明星食品「明星 大砲ラーメン neo とんこつ+牛だし」



人を信じて裏切られたとき、少なからず信じた自分にも非があると思う。もちろん、詐欺などの犯罪や過度に悪質なケースを除いての話だが、友人間や恋人間での些細な裏切り(嘘)は、コチラ側としても相手の本質を見誤った、相手に釣り合わないような期待をし過ぎたなど、冷静になれば事前に対処し、回避できることだからだ。と、お湯を入れてカップ麺が出来上がるまでの待機時間中にボンヤリと考えてました。taka :aです。いや、別に誰かに騙されたわけじゃないですよw ただの雑記ー。ちなみに記事作りの際、最後に書いているのがこの「冒頭文」です。このカップ麺を含め、実は最近の記事の殆どが数日前に食べて書き溜めているものなんですよね(小声)もう4月の製品を食べ始めています。とは言え、それでもI'm still missed the season of new cup noodleなんですけどねぇ…orz

さて、本日の一杯は、明星食品の「明星 大砲ラーメン neo とんこつ+牛だし」です。「大砲ラーメン」というと、カップ麺フリークは「昔ラーメン」を思い浮かべることでしょう。結構パンチあるんですよね。そんな大砲ブランドから新商品。「neo」と銘打って、「とんこつ+牛だし」だそうです。愛人が「うまみの複合技」と、名付けていたこの製品ですが、私は牛骨系に弱いんですよ…。(牛脂の主張があると無条件に加点するのでw)でも「neo」ってことは、「昔ラーメン」とは対極にあるのかなー、とも思ったり。ちなみにメーカーの説明を引用すると、「『大砲ラーメン』が期間限定で取り入れたスペシャルメニューをカップめんにしたもの」で、「『呼び戻し』の濃厚なとんこつスープをベースに、創業以来初となる牛だしをプラスしたオリジナルメニューのおいしさをカップめんで再現し」たとのこと。久留米の豚骨ラーメンと言えば、「呼び戻し」が印象深いですよね。そこに牛だしが加わるということで、互いの主張バランスとクセの有無が気になるところです。





は、「濃厚スープによく絡む、歯切れの良いノンフライ細麺」とのこと。明星食品が得意とする、歯切れの良さが目立つ低加水系のノンフライ麺です。タテ型ということで、スチームノンフライ製法ですね。(どんぶり型はスーパーノンフライ製法)久留米ラーメンを意識してか、気持ち博多麺よりも太めでしょうか。チョッパヤ(湯戻し1分)の麺を湯戻し3分用に調整した感じ。どんぶり型ほどのリアリティや高級感こそありませんが、タテ型製品としての水準は非常に高い位置にあります。パツンッ、とした歯切れの良さが心地よく、この手の麺を作らせたら明星食品の右に出る者はいないでしょう。カタ麺好きは湯戻し1分30秒〜2分でフタを開けても問題ないかと。小麦感がきちんとあるのも明星食品の低加水系ノンフライ麺の特徴です。ただ、風味と塩気と質感的に、ちょっと素麺ぽかったりもするんですけどねw 良い意味でスープに影響しないというか、差し支えないタイプのノンフライ麺だったので、スープの邪魔をしていなかったのも良かったです。カップのサイズ的に、麺量は70g〜80gは欲しかったところですけどね。

スープは、「『大砲ラーメン』の呼び戻しスープをイメージした濃厚なとんこつスープをベースに、牛エキスを合わせて、奥深い味わいに仕上」げ、「マー油入りの調味油を加えることで、複合的に旨さが重なる、店主こだわりのオリジナルスープ」とのこと。ほんとに「呼び戻し」?w それにしては随分と洗練されたスープじゃないですか。牛脂を彷彿とさせる甘味が印象深く、マー油の芳ばしさがアクセントになっているのですが、各々のクセは最小限に抑えられています。「呼び戻し」というイメージから想像される荒々しさは全く無かったし、実直な豚骨ではなく、鶏エキスも入っているので尚更。でも鼻腔を擽る牛だしらしい香りと、余韻として残る牛の旨味は印象深かったです。食べ始めはマー油の芳ばしさとガーリック感が心地よかったのですが、後半は気にならない感じでした。豚骨や牛骨を煮詰めた濃厚なスープというよりも、あくまで「だし」を基調としたスープです。まだまだカップ麺でも浸透しきっていない牛だしの要素は嬉しかったし、それによって境界線は引けているのですが、ちょっと従順というか、割りかし素直なスープでした。豚と牛の持つクセを求めると裏切られますが、仕上がりとしては悪くないでしょう。そして意表を突かれたのが、辛味。製品説明にはない辛味が目立っていて、後半にかけて蓄積されていき、その主張は顕著なものに。最初は牛骨の旨味と牛脂の甘味が目立っていたのですが、最終的に最も目立っていたのはカプサイシン系の辛味でした。豚,鶏,牛の動物系の要素に、黒マー油とカプサイシンのアクセントによって、愛人が「うまみの複合技」と例えていたのも納得。個人的には「豚骨のサソリ固めと牛骨のキャメルクラッチ」くらいのキツいインパクトが欲しかったところではありますが…(ニュアンスw)ほんのちょっとトロミがつけられていたんですけど、良い意味で気にならない感じでした。

かやくは、「ダイス肉、タマゴ、ネギ、ニラ、スイートレッドペッパーを組み合わせた彩りとボリュームを特長とする具材」とのこと。再現モノなのにダイス肉とはコレ如何にw という疑問符が無きにしも非ずですが、量はたっぷり入ってて幸せでした。こんなにダイス肉が入ってる製品も珍しいと思います。日清食品のダイスミンチほどの存在感(味付)ではありませんでしたが、ゴロゴロ入っていたダイス肉には充足を感じました。さらにタマゴのボリューム感も相俟って、「彩りとボリュームを特長とする」という製品説明にも偽り無しです。ニラはきちんと風味があったし、ネギも甘味と風味がきちんと感じられる大きめカットの具材系。スープの牛の要素とダイス肉は相性が良く、ガーリック感とニラの相乗効果、辛味に対するタマゴとネギの甘味のコントラストなど、まさに計算されているようでした。それぞれの具材に意味があり、スープとの相性が良く、辛味やガーリック感が橋渡しをしている感じで、全く違和感は無かったです。ダイス肉やタマゴはカップ麺らしくて、ある意味ジャンキーだったんですけど、再現度云々は抜きにして、素直に楽しませてくれた具材達でした。工夫の凝らされたバランスですね。

(標準は★3です)

本格的な一面があったり、ジャンキーな一面があったり、なかなか面白いカップ麺でした。豚骨も牛骨も前評判通り上品なものでしたが、ノンフライ麺で雑味もなく、ひとつのカップ麺としての完成度は高かったです。余韻として残る牛の旨味も印象的だったし、この手のテイストはなかなか味わえないため、需要と価値のある製品だと思いました。以前、「明星 すこびる辛麺 激辛牛だしチゲラーメン」のときにも感じたことですが、明星食品は牛だしに強いのかも。この手の路線を極めさせたら、ゾクゾクするようなとんでもない爆発力を魅せてくれそうな予感。麺量が少なかったことと、思いの外に豚骨が大人しかったのが少し不満でしたが、きちんと牛は存在していたし、充足感の高い具材構成も素直に評価したいと思います。今回は前半と後半とで随分と印象が異なっていて、最初の2〜3口が個人的ピークでしたw でもスープが冷めてから飲んでみたら、牛だし再来。もっとクセがあっても良いと思いますけど、きちんと個性の感じられるカップ麺だったので、良かったです。

(以下、余談的ボヤキになりますので、スルー推奨w)

どうして最近のトレンドって、一貫して「マイルド」なんでしょうねぇ。「ついてこれる奴だけついてこい!」みたいなクセのあるカップ麺が少なくなってきたのが寂しいです。かつての明星食品の製品は人を選ぶというか、もっとクセがあったんですよ。それが日清食品の傘下に入ったあたりから鳴りを潜め、万人ウケを狙った路線に走ってしまっていて、「豚骨臭こそ全て」みたいな荒々しかった時代を知っているが故に、どうしても不満を感じてしまいます。オールラウンダーな製品作りは日清食品に丸投げしちゃえばいいわけですし、そろそろ抜かれた牙を取り戻し、買い手を選ぶような個性を重視した製品作りに励んでほしいですね。今回のカップ麺でもそう。我々「ディープ派」としては、豚と牛の主張がぶつかり合うような荒々しさが欲しかったです。テンプシーロールからのアルゼンチン・バックブリーカー的なインパクトが…ってキリないんでヤメましょかw それに文中でも格闘技の技名なんかをチラッ、とネタ的に織り交ぜましたが、「うまみの複合技」に乗っかっただけで、別に私は格闘技に精通しているわけではないですw

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:明星 大砲ラーメン neo とんこつ+牛だし
製造者:明星食品
内容量:90g (めん65g)
発売日:2015年3月23日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4902881427203

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:紙
必要湯量:400㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋 (調味油)

~標準栄養成分表~

1食 (90g) あたり

エネルギー:366kcal
たん白質:11.2g
脂質:10.6g
炭水化物:56.5g
ナトリウム:2.7g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:1.8g)
ビタミンB1:0.87mg
ビタミンB2:0.38mg
カルシウム:136mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:366kcal (めん・かやく:313kca / スープ:53kcal)
食塩相当量:6.9g (めん・かやく:2.3g / スープ:4.6g)

原材料名:めん(小麦粉、植物油脂、食塩、粉末油脂、植物性たん白、卵粉、酵母エキス)、スープ(デキストリン、食塩、糖類、豚・鶏エキス、ラード、たん白加水分解物、香味調味料、香味油、乳等を主要原料とする食品、ビーフエキス、しょうゆ、香辛料、酵母エキス)、かやく(味付豚肉、味付卵、ねぎ、ニラ、香辛料)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、増粘多糖類、香料、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、乳化剤、微粒二酸化ケイ素、リン酸塩(Na)、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、膨張剤、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部にごま、さばを含む)

アレルギー物質:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・牛肉・さば・大豆・ごま

にほんブログ村 グルメブログ カップ麺・カップラーメンへ
本日の一杯 -Cupmen Blog of taka-
Update notification:Facebook / Twitter / Instagram
関連記事

コメント

なるほど・・・
テンプシーロールからアルゼンチンバックブリーカーに移り、そのまま空中に飛んでキン肉バスターでフィニッシュ‼︎

・・・みたいなインパクトが必要って事ですかね?ね?
No title
深刻な入りでビックリしました(笑)

う~~~ん確かに喧嘩とかも両成敗って言いますもんね~~!

確かにそうですね~~
なぁ=んってちょっと考えましたわ~~(笑)
Re:JoJo氏
まさに、そういうことですね。
キン肉バスターでフィニッシュとかナイスJoJo氏!b
Re:yukiさん
> 深刻な入りでビックリしました(笑)
いやいや、すいません(ぺこり)
こういうの、ふと考えちゃうんですよ。
で、冒頭書くことないから・・・みたいなw

あくまで自分の場合、ですけどね。
合わないと思ったら躊躇なくスパッ、と縁を切ってしまうので、
友人の数は少ないですw その分、残った友人達はかなりディープ(笑)
No title
牛系スープの製品は貴重ですからね!
そういう希少種なんであまり冒険できないのかな?
もとからこういう系は製品数が少ないことから
あまり人気のあるジャンルではないのでしょう。
女性層やカップ麺のライトユーザーの衝動買いを
取り込めない(期待できない)のが痛いですね。
Re:たういパパ
コレ★5でもいいかなー、とも思ったんですけどね。
でも「ディープ派」としてのバイアスがどうしても…w

最近は日清食品の麺職人とか、サンヨー食品の裏メニューとか、
割と牛骨系も出てきてるので、結構期待してるんですけどね。

たしかにライトユーザーには向かないイメージなので、
そこが伸び悩んでいる大きな要因かもしれません。

でも牛脂の甘味を打ち出せばそれなりに納得させられると思いますし、
そんなに難しいジャンルでもないと思うんですけどね。
ある意味ゴリゴリな豚骨よりも一般ウケするのではないかとw
No title
いやぁ〜〜、奥深いですな…

炊き込んだスープと、お湯をかけるだけの
スープとは、牛だしの香りとかも
変わってくるんでしょうね…

その中でも、ホンモノに近付ける技術…
日本の即席麺はスゴイと思いますよ…
Re:ハシダ・メンさん
カップ麺は奥深いです。

もちろん人工的な香料なども使用しているのでしょうが、
「感じさせてくれる」というのは非常に大きいですね。

外国製のカップ麺と比較すると尚更ですけど、
日本の技術力の高さは群を抜いていると思います。

個人的に「牛骨」をテーマにするのであれば、
調味油を駆使してガチガチに主張させてほしいですね(笑)
No title
ちょっ…やだ私を見捨てないで…
非があるならなおします!(←100% 愛人気質)

コピーを引用&リンクいただきありがとうございます!
あの【】には実は最も時間かけてますw
毎回私の記事もtakaさんのブログにリンク貼っていて、相互リンクっぷりが激しい…!w

このカップ麺は異色ですね~
甘みのバランスもいいですし、美味しかったです!
Re:清水さん(愛人)
> ちょっ…やだ私を見捨てないで…
> 非があるならなおします!(←100% 愛人気質)
そんなアナタを振り回したい…(←自他共に認めるクソどSなのっw)

> あの【】には実は最も時間かけてますw
だと思ってました。あの部分は神経つかってるんだろうなー、って。
今後も積極的にパクっていきますので、気合入れて考えてくださいね♡

> 相互リンクっぷりが激しい…!w
これが「愛」の「現れ」というやつですな!
(このコメント見てる人達どう思ってんだろ…w)

牛骨というと異色にも思えますが、
意外と定期的に発売されてるんですよね。
最近では日清食品やサンヨー食品からも出てましたし、
明星食品のすこびる辛麺も印象に残っているカップ麺です。

カップ麺でも「牛」はもっともっと活性化してほしいジャンルですね!
No title
お師匠様、私と言う弟子がありながら・・・;;

あー、エースコックにはしりまーす。
(日清驀進中)
No title
追加。

お師匠さま。アレってビア系なカップ麺ですかねwいつものあそこにあったんで、あれの事かなって思ってwww
Re:カブトムシさん
> お師匠様、私と言う弟子がありながら・・・;;
ごめんねカブちゃん・・・;;

いやいや、弟子よ・・・。
弟子と愛人は別ジャンル故、安心なされよ。

あ、日清食品ラッシュ終焉ですか(笑)
Re:カブトムシさん
> お師匠さま。アレってビア系なカップ麺ですかねw
ビンゴ!それのことです。

昨日、カリメロの仕事が休みだったんですけど、
ほぼ丸1日かけて電車を乗り継ぎ探し回り(マジ)
4駅目の途中下車先で発見したようですw

アイツの根性(執念?)ハンパない・・・爆
No title
takaさん、こんばんは!

これは自分も食べたのですが(記事化はまだ)、
大砲ラーメンのこってりイメージとは違って、
豚骨も牛も優しくまとめてある感じでしたね!

ただ強烈なインパクトを求めなければよくできていて、
焦がしラードの香ばしさも含めて
上手くまとめてきてるなぁという印象でした!

牛は鶏や豚よりも人を選ぶタイプのクセがあるので、
そのあたりのバランスが難しいのかもですね!

以前に太麺堂々で振り切ったものが出ましたが、
あれは強烈すぎてトラウマを植えつけられましたし(;゚ω゚)

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんはー。

おおっ!ここにコメントが入るとは(笑)
いつも隅々までご覧くださって感謝です(ぺこり)

> 大砲ラーメンのこってりイメージとは違って、
> 豚骨も牛も優しくまとめてある感じでしたね!
そうなんですよね。だから「neo」なんでしょうか(笑)

仰る通り強烈なインパクトを求めたら肩透かしですが
そうでなければ良く出来た製品だったと思います!
自分的には強烈な牛臭さを感じたかったんですけどね(笑)

> 以前に太麺堂々で振り切ったものが出ましたが、
> あれは強烈すぎてトラウマを植えつけられましたし(;゚ω゚)
それ未食です!そんなに強烈でしたか…(食べたい…めっちゃ食べたい…)
あふれる牛臭さ
こんばんは!

ちなみにこの記事で紹介した商品ですね!
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-1520.html

記事ではまだそれなりに控えめに書いてますが、
食べた後に顔とかに牛脂の香りがべっとりとついて取れないのですよ!笑

食べた後の自分が牛臭くなりましたからね!
当時牛系に慣れてなかった自分としては強烈すぎました;

でも好きな人はとことん気に入ったようで、
評価は真っ二つに分かれてたように記憶してます!

ではでは、再度おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
> あふれる牛臭さ
な、なんとう魅力的な…。

> 食べた後に顔とかに牛脂の香りがべっとりとついて取れない
> 食べた後の自分が牛臭くなりましたからね!
(よだれ)URL訪問します!

管理者のみに表示

トラックバック