東洋水産「マルちゃん 縦型ビッグ しば田 中華そば」



本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん 縦型ビッグ しば田 中華そば」です。定期的にリリースされている、東洋水産×TRYラーメン大賞コラボですね。ずっと気になってたので、ちょっと調べてみたんですけど(ラーメン特集 2015-2016)お店の味を知らない人にとっては、完全にビジュアル勝負。それってどうなの?と思ったので、私は参加(投票)しませんでしたが、気になるお店はたくさんありました。ランクインしているラーメンを見てみると、「魚系」が上位なのは相変わらずなんですけど、「貝」が目立ってますね。カップ麺でも意欲的に採用されるようになってきたテイストですし、「貝」が新たなトレンドとして、面目躍如していきそうな予感。今回の「しば田 中華そば」も鴨と貝の旨味が特長とのことですし、鴨出汁も貝出汁も好きなので、スープには期待したいところなのですが、またもや例に漏れずタテ型ビッグ…(苦笑)期待し過ぎてコケないように心の準備(深呼吸)





は、「硬く歯ごたえのある、極細の丸麺」とのこと。東洋水産の「本気盛」系タテ型ビッグの麺と言えば、いつも無骨でゴツいタイプの油揚げ麺のイメージが強くありますが、何と今回は湯戻し時間がたったの2分。これは珍しいですね。東洋水産にしては油揚げ麺特有の風味も控えめで、いつものようにスープに干渉するようなタイプではありません。それが功を奏し、今回のスープの美味しさを体感できたのも麺の自己主張が度を超えていなかったからこそと言えるでしょう。欲を言えばノンフライ麺でも食べてみたかったんですけど、油揚げ麺だからといって残念な印象は全くと言っていいほどありませんでした。新たな技術や進歩を感じるような麺ではありませんが、中華そばらしい雰囲気と質感の持ち主で良かったです。

スープは、「醤油とチキンをベースに、鴨と貝の旨味を合わせた醤油味スープ」で、「鴨オイル・チキンオイルを加え、更に風味とコクを出し」たとのこと。ベースには鶏ガラの出汁がしっかりとあって、少しクセのある醤油感。醤油の芳ばしさと自然な甘味を感じるタレに鴨の甘味が重なって、舌の脇に感じるアサリ特有のホロ苦さが印象的でした。派手さやインパクトで押してくるようなスープではなく、じんわり染み込んでくる感じ。かえしに醤油特有のエッジを感じたのですが、後味のキレの鋭さと甘味とのコントラストは味わい深かったです。昆布の旨味も自然に層を重ねてくれていたし、芳ばしい鶏油の香りがパンチを加えて程良くこってり感も演出。原材料を見ると、鴨エキス,あさりエキスがきちんと入ってますね。原材料の並びとは裏腹に、あさりエキスを割と強めに感じ、鴨は下支えをしているような印象でした。丁寧な作り込みで、よく練られたスープだと思います。

かやくは、「FD チャーシューブロック、メンマ、ねぎ」とのこと。フリーズドライのチャーシューブロック、これはもう“さすが東洋水産”の一言に尽きますね。日清食品が作る厚切焼豚の完成度も然る事乍ら、本物っぽさを追求していくと東洋水産が一頭地を抜いているかと。今回のようなリアリティの高いFD肉具材を作らせたら、まず東洋水産の右に出る者はいないですね。ややパサついた歯触りのクラシックなチャーシューだったんですけど、再現度の高さが忠実過ぎます。食感も風味も本物っぽくて、カップ麺の肉具材であることを忘れてしまうかのようなクオリティでした。厚みも量も申し分無く、非常に高い充足感が得られると思います。リアルな、という点に於いては、日清食品にも負けない…いや、東洋水産の方が上なのではないでしょうか。肉の旨味もきちんと感じられたし、フリーズドライであることが最大限に活かされていて、相変わらず素晴らしかったです。メンマも自然な風味と歯触りで、意識的に食べると箸休めに。ネギは小振りだったんですけど、きちんと食感がアクセントになっていました。

(標準は★3です)

主張の程良い中華そばらしい質感の麺に、醤油の芳ばしさと鴨の甘味がバランス良く、貝の旨味もきちんと感じられるスープ。そしてフリーズドライを駆使した満足度の高い具材を合わせ、トータルバランスも良好。文句無しの★5です。普段は麺でボリュームを稼いでくる傾向にありますが、今回はガッツリ具材にボリューム感があって、食べ応えという点に於いても抜かりがありません。期待値を下げていたということを差し引いても、麺もスープも具材も予想以上に隙の無い仕上がりで、しっかりと楽しませてもらいました。東洋水産のタテ型ビッグだからなぁ…という懸念を抱いている方にこそ食べてもらいたいですね。そのような不安や心配は、杞憂のことだと思います。本気盛ブランドからの再現モノでも、このくらいの安定感を見せて欲しいですね。まぁ麺がアノ無骨麺だからこその本気盛なんでしょうけど…w 再現度に関してはコメント仕兼ねますが、ひとつのカップ麺としての完成度は高い位置にありました。安心して手に取ってもらって大丈夫だと思います。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん 縦型ビッグ しば田 中華そば
製造者:東洋水産
内容量:96g (めん70g)
発売日:2015年6月22日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4901990333740

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:430㎖
調理時間:熱湯2分
小袋構成:1袋 (特製スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (96g) あたり

エネルギー:434kcal
たん白質:13.2g
脂質:20.8g
炭水化物:48.5g
ナトリウム:2.9g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:2.0g)
ビタミンB1:0.38mg
ビタミンB2:0.32mg
カルシウム:151mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:434kcal (めん・かやく:344kca / スープ:90kcal)
食塩相当量:7.4g (めん・かやく:2.3g / スープ:5.1g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白、醤油)、添付調味料(チキンエキス、醤油、植物油、食塩、鴨エキス、鶏脂、砂糖、鴨脂、ゼラチン、あさりエキス、こんぶエキス、発酵調味料)、かやく(焼豚、めんま、デキストリン、ねぎ、ゼラチン)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、トレハロース、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、増粘多糖類、酒精、クチナシ色素、pH調整剤、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分を含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・ゼラチン・大豆・豚肉・鶏肉

引用元URL:http://www.maruchan.co.jp/news_topics/documents/1506_shibata_cyuukasoba.pdf

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コメント

No title
こんちは~~♪
リンクのヤフーのページ行きました。
なかなかおもしろいページでしたね。
投票??・・、
するもなにも、こんな画像だけで投票できるのが不思議ですよね(ー_ー)!!
知っているお店少ないというか新進気鋭店重視ですな、これ。
リンクたどって見つけた「ラーメンデータベース」・・・なんか参考になるかな?
と思い、思わずお気に入りに登録しちゃいました(^_^;)

この製品は「当然」未食なんですがw,
スープの評を見る限り自分にはなかなか良さげな雰囲気ですな。

Re:たういパパ
まいどまいど~♪

> するもなにも、こんな画像だけで投票できるのが不思議ですよね(ー_ー)!!
知ってるお店なら未だしも…って感じですよね(苦笑)

何店かブロ友さんのブログで登場してて、
名前は知っているお店(大阪)はあったんですけど、
それだけで投票となると、自分の一票があまりにも無責任に思えて。

「ラーメンデータベース」これは自分もよく見ます!
お店の再現カップ麺の時、店舗情報収集にも使えますからね。

> この製品は「当然」未食なんですがw,
多分、これだったらパパでもイケますよー。
麺は「本気盛」系の無骨なアレじゃなかったし、
昨今流行りの魚粉押し、ってわけでもありませんでしたから。

強いて言うなら鴨の主張がもう少し欲しかったところですが、
東洋水産のタテ型ビッグにあるネガティブな印象は無かったです。
No title
うぅむ・・・
☆が多いなぁ・・・

ただ、お仕事から帰りに
調達できるのが
サークルKだけなので
限界が・・・

どこで調達しましょうか?w
セブンは遠いです。
1.5キロ徒歩はいやっw
Re:カブトムシさん
これはなかなか良かったですよ!
最寄りのサークルKにあるといいのですが…

東洋水産のタテ型ビッグが持つネガティブさが
見事に払拭されていました。完成度が高かったです。

カップ麺の為に徒歩1.5kmは厳しいですね…w
でもダイエットにはいいかも?
本気盛ではどうなるか
takaさん、こんばんは!

前回の「進化」といい、この「しば田」といい、
東洋水産の縦型再現系への悪いイメージを
払拭するだけの力を持った仕上がりでしたね!

スープもしっかりしていて、
麺もハイクオリティとは言いがたいものの
スープを邪魔しない仕上がりで、
具は東洋水産の強みが発揮されているなど、
東洋水産における縦型再現系の一つの完成形とも言える内容でしたね!

ただ問題は・・・
>本気盛ブランドからの再現モノでも、
>このくらいの安定感を見せて欲しいですね。
やっぱりここですよね(;゚ω゚)

「進化」や「しば田」の仕上がりで期待度も上がるのですが、
「(Yahooの次世代系の再現は)本気盛なんだよなぁ」という不安は残ってしまいますね;

名前は別に本気盛でもいいから、
本気盛の特徴の枠を超えた形で作ってほしいものです!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんにちは!

たしかに前回の「進化」も良かったですよね!
東洋水産の縦型再現カップ麺のイメージが随分と変わりました。

> 「(Yahooの次世代系の再現は)本気盛なんだよなぁ」
やはり「本気盛」というブランドを掲げるとなると、
「食べ応え」というコンセプトが壁になってしまうので、
題材のインパクトを強めるしかなさそうですね(苦笑)

もしくは食べ応えというコンセプトを
今回のように具材で満足させてくれれば
麺の調整(細麺化)は可能な気もしますが!

今回の製品然り、前回の「進化」然り、
今後のイメージ変化に期待してみましょう。

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