サンヨー食品「サッポロ一番 贅の極み 海老濃厚味噌らーめん」



最近、「粉末ドレッシング」なるものが気になってます。え…遅い?w 味の素の「トスサラ」と、キューピーの「彩りプラス+」が有名どころみたいですが、「トスサラ」が元祖なんですかね。ほんとについ最近(数日前に)知ったんですけど、2014年から発売されてたのか知らなかったw どれもトッピングが美味しそうだなー、生野菜に限らず応用の幅も広そうですね。ちなみに私が普段、愛用しているドレッシングは、亜麻仁油ドレッシングです(健康志向w)

さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 贅の極み 海老濃厚味噌らーめん」です。「サッポロ一番 贅の極み 雲丹らーめん」に続くシリーズ第2弾のカップ麺で、前作の出来栄えからも楽しみにしていたんですけど、コレ定価で買ったら税込270円もするんですよね…(苦笑)同じ金額を払えば、そこそこハイエンドなどんぶり型カップ麺(ノンフライ麺)が買えちゃうので、そのあたりの製品と渡り合えているかどうか、それがこのシリーズの大きな課題になっていると思います。きちんと題材にした伊勢海老の恩恵を感じさせつつ、油揚げ麺であるが故のネガティブさをしっかりとカバーできているかどうか、そういった部分に注目ですね。





は、「みずみずしさとつるみが特徴の食べ応えのある中太麺」とのこと。見た感じ主張の強そうな油揚げ麺だったので、香りモノのスープなのに大丈夫なのかなー、と少し心配だったんですけど、油揚げ麺が持つネガティブさは殆ど目立ってなくて、そのような懸念は必要ありませんでした。まぁ希望小売価格が250円の製品なので、最低限このくらいの配慮はないと困りますけどw 思ったより麺が主張していなかったということと、スープの重心が低く油揚げ麺に蹴飛ばされるようなヤワなタイプではなかったので、互いの均衡が保たれていました。湯戻し時間を守ると少し柔らかめなんですけど、スープの馴染みが良くて一体感が生まれる感じ。取り合わせとしても大きく外してなくて、どちらも勝ち過ぎてないのが良かったです。

スープは、「ポークとチキンをベースに白味噌・赤味噌を合わせ、イセエビ粉末を使用したエビのうまみが感じられるコクのあるスープ」で、「調味油にもエビオイルを使用し、エビの風味豊かに仕上げ」たとのこと。「イセエビパウダー」は、スープ中2.6%使用だそうです。いや、すごいと思いますよ。フタを開けたときは「海老せん」っぽい海老殻の芳ばしさが中心の香りなんですけど、仕上げの小袋を入れると一変。海老油のパンチに加え、生々しい海老の香りが立ち上がります。味噌は合わせ味噌でカドがなく、味噌のコクと風味を柔らかく楽しめる感じ。乳化感のあるポークのまろやかさとチキンの旨味をベースに味噌が香り付けを施し、その上でしっかりと海老が跳ねてます。ベースは豚も鶏も味噌も柔らかいんですけど、伊勢海老粉末による甲殻類特有の芳ばしさと、海老油によるパンチが加わってピンボケしていなかったのが高印象。甲殻類特有の芳ばしさだけでなく、海老の身を彷彿とさせる甘味?のような旨味があったことも印象に残りました。想像以上に海老が豊かで、動物系のコクと味噌の風味もバランス良く、しっかりと土台を固めながらコンセプト通り海老推し。いいですねー。香りでは芳ばしさを立てて、実際の味わいでは甘味と旨味を重視しているような雰囲気で、鼻を抜けるような海老殻の芳ばしさと、口いっぱいに広がる海老身の旨味という二色性の海老感が楽しめる満足度の高いスープに仕上がっていました。もちろんノンフライ麺でも食べてみたいスープでしたが、特に油揚げ麺だからといってマイナスなイメージはなかったし、そんなに構えなくても大丈夫だと思います。トロミも濃厚さを加速させてくれるような自然な演出になっていたのですが、湯戻し直後は所々、麺に粉末スープが絡んで凝固していたり、溶け残りがカップの底に溜まっている可能性があったので、最低でも1分間は縦横無尽に混ぜ続けたほうがいいでしょう。スープの雰囲気的に、極細の刻み海苔とか合いそうだなー、と思いました。もしもスープが残ったら、雑炊風に白ご飯を投下して、仕上げに刻み海苔を散らしたら美味しいと思います。

かやくは、「えび風味かまぼこ、メンマ、ねぎ、キャベツ」とのこと。えび風味かまぼこ、いいですねー。きちんと海老の風味があって、その風味が海老スープに埋没せずに感じられたのが高印象。プリッ、とした弾むような食感が湯引きした海老のようで、量も15個くらい入ってました。あくまで練物ですけど、チープな具材ではなかったです。コレ、別の製品でも汎用希望。メンマは特に大振りというわけではなかったものの、そこそこ厚みがあって歯応えがあり、風味や香りもきちんとしたメンマでした。キャベツの甘味もスープの風味と合っていたし、ボリューム感も稼いでくれてますね。タテ型カップという口径の狭さを差し引いても、量,内容ともに値段相応の具材構成だと思いました。全く以て物足りなさは無かったです。

(標準は★3です)

油揚げ麺を採用したタテ型カップの製品なのに、希望小売価格250円という強気な値段設定なので、そこが評価の分かれ目になってくるかと思うんですけど、しっかりコンセプト通りに海老推しだったし、油揚げ麺であることもマイナスには感じなかったので、値段を踏まえても★5で差し支えないと判断しました。そりゃノンフライ麺だとモアベターですけど、油揚げ麺でも問題なく成立していたし、スープのバランスや具材の内容にも素直に好感が持てたので、定価購入しても値段の分だけきちんと楽しめるのではないのかな、と。仕上げの小袋には液体スープ的な要素は含まれておらず、いわゆる調味油だったので、仕上げの小袋を入れる前にしっかりと混ぜて粉末スープを溶かし、仕上げの小袋を入れてからはあまり混ぜないようにして食べるのがオススメ。海老油は完全にスープには馴染ませず、軽く箸で表面を揺すって広げるくらいでストップし、スープに浮かせた状態で麺に絡めるようにして食べると海老の濃厚な香味をよりダイレクトに味わえます。序盤からスープをゴクゴク飲まない限り、風味も途切れることはないと思いますし、自然と途中からスープにも馴染んでいくので、表情を変えながらも最後まで海老油の風味が損なわれることなく楽しめました。海老油の量は特筆して多いわけではなかったので、それだけ強烈に海老が抽出されていたということでしょう。ちなみに食塩相当量はスープだけで5.1gもあって、確かにあっさり薄味系ではありませんが、しょっぱいとか塩辛いとか、そういった塩分濃度によるネガティブさが先行することはありませんでした。油揚げ麺のタテ型カップ製品で、敢えて高級食材を題材にするといった目の付け所に賛否両論あるかとは思いますが、現段階ではトータルバランス的にも一定の水準を確保できていると思います。高級なのかお手軽なのか、一見するとコンセプトがフワフワしているようにも思えますけど、そんなところにギリギリを楽しんでいるようなカップ麺ならではの遊び心を感じますし、このシリーズには注目していきたいですね。今後も目を離さずに追っていこうと思います。

(余談)栄養成分表の参考値なんですけど、エネルギー:444kcal,めん・かやく:333kca,スープ:111kcalというまさかのゾロ目で少し興奮しましたw

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:サッポロ一番 贅の極み 海老濃厚味噌らーめん
製造者:サンヨー食品
内容量:101g (めん70g)
発売日:2015年6月15日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:250円 (税別)
JANコード:4901734024873

麺種類:油揚げ麺
容器材質:プラ (PS)
容器胴巻:紙
必要湯量:400㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋 (仕上げの小袋)

~標準栄養成分表~

1食 (101g) あたり

エネルギー:444kcal
たん白質:10.2g
脂質:17.7g
炭水化物:61.0g
ナトリウム:3.1g
(めん・かやく:1.1g)
(スープ:2.0g)
ビタミンB1:0.33mg
ビタミンB2:0.58mg
カルシウム:200mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:444kcal (めん・かやく:333kca / スープ:111kcal)
食塩相当量:7.9g (めん・かやく:2.8g / スープ:5.1g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、でん粉、食塩、野菜エキス、しょうゆ)、スープ(みそ、糖類、食塩、ポークエキス、植物油脂、デキストリン、香味食用油、豚脂、イセエビパウダー、チキンエキス、香辛料、魚介エキス、たん白加水分解物、しょうゆ、酵母エキス、ポークコラーゲン)、かやく(キャベツ、えび風味かまぼこ、メンマ、ねぎ)、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、炭酸カルシウム、レシチン、カラメル色素、かんすい、パプリカ色素、クチナシ色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部にかに、乳成分、ごまを含む)

アレルゲン情報:えび・かに・小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉

引用元URL:http://www.sanyofoods.co.jp/products/more/more_product_0457.html

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コメント

No title
以前の製品はどちらかと言うと具の雲丹が主役でしたが、
今回の製品はスープの風味で海老を感じさせるような内容でしたね。
これだけのエビ風味のスープは素晴らしかったです。
コスパ的なもの、そしてあの雲丹の後継製品ということで
なかなかたいへんな役目を担わされた製品でかわいそうだったかもww
次はどんな具材がくるのかな?
楽しみです。
Re:たういパパ
しっかり海老押しでしたよね!

麺とのバランスも良かったし、具材にも手抜かりがなく、
総合力の高さと個性やインパクトを同時に打ち出せていて、
油揚げ麺を採用したタテ型カップ麺で250円の製品ですが、
それだけの価値は充分にあると実感することが出来ました。

次回作は、最近アツい「貝」が来るのではないのかな、と。
もしくは甲殻類つながりで、冬に向けて一旦「蟹」を挟んでおいて、
その後、「牡蠣」あたりが攻めてこないかなー、なんて思ってます。
No title
自分は海老がなんとな~く
海老くさくてだめな一品でしたw

個人差出ますね。

しかしうにはおいしかったので
シリーズ的にはとっても
期待するところが大きいですね。
Re:カブトムシさん
> 自分は海老がなんとな~く
> 海老くさくてだめな一品でしたw
うんうん、そういった意見も必要ですよ。

誰もがエビのインパクトを求めているわけではありませんし、
逆にそのくらいのインパクトがあったという裏付にもなるので、
こういった個人差こそ読み手も書き手も楽しみになるのかな、と。

次回作はお互いにハマれるテイストだといいですね!!
海老
takaさん、こんにちは!

とにかくコストの大半を海老につぎ込んだかのような、
海老の持つ個性をひたすら引き出した内容でしたね!

動物系のスープや味噌も海老とぶつかるのではなく、
むしろ海老を引き立てるようなところがありましたし、
海老の風味も香ばしさや海老油の風味だけでなく、
海老の甘みなども含んでいて非常に良かったですね!(●・ω・)

以前に出たエースコックの「芳醇香味 塩そば」といい、
この商品といい、今年は海老系の当たりが多いですね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)

Re:かーとさん
こんにちは!

> とにかくコストの大半を海老につぎ込んだかのような、
> 海老の持つ個性をひたすら引き出した内容でしたね!
前評判通りの思い切った内容でした!

仰るように海老と味噌と豚骨の兼ね合いが見事だったし、
芳ばしさやパンチだけでなく甘味も楽しませてくれるなど、
思っていた以上に海老が強く打ち出されていたことに好感が持てました。

今年は海老を題材にしたカップ麺が多いですし、
どのメーカーもきちんとカタチにしてくれています。

個人的に海老を題材にしたカップ麺と言えば、
日清食品の「行列のできる店のラーメン えびそば 特濃しお豚骨」
これが忘れられないんですよね…。ほんと、また食べたいです。

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