エースコック「驚愕の麺1.5玉 コク辛味噌ラーメン」



先日、友人から悩み事の相談を受けまして。その内容がオンラインゲーム?で心ないプレイヤーに執拗な攻撃をされた?みたいなことだったんですけど、その分野に詳しくない私は、「おいおい悩み事ってそんなことかよ…(苦笑)」と、軽くあしらうように返してしまいました。友人も愚痴っぽいトーンだったので、有耶無耶になって話は変わったんですけど、後から冷静になって考えると、私にとっては「たかがそんなこと」でも友人にとっては立派な「悩み」だったんじゃないのか…と。後日、改めて聞いてみたところ、「え…?あーそんなこともあったけーあははは」みたいな感じの言葉が返ってきてぶっとばしてやろうかと思ったんですけどw でもこの程度の話でよかったな、って。もっと本当に真剣な悩みだったら…そう考えたら自分の視野の狭い価値観が怖くなりました。それをその友人との遣り取りから改めて考えさせられたということは、断じて認めません絶対に。

さて、本日の一杯は、エースコックの「驚愕の麺1.5玉 コク辛味噌ラーメン」です。このシリーズは今まで「豚骨」「豚骨醤油」「鶏白湯」など、乳化系のスープでラインナップが構築されていましたが、今回は打って変わって辛味噌と来ました。既に定評のある「もちもっち多加水麺」に、味噌スープということで、特に構えなくても大丈夫そうですね。辛味とコク、そして味噌感のタイプと主張に注目です。





は、「生地にたっぷり水を抱かせた多加水麺」で、「プリッと歯切れが良く、もっちりとした食感に中華めんの風味をたたせ、ボリュームたっぷりに仕上げ」たとのこと。湯戻し前から個性的なビジュアルで、かなり濃い色合い(黄色)です。そして熱湯を注いで5分待てば、それはかなり本物の多加水麺に近い状態に。歯切れが良いというより、どちらかというと歯に纏わり付いてくるような粘り気があって、多加水麺らしい密度の高さ。小麦感もハッキリとしていて、特有の風味がスープに滲み出すほどの主張です。これは好き嫌いあるかもしれませんが、私はプラスだと思いました。噛めば噛むほど小麦の旨味が感じられ、油伸びしにくく、最初から最後まで美味しいノンフライ麺です。この手のオーソドックスなノンフライ多加水麺を作らせたら、今のところエースコックの右に出る者はいないでしょう。実はこの「ラーメン店と同じもちもっち多加水麺」というキャッチコピーには、理化学分析による裏付けがあるんですよね。モッチリ感,コシ,風味,滑らかさ,歯切れなどを測定し数値化して、某有名製麺所の生麺と比較したところ、限りなく本物に近い数値を叩き出しています。実際、質感,風味共に申し分ありません。特に鼻を抜けるような濃厚な小麦感が印象深く、今回その風味と辛味噌スープの相性がとても良かったです。小麦っぽい香りや甘味が苦手な人は嫌味に感じるかもしれませんが、中華麺らしい風味が好きな人は素直に楽しめると思うし、その期待を裏切らない芳醇さ。しかも麺量1.5倍(90g)ですからね。この項目だけでも大満足です。

スープは、「ポークの旨みを加えた味噌スープに香味野菜の旨みを加えたコク深いスープ」で、「アクセントにラー油や豆板醤・唐辛子を利かせ濃厚ながらもクセになる辛さで最後まで飽きのこない味に仕上げ」たとのこと。和味噌の主張に鋭利なカドはなく、風味とコクで喰わせるタイプ(=自分的好みw)尖っていなかったとは言え、豆板醤を始め味噌感はしっかりしてます。動物系の旨味も負けずにあって、糖類の主張にもワザとらしさがなく、自然に奥床しさと深みプラス。辛味はピリ辛程度だったものの、確実に食欲を増進。香味野菜のパンチも程良い主張で、バランスが良いですね。そして麺の項目でも触れましたが、戻し湯によって麺の小麦の風味がスープに滲み出し、その風味と味噌感が絶妙にマッチ。この手の風味が苦手な人には蛇足に思えるかもしれませんが、これによって主張の強い多加水麺との一体感が強まり、スープにも多層性が生まれていたように思いました。言ってしまうと中庸的な仕上がりで、遊び心こそなかったものの、凡そ万人が抵抗なく受け入れられる辛味噌スープとしての完成度は高水準。中庸的と言えど深みのある丁寧な作り込みで、物足りなさは全く感じませんでした。主役の麺に頼りっぱなしじゃなくて、きちんとスープも練られていたのが好印象。原材料に牛の文字は見当たりませんが、アレルゲンでは牛肉の表記があるので、もしかしたら香味油に牛脂が使われているのかもしれませんね。いや、単なる勝手な憶測ですけどw コクのある自然な甘味とほんのちょっとピリ辛感が、じわじわ追ってクセになる感じでした。

かやくは、「シャキシャキとした食感のキャベツにねぎと唐辛子」とのこと。辛味噌なのに肉具材が入っていないのがやや寂しいところではありますが、キャベツはそれなりの量が入ってましたし、エースコックのマズいハズレ系肉そぼろを入れるくらいなら、いっそカットして野菜を増やして欲しいと思っているタチなので、肉具材云々に関しての不足感は特になかったです。キャベツは麺と食べてもスープと食べても相性がよかったし、味噌感のあるスープの中でキャベツの甘味が映えていました。食感もシャキッ、とフレッシュ。そして忘れた頃にやってくる輪切唐辛子のピリッ、としたサプライズが良かったです。

(標準は★3です)

スープにまで干渉する麺の風味が好みの別れどころかもしれませんが、親しみ易くオーソドックスながらもコクと深みのある辛味噌スープに、「ラーメン店と同じ」のキャッチコピーに嘘偽りの無いノンフライ多加水麺。その両者の相性も申し分なかったし、大盛商品なのに脂質も7.1gと比較的ヘルシーで、希望小売価格が240円とハイエンドクラスですが、このクオリティの麺を大盛で食べられる幸せと食後の満足感(満腹感)を考慮すると、価格帯に見合った製品だと感じました。それに辛味噌スープって塩っぱいイメージが自分の中では強いんですけど、自然な甘味にある優しい味噌スープに香味野菜のパンチと辣油でピリ辛なアクセントをつけるという手法、塩カドが苦手な私にとってはとても有り難かったです。大盛商品らしい食べ応えと本格さを兼ね備えた「驚愕の1.5玉」シリーズ、このブログでは安定して高評価を叩き出してますね。今回も次回作が楽しみになるような仕上がりでした。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:驚愕の麺1.5玉 コク辛味噌ラーメン
製造者:エースコック
内容量:137g (めん90g)
発売日:2015年5月11日 (月)
発売地区:全国 (コンビニ)
希望小売価格:240円 (税別)
JANコード:4901071211318

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:480㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋 (液体スープ・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (137g) あたり

エネルギー:430kcal
たん白質:10.5g
脂質:7.1g
炭水化物:81.0g
ナトリウム:2.9g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:2.1g)
カルシウム:288mg

(食塩相当量:7.4g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、植物油脂、植物性たん白、大豆食物繊維、卵白粉)、スープ(みそ、鶏・豚エキス、豚脂、糖類、食塩、豆板醤、香辛料、魚介エキス、酵母エキス、植物油脂、香味油)、かやく(キャベツ、ねぎ、唐辛子)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、ソルビット、酒精、乳化剤、炭酸カルシウム、卵殻焼成カルシウム、カラメル色素、香料、増粘多糖類、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(甘草)、香辛料抽出物、酸味料、(原材料の一部に卵、乳成分、牛肉、ごまを含む)

アレルギー物質:小麦・卵・乳成分・牛肉・豚肉・鶏肉・大豆・ごま

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コメント

No title
こういうタイプ(若者向けのガッツリ系製品)のわりに
麺にこだわっているのはなかなか珍しいですね。
この製品がそんなに麺にこだわっているのわかってたら買ってたのに・・。
もう「パッケージ見てパス!!」状態になってしまいました。
ちょっと反省ww
Re:たういパパ
エースコックの「驚愕の麺1.5玉」シリーズは
量と質を兼ね備えた優良ブランドですよ!

> もう「パッケージ見てパス!!」状態になってしまいました。
そのパッケージですが、エースコックの多加水麺も安定してきたので、
フタの上に「もちもっち多加水麺」の文字があるときは、
基本的に安心して手にとって大丈夫だと思います。

次回作が出た時は是非!
No title
こんばんわ^^

これ見た瞬間にガクブルしました。

まさかと思い在庫をチェック。
ありましたwww

と、言う事で今日のお昼はこれでw

たま~にあるんですよねー。
師匠と賞味期限がせまってくる(暴言)
Re:カブトムシさん
こんばんは!

む、私に暴言とは・・・(ボキボキ…グキッ ←)

これ美味しかったですよ!
そんなにパンチのある製品ではありませんが、
ひとつの辛味噌らーめんとして非常に綺麗に整ってました。

カブトムシさんのレビューも待ってます!
No title
takaさん、こんにちは!

このシリーズって見た目こそ大味っぽいですが、
初期の頃からその内容は良かったですよね!

大盛系とは思えないスープの本格感があって、
特にこってり系スープの完成度は見事でしたし!

そしてそこにあの多加水麺も加わったことで、
実にスキのないシリーズに成長しましたよね!(●・ω・)

デザインこそ野暮ですがハズレのないシリーズですし、
ノンフライ麺でカロリーもそこまで高くないので、
いろんな意味で安心して手に取れますよね!

今後の商品展開への期待もふくらみますね!(゚x/)
Re:かーとさん
こんにちは!

そうなんですよ。見た目こそ質より量
みたいな雰囲気が漂っているのですが、
実際に食べてみると中身も伴ってるんですよね。

むしろ内容としてはいつもパッケージ以上だと思います!

ノンフライ麺の量と完成度も然る事乍ら、
大盛製品らしからぬ作り込まれたスープ。

もちもっち多加水麺をオープンプライス化したことによって、
浮いたコストの分だけスープ側に力が入れられると思いますし、
今後もこのシリーズには期待したいところですね。

そろそろズバッと★7つけたいです!

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