東洋水産「マルちゃん 縦型ビッグ ラーメン横綱 豚骨しょう油」



明日、5月23日。とうとう鳥取県内に、初のスターバックスがオープンするそうです。これで全国制覇ですね。「鳥取にはスタバはないですけれども、日本一のスナバがあります」という県知事の発言から誕生した「すなば珈琲」という喫茶店があるのですが、とうとう鳥取にもスタバが誕生しちゃうわけで、すなば珈琲の存亡を賭け、覚悟を決めたという「これからもスナバを応援してください!! 大ピンチキャンペーン」というキャンペーンを開催するんだとか。そんなチラシがあって、「3回に1回ぐらいはぜひ、当店の方をご利用ください。」という謙虚で洒落の効いたコメントがツボでしたw しかも回数が妙にリアルw これからスタバとスナバの仁義無き戦いが始まるようですが、私はスナバを応援したいですね。とは言え、すなば珈琲に行く機会は滅多に無いわけなんですけどw 久しぶりに行こうかなー、鳥取。隣だし。ちなみに私は個人でスターバックスには行きません。あの摩訶不思議な呪文が未だに唱えられないもので!(白目)

さて、本日の一杯は、東洋水産の『マルちゃん 縦型ビッグ ラーメン横綱 豚骨しょう油』です。「ラーメン横綱」関西圏では馴染みのあるラーメンチェーン店ですね。でもこの製品、どうも納得いかないんですよ。と言うのも、同社がリリースしている常時販売のレギュラー商品の中に、どんぶり型の「ラーメン横綱 豚骨しょう油」という製品があるんですよね。私の行動範囲内では、ミニストップに常備してあります。ちなみに定価は、どんぶり型=270円,タテ型=205円(共に税抜)なので、明らかにコンセプトは「手軽に横綱の味を」ってことなんでしょうけど、65円という定価の違いが及ぼす格差というか、その金額の差による影響力はカップ麺だとかなり大きいわけですよ。確かに手軽にお店の味が楽しめるのであれば、それはもうお得感満載なわけですけど、東洋水産のタテ型ビッグカップという時点で大きな不安があるわけで…w 一応、製品としてはお店の再現カップ麺なので、もはや別物になっていたら元も子もないですし、そのあたりどうなのかなー、って。で、このブログではどんぶり型の製品を記事にしてないので、わざわざそれも買ってきましたw(どんぶり型の実食経験は確か3回)では、まず新発売のタテ型から。





は、『チキン・オニオン・ガーリックで味付けをした、香味豊かな麺』で、『丸刃で切った、なめらかな口当たりの太めの麺』とのこと。丸刃? 角刃でしょコレ。カップの形状から予想はしてましたけど、お店の麺を再現する気は無いみたいですね。毛頭w たしか実際のお店の麺は中細ストレート麺だったはずですが、コチラは縮れのある主張の強い油揚げ麺です。「本気盛」の流れを汲んだ…というか多分、本気盛の汎用麺と同じだと思います。東洋水産のタテ型ビッグ製品なので、これに関してはギリギリ許容範囲内(無理矢理w)ですが、明からに麺が一人歩きしちゃってるのはいただけませんね。麺をほったらかしてスープだけ飲んでいる分にはまだいいのですが、麺を食べている間はホントに味付麺だけワシワシ食べさせられているというか、何かちょっと違う感。東洋水産のオラオラ系油揚げ麺の独擅場、って感じでした。私は本気盛シリーズのファンなので、味付しっかりめのこの油揚げ麺は個人的に好みどストライクなんですけど、本気盛が失敗しちゃった時の典型的なパターンというか、取り合わせとしてはやや難があると思います。

スープは、『ポークの旨味をベースにオニオンの甘味を加えた、濃厚な醤油豚骨スープ』とのこと。現在はロードサイドに構える大型チェーン店ということもあって、スープの味にも多少はバラツキがあると思うのですが、特徴がないのが特徴、みたいな「横綱」の無難な豚骨醤油味というイメージ(勝手なw)からすると、雰囲気は感じられます。ただ、如何せん油揚げ麺の風味が邪魔ですね。前半はまだ良いとして、ただでさえ無難な豚骨醤油なので、後半は完全に油揚げ麺の風味が豚骨感をマスクしてしまっていて、スープ全体がボヤけてしまっています。同社の「本気盛」シリーズのネガティブな印象がモロに出てしまっている感じ。主張の強い油揚げ麺を採用するのであれば、店の雰囲気から少し離れても、それなりに意識して調整した方が良いと思います。そもそも麺からして再現する気は無いのですから、カップ麺としての製品バランスが砕けてしまうよりはマシでしょ。それからオニオンの甘味ですが、これもちょっと違うんじゃないの? って思いました。良くも悪くも無難な豚骨醤油味だったことと、醤油ダレの塩気も相俟って、最終的に喉が乾くスープだなぁ、くらいの印象しか残らなかったのが残念です。

かやくは、『FD チャーシューブロック、メンマ、ねぎ』とのこと。FD(フリーズドライ)チャーシューブロック、これは素晴らしいです。タテ型とは思えないリアルな肉具材ですね。具材に強い(特にFD)東洋水産の力強さが遺憾無く発揮されていました。この肉具材に関しては手放しに楽しめるでしょう。豚肉らしいリアルな食感と風味があって、味付の程度もバッチリ。本物さながらです。ただ、メンマと葱に関しては特筆すべき部分はありませんでした。葱の風味はしっかりとあったのですが、量は少なく、実際の横綱は葱が入れ放題なので、そのあたりも意識してもらえると嬉しかったんですけどね。チャーシューが秀逸だっただけに、製品全体のバランスの傾きが余計に気になってしまいました。

(標準は★3です)

「ラーメン横綱」の雰囲気は無きにしも非ずでしたが、どんぶり型の製品と比較すると、たった65円の差がこうも顕著に現れるのか…というのを体感した気分です。お店のラーメンとは比べものにならないし、どんぶり型の製品と比べても、はっきり言ってこの子は「別物」です。再現度がイマイチでもカップ麺として美味しかったら良しとしよう、というスタンスで今回は挑んだのですが、おいちょっと待て、みたいな。結果的に不味いというほど酷いわけではありません。でも何でこうなった感が否めませんでした。横綱のラーメンがカップ麺で楽しめるぞー!ってテンションでイったら確実にスコーン…だと思います。既存の製品にどんぶり型があり、「横綱」の名を冠しているのにも関わらず再現度もイマイチで、ちょっと何がしたいのかよく分かりませんでした。スープだけで言えば何と無く雰囲気は感じられたんですけど、後半は油揚げ麺の風味でボヤけてくるし、麺は無骨だし、カロリーも脂質もこっちのほうが高いし…。再現モノとして見ても、ひとつのカップ麺として見ても、私にはイマイチとしか映りませんでした。どんぶり型の製品が常時販売されている中で、わざわざ65円ケチってまでこのカップ麺を手に取るメリットは無いと思います。横綱の再現カップ麺が既存のラインナップにあることで、尚更このカップ麺の存在価値が見出せません。タテ型カップ麺のメリットである手軽さはあったものの、再現度もカップ麺としての完成度も微妙ということで、開発の意図も不透明。今回そこが大きく足を引っ張ってしまいました。せめてどちらも期間限定であれば、印象も変わっていたのかもしれませんがね。何だか「横綱」のカップ麺というよりも、「個性のない豚骨醤油味の本気盛」って感じでした。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん 縦型ビッグ ラーメン横綱 豚骨しょう油
製造者:東洋水産
内容量:99g (めん70g)
発売日:2015年3月2日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4901990333245

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:430㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋 (特製スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (99g) あたり

エネルギー:434kcal
たん白質:12.7g
脂質:19.1g
炭水化物:52.9g
ナトリウム:2.6g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:1.7g)
ビタミンB1:0.76mg
ビタミンB2:0.30mg
カルシウム:160mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:434kcal (めん・かやく:325kca / スープ:109kcal)
食塩相当量:6.6g (めん・かやく:2.3g / スープ:4.3g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、粉末野菜、チキンエキス、香辛料、卵白)、添付調味料(醤油、豚脂、ポークエキス、でん粉、砂糖、ゼラチン、たん白加水分解物、香味油脂、食塩、粉末野菜、植物油、香辛料)、かやく(焼豚、めんま、デキストリン、ねぎ、ゼラチン)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、カラメル色素、酒精、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、クチナシ色素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、ごま、りんごを含む)

アレルギー物質:卵・乳・小麦・ゼラチン・大豆・豚肉・鶏肉・りんご・ごま

にほんブログ村 グルメブログ カップ麺・カップラーメンへ
本日の一杯 -Cupmen Blog of taka-
Update notification:Facebook / Twitter / Instagram
関連記事

コメント

No title
私にとって横綱は辛いのん入れて横綱ラーメンです(笑)ネギもめっちゃ入れてな~~最高です(笑)
でも化調がくちの残るのが気になるけど・・・(笑)
たまに食べたくなります~~♪

評価★2って。。。(笑)
Re:yukiさん
葱入れ放題の店って最高ですよね!
ひとりでザルを空けるくらい葱好きですw

私の場合は運がいいだけなのかもしれませんが、
そんな無茶をしても笑顔で葱おかわりしてくれる店員さん。

この時点で再訪決定ですよw

化調も程々なら旨味を助長してくれますが、
行き過ぎたらワザとらしくて蛇足ですよね。

なんかイマイチだったので、評価は★2で…(ぺこっ)
No title
どんぶり型のほうは自分の近所のスーパー(コンビニじゃない)でも
品揃えされているお店がけっこいありますね。
そういう意味ではあんなハイエンドのカップ麺でもどんぶり型は需要が
それなりに高いんですね。

こちらのタテ型は麺の再現がまったく別物なのにビックリです。
まぁ、これでもいいのですが、実質横綱ではありませんね・・・。

なんか特徴のないお店だけに、そんなに似せる必要がないのかも?ww
Re:たういパパ
どんぶり型は常時販売品ですし、ストックされてるお店も多いので、
やはり売れ行きが良いとか、それなりの需要があるのでしょうね。

タテ型カップにはインスタントらしい良さがありますが、
今回はカップ麺として見ても首を傾げてしまう点が… ^^;

> なんか特徴のないお店だけに、そんなに似せる必要がないのかも?ww
それ言ったらお終いですってw でも言われてみたら確かに(苦笑)
No title
あの摩訶不思議な呪文が未だに唱えられないもので!(白目)←wwwwwwwww

自分もスタバにいったことはありません。ドトールならあるんですが・・・。

いろんな世界がありますね。
Re:カブトムシさん
なんかあるんですよw
呪文みたいな長ったらしい注文の仕方がw

それを細かくオーダーする客も凄いと思いますが、
聞き直さずに注文を受ける店員さんが凄いと思います。

カフェは個人で細々とやっているような
静かで小さな隠れ家的なお店が好きです。
ツボった!
スナバが!www

いい!凄くいいです!

何処がで使おう〜♡←何処で?
Re:まるむ氏もといJoJo氏
スナバの対抗策いいですよね!w

何処かで使ってくださいな♡笑
No title
takaさん、こんにちは!

これはほんともう・・・東洋水産の縦型油揚げ麺系の弱点がモロに出てましたね;

スープだけ飲むとなかなか良く、具も秀逸だけど、
麺をすすると完全に麺だけが目立つという;

横綱のスープってそこまで主張が強いわけではないので、
そこにこの麺を合わせると完全に食われますよね;

しかも、もともとノンフライ麺のどんぶり型がある中で
あえてこのバージョンを出したのは謎ですね(;゚ω゚)

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんにちは ^^

コレはホントに、あちゃ〜…でした(苦笑)
東洋水産が縦型カップで失敗しちゃった時の
典型的なパターンにあったと思います。

たしかに具材やスープだけならまだ良かったのですが、
麺の選択を完全に間違えていましたよね。

麺単体としては自分好み(ファンw)なのですが、
それを支えるスープ有りきのことですから。

それにノンフライ麺バージョンが常時販売されている中、
隣にコレを置かれても・・・みたいな。

手軽さという点では間違いなく軍配があがりますが、
それによって失ったものはかなり大きいと思います。

管理者のみに表示

トラックバック