明星食品「明星 くじら食堂 塩白湯」



これまた今更なんですけど、BoseのQC20(QuietComfort 20)が気になってます。音楽を聴くのが好きで、ヘッドホンにはこだわっているのですが、あんまりデカいのも疲れるしなぁ…と。定評のあるノイズキャンセリング機能は魅力的なんですけど、定価35,000円ってのが…いや、手軽に安息なミュージックタイムを得られるならプライスレスか…なんてモヤモヤ。冒頭ネタ思い付かないとこんなもんですよw

さて、本日の一杯は、明星食品の「明星 くじら食堂 塩白湯」です。「くじら食堂」という新進気鋭のラーメン店があるらしく、そちらの店主が監修したカップ麺とのこと。ただ、このカップ麺ちょっと面白いポイントがあってですね。ラーメン店監修のカップ麺と言えば、実際のお店にある既存のメニューを再現した、「再現モノのカップ麺」が主流にあるのですが、このカップ麺は、「カップめん用に店主が監修した、お店のメニューにはないオリジナルの味」なんだとか。勿論ある程度お店の色は出すと思うんですけど「“カップめん用に”店主が監修した」って何だか面白いと思いませんか? ここはひとつピュアな気持ちで向き合いたいと思います。←





は、「中心部は締まりがあって食べ応えがあり、表面はなめらかでつるりとした食感のノンフライ太麺」とのこと。存在感のある熱湯5分の太麺ですが、スープを弾いてしまうとか、独り歩きして浮いてしまうとか、そういったマイナスな印象は受けませんでした。表面は滑らかで口当たりが良く、それでいてスープ馴染みのいい肌をしています。明星食品の極細低加水麺には既に定評がありますが、最近は加水率が多めな密度の高い太麺も安定して供給してくれているイメージですね。前半はムチムチとした噛み応えのある食感が目立っていて、後半はしなやかさと喉越しの良さが印象的に。時間が経っても伸びてしまうような負のイメージは少なくて、むしろ時間経過によって自然に馴染んでいく感じが良かったです。ノンフライ麺に有り勝ちな不自然さも感じなかったし、スープに風味が干渉することもなく、自然に楽しませてくれたことに好感が持てました。今回そんなにインパクトのあるスープではなかったんですけど、太麺という組み合わせでも大きくハズしてなかったです。これは麺に座布団一枚ですね。中でも麺の肌質が印象に残りました。

スープは、「鶏と豚がベースの、ふくよかな旨みのあるスープに、魚介を加えて特長付けをした塩白湯スープ」で、「魚介(サバ・煮干)のオイルを配合した別添の調味油を加えると一層旨みが増し、味わい深いスープにな」るとのこと。塩白湯ということで、少し濁りのある塩ベースのスープなのですが、想像以上に優しいスープですね。濃厚なポッテリとした白湯スープではなく、適度な豚のコクと適度な鶏の旨味をバランス良く合わせ、そこに魚介が加わることで少し大人びた表情に。後入れの調味油の量はそんなに多くなくて、あくまで香りを軽く足して後押しする程度の主張。グイグイ押してくるようなタイプとは正反対にあって、カドのない柔らかさが前面に押し出されていました。じわじわ美味しくもあったんですけど、ちょっと柔らか過ぎてピンボケしてるような印象も受けてしましたね。塩気に過剰反応する自分ですが、もう少しキレててもよかったかな、と思ったくらいだったので。まろやかで優しい白湯スープを、包容力のある魚介感が包み込んでいる感じには味わい深いものがあったのですが、ひとつ締りのあるアイディアが欲しかったです。もしも麺が油揚げ麺だったら、それこそ崩れていたかもしれません。

かやくは、「ダイス肉、タマゴ、斜め切りネギ」とのこと。構成としては汎用感が否めず、可も無く不可も無しといったところですが、特筆すべきはそのボリューム感。ダイス肉は謎肉タイプのジャンクな肉具材で、日清食品のダイスミンチほど引きの強さはないのですが、数えてみたら20個以上入ってました。これだけ惜しげも無く入ってたら、それだけで充足感を得られると思います。 ほのかに甘いタマゴは安心感のあるいつものタマゴで…っていうか明星食品って漠然とタマゴが入ってること多いですよねw 斜め切りのネギもたっぷりと入っていて、大振りで存在感がありました。これといって個性のある構成ではありませんでしたが、分かり易く量で補っていて、これはこれで良かったと思います。スープがかなり優しかったので、糸唐辛子や輪切唐辛子系なんかのアクセントがあると嬉しかったですね。

(標準は★3です)

「カップめん用に店主が監修した」ということで、期待値を程良い位置に据えさせてくれていたのは救いでもあったんですけど、ちょっと大人し過ぎたかなぁ。なだらかなのは良かったのですが、傾斜が緩くて盛り上がりに欠けるというか、抑揚を感じないというか。もうちょっとオイルの量を増やしてパンチを強調してみたり、焦点を絞って一癖つけてもよかったんじゃないのかな、と思いました。自然なノンフライ麺とボリューム感のある具材には素直に好感が持てたのですが、優しさの中に適度な刺激を感じるようなポイントがあると嬉しかったです。魚介系のラーメンや個性の強いカップ麺が多くなってきた昨今、優しさがインパクトの無さに繋がってしまっているようでした。物足りないと感じた人は、黒胡椒でパンチを与えてみたり、辣油を少し浮かべてみるといいかもしれません。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:明星 くじら食堂 塩白湯
製造者:明星食品
内容量:86g (めん65g)
発売日:2015年6月29日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4902881427371

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:紙
必要湯量:400㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋 (調味油)

~標準栄養成分表~

1食 (86g) あたり

エネルギー:356kcal
たん白質:8.6g
脂質:9.9g
炭水化物:58.2g
ナトリウム:2.0g
(めん・かやく:0.7g)
(スープ:1.3g)
ビタミンB1:1.03mg
ビタミンB2:0.37mg
カルシウム:139mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:356kcal (めん・かやく:313kca / スープ:43kcal)
食塩相当量:5.1g (めん・かやく:1.8g / スープ:3.3g)

原材料名:めん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵粉、酵母エキス)、スープ(豚・鶏エキス、糖類、食塩、デキストリン、チキンオイル、粉末油脂、香味油、たん白加水分解物、削りぶし粉末(そうだかつおのふし、いわしの煮干し、さばのふし)、香辛料、ラード、酵母エキス、香味調味料、ポークオイル、かつおエキス)、かやく(味付豚肉、卵、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、増粘多糖類、かんすい、炭酸カルシウム、香料、乳化剤、カロチノイド色素、リン酸塩(Na)、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、膨張剤、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に大豆、乳成分、えび、ごま、さけ、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・さけ・さば・大豆・ゼラチン

引用元URL:http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101177/201505280621/_prw_OR1fl_U5dJk1Tv.pdf

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コメント

No title
スチームノンフライで太麺というのは珍しいイメージ。
明星のノンフライ製法は太麺に弱いイメージなんですが
そうでもないようですね。

カップ麺のための新味ということですから、
評判よかったらお店にも取り込む予定かな?

いいんじゃないですか、こういうの(^_^;)
開発費用と市場調査をメーカーに任せるなんて2度美味しい感じww
ある意味ひじょうに(ズルw)賢いやり方ですね・・・。
でもこの出来栄えじゃ、お店でのメニューインはないかな?
Re:たういパパ
> スチームノンフライで太麺というのは珍しいイメージ。
最近だと「鬼どろそば 濃厚鶏辛白湯」とかも太麺でしたね。

スチームノンフライ製法の太麺はクオリティ高いと思います!
でも何故かスープが微妙…って傾向にあるような気が(苦笑)

最近の明星食品の太麺は、安定感ありますよ。
「ラーメンの底力」シリーズでもそうですし
セブイレの「地域の名店」シリーズも太麺は美味しいですから。


カップ麺の為にというコンセプトは非常に良かったのですが、
カップ麺としても「うーん…」だと意味ないじゃん。みたいなw

結果的に不味い、ってほどではなかったんですけどね。
もうちょっとスープにハッキリとした柱が欲しかったです。

> 開発費用と市場調査をメーカーに任せるなんて2度美味しい感じww
> ある意味ひじょうに(ズルw)賢いやり方ですね・・・。
そういう見方もありますねw そういう考察がパパっぽいw

> でもこの出来栄えじゃ、お店でのメニューインはないかな?
ないでしょう。むしろ既存のメニューの再現だと壁が高かったため、
「カップめん用に」という言葉で濁しているような印象を受けました。
No title
白湯にEDGEの赤いのぶちこみたい!
Re:カブトムシさん
セブンイレブンの「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」
これにくっ付いてる「極辛オイル」でも可!
No title
ヤマモトがカップ麺に腕枕してるのか...
はたまたカップ麺に押しつぶされそうに
なっているのか...(笑)

カップ麺で微妙な味わいを求めるのは
かなり難しいものがあるでしょうね...
使用するお湯の温度でも、かなり味わいが
変わって来ますし...

あ...僕もBOSE派です。ウチの店はアンプも
スピーカーも、み〜んなBOSEですよ...
ヘアサロンとは思えない、巨大ウーハーも
完備しています。(笑)
Re:ハシダ・メンさん
いつもヤマモトに触れていただいて
ありがとうございます(ぺこり)

早くもネタ切れしてポージングに四苦八苦w
ちなみに左腕は頬杖をつく位置です(わかりにくいw)

お湯の温度や喫水線の位置にも注意しなければいけませんが、
取り分け注ぐスピードは重要だと思っています。

「本気盛」シリーズなんて、注ぎ始めた瞬間から油揚げ麺が
みるみる給水を始めますからね…分かり難いったらもうw

おっハシダさんもBOSE派でしたか!

> ヘアサロンとは思えない、巨大ウーハー
萌えますw お店の改装も落ち着いたことですし、
そう遠くないうちにお邪魔させていただきたいですね。
No title
takaさん、こんばんは!

このカップ麺はつい最近食べましたね!
やや長い間在庫化してしまってたカップ麺の一つです!

「白湯」とあるのでけっこう濃厚系かと思いきや、
白湯系らしいトロリとした質感ではあるものの、
味はむしろ清湯のような優しいものでしたね!

魚介の強さが特徴的ではありましたが、
「白湯」という名前で濃厚系をイメージすると、
その優しい風味に肩透かしを食らうかもですね!(●・ω・)

このカップ麺の最大の長所は麺でしょうね!

明星は縦型でもノンフライ麺をよく使いますが、
それでもこれぐらいの太麺は他になかった気がします!

しかも、いつものポソポソ系の麺とも違った、
強いもっちり感と表面のなめらかさは
今後の開発にも生きてきそうな気がしましたね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!

普通には美味しかったので、★3でも良かったかなぁ…
とも思ったんですけど、ちょっと厳しめに評価しました。

随分と優しいスープだったので、それはそれで美味しかったのですが、
やはり太麺を合わせるのであれば、それなりの柱が欲しかったですね。

> このカップ麺の最大の長所は麺でしょうね!
そうです!麺はとても印象に残りました!

どんぶり型(スーパーノンフライ製法)の太麺は完成度が高いですが、
それに随分と近付いてきたというか、とにかく素晴らしかったです。
タテ型のノンフライ太麺としては申し分無い出来栄えでしたね。

「鬼どろ」の時も麺は素直に楽しめましたし!
でもそういうときってスープにアラが出るような印象があるので、
そこさえ払拭してくれればかなりの脅威になると思います。

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