マルタイ「清陽軒監修久留米ラーメンカップ」



昨日から雪がちらついていて、一晩で30cmくらい積もったでしょうか。現在、愛車は青空駐車なので、雪かぶってて寒そうです。こう寒いと夏が恋しくなりますが、夏になったら冬が恋しくなるんですよねーw

さて、本日の一杯は、マルタイの『清陽軒監修久留米ラーメンカップ』です。「味のマルタイ」といえば、「棒ラーメン」や「長崎ちゃんぽん」が有名ですよね。当ブログでは初めて取り上げるメーカーです。とんこつラーメン発祥の地、久留米。そんなとんこつの本場で久留米ラーメンを提供する老舗ラーメン店「清陽軒」監修で、同じく福岡が拠点のマルタイとがタイアップした商品です。それだけで期待が膨らむような内容ですが、実は以前もタテ型で「清陽軒」の再現モノのカップ麺が発売されていました。そのときはどうもイマイチな仕上がりだったので、あまり良い印象は残っていないのですが、今回はノンフライ麺を採用したどんぶり型の製品でリベンジ、といったところでしょうか。同じラーメン店監修で、方向性を本格志向にシフトしての再販とは、マルタイの気合の入れようを感じます。マルタイのカップ麺でノンフライ麺というのも新鮮ですし、攻めの姿勢を感じる今回の作品、果たして前回のネガティブなイメージを払拭することはできるのでしょうか。





は、『とんこつスープとよく絡むノンフライの細めん』とのこと。縮れのある麺ですが、九州とんこつ系の麺を意識した歯切れの良さが印象的な低加水系のノンフライ麺です。この手のノンフライ麺は明星食品の十八番ですが、ハイエンド商品のノンフライ麺として、納得のいくレベルには十分到達していると思います。湯戻し90秒の段階だと、ややほぐれにくさはありますが、噛み切ったときのプツンッとした歯切れの良さが実に心地よく、やや粉っぽさを感じるような小麦の風味も印象深いものでした。ちょっとそうめんっぽくもあるんですけど、完成度は高いです。今回はそんな博多系の麺だったのですが、久留米ラーメンの麺はこの手の博多系の麺と比べ、もうちょっと太めな傾向にあるのが一般的みたいですね。でも今回のとんこつ感の強いスープとの相性は文句なしに良かったです。

スープは、『あっさりしていながらもコク深く、濃厚感のあるとんこつスープ』とのこと。いやーこれは久々にキましたね。久留米ラーメンといえば、ギトギト系のラーメンが多いようなイメージですが、こちらは比較的あっさりとした路線のとんこつスープです。イメージ的にはとんこつ醤油を大幅に豚骨に傾けたような路線なので、長浜系のとんこつスープとは明らかに表情が異なってくるのですが、とんこつ感はなかなかのもので、あっさりといえどコクは深く、濃厚なのにしつこくなくて、でも後口に残るとんこつの風味がつい次の一口を求めてしまうような、そんな絶妙なとんこつ感でした。かなりうまいです。とんこつ臭もしっかりしているほうで、その獣臭が嫌味なく漂うことにより、あっさりながらも攻め立ててくるような野性味と、押しの強さが生まれていました。タレの主張も実に絶妙。甘じょっぱいタレの醤油感と塩気が程よく混ざり合っていて、その主張は芳醇なとんこつ感を食ってしまうことなく、見事な配分でした。かなり本格的なスープだったので、何か小細工が仕掛けてあるんじゃないかと原材料を覗いてみると、これがまた非常にシンプル。豚を中心に固めてあって、その他の畜産系のエキスは使用せず、まさにとんこつ一直線という潔さ。ほんとに無駄のないスープでした。ポークベースではなく、きちんと“とんこつ”だったのが良かったです。妥協を許さない、まさにそんな姿勢が伝わってくるような完成度ですね。替え玉したかったw

かやくは、『定番のねぎ、ごま、メンマに加えて、カリカリとした食感の「豚脂風味フレーク」を別添』とのこと。やっぱりとんこつラーメンにはたっぷりの青ネギですよ。風味豊かなネギがたくさん入っていて、きちんと薬味としての役割を果たしていました。好印象。後入れのカリカリチップ(豚脂風味フレーク)は、カリカリの状態だとまさに背脂をカリカリに揚げたような芳ばしさがあって、なかなかに秀逸なトッピングです。ただ、お湯を吸ってふやけてしまうと油揚げみたいになってしまうので、そうなってしまうと蛇足に感じてしまうというか、正直邪魔でしたw カリカリのうちに食べちゃうか、ふりかけながら食べるのがいいと思います。メンマは小さかったんですけど、特有の発酵感が強く、きちんと存在感のあるおいしいメンマでした。久留米ラーメンは具材に海苔を入れるお店も多いみたいなんですけど、自分は海苔は要らない派なのでw

(標準は★3です)

こってりとした久留米ラーメンのイメージとは少し違う、あっさり系のとんこつだったのですが、それが「清陽軒」の特徴みたいですし、あっさり系とはいうものの、とんこつの風味はしっかりとしていて、その牙のあるとんこつ感には大きく好感が持てました。ハイエンドカップ麺らしい本格さがあって、前回のタテ型のときの残念な印象も見事に払拭。ノンフライ麺の出来も良かったし、なによりスープがうまかった!カップ麺でこれだけやってくれれば大したもんですよ。総評としては7ですが、スープに関しては8でも差し支えないんじゃないかと思いました。不振がささやかれていたマルタイですが、その打開策としていいスタートが切れたのではないでしょうか。これだけきっちりとした製品を作り上げることができるんですから、今後のマルタイのハイエンドカップ麺にも期待できますね。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:清陽軒監修久留米ラーメンカップ
製造者:マルタイ
内容量:104g (めん65g)
発売日:2014年10月27日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:250円 (税別)
JANコード:4902702004606

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:450㎖
調理時間:熱湯90秒
小袋構成:3袋 (スープ・かやく・カリカリチップ)

~標準栄養成分表~

1食 (104g) あたり

エネルギー:376kcal
たん白質:12.7g
脂質:12.4g
炭水化物:53.3g
ナトリウム:2.5g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:1.6g)
カルシウム:265mg

※参考値:調理後に分別して分析
エネルギー:376kcal (めん・かやく:298kca / スープ:78kcal)
食塩相当量:6.4g (めん・かやく:2.3g / スープ:4.1g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維、卵粉)、スープ(ポークエキス、豚脂、しょうゆ、調製ラード、食塩、たん白加水分解物、ゼラチン)、かやく(ねぎ、煎りごま、豚脂風味フレーク、メンマ)、加工でん粉、増粘剤(加工でん粉・キサンタンガム)、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、酒精、乳化剤、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、カラメル色素、クチナシ色素、カカオ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、鶏肉を含む)

アレルギー物質:小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン

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コメント

No title
マルタイはうまいですから(キッパリ

いや、ほんと。最強です。
No title
この商品は美味しかったですねえ~。
あっさり目の豚骨ながらも主張すべきところは主張している。
出るべきところは出ているボンキュッボンの美人みたいですね(謎)
No title
なんと!の高評価!!
これ食べてないですワ・・。
マルタイさんは豚骨系スープではサンポーさんとの2大メーカーですものね♪
安心して食べれるイメージです。
が、ここ最近カップ麺の新製品が全くないんですよね・・・(^_^;)
どうしちゃったのかな?って思います。
No title
takaさん、こんばんは!

これはほんと良かったですよね!

自分も前回の縦型油揚げ麺版はあまりよく感じなかったですが、
このどんぶり型ノンフライ版はそのリベンジを見事に果たしたと思います!(●・ω・)

高級系カップ麺として納得がいくだけの麺に
あっさりさせつつも豚骨臭をしっかり持たせたスープと
この商品で出すべき特徴がきっちり出ていましたね!

今後はマルタイの高級カップ麺にも期待が持てますね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:カブトムシさん
マルタイいいですよねー。

大手メーカーほどの勢いはありませんが
これからも頑張ってもらいたい企業です!
Re:ねんごろさん
たしかにあっさり系ながらもグラマーなとんこつでしたねw

自分はこってり系のとんこつが好みですが、
この製品のきちんとしたとんこつ感にはとても好感が持てました。

そろそろ鼻に付くようなクセのある
一般受けしないようなとんこつラーメンを開発してほしいですw
Re:たういさん
ぜひ食べてみてください!
なかなか気合の入ったカップ麺でしたよ!

> ここ最近カップ麺の新製品が全くないんですよね・・・(^_^;)
赤字がどうのこうのとニュースになってましたからね。

そんな不信がささやかれている中で、
きちんと攻めの姿勢をとって開発されたこのカップ麺は
マルタイの大きな一歩になったのでは、と自分は思いました。

そろそろサンポー食品からもとんこつ系の新作が出ないかなー、
なんて待ち遠しかったりします(笑) 頑張ってもらいたいですね。
Re:かーとさん
これはなかなかな見事でしたよね!
どんぶり型リベンジ成功だったと思います。

全体的にハイエンドカップ麺として納得のいくクオリティで、
とんこつらしいとんこつらしさもきっちりと醸し出されていて、
この本格的な仕上がりには素直に拍手を送りたいです。

マルタイのハイエンドカップ麺にも
もっともっと勢いづいてほしいなと思いました!

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