日清食品「日清麺職人 香るしじみだし醤油」



本日2回目の更新で、日清食品の「日清麺職人 香るしじみだし醤油」です。今年は各社ともに、「貝」を題材にしたカップ麺のリリースが多いですね。貝出汁ブーム? そんな中、日清食品は麺職人シリーズから、「しじみ」を題材に取り上げてきました。しかも、「しじみ約70個分のオルニチン配合」だそうです。我々(呑ん兵衛)としては嬉しい響きw まぁ70個分なんでね、大した量ではないんですけど。ちなみにパッケージデザインは、「『日清麺職人』の "品質へのこだわり" と "繊細なおもてなしの心" に加え、"優しい味わい" と "華やかさ" を表現し」ているそうです。ほぉ、”繊細なおもてなしの心" っていうのがイイですねー、上品で。和ですな、和。





は、「"まるで、生めん。" のような食感の3層ノンフライ麺」で、「淡麗系醤油スープにマッチするしなやかな中細ストレート麺」とのこと。いつもの麺職人のノンフライ麺ですかね。この子、本当に秀逸です。メーカー希望小売価格180円とは思えないクオリティのノンフライ麺で、"まるで、生めん。" の謳い文句に嘘偽りなし。しなやかでコシがあって、ノンフライ麺に有り勝ちな不自然さも感じられず、上品でありながら小麦の風味はしっかり強め。後半はスープに滲み出るほどの小麦感なんですけど、今回はその風味も素直に楽しめる感じでした。麺の小麦っぽい甘さとスープのシジミのホロ苦さが絶妙にマッチしていたし、取り合せとしても全く問題なかったです。相変わらず美味しいなー、このノンフライ麺。

スープは、「しじみだしを利かせた醤油味のスープ」で、「あっさりとした中にもしじみだしのうまみをしっかりと感じられ」るとのこと。そして、「しじみ70個分のオルニチン配合」だそうです。このスープを構成している主な要素は、メインのシジミと鶏出汁、そして醤油の3本柱なんですけど、このバランスが実に絶妙かつ個性的。まず口に入れたときは軽く醤油の風味がやってきて、それから鶏の甘味が広がるのですが、急にシジミが攻めてきますw 貝特有のエグ味を感じるほど強烈ではなかったものの、「香る」なんて生易しい主張でもないですね。後口には独特のホロ苦さを感じ、シジミの旨味と心地のいい渋味がジンワリと。これは印象に残るスープです。ほんのちょっと鶏油の芳ばしさなんかもあったりして、なかなかオツな味わいじゃないですか。方向性は麺職人らしく繊細なのですが、しっかりとシジミをクローズアップしていて、それでいて全体のバランスは緻密に計算されているので、潰し合うことなく見事に調和。じっくりと舌に染み込んでくるような貝の旨味が味わい深く、繊細で奥床しくもナヨナヨとしたそれとは違い、上品ながら意志の強いスープに仕上がっていました。無駄な雑味が無いのも好印象。ノンフライ麺から滲み出てくる小麦の風味とも相性が良かったです。

かやくは、「メンマ、ナルト、ネギ、ワカメ」とのこと。あっ、キクラゲじゃなくてワカメだったんですねコレw パッケージの写真を見て、大きめのキクラゲが入ってるんだと勝手に思い込んでましたw このシリーズは具材に弱みが出てしまうのが欠点なので、それを踏まえていれば許容範囲内かな、くらいに思ってたんですけど、今回は特に不足感はなかったです。肉系の具材なんかは入っていませんが、スープを思うと肉具材は蛇足。メンマは少し柔らかめの食感だったんですけど、歯触りは自然で発酵感のある風味が好印象。ネギは飾り程度の量でしたが、ナルトは視覚的なアクセントになっていたし、魚肉練製品らしい旨味が感じられます。汎用感は否めませんが、オーソドックスにソツなく取り揃えたいときにはハズしませんよね。ワカメは風味が邪魔になったらヤだなぁ…と、少し懸念していたのですが、心配するほど入ってませんでしたw でもスープの題材がシジミなので、具材に磯の香りを拾ったのは正解でしょう。スープに影響を及ぼすほどではなく、それでいて拾って食べるときちんと磯の香りがあって、スープのシジミとも合っていました。

(標準は★3です)

日清麺職人と言えば、常に繊細で上品な仕上がりを心掛けているようなイメージなので、いつも物足りなさを感じるギリギリを突いてくるような製品作りが多い傾向にあるのですが、今回はシジミが思っていた以上に明確で、なかなか攻めてきたなー、と思いました。それでいてガサツな攻め方ではなく、素材の持つ旨味を上手に引き出しているような印象。そういった意味では、まさに麺職人らしい仕上がりでもありました。麺のクオリティも相変わらずで、強めの小麦感も良い方向に作用していたし、シジミ出汁さえ苦手でなければ、殆ど手放しに楽しめるでしょう。平均的な取得価格は100円前後だと思いますし、そう考えたらコスパはかなり高いと思います。このシリーズは主婦層を意識したブランドなのですが、これならお酒が大好きなお父さんにもウケが良さそうですね。テイストもゴチャゴチャしてませんし、カロリーや脂質の低さ、そして量的にも呑み〆の一杯なんかに適していると思います。肝臓の味方「オルニチン」も入ってますからね!70個分でも気は心w

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:日清麺職人 香るしじみだし醤油
製造者:日清食品
内容量:89g (めん65g)
発売日:2015年7月20日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:180円 (税別)
JANコード:4902105235133

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:410㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:2袋 (液体スープ・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (89g) あたり

エネルギー:271kcal
たん白質:8.9g
脂質:2.8g
炭水化物:52.7g
ナトリウム:2.3g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:1.5g)
ビタミンB1:0.32mg
ビタミンB2:0.42mg
カルシウム:131mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:271kcal (めん・かやく:249kca / スープ:22kcal)
食塩相当量:5.8g (めん・かやく:2.0g / スープ:3.8g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、植物油脂、卵粉、醤油、チキンエキス、大豆食物繊維)、スープ(醤油、チキンエキス、たん白加水分解物、食塩、糖類、しじみエキス、鶏脂、香辛料、植物油脂、香味油、オルニチン、魚介調味油)、かやく(味付メンマ、ナルト、ねぎ、わかめ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、酒精、炭酸Ca、増粘多糖類、カラメル色素、乳化剤、グリセリン、香料、マリーゴールド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、クチナシ色素、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、(原材料の一部に乳成分、豚肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/4399

にほんブログ村 グルメブログ カップ麺・カップラーメンへ
本日の一杯 -Cupmen Blog of taka-
Update notification:Facebook / Twitter / Instagram
関連記事

コメント

No title
これいいね~~!
具以外は完璧です。
でもコスパ的には具も気になりません。
このしじみが前面に出てくるスープは絶品♪
今年~来春の貝出汁ブームの火付け役になってほしいです。
1個め食べて、3個ほどストックしました。
Re:たういパパ
このシリーズは麺の完成度が秀逸で、
いつも質の高いスープで好印象なんですけど、
どうしても具材が寂しくなってしまうんですよね。

やはり後入れかやく(薬味)で攻めるのが向いてるかと!

このカップ麺は自分的にもストックありでした。
相変わらずこのシリーズは素晴らしいと思います!
No title
麺職人・・・
避けがちな奴ですw

でも、食べてみてもいいかな~と
思うようなレビューでした。
(↑どこから目線だよw)

お師匠さまが言うならば・・・
Re:カブトムシさん
麺職人・・・攻めましょうw 美味しいですよー。

ちなみに8月3日に中部地区限定でシリーズ初のご当地ラーメン
「日清麺職人 台湾ラーメン」というカップ麺のリリースがあったので、
是非ともカブトムシさんには、感想をレビューしてもらいたいのですが。

うむ、弟子よ・・・。麺職人の台湾ラーメンを見つけるのだ…!
No title
takaさん、こんにちは!

これはほんと素晴らしかったですよね!
自分に麺職人の魅力をこれでもかと教えてくれました!(=゚ω゚)

その価格帯とは思わせない麺の安定感はもちろん、
しじみだしの濃厚さも十分なものがありましたし、
さらにノンフライ麺であることでその風味が
ダイレクトにかつクリアな感覚を持って広がる、
これはほんともう素晴らしいの一言でしたね!

コストパフォーマンスという点でいうなら、
日本のカップ麺の中でトップと言っていい存在ですね!

具は少なめですが、スープと麺だけでほぼ完成してるので、
そんなに不足感も感じさせたりしないですしね!

これからも麺職人にはどんどん頑張ってほしいものです!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんにちは!

いまさらですが、総評を★6に訂正したいくらいですね。

麺職人が持つ強みが遺憾無く発揮されていて
しっかりと食べた者に印象を残すカップ麺でした!

クオリティの高い麺、個性的なシジミ出汁。
どうしても具材のボリュームに欠ける印象があるので、
やはり後入れのフリカケ的な薬味がベストでしょう。

このシリーズは★3以下になるイメージが出来ません!
次回作にも大いに期待しています。

管理者のみに表示

トラックバック