日清食品「中華そば ますたに」



「日本ハム 天津閣 ふかひれ入りごまだれ水餃子」という水餃子が見切り品で半額になっていたので、買って食べてみたんですけど、思いの他に美味しかったです。ふかひれ感は殆ど無かったんですけど、(「※ふかひれ1%使用(あん中)」…って分かるかっ!w)白玉団子級の粘り気ある皮のもっちり感が個人的にツボでした。12個入で150円だったので、いい買い物したなー、って。ビバ庶民派w

さて、本日の一杯は、日清食品の『中華そば ますたに』です。京都府左京区北白川にあるお店で、「背脂チャッチャ系」の元祖と言われているラーメン屋さんですね。このカップ麺はローソン限定発売の商品です。





は、やや縮れのある中細ノンフライ麺で、加水率は中の平均値でしょうか。弾むような弾力のある麺で、箸で持ち上げたり勢いよく啜るとピンッ、と汁はねする感じ。(実際けっこう飛んだw)鼻を抜けるような小麦の風味と、小麦らしい甘味がきちんと感じられ、コクと厚みとキレを兼ね備えた鶏ガラ醤油スープとの相性は絶妙。表面は滑らかですが、適度に縮れがあったことと、チキンエキスを練りこむことによってスープとの一体感も高く、いい取り合わせだったと思います。個人的に今回のようなスープには、やや加水率が低めのストレート麺が合うように思いますが、スープとの均衡は保たれていたので、特に問題は無かったです。改悪前の日清食品らしい生麺風のノンフライ麺で、手放しに楽しめる麺だと思います。

スープは、『鶏ガラベースのコクあるスープにたっぷり入った背脂の旨みが特徴の背脂醤油』とのこと。さすがに背脂はカップ麺の枠をでませんが、きちんと存在感があったことと、背脂特有のコクとプニッとした粒感と甘味、量の割にクドさを感じさせない上品さがあったことに好感が持てました。そしてスープは背脂に頼りきっておらず、ベースは鶏ガラを中心にちょっぴりポークが手伝って、動物系のコクが深く、厚みがあってしっかりとしています。そして醤油感も強いのですが、嫌味のない醤油ダレの塩梅が絶妙。こってり系の鶏ガラ醤油スープなのに、後味にはコクを残しながらもキレがあって、重厚感がありながらもしつこくない。ついもうひとくち、と飲んでしまうような素晴らしいバランスでした。唐辛子によるちょっぴりカプサイシン系のアクセントも良かったです。「背脂チャッチャ系」という限られたテイストが味わえるということと、きちんとお店の個性や雰囲気が感じられることに明確な価値が見出せるスープですね。ほんのちょっとだけとろみがあるのですが、麺に対してスープの絡みを手伝ってくれるくらいの自然なものだったので、特に違和感はありませんでした。冷めてから飲むとちょっとワザとらしかったんですけど、熱いうちは気にならない感じです。

かやくは、『又焼2枚、メンマ、ネギ入り』とのこと。チャーシューはスーパー厚切焼豚ではありませんでしたが、スーパー焼豚を薄くカットしたようなパワフルなチャーシューです。しかも2枚!物価の高騰が相次ぐ中、これは嬉しいポイントですね。とりあえず半分食べて・・・みたいなセコい食べ方しなくても2度楽しめる的なw メンマも特有の発酵感があり、コリコリしてて美味しかったです。写真では沈んでますが、量もたっぷりでした。葱はきちんと風味のあるものだったのですが、値段が値段なので、九条種葱を使用するとか、後入れにするとか、もう一捻り欲しかったですね。でもチャーシュー2枚は気合い入ってたと思います。

(標準は★3です)

「背脂チャッチャ系」この手のテイストのカップ麺って、有名店監修モノ以外では中々ありそうで無いんですよね。今回きちんと特徴を捉えていたし、気軽に触れられる元祖背脂チャッチャ系ラーメン、って感じで納得のいく仕上がりでした。まずイメージ通りの実直なスープには好感が持てたし、麺も改悪前の輝きがあり、実際の味わいも雰囲気が醸し出せていたと思います。具材に充足感がありながら、麺とスープも手抜かりなく、ひとつのカップ麺として綺麗に仕上がっている一杯でした。ハイエンドクラスのカップ麺ということで、値段が高い分おいしくて当たり前という感想もありますが、それをきちんと体現できている製品は多いわけではありません。そういった部分が大きかったので、今回は即決の★5。同社が製造しているチルドタイプも美味しいですよ。同じような方向性の製品として、サンヨー食品の「魁力屋」の再現モノがありますが、麺もスープも受ける印象は異なるので、きちんと差別化が図られています。ちなみに液体スープには背脂が入っているので、液体スープ湯煎派の人は気を付けましょう。(温め過ぎると背脂が溶けます)

勝手にちょい辛アレンジ

この製品には一味唐辛子が非常に合いますので、お手元の一味唐辛子を是非。スープがシャープに引き締まります。通常の一味唐辛子はもちろん、輪切りの鷹の爪や糸唐辛子を入れるのも通な感じでオツですよ。ジョロキアなどの激辛系を使う場合は極少量で。一味唐辛子ならハウス食品の「唐がらし族」という粗挽の一味唐辛子がお勧めです。手に入りやすく、唐辛子特有の風味が豊かなんですよ。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:中華そば ますたに
製造者:日清食品
内容量:126g (めん70g)
発売日:2015年2月16日 (月)
発売地区:全国 (LAWSON)
希望小売価格:276円 (税別)
JANコード:4902105220993

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:460㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋 (粉末スープ・液体スープ・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (126g) あたり

エネルギー:488kcal
たん白質:14.2g
脂質:22.3g
炭水化物:57.8g
ナトリウム:3.3g
(めん・かやく:0.5g)
(スープ:2.8g)
ビタミンB1:3.73mg
ビタミンB2:0.41mg
カルシウム:152mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:488kcal (めん・かやく:318kca / スープ:170kcal)
食塩相当量:8.1g (めん・かやく:2.3g / スープ:5.8g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、でん粉、植物油脂、卵粉、大豆食物繊維、植物性たん白、チキンエキス)、スープ(動物油脂(豚、鶏)、醤油、ポークエキス、チキンエキス、香味油、香辛料、ねぎ、糖類、野菜エキス、酵母エキス、ポーク調味油)、かやく(チャーシュー、味付メンマ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、かんすい、酒精、炭酸Ca、カラメル色素、乳化剤、香料、焼成Ca、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、ビタミンB2、香辛料抽出物、ビタミンB1、野菜色素、(原材料の一部に乳成分、ごま、ゼラチンを含む)

アレルギー物質:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま・ゼラチン

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コメント

No title
こんばんわーー^^

チャーシュー2枚は
いいですねー。
このラーメンですが
写真にやられないように
見ていたのですが結局やられてしまい
夜食を物色することになりました。

まあ、ラーメンじゃなくって
トマトですんだのですが。

あ、今日の激辛コーナーは
さらによかったですね。
銘柄指定と言うのはよっぽど
愛用してるのかなーと思ったのですが
どこにでもあるんでしょうか・・・
今日実はヤフーで開店記念82円セールで
博多七味唐辛子と言うのを
売っていたので買おうかなと
思っていたのですが
この記事を見てやっぱり近場にしようと
思いました。
ハウス食品の唐がらし族。うん。
師匠、わかりました^^
No title
ますたにと言えば、京都ラーメンの1ジャンルとも言えるラーメンですね。
とにかくスープが美味しいイメージです。
この製品もしっかりそれが再現されていそうですね!
魁力屋さんとはまたちょっと違うジャンルと言えると思います。

・・・(^_^メ)
なんか上の方・・・、
熱く語っておられますね~~\(^o^)/
No title
takaさん、こんばんは!

ますたにというと、スーパーのチルド麺コーナーでよく見かけますね!

一度それを食べたことがありますが、動物系のコクもしっかりして、
なおかつそこに背脂がパンチを加えてくれていて、
満足できる仕上がりだったのをおぼえてます!(=゚ω゚)

魁力屋→来来亭で修行した人が設立
来来亭→ほそかわで修行した人が最初に始めた
ほそかわ→ますたにで修行した人が設立

こんな流れがあるので、どうもこのますたにが
京都の背脂醤油系の源流にあたるみたいですね!(●・ω・)

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
No title
さすがはハイエンドなカップ麺ですね...

「背脂チャッチャ系」は昔、京都によく食べに
行ったのですが...最近はホントご無沙汰ですわ...

最近の流れである、麺に様々なエキスを練り込むのは
スゴイ技術だと思うんですよ...これによって
スープとの絡みも、格段に良くなったりしますもんね...
Re:カブトムシさん
チャーシュー2枚はインパクトありますよね。
これは写真撮影が楽でした(笑)

夜食にトマト、健康的でいいじゃないですか。

今日はちょい辛コーナーになりましたが、
こういった路線のスープには唐辛子が合うのですよ。

ハウス食品「唐がらし族」愛用してます。
風味をつけたいときにバサバサかけてます(笑)

スーパーなんかに普通に置いてありますね。
かなりメジャーな一味唐辛子だと思いますよ。

> 博多七味唐辛子
自分は基本的に七味唐辛子は使わないのですが、
「博多」という文字が気になりますね_φ(. .*)
島唐辛子然り、産地が暑いほうが辛味は強いですし。

ハウス食品の「唐がらし族」は
値段も馬鹿高いわけではないですし、
とても風味が豊かなので、是非お試しください^^
Re:たういパパ
「ますたに」背脂チャッチャ系の源流と言われているお店ですね。
その雰囲気はしっかりと感じられるカップ麺だと思います。

サンヨー食品の「魁力屋」のように、
具材の葱にもう一工夫ほしかったですね。

カブトムシさんw
自分の悪影響に侵食され激辛に目覚めつつありますw
Re:かーとさん
うちの近所でもチルド麺コーナーに常備してあります。

チルド麺としても高い部類に入りますが、
それだけの価値はあると自分は思いました。

このカップ麺を食べて久々にチルド版も食べたくなり、
いま冷蔵庫に入ってるんですけど、なんか思惑に乗っちゃった感が(笑)

> 魁力屋→来来亭で修行した人が設立
> 来来亭→ほそかわで修行した人が最初に始めた
> ほそかわ→ますたにで修行した人が設立
おっ、流石かーとさん。よくご存知ですね。
まさに元祖と言っても過言ではないと思います。
インスパイアされたラーメン店も多いことでしょう。
Re:ハシダ・メンさん
値段相応の内容でしたよ!

「背脂チャッチャ系」自分も最近ご無沙汰です。
っていうかラーメン店自体ご無沙汰っていう… ^^;

麺に動物系のエキスを練り込むことによって、
スープとの一体感は格段に上がりますからね。

日清食品のハイエンドカップ麺には、
頻繁にチキンエキスが練り込まれる傾向にあります。

それが不自然に感じられないのもカップ麺ならではというか、
うまいこと考えてるなー、って感心しますよね。

味付ノンフライ麺と言えば、
「すこびる辛麺」の麺が非常に個性的で、
ジャンキーでも本格的でもない良い意味でどっちつかずというか(笑)

意識して食べると感慨深いノンフライ麺なんですよね。

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