日清食品「行列のできる店のラーメン えびそば 特濃みそ豚骨」



ふと思い出したCMソングなんかが急に頭から離れなくなって、脳内ループすることってありますよね。自分の場合、それが頭の片隅のほうで1日中リピートしてたりすることもザラにあるんですけど、今回は昨日の昼間から同じCMソングが流れていてうんざりしてます。ってこうやって気にしてるから余計に離れないんですよねw

さて、本日の一杯は、日清食品の『行列のできる店のラーメン えびそば 特濃みそ豚骨』です。きっとモデルになっているのは、札幌にある「えびそば 一幻」のラーメンですね。2013年に「行列のできる店のラーメン えびそば 特濃しお豚骨」というカップが発売されていたのですが、これが自分的にかなりのヒット作で、堅い財布の紐を解き、何度もリピートしたのを覚えています。当時はブログ開設前だったので、記事にはなってないんですけど、前作に今の感じで★の数を付けるとしたら、★7〜8でも差し支えないと思えるほどの秀作でした。本格路線の行列シリーズということと、前作の完成度の高さが相俟って、思わず期待。今回は特濃みそ豚骨ということなので、えび・みそ・とんこつの兼ね合いが気になります。





は、『濃厚なスープによく絡む、つるみとコシのある生麺食感の中細ストレートノンフライ麺』とのこと。しっとりとした質感で、製品名通り生麺食感のノンフライ麺です。日清食品の高価格帯のカップ麺だけあって、品質の高さは折紙付の太鼓判。つるみとコシを兼ね備え、小麦らしい風味が強く、その風味もスープと相性が良くて、濃厚なスープにも負けていませんでした。本格感のある麺と本格感のあるスープという組み合わせは、もはやカップ麺の垣根を越えていますね。さすがハイエンド。メインのえびの風味を際立たせるために、もう少し細めの麺でもよかったかもしれませんが、非常に質の高いノンフライ麺であることに違いはありませんし、相性が悪いわけではなかったので、取り合わせは素直に良かったと思います。

スープは、『香ばしいえびの旨みを利かせてじっくりと煮込んだ濃厚な豚骨スープを、まろやかでコク深いみそで仕上げた特濃みそ豚骨スープ』とのこと。洗練された臭みのないとんこつのまろやかさと、コク深い味噌の風味によって、特濃の名に恥じぬ濃厚な重厚感があります。ただ、肝心の芳ばしいえびの風味は、やや後ろに隠れてしまっているような印象を受けました。これは味噌の風味があるから仕方ないことなのかもしれませんね。もちろんちゃんとえびの風味はあるのですが、「特濃しお豚骨」の時と比べると、その時ほどダイレクトに感じられるものではなかったので、そういった意味ではややインパクト不足な印象が否めませんでした。割合にすると、“とんこつ5:味噌3:えび2”といったところでしょうか。えびそばというコンセプトなので、とんこつベースにちょっと味噌で香り付けしてえびガツーン、みたいな感じがよかったです。「特濃しお豚骨」の時には、原材料に「えびパウダー」が入っていたのですが、今回は入っていません。それも大きな要因のひとつかも。具材の揚げ玉によって、何とか均衡は保てているような感じでした。

かやくは、『香ばしいえびのうまみとキレのあるショウガの味わいが特徴の特製揚げ玉、うまみ豊かで食べごたえのある大判チャーシュー、彩りを加えるネギ』とのこと。揚げ玉はかなり存在感があります。ただ、純粋にえび風味の揚げ玉ではなく、生姜の風味がかなり強くて、完全にえびの主張を上回っていました。このあたりも前作との違いを感じますね。えびの主張を食らうほどの生姜の幅の利かせ方もどうかと思うのですが、味噌との相性を考慮したのでしょう。個人的にはえびの風味を主体とした揚げ玉でも良かったのではないかと思ったのですが、生姜の風味は濃厚なスープにキレを生んでいたし、とても明確なアクセントになっていたという点は素直に評価したいと思います。大判チャーシューですが、これに関してはもはや語るべきことはありませんね。「行列のできる店のラーメン」シリーズや、「ラ王」などで使用されている汎用のチャーシューだと思うんですけど、ハイエンドカップ麺の乾燥チャーシューの中では間違いなくトップクラス。しかもこれを汎用できる、そこに日清食品の強大さを感じます。側面にも焼色が付いているのもポイントですね。紛うことなき“焼豚”です。今回はスープの味噌の風味と、チャーシューの甘味がベストマッチでした。「メロンパンの皮焼いちゃいました」じゃないですけど、ほんとこのチャーシュー単体で販売してほしいw

(標準は★3です)

タイトルの「えびそば」というインパクトよりも、「えび風味の味噌とんこつラーメン」というイメージが先行してしまいました。もちろんトータルとしての完成度は非常に高かったのですが、えびそばとしての完成度は前作のクオリティを凌ぐほどではなかったですね。そのくらい「特濃しお豚骨」にはインパクトがあったし、秀逸だった。自分の場合それが強く印象に残っていたため、どうしても比較するかたちになってしまったのですが、こちらを先に食べていたら、もっと評価は伸びていたと思います。スープ自体のえびの風味が味噌の影に隠れてしまっていたのがとても残念だったので、もっと攻め立ててくるようなえびの要素が欲しかったですね。とは言え、スープ自体にえびの風味が無いわけではなかったし、具材の揚げ玉による個性的なアクセントとハイクオリティなチャーシュー、そしてコンセプトになっている「えびそば」という全国的に馴染みの浅いジャンルから、定価270円という価格帯でも価値は見出せると思いました。が、ここでひとつ問題。2015年に入ってから価格改定が行われ、現在は希望小売価格が270円から290円に値上がりしています。私には嬉しい絶賛発売中の現行カップ麺ですが、定価で買ったら313円もするんですよね。然し乍ら、カップ麺としての完成度はハイエンド商品らしく高品質だったし、「贅沢極旨スープ」と「特濃」の名に恥じぬ濃厚さも感じられ、濃厚ながらも揚げ玉のアクセントによって最後まで持て余すこともなく、そんな完成度の高さから270円なら5、290円になって4くらいが妥当かなと判断しました。自分の中に「えびそば 特濃しお豚骨」のインパクトが残っていなかったら、★6は付けていたと思います。個人的好みを含めると、4でも余裕でリピありなカップ麺でした。高いけどw 今後もリリースされるであろう「行列のできる店のラーメン」シリーズ、価格改定によってこれまで以上にハイエンドなブランドになりましたが、今後の動向が気になりますね。個人的にえびそばというジャンルは大好きなので、鶏白湯に次ぐ大きなセンセーションを巻き起こしてほしいです。もしまた行列シリーズからえびそばが出るなら、次は「特濃とんこつ醤油」とかですかね。でもやっぱりまたえびしおが食べたいなー。別添でえび粉とか付けて振り切ってほしいです。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内で使用している画像の無断転載、二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。


【製品情報】

商品名:行列のできる店のラーメン えびそば 特濃みそ豚骨
製造者:日清食品
内容量:122g (めん70g)
発売日:2014年09月29日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:290円 (税別)
JANコード:4902105225370

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:440㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:4袋 (粉末スープ・粉末スープ・焼豚・揚げ玉)

~標準栄養成分表~

1食 (122g) あたり

エネルギー:476kcal
たん白質:13.3g
脂質:18.8g
炭水化物:63.5g
ナトリウム:2.8g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:1.9g)
ビタミンB1:0.32mg
ビタミンB2:0.33mg
カルシウム:142mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:476kcal (めん・かやく:324kca / スープ:152kcal)
食塩相当量:7.1g (めん・かやく:2.3g / スープ:4.8g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、醤油、卵粉、チキンエキス)、スープ(味噌、豚脂、ポークエキス、たん白加水分解物、糖類、チキンエキス、デキストリン、香辛料、食塩、ねぎ、魚介調味油、香味油、ポーク調味油、香味調味料)、かやく(チャーシュー、揚げ玉)、加工でん粉、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)、かんすい、カラメル色素、炭酸Ca、酒精、pH調整剤、酸味料、乳化剤、ベニコウジ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(原材料の一部に乳成分、えび、ゼラチンを含む)

アレルギー物質:小麦・卵・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・大豆・ゼラチン

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コメント

No title
takaさん、こんばんは!

これは自分も似たような感想ですね!

この商品単体で見ると十分にレベルが高いのですが、
前回の強烈な海老っぷりを知っているだけに、
海老感がやや大人しめだった今回は少しばかり落ちますね!(=゚ω゚)

食べる前は、前回の持つ海老感をそのままに
それが味噌をがっぷりかみ合う様を期待しましたが、
どちらかといえば味噌豚骨のサポートに海老がいるというか、
前回の海老そばとはちょっと力関係が変わってましたね!(=゚ω゚)

レベルの高いシリーズだけについついハードルも高くなりますが、
このシリーズにはこれからもいろいろと期待したいですね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
No title
こういうハイエンドなカップ麺になると、
ついつい評価が厳しくなってしまうのですが…f^_^;)

日清でこのクラスだと、レベル高そうですね…

あ…僕は「コーナン」の唄が、リピートすることが
ありますわ…
No title
「特濃しお豚骨」のインパクトは絶大でしたよね!
なので自分も同じ感想です。
過度な期待を抱いた分、その落差が大きいです。
しかし、標準価格が290円はかなりキツイですね。
スーパーでの実売価格は258~278円くらいかな?
★1個ダウンする要素はありそうな感じがします(^_^;)
No title
こんばんわ。

自分はえびそばからだったので
結構評価が高かったです^^

ハイエンド商品は手が出にくいですが
EGDEを買うなら間違いなく
こっちを買いますw
まあ、結局レビューの為に
買う事になるんでしょうけどw
Re:かーとさん
そうなんです。単体で見ると十分なクオリティなのですが、
前作を知っているだけに、というのがネックになってしまったんですよね。

みそ豚骨のサポート役なんて遠慮せず、
クセを感じるくらい海老海老させて欲しかったです(笑)

とは言え、高価格帯らしい本格さはきちんとあったし、
美味しいカップ麺であることは間違いないんですけどね^^

行列シリーズは個人的に好きなシリーズなので
これからも期待に応えていってもらいたいです!
Re:ハシダ・メンさん
> こういうハイエンドなカップ麺になると、
> ついつい評価が厳しくなってしまうのですが…f^_^;)

分かります(笑) どうしても値段との兼ね合いとか、
高い価格帯に見合った仕上がりだったかどうかなど、
ついつい基礎ハードルが上がってしまうのですよね。

しかし最近のハイエンドカップ麺は各社レベルが高いです!

「コーナン」の唄w 言われたら流れ始めましたww
ドラッグストア系の曲なんかも支配力高めですよね…。
Re:たういさん
やはりたういさんも同じように感じられましたか!

ほんと「特濃しお豚骨」のインパクトが大きかったので、
これも必然的な気がしますね^^; ほんとまた出して欲しいです。

標準価格290円は、お財布にかなりの打撃ですね。
おそらくスーパーで買って今までのコンビニ価格、
みたいな感じになってくるんじゃないのかなーと自分も思います。

そのうち慣れちゃうかもしれませんが、★1ダウンもあり得ますね。
今後は設定価格が上がった分クオリティの向上にも期待したいです!
Re:カブトムシさん
このカップ麺でえびそば初体験なら感動もあったでしょう!
前作を凌げなかったとはいえ、素直に美味しいカップ麺でしたからね^^

EDGEシリーズ、自分は好きですよ^^
マヨは買いませんでしたが激辛は嬉しかったですし!
ただ、手元にある背脂を食べるときは若干躊躇しそうですがw
食べる気なくてもレビューのために、ってなるカップ麺ありますよね(笑)
No title
先ほどえびそばどうなんやろって思って見てみたらさっそく見つけましたw
チリチリが最高評価を付けたにもかかわらず思いのほか低くてわろたって感じでしたww

カブトムシさん同様自分もえびそばから食べたので旨く感じたのかな?
Re:チリチリさん
これは前作のインパクトが影響してしまっているからですね^^;
多分こっちが先に発売されていたら★6くらいはいってたと思います!

★の数は4ですが、カップ麺としての完成度は非常に高かったですね。
ぜひまたエビを題材にしたカップ麺を開発してもらいたいです!

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