愛知ハム販売「味仙台湾ラーメン」 - FCP(愛知ハム販売)

愛知ハム販売「味仙台湾ラーメン」



シルバーウィーク終わっちゃいましたねー。皆さん楽しまれましたか? 何処に行っても人混みで、普段ど田舎で静かに暮らしていると、日本ってこんなに人が住んでるんだなぁ…ってw 東京都内では暮らせないなオレ…(苦笑)ところでシルバーウィークって、“敬老の日” と “シルバー” を掛けてるわけではないんですねw

さて、本日の一杯は、愛知ハム販売の「味仙台湾ラーメン」です。 “ハム” って肉屋がカップ麺…? そもそも「株式会社愛知ハム販売」とは一体w という疑問から軽く調べてみたところ、「もともとは学校給食などに食肉を卸していた精肉問屋」で、「2年前から『鶏ちゃん』『台湾ラーメン』などのオリジナル商品を企画開発・販売するように」なった会社だそうです。学校給食から台湾ラーメン…ま、まぁ愛知県の会社ですから、 “名古屋めし” のひとつとして挙げられる “台湾ラーメン” に繋がるのは理解できなくもないですけど、如何せん情報が少なくてw しかも何気にしれっと再現カップ麺で、台湾ラーメンの元祖「味仙」監修のタイアップ商品。同社から生タイプの製品も販売されているみたいですね。製造メーカーのウェブサイトや、製品情報が記載された公式サイトなどが発見できなかったので、今回は追記の製品情報にもたくさん穴があります。ごめんなさい。愛知ハム販売という会社が “販売者” となっていますが、 “製造者” は別なのか、それとも自社工場があるのか…と、謎は深まるばかり。そんな謎多き中、さらに謎が深まるパッケージの文字。 “ソフトカプセル(ラー油風味)使用” ・・・はい?w


あ、ほんとにカプセルが入ってるw



は、「寿がきや食品」の油揚げ麺とそっくりですね。油揚げ麺臭は全開で、ボソボソとした食感とチープな風味を感じる油揚げ麺なんですけど、それなりの経時劣化耐性を備えています。このジャンクで安っぽい油揚げ麺は、今回のスープと合ってないわけではなかったんですけど、有名店監修の再現カップ麺にしては・・・みたいなw 販売者の希望小売価格が分からないので、何とも言えないような部分もあるのですが、クオリティは廉価版(オープン価格)製品のそれでした。

スープは、フタを開けた瞬間、スナック菓子(?)みたいな匂いがw 一応、醤油ベースのスープに軽くニンニクの風味があって、台湾ラーメンらしく辛味のあるスープにはなっているのですが、路線は完全にジャンクだったので、味仙らしさや本格さは全く感じられなかったです。最初の匂いでイメージがついてしまったのか、実際の味わいも辛いスナック菓子によくある風味が常に付きまとってくるし、ジャンクさという点に於いては良しとも思える風味だったのですが、あまりにもチープでした。一応、再現モノなので(苦笑)ただ、辛さに関しては結構印象が良くて、レベル的にはピリ辛以上辛口未満だったんですけど、食べ終わる頃には軽く唇がピリピリ。苦手な人は厳しいかもしれません。体感的な塩分濃度は高く、自分にはちょっと塩っぱかったです。って食塩相当量を見たら結構な数値ですねw 麺の項目でも触れましたが、辛味の付け方や塩気など、「寿がきや食品」の影がここでも見え隠れしていました。いや、自分の単なる思い込みからだったらスイマセンw

かやくは、挽肉,ニラ,ネギ,唐辛子ですかね。どれも多いわけではないんですけど、台湾ラーメンを構築する上での基本は押さえています。ただ、挽肉はフカフカしてて不自然な食感だったし、味付は可も無く不可も無し。ニラはそれなりに風味があったんですけど、ネギはビミョーでした。唯一、好印象だったのは唐辛子で、きちんと辣味を感じ、輪切りにされていて存在感があり、量も多めで嬉しかったです。ちなみに気になっていた “ソフトカプセル(ラー油風味)” ですが、かやくの小袋にポツンと入ってました。熱湯を注いでフタを開ける頃には溶けて消えてます。普段食べているような大手メーカーの製品では調味油を使用するのが一般的ですが、カップ麺にカプセルって面白いですね。別に今更わざわざ調味油からカプセル化することもないと思いますけど、作るまでが楽しかったです。

(標準は★3です)

うーん、さすがにチープ過ぎます…(苦笑)一応、「味仙」監修の再現カップ麺なので、そこを評価しちゃうとガタガタですね。ソフトカプセル以外に特徴がなく、ひとつのカップ麺としても完成度はイマイチだと感じました。ソフトカプセルを除いて印象に残ったのは、 “辛いスナック菓子でよく感じるようなジャンクな風味” と、 “寿がきや食品が製造にが絡んでいるような気がしてならない” ということ。油揚げ麺の感じも似てたし、スープの辛味の付け方や味付の雰囲気など諸々。それにフタの “ここからはがす” が二股(追記に画像あり)になっているのも寿がきや食品の油揚げ麺を採用したどんぶり型カップ麺に見られる特徴のひとつですし、具材の貧弱さとかw 寿がきや食品の文字は何処にも見当たりませんが、何かしら製造ラインで関わっているような気がしました。あくまで私の憶測ですけどね。実際、寿がきや食品が製造に関わっているのかどうかは不明ですが、「カップ台湾ラーメン」の方が確実に完成度は上だと思うので、私ならそちらを選びます。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:味仙台湾ラーメン
販売者:愛知ハム販売
内容量:79g (めん65g)
発売日:-
発売地区:-
希望小売価格:-
JANコード:4571367895722

麺種類:油揚げ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:-
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋 (かやく・粉末スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (79g) あたり

エネルギー:358kcal
たん白質:8.0g
脂質:16.0g
炭水化物:45.4g
ナトリウム:3.2g

(食塩相当量:8.1g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩)、食塩、シーズニングパウダー、野菜エキス、豚肉調製品、香辛料、砂糖、粉末醤油、酵母エキス、粉末味噌、卵白粉末、食用風味油(動物油脂、植物油脂、唐辛子、山椒)、唐辛子、蛋白加水分解物、ラード、にら、ねぎ、ポークエキス、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、着色料(カラメル、ビタミンB2)、小麦たん白、ゼラチン、かんすい、グリセリン、炭酸カルシウム、セルロース、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、(原材料の一部に鶏肉、ごまを含む)

アレルゲン情報:卵・小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン・ごま


コレが気になった “ここからはがす” の二股部分

にほんブログ村 グルメブログ カップ麺・カップラーメンへ
本日の一杯 -Cupmen Blog of taka-
Update notification:Facebook / Twitter / Instagram
関連記事