サンヨー食品「サッポロ一番 三重 亀山ラーメン 牛骨味噌味」



「まるか食品」ついに動きを見せましたね!5月末から生産を再開し、定番のレギュラー商品だった「ペヤングソースやきそば」が首都圏で6月7日、北海道と沖縄を除く他地域でも7月6日には店頭に並ぶ見通しが立ったようです。フタの材質をプラスチックからアルミシールタイプのものに変更して密閉し、製造ラインにカメラを設置したり、従業員を増やすなど、工場の改良も行なったようで、本格的に始動するみたいですね。まずは主力商品であるソースやきそばを製造し、他の商品は順次販売再開を目指す方針とのこと。乗り越えなければいけない壁は大きいですが、かつての勢いを取り戻してもらいたいものです。最近キワモノ路線はエースコックが頑張っていましたが、今後の両社の競り合いが見ものですなー。まるか食品が本格的に稼働し出すであろう2015年の後半は大いに盛り上がりそうです!

さて、本日の一杯は、サンヨー食品の『サッポロ一番 三重 亀山ラーメン 牛骨味噌味』です。牛骨はどうしてもクセがあるので、一般的には普及しにくいみたいなのですが、自分はクセのある牛骨ラーメンが結構好きで、たまに牛骨系のカップ麺が登場すると嬉しいんですよね。牛骨ラーメンと言えば鳥取県のご当地ラーメンが有名ですが、今回は三重県亀山市発祥の「亀山ラーメン」で、牛骨味噌味とのこと。モデルになった亀山ラーメンは、『株式会社ぐるなびが運営するご当地情報サイト「ぐるたび」主催の「ご当地ラーメングランプリ2013」でグランプリを獲得』したそうで、『県産食材を活用したみえフードイノベーション商品としては初めて全国展開するものであり、また、三重県観光キャンペーンのロゴマークを使用した三重県観光キャンペーンコラボ商品』だそうです。な、なんか超気合い入ってますね…w「牛骨の甘みと味噌のコク」かぁ、牛骨と味噌の兼ね合いが非常に気になるところですな。(牛を味噌が喰い殺していませんように…w)





は、『やや黄色みを帯びた幅広の麺で亀山ラーメンをイメージし』、『緩やかなウェーブをつけたスープとの絡みがよい麺』とのこと。中細麺ですが、なかなか力強いノンフライ麺ですね。弾けるような躍動感があって、明確な存在感を放っています。それでいて孤立しておらず、スープとのバランスも悪くないですね。何と言っても面白かったのが、麺を食べている時に最も牛らしさが感じられたこと。スープ単体で飲むとやや味噌が勝っているような印象を受けましたが、麺を食べている時は牛骨の風味や牛脂の甘味がダイレクトに感じられて、それがとても印象深かったです。これはちょっと意外な展開でした。もうちょっとスープの味噌感が控え目だったら、もっと麺の小麦感も活きたんですけどね。亀山ラーメンの定義のひとつに、「ニシノカオリ」の小麦粉から作った麺を使用する、というのもあるようですが、さすがにそこまでは手が回らなかったようです(笑)

スープは、『牛骨エキスをベースに赤味噌、豆味噌、麦味噌の3種の味噌を合わせ、ガーリックやジンジャーで風味付けをし、コチュジャン、豆板醤でアクセントをつけたあっさりした味噌味』で、『さらに三重県産のはなびらたけパウダーを使用して、味・香りに深みをつけ、亀山ラーメンの特徴を再現し』たとのこと。はなびらたけパウダーなんて表記初めて見ましたw そのスープの味わいですが、まずきちんと牛骨の風味と牛の旨味があって、それでいて特有のクセは最小限に抑えられています。後口に余韻として残る牛脂特有の甘味も印象的ですね。この甘味は糖類によるものも含まれていたんですけど、そこまでわざとらしくなかったので、素直に牛脂の甘味として楽しめました。私はもっと牛骨特有のクセやパンチが表立ったスープが好みなのですが、万人が美味しいと思えるという観点から見ると、このくらいがベストバランスでしょう。個性がありながら、牛骨のネガティブな印象は受けないと思います。そして味噌感ですが、これはもうちょっと控えめだと嬉しかったですね。塩分濃度が低く甘味の強い麦味噌をブレンドすることによって、塩分濃度の高い赤味噌の尖りと豆味噌の渋みはある程度中和されているのですが、やや赤味噌が強い感じです。しかし、それぞれの味噌が持つ特徴は感じ取れたので、味噌という要素だけでも複雑味があった事には好感が持てました。この3種の味噌をブレンドする、というのも亀山ラーメンの特徴みたいですね。さらにコチュジャンと豆板醤によってコクが増し、ほんのちょっとピリッとした刺激がアクセントになっていて、味に深みと奥行きが生まれていました。ガーリックとジンジャーの香味感は思っていたよりも控え目だったので、味噌感を少し弱め、香味感を強めた方がバランスは良いと思います。前半は牛骨がハッキリと感じられたのですが、舌が慣れてくると味噌が前に出てくるので、最後まで牛を感じるためにも味噌の塩分濃度はもうちょっと落として欲しかったですね。はなびらたけパウダーに関しては目立った主張は無かったものの、亀山ラーメンには三重県産のキノコを使うというのが定義にあるようなので、それを満たすための工夫なのでしょう。

かやくは、『シャキシャキのキャベツともやし、歯ごたえあるキクラゲ、うまみのある肉そぼろに、人参』とのこと。野菜たっぷりです。中でもキャベツは結構たくさん入っていて、かなり甘かったんですよね。その甘味がスープとベストマッチで、量も多く満足度が高かったです。ザクザク食べられる感じで、野菜好きには嬉しいポイントでした。モヤシもきちんとシャキッとしていて、存在を見失ってしまうことが無かったのも好印象。キクラゲも歯応えがあって、こちらもスープとの相性は良好です。肉そぼろは味付がしっかりと施されていたので、少量ながらもきちんと存在感がありました。肉の旨味も感じられたし、食感も自然な感じ。ちょっと甘辛な味付で、スープとの相性を考慮してのことだと思います。量も種類も豊富だったため、具材に関しては何の不足感もありませんでした。強いて挙げるとするならば、フリーズドライで三重県産のキノコなんかが入ってたら…ってさすがにそこまで手は回りませんよねw あ、キクラゲは一応キノコかw

(標準は★3です)

牛骨味噌ってどんなだろ、って思ってたんですけど、なかなか独特で面白かったです。ちょっと今までに無い感じ。ひとつ残念だったのは、食べ進めることによって塩分が舌に蓄積され、後半にかけて予想以上に味噌のエッジを強く感じてしまったこと。軽く面食らってしまいました…。でもこれに関しては、私の塩気に対して過敏な反応を示す舌の問題だと思います。牛骨の主張について言えば、牛骨の持つインパクトよりもトータルバランスで攻めてきたような感じですね。牛骨らしい重みやインパクト、クセを期待すると肩透かしを喰らいますが、牛脂特有の甘味と牛の旨味から、個性はきちんと演出できていたと思います。牛骨のネガティブなイメージは最小限に抑えられているため、えー牛骨はちょっと…って人でも、割りかし大丈夫だと思いますよ。多分、そういう人にこそ食べて欲しいと開発された製品なんだと思います。私は牛がガチガチに攻めてくるような押しの強い牛骨スープが好みなのですが、こういう牛骨ラーメンもありだなと素直に思えたし、牛骨ラーメンの可能性を広げてくれたような一杯でした。牛骨味噌というテイストには個性があったし、麺にも具材にも抜かりがなくて、定価250円のハイエンド製品ですが、話のネタに食べてみる価値はあると思います。今月は私用で三重県(鈴鹿,伊勢)に2回行く予定なので、タイミングよく巡り会えたら本物も食べてみたいですね。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:サッポロ一番 三重 亀山ラーメン 牛骨味噌味
製造者:サンヨー食品
内容量:123g (めん70g)
発売日:2015年1月19日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:250円 (税別)
JANコード:4901734023326

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:470㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋 (液体スープ・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (123g) あたり

エネルギー:375kcal
たん白質:11.8g
脂質:6.7g
炭水化物:66.8g
ナトリウム:3.1g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:2.3g)
ビタミンB1:0.33mg
ビタミンB2:0.58mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:375kcal (めん・かやく:285kca / スープ:90kcal)
食塩相当量:7.9g (めん・かやく:2.0g / スープ:5.9g)

原材料名:めん(小麦粉、植物油脂、食塩、大豆食物繊維、粉末卵)、スープ(みそ、ビーフエキス、食塩、糖類、植物油脂、野菜エキス、牛脂、コチュジャン、豆板醤、香辛料、チキンエキス、昆布エキス、酵母エキス、ハナビラタケパウダー(三重県産))、かやく(キャベツ、鶏・豚味付肉そぼろ、もやし、キクラゲ、人参)、加工でん粉、酒精、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、かんすい、増粘剤(キサンタン)、香料、クチナシ色素、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE)、パプリカ色素、ビタミンB2、香辛料抽出物、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、ごまを含む)

アレルギー物質:小麦・卵・乳成分・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉

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コメント

No title
先生!!こんにちわんわん♪

だいぶ元気のyukiです(≧▽≦)

ほ~~牛コツ味噌の独特か・・
これはyukiのタイプじゃなさそうだ(笑)

今日イオンへ行ったらこないだの明太激辛焼きそば??が98円で売ってました~♪
先生とたういさんのやり取りで
「鳥のふん」って言ってたの思い出して可笑しかった~(笑)
お☆
ペヤング 再始動かぁ☆
こりゃまた、カリメロ泣かせな
商品を出して来るのか...w

いや、頑張りますとも(・ω´-ゞ)^☆w

確かに三重県 2回行くね☆笑

No title
牛骨と味噌味を合わせたカップ麺は記憶が無いです。
この2つの主張の強い素材どうしがいかに融合しているかがポイントの製品でしょう。
評からするとやや味噌が強めってとこでしょうか?
自分もtaka :aさんと同じなんで、牛骨優勢だったらよかったかもしれません。
でもやっぱりスープは気になるな~!
きのこのアイデアも隠れたアイデアですね。
Re:yukiさん
お、よかったー。
だいぶ良くなったみたいですね!

これは牛骨の持つネガティブさがかなり抑えられているので、
yukiさんでもいけるかもしれませんよ。無理だったらダーリンにパスw

> 「鳥のふん」って言ってたの思い出して可笑しかった~(笑)
あ、かねふくとサンヨー食品がコラボしたカップ焼そばですね。
そうそう、鳥の糞w たういさんの発言はリアルタイムでリアルなので!w
Re:カリメロ
な…なぜ貴様が三重行きを知っている…(ガクガク)

ペヤングただでさえ手に入りにくいからなぁ…。
店側も受け入れるまで時間がかかるか、
話題性がある分、そこに食いついてくれるといいんだけど。
Re:たういさん
牛骨味噌味は自分も記憶に無いですね。
牛骨といえば清湯スープのイメージが強いですから。

そうですね、ややスープは味噌が勝っていました。
でも麺を食べている間は牛の旨味ギュ〜ッでしたよ!

コンビニよりもスーパーで手に入る率が高いみたいです。

きのこのアイディアもナイスでした!
そういったところにの製品の気合の入れようを感じますよね。
No title
カリメロとのやりとりwww

そういえばちょっと思ったんですが
個人的な見解です。

牛骨に味噌はどうなんだろうってw
醤油だろって思ったんですが
自分だけですかね。
Re:カブトムシさん
何故か初見の時から呼び捨てにされてるカリメロw

牛骨に味噌は斬新でした。
牛骨ラーメンといえば、山口県下松市の「下松ラーメン」も有名ですが、
鳥取も山口もベースは醤油が基本なんですよね。

どちらも牛骨をテーマにしていますが、
鳥取はシャープ、山口は甘味が強いという傾向にあるので、
自分は山口県の牛骨ラーメンのほうが好みかもしれません。

実際に下松ラーメンは食べたことないですけどw
いつか元祖と言われている「紅蘭」に行ってみたいです。
意外と優しい
takaさん、こんばんは!

牛骨+味噌というと、ゴリゴリに強烈なイメージがありますが、
これはむしろそれとは真逆な優しい仕上がりでしたね!

先入観で避けてしまう人がけっこう多いかもですが、
むしろそういう人こそ楽しめそうな一杯かもですね!

逆に牛骨や味噌の強烈なパンチを求めると外されますし!(=゚ω゚)

こういう牛骨系もあるのかと思わせてくれる仕上がりでしたね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
そうなんですよね。
製品説明にも「あっさりした味噌味」とありますが、
それを念頭に置いておかなければ、少し肩透かしかもしれません。

反面、クセが控えめな分、客層は広がります。
> 先入観で避けてしまう人がけっこう多いかもですが、
> むしろそういう人こそ楽しめそうな一杯かもですね!
まさにそういった考えがあってのことなのでしょう。

個人的にはもっと牛の押しの強さが欲しかったところですが、
これはこれでアリだなと思えました。
No title
まるか楽しみですねえ~。
はやくゲテモノ系出してほしいですね(笑)

牛骨ラーメンはかなり自分には新鮮な味だと思いました!かなり意欲的な一杯というか、ジャンルとしての可能性を感じたのでこれからも動向を見ていきたいと思います!!
Re:ねんごろさん
まるか楽しみです!
問題は店頭に並ぶ率がどうなるかですね。
入手できないと意味が無いですから・・^^;

自分は牛骨ラーメンが好きなのですが、
牛骨味噌というジャンルはこのカップ麺が初体験でした。
最近は牛骨,牛だし系のカップ麺もチラホラ出てくるようになりましたし、
そろそろドカーンと牛骨ブームが来ないかなぁ、と密かに願っていますw

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