エースコック「MEGAニボ ど煮干し中華そば」



数日前に冒頭で触れたセブンイレブンの岡山限定スイーツ、「もちぷにゃ」なんですけど、岡山に住んでいる友人に頼んでみたところ、近所のセブンイレブンでは全て売り切れだったそうです。こ、これは予想以上の人気っぷりジャマイカ…。ぬぉぉー!余計に食べたい願望が加速してゆく!(鼻息)きっと最高に美味しいんだろうなぁ…、いやでも食べたら案外フツーだったりして(笑)まぁ最終的に自分で食べてみなきゃ分かんないわけですけど、こうやってアレコレ想像して楽しみにしてる期間が実はワクワク最高潮、みたいなところありますよねー。何て言うか、夏休みは始まる前が一番楽しい、みたいな、うん。言いたいこと伝わってます?w

さて、本日の一杯は、エースコックの「MEGAニボ ど煮干し中華そば」です。ヤリ過ぎがコンセプトの「EDGE」シリーズや、Wガーリックが主体の「JUNK FULL」シリーズなど、インパクトのあるブランドを積極的に立ち上げているエースコックですが、新たに「MEGA」シリーズを発足。ブランドコンセプトは、「ウマさのポイントをとことん高めた新ブランド」だそうです。その記念すべき第1弾のテーマは、すっかりラーメンの定番素材となった「煮干」これは期待できそうですね。これまでのタテ型ビッグカップ製品で、強烈に煮干推しだったカップ麺と言えば、ガチガチに容赦なく煮干が効かされていた、東洋水産の「マルちゃん 本気盛 濃厚煮干白湯」が深く印象に残っていますが、果たしてあのインパクトを超えることができるでしょうか。明らかにコンセプトは攻めてますし、最近のエースコックの勢いには目を見張るものがあるので、気を緩めずに食べたいと思います。





は、「適度な弾力と滑らかさを併せ持った角刃の太めん」で、「適度な味付けを施し、食べ応えのあるめんに仕上げ」たとのこと。やや幅が広く、適度な縮れと厚みのある平打ち麺で、一見すると無骨でワイルドな油揚げ麺なんですけど、今回はスープも強かったので、バランスは悪くないですね。ただ、麺の下味がしっかりとしていたので、後半はちょっと味が濃いような気がしました。バランスを考えると、もう少し麺の味付は控えた方が良かったかも。最初は力強さを感じさせる食感ですが、後半にかけて歯切れの良さが目立ってきます。太麺系に有り勝ちなフカフカとした食感に変わることはなく、最後まで美味しい油揚げ麺でした。食べ始めと食べ終わりで表情の変化を感じますが、どっしり煮干スープとの相性は、歯切れの良さが目立ってきてからの方が主張が程よく、合っているように思いました。

スープは、「ポークをベースに煮干しや昆布、ホタテなどの旨みをしっかり利かせた醤油スープ」に、「別添の液体スープを加えることで、醤油や煮干しの濃厚感が増し、最後まで飽きの来ない味に仕上げてい」るとのこと。原材料でも真っ先に魚介エキスがあるように、しっかりと煮干が泳いでます。しかし、煮干特有のエグ味を感じるほどではなく、クセは最小限に抑えられていますね。良く言えば丁寧な煮干スープなのですが、クラクラするような衝撃を与えてくれるような攻撃力はありませんでした。依って確かな煮干推しではあるものの、割りかし受け入れ易い仕上がりと言えるでしょう。パッケージデザインのインパクトから想像すると、どんだけ煮干が攻めてくるのかと思わされますが、実際は煮干を主体にしながらも動物系の旨味や昆布や帆立の出汁感との調和を重視しているようで、総合力の高さが光るスープとなっています。私は煮干の苦味を感じるくらいのスープが好みなんですけど、ザラついた舌触りと焼干から抽出したオイルを使用しているかのような芳ばしさは印象に残るものでした。舌の脇で感じるような貝の旨味と、煮干が上手く噛み合っていたのも印象深かったです。煮干一辺倒を想像して食べると期待値によっては肩を透かす可能性大ですが、このトータルバランスに優れた煮干スープの完成度には素直に頷けるものがあると思います。ただ、少し気になったのは醤油の主張で、これも結構強め。さらに全体的に重心が低く、腰を据えるようにどっしりと構えたスープだったので、この煮干だけではない重厚感が若干、煮干をマスクしているような印象が無きにしも非ずでした。なので煮干が一本スッ、と抜けるように通ったシャープな「煮干スープ」ではなく、煮干は魚群でそれ以外の要素も各々が濃厚な、どっしりとした力強い「醤油スープ」を想像してもらえたらと思います。

かやくは、「程良く味付けした鶏肉そぼろ、メンマ、色調の良いねぎ」とのこと。茶色の肉そぼろはいい加減そろそろ勘弁してくれ…な、エースコックの肉そぼろですが、白い鶏肉そぼろは割りかし安定してます。鶏肉そぼろ自体の味付は濃くなかったので、寄与しているのは主に食感ですね。ただ、終始ぷかぷか浮いてたのが少し不自然でしたw メンマは汎用だと思うんですけど、エースコックのタテ型製品に入っている乾燥メンマは、いつもクオリティが高くて好印象。コリコリとした明確な歯応えは小振りながらも存在感があって、意識的に食べると良い変化を与えてくれます。発酵感のあるメンマ特有の風味もしっかりとしていて、その風味とスープが抜群に合っていて美味しかったです。鶏肉そぼろを抜いてでも、メンマを増やして欲しいと思ったほどでした。近年稀に見るベストマッチ。

(標準は★3です)

一口目のインパクトは中々でしたね。後半は口が慣れてしまったからだと思うんですけど、煮干一辺倒で「これでもかー!」と言うほど攻めてくる感じではなかったので、煮干の押しの強さで言うと東洋水産の「マルちゃん 本気盛 濃厚煮干白湯」に軍配が上がります。しかし、ひとつの煮干ラーメンとしての完成度は高く、全体的に調和のとれた総合力の高さに好感が持てました。パッケージのイメージから連想されるような煮干一辺倒の仕上がりを期待して手に取ると、ちょっと想像と違うというか、イメージ的には煮干のクセや軽いエグ味なんかが欲しかったところですが、それはあくまでこちらサイドの基準(個人差)が大きく関わっていることだと思うし、市販のカップ麺として見ると煮干の主張は明瞭だったということと、優れたトータルバランスのおかげで素直に楽しめたので、そこを評価しての総評です。もちろん煮干系のラーメンが苦手な人は避けた方が無難ですが、そこまで強烈ではなかったので、煮干ラーメンの扉を軽くノックするつもりで手に取ってみるといいかもしれません。こういった一点集中型のコンセプトはカップ麺の題材にもってこいなので、次回作にも期待しています。ちなみに強めに効かされた醤油ダレの主張と煮干の塩気で、スープ単体で飲むと体感的な塩分濃度は結構強烈でした。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:MEGAニボ ど煮干し中華そば
製造者:エースコック
内容量:94g (めん70g)
発売日:2015年7月13日 (月)
発売地区:全国 (コンビニ・スーパー等)
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4901071278366

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:440㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋 (液体スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (94g) あたり

エネルギー:404kcal
たん白質:10.6g
脂質:16.8g
炭水化物:52.5g
ナトリウム:2.7g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:1.9g)
ビタミンB1:0.35mg
ビタミンB2:0.28mg
カルシウム:198mg

(食塩相当量:6.9g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、しょうゆ、鶏・豚エキス、砂糖、野菜エキス)、スープ(魚介エキス、豚脂、食塩、植物油脂、しょうゆ、デキストリン、鶏・豚エキス、香辛料、醤油調味料、砂糖、たん白加水分解物、魚醤、酵母エキス、コンブエキス)、かやく(味付鶏肉そぼろ、ねぎ、メンマ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、香料、酒精、増粘多糖類、重曹、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に卵、乳成分、さば、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・さば・大豆・ゼラチン

引用元URL:https://www.acecook.co.jp/news/pdf/1506_TLDS.pdf

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コメント

No title
これは自分はコメントできない・・・ww
とても困った(^_^;)

で、関係ないけネタww
冷食で出前一丁のまかないチャーハン出てますよね!
興味あって捜しているのですが、見つからん・・・。
冷食の新製品はたまにチェックしてますが
どうもカップ麺より入手困難っぽいです。
Re:たういパパ
思いっ切り煮干系のラーメンですけど、
よほど苦手でなければイケそうな感じでしたよ。
想像していたよりも柔らかいスープだったので!

> 冷食で出前一丁のまかないチャーハン出てますよね!
9月1日発売の「冷凍 出前一丁 鉄板チャーハン」でしょうか。
これは間違いなく美味しいでしょ!でも見かけませんね全然…
たしかにカップ麺よりも入手困難なイメージが強いです。

田舎だとその手の製品は、「カップヌードルおにぎり」の
しかもレギュラーくらいしか見ないですからね。
No title
こんばんわ^^

自分は煮干し系統初だったので
あ!これかって思ったんですけど
煮干し感が強く感じました。
やっぱり慣れも必要ですね。

評価は高めでほっとしましたw
(殿堂入りさせちゃったしw)
Re:カブトムシさん
こんばんはー。

煮干系が初だったら衝撃ですよね!

自分も初めて煮干系のラーメンを食べた時は、
苦手意識の方が強くて、避けてた時期もあったんですよ。
でも今では発作的に強烈なヤツを食べたくなりますが(笑)

> 評価は高めでほっとしましたw
うむ、弟子の評価にも納得したぞよ。
ニボ
takaさん、こんにちは!

「MEGAニボ」という名前からもっと強烈に
煮干を効かせた路線を期待してましたが、
それとは違うタイプながらも満足度は高かったですね!

一見するとある程度煮干好きというか、
煮干マニア向けっぽいデザインなのですが、
むしろ煮干ラーメンの旨さを気軽に体験できる
煮干系の入門編として秀逸な仕上がりでしたね!(●・ω・)

煮干系の良さはしっかりと持ってますし、
なおかつそれなりに食べやすい仕上がりですしね!

これを契機にカップ麺でも煮干系がもっと増えてくるかもですね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんにちは!

パッケージデザインや製品コンセプトなど、
「EDGE」に負けないインパクトを期待しましたが、
思ったよりも柔らかい仕上がりでしたよね。

このあたりの感じ方には個人差があるでしょうけど、
もうちょっと苦味やエグ味を出してもよかったかな、と。

> 煮干系の入門編として秀逸な仕上がりでしたね!(●・ω・)
ほんとそんな感じだったので、そのバランスを
今回は加点要素としましたが、次回作では振り切ってもらいたいです。

せっかくテーマが「素材一点集中型」なので!

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