくは、「鴨つくね、揚げ玉、ネギ、焼きのり」とのこと。原材料名で鴨つくねは “味付合鴨肉” となっていて、「日清のどん兵衛 鴨だしそば」に入っている鴨つくねと同じものだと思います。味付はコッチの方が濃いめに感じたのですが、スープの関係かもしれません。単体で食べて鴨! ってほど分かり易い風味はないんですけど、スープに浮かぶ鴨脂を纏わせるようにして食べると雰囲気は感じられるでしょう。何よりきちんと鴨肉を使用している、そのこだわりに好感が持てます。決して量が多いわけではありませんが、旨味の詰まった存在感のある肉具材で、サイズ的にも物足りなさは感じませんでした。揚げ玉は油脂感が嫌味なく適度なコクを与えてくれていて、時折ふわふわとした食感がアクセントになり、目立った主張こそなかったものの、確実に寄与していたと思います。これは個人的な好みですけど、「鳥中華」のように揚げ玉はもっとどっさり入れてくれてもいいです、はい。焼き海苔は鴨出汁の効いたスープとの相性が良く、じっくりとスープに浸してから海苔で麺を巻くようにして食べるといいでしょう。基本、ラーメンに海苔は別に要らない派なんですけど、そんな自分でも今回は必要価値が見出せました。揉み海苔や刻み海苔を入れても合いそうですね。ええ、インスパイアされてますw

(標準は★3です)

鴨南蛮に中華麺を合わせたような雰囲気だったので、好みによっては蕎麦で食べたいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかり “ラーメン” として成立していると私は感じました。和の趣を感じるラーメンが自然に提供されるようになってきた、という世相の浸透率も少なからず影響しているのだと思いますけどね。あと、個人的な好みも…w 蕎麦の芳ばしい風味と鴨出汁のコントラストを味わうことは叶いませんが、小麦感の強い中華麺と鴨出汁という組み合わせは、ココにしかない世界を生み出しているようでした。 “鴨=蕎麦” という固定概念があると、どうしても中華麺を否定してしまう想いがあるかもしれませんが、ストイックに反応しなければいけないような違和感は無いと思います。刻み海苔や天かすを追加トッピングして、「鳥中華」風にアレンジしたら美味しそうだなー。もうひとつ買ってやってみよw

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:日清麺職人 鴨だし
製造者:日清食品
内容量:94g (めん65g)
発売日:2015年8月3日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:180円 (税別)
JANコード:4902105235294

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:410㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋 (液体スープ・かやく・焼きのり)

~標準栄養成分表~

1食 (94g) あたり

エネルギー:284kcal
たん白質:8.8g
脂質:4.1g
炭水化物:53.0g
ナトリウム:2.5g
(めん・かやく:0.7g)
(スープ:1.8g)
ビタミンB1:0.34mg
ビタミンB2:0.43mg
カルシウム:140mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:284kcal (めん・かやく:251kca / スープ:33kcal)
食塩相当量:6.4g (めん・かやく:1.8g / スープ:4.6g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、植物油脂、卵粉、醤油、チキンエキス、大豆食物繊維)、スープ(醤油、糖類、たん白加水分解物、食塩、合鴨エキス、動物油脂(合鴨、鶏)、魚介エキス、植物油脂、チキン調味油、チキンエキス、香味油、小麦粉、かつおパウダー、昆布エキス、魚介調味油、大豆食物繊維)、かやく(味付合鴨肉、揚げ玉、海苔、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸Ca、増粘多糖類、カラメル色素、香料、乳化剤、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、リン酸塩(Na)、ベニコウジ色素、(原材料の一部に乳成分、えび、豚肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・大豆

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/4421

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コメント

No title
やっぱり麺職人はいい製品つくります!
うまく中華麺と鴨出汁を合わせたなって思います。
ししみ出汁の前作までは及びませんが
今回もよく出来ていました。

中に入っている海苔をそのままじゃなくて、
それをハサミで切って刻み海苔にすると良さげ!
次回、海苔添付商品で試してみよっと!
No title
海苔って、トッピングの中では
評判が悪いですね...

僕はたっぷりスープに浸して、海苔の旨味を
引き出すようにしてます。

家系のような大判の海苔は、抵抗がありますが
適度なサイズであれば、アリですねぇ...

このシリーズの鴨だし、僕も好きですわ...
Re:たういパパ
安くて本格的! このシリーズは本当に強いと思います。
もはや★3以下はありえないオーラが漂ってるんですよねw

たしかにシジミほどのインパクトはありませんでしたが、
価格帯も含め、完成度の高さは裏切りのないものでした。

> 中に入っている海苔をそのままじゃなくて、
> それをハサミで切って刻み海苔にすると良さげ!
それいいアイディアですね!
合う合わないはありそうですけど、和風系ならハマりそうです。
自分は撮影の関係上不可能なのでw パパよろしく!!
Re:ハシダ・メンさん
> 海苔って、トッピングの中では
> 評判が悪いですね...
そうなんですよね(苦笑)
ちょっと前まで私も頑なに否定派だったんですけど、
でも最近は好みが変わったのか、受け入れられるようになりました。

たしかに家系の大判サイズには、まだ抵抗がありますけど、
ちょっと飾りに入ってるくらいだと好きになってきたように思います。

スープにしっかりと浸してから、
麺と一緒に食べると結構イケるなー、って。

麺職人の鴨だしは初版を食べられたのでしょうか?
ほんとこのシリーズは基礎クオリティの平均値が高いですよね。

コスパも高く、いつも安心して手に取ることができます。
スーパーなんかで容易に入手できますからね! 何より安いw
No title
くっ・・・

やはり、お師匠さまが作ると
写真が・・・

でも夜食はいただきませんw
Re:カブトムシさん
それでも麺職人シリーズは寂しく見えますねw

このシリーズならカロリーも脂質も低いですし
夜食に向いてるのでは? ← ダメw 無視してww
No title
takaさん、こんばんは!

これもまたよくできてましたね!(`・ω・´)

しじみだしに続いての高い完成度で、
自分の中での今後の麺職人への期待度も大きく高まりました!

以前はそれほど追いかけてなかったシリーズなのですが!

やや甘めのかえしと鴨だしを合わせるという、
和風の鴨だしによく見られるスタイルを踏襲しつつも
鴨脂を中心に動物系の旨味をよりメインに据えることで
中華麺向けに上手くアレンジされていましたね!

それにしてもこの価格帯でこの麺にこのだしと、
コストパフォーマンスにかけては群を抜いていますね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんにちは!

このシリーズは★の数をつけるのに悩みます(苦笑)

コスパも含めて★6以上! なんて時が多いんですけど、
「麺職人だから」という言葉がハードルになっているので、
うーん、麺職人だから★5かな。ってなったりするんですよね…w

> 以前はそれほど追いかけてなかったシリーズなのですが!
たしか前に記事でも仰ってましたね!

今では麺職人に対しての期待値も上がっているようなので、
かーとさんの麺職人レビューも楽しみにしてるんですよ。

このカップ麺は鴨だし × 甘めの醤油ベースということで、
そのまま和蕎麦を入れても成立しそうなテイストでありながら、
動物系の要素を強めることで調整していたことが印象に残りました。

ノンフライ麺も完成系に近い領域に達してますし、
価格帯も含めてコスパの高さは異常なレベルですよね。
自分の行動範囲内では89円均一で捕獲可能だったりするのでw

今後も新作が楽しみなシリーズです!

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