ヤマダイ「凄麺 和歌山中華そば」



塩分の摂取量がどうだのこうだのと騒がれだしてから早数年、皆様いかがお過ごしでしょうか。こちとら塩分相当量が不必要に高濃度なカップ麺を毎日のように食らっているわけですが、筆者は(ってなんか響きがカッコイイから最近多用している一人称w)気持ちある程度スープを残して完飲しないようにするなど、それなりに自己対策をかましている所存でございます。さて、ここで疑問に思うことがひとつ。皆様も周知のことかとは思いますが、人体に悪影響を及ぼすことで有名なもののひとつ、ストレス。たとえ些細なストレスでも、塵も積もれば何とやら。やれ減塩だ、減塩だと騒がれ始め、塩分制限を強いられている方も多いはず。もちろん、塩分摂取量を控えようという考えは、決して悪いことではないと思います。過剰摂取は身体に悪い、塩分に限らずこれ常識。でもですね、極度に塩分制限されたメニューって、大概がほんと味気ないじゃないですか。特に入院して病院食を食べたことがある方なら身を以て体験済みだと思うのですが「あー物足りねー」ってなりません?ドクターストップをかけられて、という場合は諦めるしかありませんが、ヒステリックに減塩して、味気のない料理を食べて、それに物足りなさを感じる些細なストレス。で、それは日々蓄積されていくわけですよ。塩分とストレス、果たして体に悪いのはどっちなんだろうか、なんてことを考えながら今日もカップ麺にお湯を注ぐわけなんですけどw カップ麺に含まれている塩分なんて主にスープが大半なんだから、スープを完飲しなけりゃいいんですよw と、開き直る。カップ麺は身体に悪いだの何だのと目の敵にされがちな食品ですが、カップ麺より危ない食品なんて世の中にはザラに転がっています。外食メニューは特に。忙しいなどの理由から外食が中心になっている方も多いかもしれませんが、気をつけてくださいね。ええ、こんなブログやってる奴が言っても説得力がないのはわかってますよw でもカップ麺以外の食生活は坊主もびっくり精進料理並みに…(長くなるから以下略w)

さて、本日の一杯は、ヤマダイの『凄麺 和歌山中華そば』です。つい先日、カブトムシさんもレビューされていました。既に定評のあるヤマダイの凄麺ブランドから、和歌山の中華が満を持しての登場です。全国的にも知名度の高い和歌山のご当地ラーメンですが、今までラインナップに無かったのが不思議なくらいですよね。ちょっと今更感w さてさて、ヤマダイはどのように仕上げているのでしょうか。





は、『和歌山中華そばの麺の特徴であるやや粉っぽい麺を再現したノンフライ麺』とのこと。極細麺と言われても違和感のない細めの麺で、商品説明通りの粉っぽさが特徴的。低加水系の麺で、博多麺っぽい感じ。そんな仕上がりだったので、まさにとんこつスープにドンピシャに合いそうな麺でした。硬麺好きな人は湯戻し90秒でもいいかも。和歌山ラーメンっぽいかと言われればちょっと違う気もするのですが、麺自体の出来は秀逸。とっても。ノンフライ麺でスープの邪魔をするようなこともなかったし、スープの絡みも抜群。プツプツとした心地いい歯切れの良さと、小麦らしい風味が強くしっかりと感じられ、かなり美味しいノンフライ麺でした。この系統のノンフライ麺の中では間違いなくトップクラスの出来ですね。

スープは、『豊かな香りと旨味をもつ超特撰濃口醤油をベースに、ポークエキスをふんだんに使用した、まろやかなコクのあるスープで』『おろしニンニクを使用し、香味野菜の風味を付与』『炊き出した豚の香りづけをした油を使用し、香り立ち豊かに仕上げ』たとのこと。豚骨醤油味ということですが、バランス的には醤油>>>豚骨。醤油濃いめですね。超特撰濃口醤油をベースにしているとのことなので、おそらくその主張でしょう。まったりとしたとんこつ感の中で、やや鋭利な醤油ダレが芯を通している感じ。その醤油の主張の強さから、ややとんこつの要素を弱く感じてしまったのが自分的には少し残念でした。とは言え、炊き出した豚の香りづけをした油を使用しているとのことなので、もちろんそういった要素が感じられなくはないのですが、ちょっと醤油の圧に押されちゃってるかな。麺が如何にもとんこつスープに合いそうな麺だったので、そういった意味でもとんこつ方面にはもっと力を入れてほしかったです。表面には油膜が張っていて、油脂感は高め。和歌山中華らしいこってり感があります。けっこう濃厚で濃い味のスープだったので、替え玉したくなりましたw 繰り返しますが、決してとんこつ感が無いわけではありません。とんこつの要素もきちんと感じられるのですが、醤油ダレの主張がそれを上回ってしまっているような印象で、ちょっと前衛で醤油が張り切り過ぎちゃったかなぁ、みたいな。適度につけられた不自然さのないとろみが濃い味スープの濃厚さをさらに明確なものにし、おろしにんにくによるリアルなガーリック感がアクセントに、そして後口に残るとんこつ感が心地よく、後引く味わいのスープ。そんな感じでスープ自体は美味しい豚骨醤油だったんですけど、麺の風味や質感を考慮すると、もっととんこつのクセを感じたかったというか、もうちょっと醤油の主張を控えてほしかったですね。とんこつ感に大きく振ったほうが、製品としての纏まりは良かったんじゃないのかなと思いました。こってり系の濃い味だと後半に持て余してしまう傾向にありますが、最後まで飽きずに食べ進めることができたのは良かったです。おろしニンニクの主張はもうちょっと強くてもよかったかな。

かやくは、『チャーシュー、紅なると、メンマ、青ネギ』とのこと。千代巻を意識したと思われる紅なると、紅一点って感じで華やかさがあっていいですねぇ。雰囲気出てます。他の具材に関しては可もなく不可もなし、って感じですかね。おそらく汎用の具材だと思います。チャーシューはペラペラチャーシューだったんですけど、メンマの食感や風味は結構しっかりとしていて、スープともマッチしていて美味しかったです。あ、乾燥ねぎは邪魔臭くても予め別に分けておき、食べる直前に入れたほうが風味が強く感じられて美味しいですよ。暇なときはチマチマ分別して後入れしているんですけど、かなり印象が変わります。セルフ後入れかやくw

(標準は★3です)

カップ麺で和歌山と言われると、どうしても日清食品の「行列のできる店のラーメン 和歌山」と比較してしまいますが、日清食品のそれとはまた違ったテイストに仕上がっていて、和歌山ラーメンの特徴や雰囲気を醸し出しつつ、差別化は図られていたと思います。ただ、豚骨醤油味と謳うのであれば、もう少しとんこつ感とか、動物系の厚みが欲しかったかな。其れに引き替えて、麺のクオリティはかなりのものだったので、これを味わうために買うだけの価値があるといっても過言ではないかもしれません。結構濃厚なスープだったんですけど、カロリーは360kcalと低く抑えられていますね。ただ、塩分相当量は相変わらず凄麺シリーズらしく他社の製品と比べてもぶっちぎりなので(特にスープ)、塩分制限のある方はご注意を。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。


【製品情報】

商品名:凄麺 和歌山中華そば
製造者:ヤマダイ
内容量:117g (めん60g)
発売日:2014年08月11日 (月)
発売地区:不明
希望小売価格:210円 (税別)
JANコード:4903088011028

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:430㎖
調理時間:熱湯2分
小袋構成: 3袋 (液体スープ・粉末スープ・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (117g) あたり

エネルギー:360kcal
たん白質:13.7g
脂質:7.2g
炭水化物:60.1g
ナトリウム:3.4g
(めん・かやく:0.4g)
(スープ:3.0g)

(食塩相当量:8.6g)
(めん・かやく:1.0g)
(スープ:7.6g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、大豆食物繊維)、スープ(しょうゆ、ポークエキス、デキストリン、動物油脂、食塩、糖類、でんぷん、ニンニクペースト、香辛料、植物油脂)、かやく(味付豚肉、なると、ネギ、メンマ)、調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、増粘多糖類、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、紅麹色素、香料、(原材料の一部に卵、乳成分、ごま、鶏肉、ゼラチンを含む)

アレルギー物質:卵・乳・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン

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コメント

No title
この麺は凄麺の熟炊きとんこつと同じ麺と思われ。
Re:のりぞうさん
こんばんは。コメントありがとうございます^^
麺質が似ていたので、自分も最初は流用かなーと思ったのですが、
こちらのほうが粉っぽさを感じさせつつも若干粘り気があるというか、
プツンとした歯切れの良さも熟炊きのほうがより博多麺に近い感じで、
舌触りも熟炊きの麺ほどのザラつきはなかったので、微妙に違うのかなと。
湯戻しの時間も塾炊きは90秒、和歌山は2分という指定なので…って、
自分の感じ方がアレだったらすいませんw
No title
凄麺おいしかったです。
またこういうシリーズやりたいです。

takaさんのレビュー読むと時間が経ってるんですよねーwコメント書くまでかなり時間を要するのでいつも最後か、その手前になりますw

楽しみにとってるんですよ^^
Re:カブトムシさん
自分のレビュー長ったらしいので読むのも大変ですよねw 申し訳ないw
それでも毎日のようにコメントいただけて本当に嬉しいです^^ 感謝っ!
凄麺10番勝負の記事は企画的な感じで面白かったのでまた期待してますよ!
No title
たしかに和歌山ラーメンカップは日清の「行列」ですね。
あの製品、ハイエンドなのになくならない・・・。
根強いファンが多いのでしょうかね??

こちらは自分は未食ですが、コメントから察すると
正統派の和歌山ラーメンッて感じが伝わります。

汎用麺が多い凄麺で独自の麺は貴重です。
Re:たういさん
「行列のできる店のラーメン」シリーズは、
和歌山ラーメンを再現するためにできたシリーズだというのを
どこかで見た記憶があるので、和歌山だけ常時発売なのかな、と。
ちょっと根拠はないので、うわさ半分程度に聞き流してください^^;
このカップ麺は日清食品の和歌山ほどの重厚感はありませんでしたが、
特徴や雰囲気なんかはしっかりと捉えられていたと思います。
凄麺は汎用麺だと感じることが多々ありますが、微妙に差があったり
そういうのに気が付いたとき、なんかちょっと嬉しいんですよねw
No title
行列のできる店のラーメンの和歌山ラーメンは東京でも常時発売されてますよ~!

こんな感じでご当地ラーメンが普及するのってなんか嬉しいですね~。
福井ラーメンとか気になる。。。笑
Re:チリチリさん
行列の和歌山はレギュラー商品ですからね^^
ハイエンド商品ですが、それだけの価値があると思います。
福井でラーメンといえば、敦賀ラーメンとかですかね。
イメージ的にあまり目立ってない印象なのでカップ麺化するのに最適かも!

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