日清食品「日清麺職人 香る鯛だし和風塩」



本日2回目の更新で、日清食品の「日清麺職人 香る鯛だし和風塩」です。去年の1月にも同社の同シリーズから、「鯛だし仕立ての塩」というカップ麺が出てました。期待以上に美味しかった記憶があるので、今回も楽しみです。





は、「“まるで、生めん。”のような食感の3層ノンフライ麺」で、「淡麗系塩スープにマッチするしなやかな中細ストレート麺」とのこと。毎度のことながら高水準。美味しいです。希望小売価格180円の製品で、ストレートノンフライ麺。この価格帯のノンフライ麺としては、まさにトップクラスの出来栄えと言えるでしょう。しなやかさとコシを兼ね備え、細麺で口当たりがよく、表面は滑らか。鼻を抜けるような小麦感と、小麦っぽい甘さが生麺風を加速。とても繊細で奥床しい上品なノンフライ麺で、定価180円とは思えないクオリティです。それをこのシリーズは、然も当たり前のように出してきますからね。優秀、超優秀。これまでに培われてきたノウハウが、今回も遺憾無く発揮されているようでした。細さの割に風味の強い麺なんですけど、今回はスープも強かったので、相性は申し分なかったです。

スープは、「鯛だしの上品な味わいと香りが特徴の淡麗系塩スープ」で、「あっさりとした中にも、だしの深みが感じられる味わいに仕上げ」たとのこと。液体スープを入れた瞬間に鯛を炙ったような芳ばしい本格的な香りが広がり、商品名の「香る」を体感。たしかに淡麗系の塩スープなんですけど、思ってたよりも濃かったです。と言うのも、実直に鯛だしの深みを追求していて、表面に浮かぶ油脂にもそのような香りが施されているのでしょう。鼻腔でも味覚でも鯛を楽しめて、「香る」「鯛だし」というのが見事に表現されていました。後味はアッサリとしていながらもコクがあり、奥深い味わい。これはいいですよ。奥床しいという言葉がピタッ、と当て嵌まるようなスープです。繊細でありながら分かり易く、小難しさがあるようで凡そ万人が楽しめるというか、そのバランスが実に巧妙。繊細すぎるくらい繊細に仕上げてくることも多いこのシリーズですが、今回は結構大胆ですね。それでいてブランドが持つ麺職人らしい繊細なイメージは踏襲されていて、予想も期待も裏切らないスープでした。麺が上品なノンフライ麺なので、互いに喧嘩する素振りすらないのも利点。相変わらず麺職人はこういったテイストに強いですね。

かやくは、「鯛つみれ、白髪ネギ、青ネギ、針しょうが、赤唐辛子」とのこと。去年は白髪ネギ,ワケギ,針生姜,赤唐辛子,揚げ玉だったんですけど、揚げ玉が鯛つみれに置換されたようです。特有の油脂感がコクを生んでいた前作の揚げ玉も捨て難いものがありましたが、鯛つみれによってスープの繊細さがより際立っていたし、全体の鯛らしさが増長。この変更は大きいものでしたが、違和感なく素直に楽しむことができました。鯛つみれも後入れですが、すぐに馴染んでくれます。さらに特筆すべきは薬味たち。後入れの白髪葱と青葱はとても風味が良くて、意識せずとも麺に絡んで口いっぱいに香味感が広がります。針生姜のアクセントは顕著なもので、爽やかな生姜の香りと少し感じる特有の辛味が口内をリフレッシュ。次の一口をより楽しめるよう、定期的に口の中を整えてくれているようでした。スープは鯛だしが強く、少し魚臭さを感じるくらい鯛が効いていたので、(私はこの魚臭さが好印象だったんですけど)生姜の清涼感と香味感が魚臭さを緩和してくれているようでした。赤唐辛子は割と多めに入っていて、視差的な効果もあり、口に入るときちんとカプサイシン系の刺激が感じられます。意識しなくても薄切りで麺に絡みつき、これもまた効果的なアクセントに。その三者が入れ替わり立ち替わり、時には手を取り合って主張していたため、最後まで飽きませんでした。ここまで薬味が活きたカップ麺は頻繁に出てきませんし、そういった意味でも大きな需要を感じます。っていうか辣味(辛味)に関しては、ひとつ前の記事の「チキンラーメンビッグカップ ピリッと辛口担々風」よりも刺激的だったかもしれませんw

(標準は★3です)

文句無しに美味しかったです。雰囲気,仕上がり共に、これぞ「麺職人」でした。想像以上に鯛だしがしっかりとしていたので、それを求めて手に取ってもらっても大丈夫だと思います。きっと期待に応えてくれるでしょう。方向性は「繊細」なのですが、ただの鯛だしでは終わらない。既に多くは語る必要のない安定して高水準な麺に、鯛の旨味が凝縮された繊細かつ大胆なスープ。そしてそれを最大限に引き立てる薬味と、さらに製品の鯛らしさを色濃くしていた鯛つみれ。スーパーなんかだと97円均一の棚にあったりしますし、もっと安いお店だと100円出したらお釣りがくるようなこのシリーズ。コストパフォーマンスはかなり高いと思います。麺職人らしい安定感を通り越したものがあったし、一般的な平均取得価格(予想)と値段以上の付加価値を考慮して、「+」マークを付けました。今後も麺職人シリーズから定期的に発売してもらいたいですね。100円前後で売っているのを見かけたら、取り敢えずカゴに入れて損はないと思いますよ。お勧めです。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:日清麺職人 香る鯛だし和風塩
製造者:日清食品
内容量:88g (めん65g)
発売日:2015年5月18日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:180円 (税別)
JANコード:4902105235126

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:410㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:2袋 (液体スープ・後入れかやく)

~標準栄養成分表~

1食 (88g) あたり

エネルギー:276kcal
たん白質:7.1g
脂質:4.9g
炭水化物:51.0g
ナトリウム:2.4g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:1.6g)
ビタミンB1:0.26mg
ビタミンB2:0.33mg
カルシウム:125mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:276kcal (めん・かやく:253kca / スープ:23kcal)
食塩相当量:6.1g (めん・かやく:2.0g / スープ:4.1g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、植物油脂、卵粉、醤油、チキンエキス、大豆食物繊維)、スープ(醤油、たん白加水分解物、植物油脂、食塩、魚介調味油、鯛エキス、糖類、香辛料)、かやく(ねぎ、魚肉練り製品、生姜、赤唐辛子)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸Ca、増粘多糖類、香料、酸味料、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、ビタミンB2、香辛料抽出物、セルロース、ビタミンB1、ベニコウジ色素、(原材料の一部に乳成分、えび、さば、ごまを含む)

アレルギー物質:小麦・卵・乳成分・えび・さば・大豆・ごま

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コメント

No title
まぁ、爽快では高いわけですがw

全然値引きされないんですよねーwww
投げ売りの物は古い物なのかなーと思うんですが、よく基準がわかんないんですよねー。注文あってから向こうも注文だしてるみたいですしー。

セブンに買出しにいってみようかなー。
No title
もうこの画見て、麺だけでも買う価値ありますね。
ほんとに麺職人の麺はこの価格帯では抜きん出ています。
細麺から太麺までぬかりなし♪

スープもスッキリそうでまさに呑み〆のためのカップ麺ですな~。


↑の方・・・
スーパー行ったら支出は3分の2か4分の3に抑えられますよww

誰かさん(笑)みたいに近所に店なくてガソリン焚いたらアレですが!(^_^;)
ねっ!!、だれかさん(^_^;)

Re:カブトムシさん
確かに爽快は基本的に定価販売ですからね(苦笑)

メーカーの製造が終わって「訳あり」
とかになってたら、そこそこ安いのですが。

> セブンに買出しにいってみようかなー。
カブトムシさんのセブンプレミアムのレビューが見たいです!
Re:たういパパ
最近はエースコックの多加水麺が脅威的ですが
「麺職人」の細麺も他に類を見ない完成度ですよね!

同じような価格帯で展開されている
「麺づくり」のノンフライ麺も完成度が高く、
多加水麺=「茹でたて名人」,ストレート麺=「麺職人」
縮れ麺=「麺づくり」みたいな3社のイメージが強いです。

今回は鯛出汁が想像以上に大胆で、相変わらず本格的な仕上がりでした。
でも個人的には、もうちょっと生姜は控えめでも良かったかもです。

> 誰かさん(笑)みたいに近所に店なくてガソリン焚いたらアレですが!(^_^;)
> ねっ!!、だれかさん(^_^;)
はっはっはっw 最寄りのスーパーまで往復1時間!(親指ビシイッ)

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