ヤマダイ「凄麺 深煎胡麻担担麺」



どうも、taka :aです。まるか食品がペヤングの再販でフィーバーしてるみたいですねー。転売屋の影響も大きいみたいですけど。で、メーカーも若干その風潮に乗っかってるような印象が無きにしも非ず。あくまで勝手なイメージですけどね。おっと、あまりこの手の話題には軽率に触れないほうが無難でしょうかw

さて、本日の一杯は、ヤマダイの「凄麺 深煎胡麻担担麺」です。これまでにも凄麺ブランドで常時販売されている既存ラインナップの中に「担担麺」はあって、たしか前作は最終リニューアルの段階で「五代目」でした。「金胡麻」を売りにした製品だったのですが、それがメーカーHPのラインナップから姿を消し、この担担麺が新商品として紹介されています。うーん…あんまり気乗りしないなぁ。





は、「当社独自製法のノンフライ麺を使用」し、「表面はつるつる、中はもちもちとした食感でスープとの絡みも絶妙」で、「時間が経っても伸びにくいのが特徴」とのこと。以前の凄麺の麺は、ゴリゴリとした不自然な質感が気になることも多かったのですが、最近はあまり気になりませんね。加水率は高めで、粘り気のある歯触りとコシの強さが特徴。他社から個性的なノンフライ麺が数多くリリースされるようになりましたが、この麺はまさに正当派のノンフライ麺というか、良い意味でノンフライ麺らしいノンフライ麺だと思います。ややクラシックな雰囲気を感じるようにもなってきましたが、ノンフライ麺としての完成度は高く、今後もこの方向性と雰囲気は個性として受け入れられそうです。ちなみに凄麺のノンフライ麺は、規定の湯戻し時間+2分ほど待つのがオススメ。気持ち長めに待つことで、より自然な質感が楽しめます。スープを入れて混ぜる作業を考慮すると、フタをあけてからさらにプラス1分〜2分ほど経過してから食べ始めることになりますが、それを踏まえても湯戻し時間の延長をオススメしたいですね。間違えてもフライングは以ての外w ちょっとゆとりを持って調理することで、この麺の持つポテンシャルを最大限に引き出せると思います。麺の主張もスープから孤立することなく、埋没することもなく、きちんと製品バランスに気を配っているノンフライ麺でした。

スープは、「濃厚な豚骨だしに味噌や豆板醤、香辛野菜、各種香辛料を合わせた複雑な味わいのあるスープ」に、「ゴマとピーナッツのコクを加え、まろやかに仕上」げ、「アクセントに花椒の香りを効かせたピリッと辛い担担麺スープ」とのこと。ピーナッツペーストがポイントですね。実際、家で担担麺を作るときにピーナッツバターを隠し味に入れたりするんですけど、これが中々の立役者。コクを格段に底上げしてくれます。さて、相変わらずマイルドな面持ちは継承しているものの、原材料を見ると大幅な変更が目に付きますね。前作にあったエビパウダーが消え、シイタケパウダーが参戦。植物油脂と動物油脂の立ち位置も逆転しています。胡麻も金胡麻ではなくなっていて、加薬の擂り胡麻の主張から体感的な差は顕著ではなかったものの、やや胡麻の押しは弱くなっているような印象。芝麻醤系のコクも浅くなっているような気がしました。それから味噌系の要素ですが、豆板醤よりも和味噌の風味が目立ってますね。辣味も麻味も一般ウケするレベルで、酸味も気にならない程度。全く以て悪くはないんですけど、ちょっと優等生すぎるかなぁ。サプライズや目立ったインパクトこそなかったものの、ある意味オーソドックスな受け入れやすい担担スープとも言えるので、広く万人ウケする担担スープだと思います。良くも悪くも、って感じですけどね。ふわっ、と香る花椒の風味は心地よかったです。ちなみに粉末スープにはトロミ成分がはいっているため、必ず後入れすることと、液体スープを入れる前に投入するよう指示があります。実際、粉末スープを入れてからしっかりと時間をかけて混ぜないと(1分以上推奨)ダマになる可能性があるので、要注意。このトロミの加減に不自然さはなく、麺との一体感を高めてくれていて、効果的な演出でした。

かやくは、「チンゲン菜、味付肉そぼろ、すりゴマ」とのこと。金胡麻が擂り胡麻に変わってますが、概ね目立った変化は無いですね。ただ…こんなに肉そぼろ微量でしたっけ?w しかも舌触りはザラッ…としてて微妙。でも肉の旨味はしっかりとありました。っていう変な肉具材w チンゲン菜は厚みがあり、特有の風味がきちんと感じられ、存在感のあるチンゲン菜ですね。これは好印象。擂り胡麻の風味も効果的で、スープに寄与しています。価格帯を考慮すると、ちょっと寂しくもありますが、ギリギリ及第点でしょう。ほんとギリギリw

(標準は★3です)

辣味,麻味,酸味はどれも控えめですが、担担麺に必要なポイントは一通りソツなく押さえています。刺激を求めると肩透かし喰らいますけど、凡そ万人が楽しめる担担麺というイメージは前作と同じで、日本人向けのマイルドな担担麺としての完成度はピカイチですね。やはり「新商品」というよりも、「リニューアル」って感じでした。金胡麻がコスト的に厳しくなったのか、胡麻の押しは少し弱くなってます。とは言え、これといってコスト調整的なアラが激しく目立っていたわけではありませんでした。肉具材は少し引っかかったけど…w ただ、悪く言うと今回も個性が無いですね。逆に安定感は折り紙付きですが、それをどう捉えるかが評価の分かれ目だと思います。今回、かなり厳しく評価しました。もし既存のラインナップに「担担麺」がなかったら、おそらく★5をつけていたでしょう。もしくは「六代目」として、「リニューアル」販売されていたのなら、その可能性もあったと思います。今回のように大々的に「新商品」を謳うのであれば、やはりそれなりのインパクトを期待していまいますからね。でも基本的な担担麺の構成を実直に押さえ、それを程よく開放したバランス型の担担麺としての完成度の高さは納得のいく水準に達していたため、このような評価とさせていただきました。決してお粗末なカップ麺ではありませんよ。担担麺が食べたい気分のときにお湯を注げば、その気持ちは満たしてくれるでしょう。凄麺らしく本格感もありますし、常時販売品としての安定力にも余裕があって、オススメしたいカップ麺のひとつです。個人的に何かひとつ突出させて欲しかったという不満から手厳しくいきましたが、芯のある担担麺なので、安心して手に取ってもらって大丈夫だと思います。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:凄麺 深煎胡麻担担麺
製造者:ヤマダイ
内容量:127g (めん60g)
発売日:2015年3月23日 (月)
発売地区:-
希望小売価格:210円 (税別)
JANコード:4903088011202

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:430㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋 (液体スープ・粉末スープ・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (127g) あたり

エネルギー:425kcal
たん白質:13.8g
脂質:12.2g
炭水化物:64.9g
ナトリウム:2.8g
(めん・かやく:0.1g)
(スープ:2.7g)

(食塩相当量:7.2g)
(めん・かやく:0.3g)
(スープ:6.9g)

原材料名:スープ(ポークエキス、糖類、ゴマ、植物油脂、食塩、ピーナッツペースト、醸造酢、蛋白加水分解物、味噌、しょうゆ、チキンエキス、豆板醤、香辛料、デキストリン、動物油脂、シイタケパウダー)、めん(小麦粉、食塩、大豆食物繊維)、かやく(味付肉そぼろ、ゴマ、チンゲンサイ、糖類)、加工でんぷん、増粘剤(加工でんぷん、グァーガム)、調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、香料、微粒二酸化ケイ素、香辛料抽出物、(原材料の一部に卵を含む)

アレルギー物質:卵・小麦・落花生・大豆・鶏肉・豚肉・ごま

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コメント

No title
なんか凄麺に叱咤激励しているような、
そんな温かみを感じる記事でしたね。
たしかに凄麺はもう一定のレベルは確保されているのが、
食べ手の先入観といえるでしょうからね。
そういう意味で求める側のハードルも上がっているのでしょうか・・・(^_^;)
自分は未だに凄麺の麺にいつも感動して高評価になっちゃいますww
Re:たういパパ
> なんか凄麺に叱咤激励しているような、
> そんな温かみを感じる記事でしたね。
そのように受け取ってもらえて光栄です!
実際、今回そんな雰囲気の記事作りを心掛けていたので。

たしかに一定の水準は確保できているので、
こちら側の先入観とスタンスに大きく左右されますよね。

やはりそれなりのハードルを設けてしまいますし、
凄麺の標準(★3)の位置ってスゴく難しいんですよ…w

> 自分は未だに凄麺の麺にいつも感動して高評価になっちゃいますww
この麺も少しずつ進化してますよね!
ただ、博多系の低加水麺は昔のほうが美味しかったです。
No title
担々麺、がんばれ・・・ですね。

自分はそば系統に頑張って欲しいです。
そう天そばどん兵衛を追い詰めるほどに。

凄麺と言うだけであの10番勝負以来
ハードルが上がってしまい手を出してませんが、リニューアルかどうかが
わからなくなっているだけと言ううわさも・・・
Re:カブトムシさん
味的には全然★5なんですけどね。
凄麺への愛を込めて★3です。(なんやねんw)

ヤマダイの蕎麦と言えば手緒里庵!
リアル系カップ蕎麦の中では最強かと。
どん兵衛にはどん兵衛にしかない良さがありますよね。

コレは完全に「リニューアル」です。
なので、新鮮味こそありませんでしたが、
美味しさは変わらず継承されていますよ。

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