日清食品「贅の逸品 たっぷりコーンと厚切焼豚入り 濃厚味噌ラーメン」



先日、「わさビーフ」でお馴染みの山芳製菓から発売されている、「男気わさビーフ」というポテトチップスを食べたんですけど、完全にナメてました。そんな大した事ないだろうと思ってました。ごめんなさい。とりあえず1枚、2枚と単体で食べる分には平気だったのですが、一気に3枚以上重ねて食べたり、連続してポイポイと口に放り込むとツ~ンって。ほんとツ~ンって。調子乗ってたらリアルに泣かされました。カプサイシンやピペリンなどのホット系の辛味には強いのですが、アリルイソチオシアネートなどのツ~ンとくるシャープ系の辛味には弱いのです。ワサビもカラシも風味は大好きなんですけどね。それ系の罰ゲームを考案してきた奴は張り倒しますw 男気わさビーフなんてもう食べないもん。(ちょっと悔しかった)

さて、本日の一杯は、日清食品の『贅の逸品 たっぷりコーンと厚切焼豚入り 濃厚味噌ラーメン』です。「贅の逸品 旨み醤油」と同時発売されていたカップ麺ですね。こちらも同じく、ÆON上場40周年の特別感謝商品だそうです。ってこれ誰に感謝してるんですかね。希望小売価格298円という強気な価格設定から、少なくとも消費者に対する感謝の気持ちがメインではないように思うのですがw それはさておき、テイストは味噌、焼豚が2枚にたっぷりコーンとこちらも具材には気合が入っている模様。価格帯から必然的にハードルは上がってしまいますが、そのプレッシャーに負けない仕上がりであることに期待したいです。





麺は、「旨み醤油」の時とは明らかに違います。色は札幌ラーメンを彷彿とさせるような黄色い麺で、形状は縮れた手揉み風。表面にはつるみがあって、ぶりっとした跳ねるような弾力が特徴的な、しっかりとした多加水系のノンフライ麺です。味噌スープにも負けない主張を持っており、それでいてスープの邪魔をすることはなく、強い小麦らしい風味が味噌スープの中で映えていました。これでもう少し粘り気があったら、尚良かったです。

スープは、『芳醇な味噌と香味野菜をきかせたこく深いスープ』とのこと。味噌の風味にトゲはなく、丸みと深みのある風味豊かな芳醇な味噌感が漂います。そこに魚醤で若干のエッジを効かせている感じですね。豚脂、ポークエキス、ポーク調味油、チキン調味油など、豊富な動物系の要素によって、畜産系の旨味がきちんとあったのも好印象。豚脂による程よいこってり感があって、さらにオニオンパウダーが入ることによって甘みが引き立ち、丸みを帯びた優しい口当たりの味噌スープです。ベースはそんな角のないスープなのですが、具材の生姜の影響力がかなり強く、丸みを帯びたスープにスッとしたキレのある爽やかなアクセントを加えてくれ、最後まで飽きさせません。重くないのにコクがあり、濃厚なのに飽きさせず、麺と具材の兼ね合いなどが緻密に計算されたような繊細さを感じるスープでした。

かやくは、『チャーシュー、コーン、キャベツ、生姜、香辛料』とのこと。香辛料の記載は、おそらく唐辛子ですね。かやくの袋を開けた時、唐辛子特有の香りを強く感じました。ネギや胡麻も入っているのですが、こちらはスープの項目に記載されています。まず焼豚ですが、もはや説明不要のスーパー焼豚ですね。旨い(巧い)の一言に尽きます。コーンは商品名の通りたっぷりと入っていて、もちろん味噌スープとの相性はばっちり。甘さはちょっと控えめでした。個体差なのかキャベツは半分以上が青々としており、食感はちょっとしなっとしていたのですが、それも自然な感じで意識的に拾って食べると味噌の風味と相性が良くて美味しかったです。ネギはそこまで大振りではなかったのですが、ネギらしい香りと風味がきちんとありました。スープの項目でも書きましたが、生姜はかなりの存在感を放っており、小さな生姜が麺やスープと共に口に運ばれると、一気に生姜の風味が広がります。これはかなり効果的でした。それでいて生姜一辺倒になっていないバランス感、そこも好感が持てたポイントのひとつです。時折感じるピリッとした唐辛子の刺激と胡麻の芳ばしい風味でさらに複雑味が生まれ、コーンを筆頭に具材と薬味を充実させながら、厚切焼豚も2枚入っているので、かなりの充足感が得られると思います。

(標準は★3です)

「贅の逸品 旨み醤油」と比較すると、全体のバランス感など、カップ麺としての完成度はこちらのほうが高いと感じました。高いから美味しいのは当たり前、という認識で食べたのですが、その期待を全く裏切らない手応えです。焼豚は「旨み醤油」よりも1枚少ないのですが、その1枚欠けた分を補うには十二分とも言える充実した内容の具材構成で、強めに効かされた生姜の風味によって製品は明確な個性を持ち、胡麻や唐辛子などのアクセントによって更に複雑味が生まれ、そしてそれぞれを活かすような繊細でコクのある味噌スープに、きちんと味噌用に調整された品質の高いノンフライ麺。定価で買ったら300円オーバーのカップ麺ですが、それを含めての評価です。緻密に計算されたような麺・スープ・具材のそれぞれのバランス感、カップ麺としての完成度が非常に高く、値段に見合った一杯でした。もしこれが270円クラスの価格設定であれば、間違いなく★8は付けていたでしょう。さすがÆONと日清食品という大手企業同士のタイアップですね。特に具材に関して言えば、普通なら実現不可能とも思える豪華さがあって、「旨み醤油」「濃厚味噌」両者共にハイエンドカップ麺の完成系と言ってもいいくらいの仕上がりでした。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内で使用している画像の無断転載、二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。


【製品情報】

商品名:贅の逸品 たっぷりコーンと厚切焼豚入り 濃厚味噌ラーメン
製造者:日清食品
内容量:120g (めん65g)
発売日:2014年9月29日 (月)
発売地区:全国 (ÆON系列店舗)
希望小売価格:298円 (税別)
JANコード:4902105220634

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:460㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:4袋 (粉末スープ・液体スープ・焼豚・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (120g) あたり

エネルギー:459kcal
たん白質:14.6g
脂質:17.5g
炭水化物:61.0g
ナトリウム:2.9g
(めん・かやく:1.1g)
(スープ:1.8g)
ビタミンB1:0.29mg
ビタミンB2:0.28mg
カルシウム:164mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:459kcal (めん・かやく:408kca / スープ:51kcal)
食塩相当量:7.4g (めん・かやく:2.8g / スープ:4.6g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、でん粉、食物油脂、植物性たん白、卵粉、大豆食物繊維、チキンエキス)、スープ(味噌、豚脂、ポークエキス、魚醤、香辛料、ねぎ、ごま、ポーク調味油、食塩、酵母エキス、香味油、加工油脂、糖類、オニオンパウダー、植物油脂、チキン調味油)、かやく(チャーシュー、コーン、キャベツ、生姜、香辛料)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、カラメル色素、かんすい、トレハロース、炭酸Ca、乳化剤、焼成Ca、カロチノイド色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、炭酸Mg、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分を含む)

アレルギー物質:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま

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コメント

No title
こんばんわーーー^^
わさびちょっと笑いましたw

贅のこの品・・・いけてますね。今日のつぶやき見て、なにかを垣間見たような気がしますw
いいんですよ。何もなくてもご褒美でw生きてるだけでご褒美頂きたいと思ってます。自分はw
No title
これくらいのレベルのレギュラー製品、
ちょっとくらい高くても発売してほしいですね。
350円くらいで・・・。

ご存じないかと思いますが、
大昔に1000円くらいと360円くらいの袋麺(箱入りでしたが)ありました。
もうあんなバブリーな製品は出ないのかな?・・・(^_^;)
あっ・・、世の趨勢が違いすぎますね。
No title
takaさん、こんにちは!

実は自分もトータルの完成度で比べたなら、
醤油以上にこちらのほうがより高いと感じました!(=゚ω゚)

食べる前はチャーシューが1枚少ないという不利さを感じてましたが、
食べてみるとそれを補って余りあるバランスの高さでした!

チャーシューのかわりに入った具もよく合ってましたし、
生姜が強めでコクがあってバランスのいい味噌スープも
人によって好みは分かれるかもですが自分は気に入りましたし!

醤油と同様にソツなく全体の水準を高めた印象でしたね!
まさに王道の味噌ラーメンだったと思います!(`・ω・´)

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
No title
こんにちは!

男気わさびーふ気になりますねえ。是非探して食べてみたいものです。

贅の逸品、また食べたいなあなんて思って読んでました。
この一杯はそこらのラーメン屋にも引けを取らない気がします。
Re:カブトムシさん
辛い食べ物が好きだから、ワサビやカラシにも強いと思われるんです(笑)
そもそも辛味の成分が別物なので、唐辛子のそれとは違うんですけどね^^;

贅の逸品、食べる価値ありですよ。b

おっとw つぶやきから何かを垣間見られましたかw なかなか鋭いw
自分も生きてるだけでご褒美頂きたいと思ってます!
っていうか生きてることが既にご褒美な気もします!(親指ビシィッ)
Re:たういさん
飛び抜けて高価格、でもそれに伴う高レベルのカップ麺、
そんなカップ麺がレギュラー商品であってもいいですよね^^
これを食べて今は亡きカップ麺版の「GooTa」を思い出しました(笑)

> 大昔に1000円くらいと360円くらいの袋麺
明星食品の「新中華三昧 特別仕様」ですよね!
たしか一部の百貨店のみで発売された商品だったとか。

もしも世の趨勢を無視した1000円台のカップ麺が出たら、
一体どんな仕上がりになるのかとても気になりますw

さすがに1000円台まで価格設定が跳ね上がると、
電子レンジ調理のカップ麺になりそうですね(笑)
Re:かーとさん
かーとさんも同じように感じられましたか!

自分も焼豚3枚というインパクト大の醤油を先に食べたので
実食前は焼豚1枚欠けた分のマイナスさを感じましたが
実際に食べてみるとこちらのほうが具の充足感が高いと感じました!

たしかに生姜の風味が好みの分かれるところかもしれませんが、
それによってオーソドックスな味噌ラーメンとの差別化が図れ、
製品の明確な個性になっていて良かったと思います^^

こういったハイエンドに突き抜けた製品も
定期的にリリースしていって欲しいですよね!
Re:ねんごろさん
来週の月曜日に、強烈なわさビーフが発売されるみたいですよ(笑)

「贅の逸品」まだ自分の周辺では売ってるんですけど、
既に時期が過ぎたのにも関わらず、希望小売価格なんですよね(苦笑)
でもいくつか買って具材合わせて焼豚5〜6枚とかやってみたいですw

> この一杯はそこらのラーメン屋にも引けを取らない気がします。
最近のカップ麺は侮れませんからね。特にどんぶり型のハイエンド製品。
下手なラーメン屋よりも美味しいカップ麺ってザラにありますよね(笑)
No title
やっぱ、これぐらいのクラスのカップ麺も
たまには食べないといけませんね...

わさびの件...いくらカプサイシン系に強い人でも
わさびの辛さには耐えられない人多いですよ...

激辛せんべいを作ってる工場をテレビで紹介してたのですが
一味唐辛子は普通の工場だったのに対して
わさびは作業員が「防毒マスク」を被ってましたからね...

わさびは気化するので,目がつぶれてしまうらしいです。
Re:ハシダ・メンさん
たまにはカップ麺でも贅を味わわなければいけませんよね(笑)

こういった攻めの姿勢にあるハイエンドカップ麺も
きちんと需要があると自分は感じました^^

> わさびの件...いくらカプサイシン系に強い人でも
> わさびの辛さには耐えられない人多いですよ...
あーもう自分まさに典型的なそのパターンですね(苦笑)
あのツ〜ンとくる刺激に対しての耐性は人並みかそれ以下ですw

唐辛子でも、ブートジョロキアやトリニダードスコーピオンなど、
辛味の強い唐辛子を採取する際はマスクに手袋と大変みたいですよ。

強烈な激辛料理を提供するお店なんかで、マスクやメガネを装着し、
完全防備で調理している姿を見ると、まさに危険物取扱状態ですよね。

わさびは揮発性のある辛味なので、目が潰れるというのも納得です。

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