エースコック「勝浦タンタンメン」



GABANの粗挽黒胡椒が切れたので、おもしろいかなーと思って今度は同社のミル付きのやつを買ってみたんですけど、これちょっと感動しました。中には粒状のままの黒胡椒が入っていて、使う度に自分でゴリゴリしないといけないんですけど、やっぱり挽きたてだと風味が全然違いますね。毎晩ウキウキしながら納豆にゴリゴリしてます。そんなひと手間が最近のちょっとした楽しみだったりしますw

さて、本日の一杯は、エースコックの『勝浦タンタンメン』です。「勝浦タンタンメン」、通称「勝タン」。このカップ麺のリニューアルも恒例な感じになってきましたね。今までにも何度か食べていますが、ブログでの紹介は初めてです。勝浦タンタンメンは一般的な担担麺のイメージとは一線を画していて、芝麻醤(練り胡麻)などは使用せず、基本はキリッとした醤油ベースのスープで、そこに大量のラー油が浮かび、炒めた玉ねぎの甘味が特徴となっている担担麺です。漁業関係者の方の冷えた体を温めるためのメニューとして普及したそうで、現在ではB-1グランプリでも頻繁に取り上げられていますね。発祥はなんと昭和29年(1954年)ということで、地元民に愛されてきたというのも納得。担担麺に強いエースコックが製造しているということもあり、安定感のあるカップ麺なのですが、一般的な担担麺とは違う個性も兼ね備えていて、なかなか面白いカップ麺なんですよね。自分はこれで3度目の実食になりますが、果たして2014年版の仕上がりはどうなっているのでしょうか。ちなみに希望小売価格は、当初の販売価格(230円)から250円に値上がりしています。





は、『滑らかでしなやかなコシと適度な弾力を併せもったノンフライめん』で、『中華めんの風味がスープと良くマッチし、臨場感あふれるよう仕上げ』たとのこと。しっとりとした質感で、小麦感の強いノンフライ麺です。けっこう細身の麺なんですけど、きちんとコシがあります。細さの割に時間経過による劣化にもそこそこ耐えてくれて、油膜の張ったアツアツのスープでもヘタレることはありませんでした。クセのない麺なので、スープの邪魔をしてしまうこともなかったし、細めなのと縮れが付けられていることによって、スープの絡みも良好。持ち上げるとたっぷりラー油が麺に纏わり付いてくるのですが、そのインパクトに押し殺されないくらいの存在感はきちんとあって、尚且つスープとの兼ね合いも取れていたし、特に不満要素を感じないバランスの良い組み合わせでした。ただ、このノンフライ麺はちょっとエースコックらしからぬというか、質感とか雰囲気が東洋水産のハイエンドカップ麺に使用されているナチュラルウェーブ製法のノンフライ麺にそっくりなんですよね(笑) 縮れの感じが似てるのかなぁ。目隠しをして食わされたら、「これは東洋水産のノンフライ麺だ!」って自分は得意げに答えると思いますw

スープは、『チキンとカツオベースの醤油スープに玉ねぎの旨みをしっかり効かせ』『仕上げに丼を覆うほどの真っ赤なオイルを入れることで、現地で食べる勝浦タンタンメンのイメージを再現し』たとのこと。後入れの液体スープの中身はほぼラー油です(笑) 一般的に担担麺のスープといえば、ラー油はもとより、芝麻醤(練り胡麻)の風味や花椒の香りなどが特徴的ですが、勝タンにはそういった要素は殆ど含まれません。鶏・豚エキス、豚脂や鶏油による動物系の要素が中心となった醤油ベースのスープに、ほんのりと魚介の風味があって、一般的に思い浮かぶ担担麺のイメージとは一線を画しています。見た目は筆者好みの凶暴そうでワイルドな風貌ですが、そこまで辛くないですよ。ピリ辛以上ではありますが、辛ッ…!ってほどではないと思います。表面を覆うほどの徹底したラー油推しのスープですが、食物油脂が中心となっているようで、そこそこオイリーながらもあまりクドさを感じさせません。胡麻油っぽい芳ばしい風味とほのかな酸味があって、ただラー油ドバーッじゃなくて、きちんと飽きさせない工夫が凝らされているのが分かります。そんな香味感のあるラー油のインパクト、動物系の旨味、後口にほんのりと魚介が追いかけてくる感じ、決して小難しい味ではないのですが、複合的な要素から単調さは感じさせず、突き抜けた要素を持たせながらも全体のバランスが考慮された仕上がりです。砂糖とオニオンエキスによる甘味とラー油の兼ね合いがクセになる感じで、きちんと勝浦タンタンメンの雰囲気も演出できているのではないでしょうか。

かやくは、『勝浦タンタンメンには欠かせない玉ねぎに、味付鶏肉そぼろ、ねぎ、にんにくを 加え、風味良く仕上げ』たとのこと。勝浦タンタンメンの象徴のひとつとも言える玉ねぎですが、厚みのある粗切りの玉ねぎで、なかなか存在感があります。もうちょっと特有の甘みがあると嬉しいですね。でも、きちんと特徴付けはできていると思います。味付鶏肉そぼろはニンニクやショウガなどの香味野菜の風味が効いていて、サイズは小さかったものの、意識的に食べなくても明確な主張を感じました。どんぶり型なので、混ぜると散り散りになってしまいますが、それでも存在感があったのには好感が持てますね。にんにくも時折ふわっと香り、アクセントになっていて良かったです。初めの頃は入っていたニラが無くなっちゃったのは残念ですが、実際にはニラが入っていないお店も多いみたいですね。

(標準は★3です)

リニューアル品ですが、前作から良い意味で大きな変化はなく、相変わらず美味しかったです。やや具材の貧弱さは否めませんが、それを補えるだけのパワーがスープにありますし、兎にも角にもラー油が前面に押し出されていて、もはや一辺倒とも言えるインパクトなのですが、ここまで振り切ってもらえると清々しいですね。カップ麺でこれだけラー油推しの製品はそうそうないですし、明確な個性になっているので、その突き抜けた要素から★6です。砂糖によって演出されたちょっとわざとらしい甘味が気になったんですけど、それによってイメージ的にも玉ねぎの甘味が助長されていたし、ラー油の辛味・酸味・芳ばしさに甘味が重なることによってクセになるような味わいだったので、この手法は良かったと思います。バランス的には申し分ないのですが、個人的にはもうちょっと辛味が効いていたほうが嬉しかったですね。っていうかこの手の製品の時には必ずこういうコメント入れますね自分w 再現モノのカップ麺らしく、勝浦タンタンメンの特徴や雰囲気もきちんと感じられる完成度の高いカップ麺だと思います。表面の油膜によってスープも冷めにくく、ラー油のカプサイシン効果も相俟って、こういった寒い時期にもってこいなのではないでしょうか。希望小売価格が20円上がってますが、これは時代の流れ的に仕方がないということで、値上がりに関しては評価対象から外しました。辛さもピリ辛よりはちょっと辛いかなってくらいですし、油脂感のわりにカロリーや脂質はそこまで高いわけでもないので、真っ赤系が苦手でなければオススメですよ。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:勝浦タンタンメン
製造者:エースコック
内容量:110g (めん65g)
発売日:2014年10月13日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:250円 (税別)
JANコード:4901071211196

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:460㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋 (粉末スープ・液体スープ・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (110g) あたり

エネルギー:422kcal
たん白質:10.6g
脂質:16.0g
炭水化物:59.0g
ナトリウム:2.6g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:1.8g)
カルシウム:231mg

(食塩相当量:6.6g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、卵白粉)、スープ(植物油脂、しょうゆ、鶏・豚エキス、豚脂、砂糖、食塩、オニオンエキス、香辛料、でん粉、魚介エキス、鶏油、酵母エキス)、かやく(玉ねぎ、味付鶏肉そぼろ、ねぎ、にんにく)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、酒精、かんすい、乳化剤、増粘多糖類、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、微粒二酸化ケイ素、酸味料、香辛料抽出物、(原材料の一部に卵、さば、ごまを含む)

アレルギー物質:小麦・卵・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ごま

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コメント

⊂((・⊥・))⊃ {ミルゴリ☆
Re:カリメロ
お前もミルでゴリゴリしてやろうかw
No title
※欄で戦争しないでくださいwww

こんばんわwww
この担担麺ですが、もう写真見ただけで
まずは買おうかとなるわけなんですが
買いたい物だらけでまとまってません。
2月2日発売の例のチーズ3種をまず買って、まだ買えてないうどんを3種類。その他カップ麺がまだ10種程・・・
いつになるのか?甚だ疑問です。
ストックの消化も多分遅れてますし
今日は盛岡のおそばを食べてレビューもせず。
うーむ・・・・ま、いいかw
No title
これはすっかりおなじみでですね。
コンビニの半定番商品と言って過言でないかもしれません。
しかし毎度のスゴ~~イビジュアルですね・・・(^_^;)
自分はアレですけど(笑)、しっかりの作り込みを感じる製品です。
やみつき度のひじょうに高い製品と思います。
No title
勝浦式タンメンですかぁ… ラー油好きの自分にとっては、たまらない一杯なんですけどね…

胡麻のペーストが無い分、少し薄っぺらく感じてしまうんです。

でもそこが担々麺との違いなんですけどね…
見た目はたまりませんなぁ…
Re:カブトムシさん
カリメロなんかが相手じゃ戦争にもなりませんね。
ものの一声で制圧ですよ!(前歯キラン)

これなかなか美味しいですよ^^
でも一般的な担担麺としてではなく、
こういう食べ物だと思って食べなくてはいけません。

いやぁお互いストックには追われますねw

それからブログにコメント行けなくてごめんなさい><
Re:たういさん
すっかりおなじみになってきましたね。
でもたういさんの苦手な真っ赤系…^^;

やみつき度はなかなかですよ!
個人的にはもうちょっと辛いほうがやみつけますがw

たういさんのブログの動画が見れないのが残念でしかたありません…(泣)
Re:ハシダ・メンさん
「勝浦式タンメン」まさにラー油系ラーメンですね。

> 胡麻のペーストが無い分、少し薄っぺらく感じてしまうんです。
それもちょっとわかります。担担麺=芝麻醤&花椒ですから。
これはこういう食べ物だと思って食べないと、ですね^^;

この真っ赤な見た目は最高です!
やっぱり赤いものや辛いものって食欲をそそられますよねw
No title
カリメロさんとのからみがほっこりしますww
これだけ振り切れている商品やと個人的に好きになっちゃいそうです!
辛さ的に食べれるかどうかはまた別の問題ですがw
Re:チリチリさん
> カリメロさんとのからみがほっこりしますww
そんな風に見ていただけてありがたいです!笑

これくらいの辛さであれば、
チリチリさんもいけると思いますよ^^

見かけたらぜひ挑戦してみてください!

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