日清食品「日清 一番軒 長浜ラーメンビッグ」



最近は鉄幹黒(芋焼酎)を中心に晩酌を楽しんでいるのですが、赤霧島が解禁され、ちょいちょい挟むように飲んでいます。出荷数の問題から、時期を過ぎたら飲めなくなっちゃうので、ちょっとずつチビチビと。基本的に焼酎は芋派なんですが、久しぶりに栗焼酎も飲みたいなー。高知に行ったときダバダ買ってくればよかった、ってちょっと後悔。思いっきりボヤキな冒頭ですいませんw 特に書くことなくてww

さて、本日の一杯は、日清食品の『日清 一番軒 長浜ラーメンビッグ』です。サークルKサンクスのオリジナルカップ麺として発売されていた商品ですね。「一番軒」といえば、愛知県名古屋に店を構え、長浜ラーメンを提供している行列のできる有名店。この店も前々から行ってみたいと思いながら、前以て仕入れていた情報によると、クセのないマイルド系のとんこつということで、先延ばし先延ばしになってしまい、未だに足を運べていない店舗のひとつです。去年も日清食品が製造を担当し、サークルKサンクスのオリジナルカップ麺として発売されていたのですが、なぜか関西を除いての発売だったため、食べることができずに悔しかったという記憶から早一年…よっしゃ今年も発売された!しかも全国発売で!と、テンションが上がった次第でございます。一番軒の特徴は“臭み”のなさだそうですが、自分はとんこつ臭全開のこってりとんこつが好み。しかし、臭みは抑えられているとはいえ、しっかりとクリーミーで濃厚だそうじゃないですか。これなら自分もハマれるのでは?と、期待しているわけでございます。一口に濃厚と言ってもいろんなタイプがあるわけですが、果たして“きちんと濃厚”なんでしょうか。





は、とんこつ系のラーメンの麺にしてはやや太めの中細麺で、断面も丸型ではなく角ばった角麺。日清食品らしい新世代系の油揚げ麺で、歯切れの良さが特徴的。しかし、長浜ラーメンに多く見られるプツッとしたそれとは違い、どちらかというとプツッ、よりもプリッ、みたいな。イメージとしては、全然とんこつ系のラーメンっぽくない麺です。長浜ラーメンの麺といえば、丸型、極細、プツプツッとした小気味のいい歯切れ感、やや粉っぽさの残る低加水系の質感、そのイメージが一般的だと思うんですけど、それとはまさに対極にあるような麺でした。さすが日清食品だけあって、油揚げ麺臭はかなり控えめだったんですけど、今回のとんこつスープは繊細というか、角のないまろやかなタイプだったため、その些細な油揚げ麺臭ですら目立ってしまっているように自分は感じてしまいました。しかも時間が経つにつれ、まさかのスープに影響しだすという予想外の展開に。基本的に油揚げ麺特有の風味は大好きなのですが、今回のような日清食品の油揚げ麺の風味はあまり目立たないだけに、いざ目立ってしまうと妙に気になってしまうというか、野暮ったく感じてしまうというか、油揚げ麺の風味としてはあまり好きじゃないタイプ。スープが完成度の高い王道的な濃厚とんこつテイストだったので、やや粉っぽさの残る低加水系の麺、もしくはノンフライ麺で食べたかったですね。

スープは、『濃厚でクリーミーながら、すっきりとした味わいの豚骨味スープ』とのこと。まず仕上がりとしては、明らかに“とんこつ>>>タレ”。まろやかな口当たりで特有のクセや臭みがなく、それでいてとんこつらしいクリーミーさとコクはきちんと感じられ、後口はすっきりとしたキレのある味わい。後口にほのかに残るとんこつ感が何とも心地よく、自然なとろみが濃厚さを加速させ、ぽってりとしたミルキーでマイルドな印象を与えてくれます。舌の上で転がしていると、まったりとした豚脂の甘味が感じられたのも好印象。けっこうニンニクも効いていて、それもガーリックパウダー的な風味ではなく、生のおろしニンニク的な風味。その生々しいニンニク感がマイルドなとこんこつ感の中で程よく映えていて、とてもいいアクセントになっています。しっかりと濃厚なんですけど、厭味な要素はまったく無く、動物系の臭みがきちんと抑えられていて、荒々しい武骨なとんこつスープとは対極的なとんこつスープでした。つまり、とんこつ臭を求めてしまう筆者好みのとんこつ感とは真逆なタイプだったんですけどw 焚き出したような本格さを感じる濃厚なとんこつ感から、そんな自分でも素直に美味しいと思えるスープでした。後入れの特製油は開封時にけっこうな獣臭があったので、食べる直前はちょっと期待しちゃったんですけどね(笑) 老若男女問わず受け入れ易い味というか、万人が抵抗なく素直に美味しいと思えるようなとんこつスープだと思います。実際のお店のスープも動物特有の臭みがないというのが特徴みたいですし、「一番軒」のHPにも「こってりなのにさっぱりという一見矛盾しているような味を表現した」と記載されていました。そんな能書きを頭に叩き込んだ上でスープをじっくりと味わってみたところ、あーなるほどたしかにね、みたいな。きちんと濃厚、だけどクドくない。そんなお店の特徴が垣間見えた気がしました。再現度は高そうです。が、問題がひとつ。麺のところでも書きましたが、今回のスープはとんこつ感を前面に押し出したようなスープ。この表現で当て嵌まるか(伝わるか)どうかちょっと自信ないんですけど、他の影響を受けやすいというか、繊細な感じのとんこつ感あふれるスープだったため、後半は些細な油揚げ麺臭ですら気になってきます。後入れの特製油がスープに馴染みきった頃、段々と油揚げ麺臭の存在が表に出てきてしまい、せっかくのスープも後半は野暮ったくなってくる感じ。人によっては気にならないレベルなのかもしれませんが、きちんと濃厚で美味しいとんこつスープだっただけに、自分的にはそれが非常に勿体無いと感じてしまいました。

かやくは、『味付豚肉、ごま、ねぎ』とのこと。長浜ラーメンは、基本的にシンプルな具材構成の店が多いとはいえ、今回の具材はかなり弱いですねぇ…。これはさすがに貧弱(苦笑) ねぎはそこそこ風味があったから及第点として、メインの味付豚肉は細切れで存在感がありません。意識的に食べれば、まぁアレですが、量も申しわけ程度。ごまは芳ばしい風味が濃厚なとんこつスープの中で映えていたのですが、もうちょっとたくさん入っていてもよかったかな。今回の具材の中でのいちばんの功労者はねぎかもしれませんw まさかのハイライトw

(標準は★3です)

私の求めているとんこつ臭は物の見事に抑えられていましたが、なによりとんこつ感が前面に押し出されていたのが好印象。獣臭のなさもお店の特徴みたいですし、さすが日清食品が製品化しているだけあって、スープにはタテ型のカップ麺とは思えないような本格感がありました。とろみで誤魔化しているとか、そういったイメージは全く受けず、きちんと濃厚。いい感じ。獣臭こそなかったものの、純粋に追い求めた結果生まれた味というか、そんなとんこつ感の漂うスープには素直に好感が持てました。ただ、それだけに些細な油揚げ麺の風味や麺の質感が気になってしまい、それが大きなマイナスポイントに。このスープなら具材の貧弱さを考慮しても余裕で★5、って感じだったんですけどね。兎にも角にも麺が足を引っ張ってしまっているような印象を受けてしまい、それが非常に残念でした。日清食品の製品で麺が足を引っ張るなんて、けっこう珍しいパターンだなぁ、と。ほんとにスープはタテ型製品とは思えない出来だったので、ノンフライ麺、もしくは油揚げ麺でも長浜ラーメンらしいパッツン系の極細麺にすればかなり化けるんじゃないですかね。ネット上の写真で見る限り、実際のお店の麺は丸型で、いかにも長浜ラーメンらしいパッツン系の麺に見えるのですが、その感じも再現してほしかったです。日清食品はタテ型だろうと、どんぶり型だろうと、実際のお店の特徴を可能な限り忠実に再現しようという姿勢にあると自分は思っているのですが、麺に関しては今回そういった印象を全く受けませんでしたね。どうした日清。まぁ麺単体で見ると質感、風味ともに如何にも日清食品らしい油揚げ麺だったんですけど(笑) とんこつ系のラーメンの麺は明星食品が上手いこと製品化してくれるイメージが強いのですが、現在明星食品は日清食品の傘下、こういった製品にこそ互いのノウハウを活かしてほしいですね。もったいないぞー。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。


【製品情報】

商品名:日清 一番軒 長浜ラーメンビッグ
販売者:UGHD.
製造者:日清食品
内容量:107g (めん80g)
発売日:2014年7月29日 (火)
発売地区:全国 (UGHD.系列店舗))
希望小売価格:185円 (税別)
JANコード:4902105223833

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:410㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋 (特製油)

~標準栄養成分表~

1食 (107g) あたり

エネルギー:512kcal
たん白質:12.9g
脂質:25.3g
炭水化物:58.3g
ナトリウム:2.1g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:1.3g)
ビタミンB1:0.32mg
ビタミンB2:0.27mg
カルシウム:212mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:512kcal (めん・かやく:416kca / スープ:96kcal)
食塩相当量:5.3g (めん・かやく:2.0g / スープ:3.3g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、食物油脂、食塩)、スープ(ポークエキス、豚脂、香辛料、食物油脂、醤油、小麦粉、でん粉、チキンパウダー、卵粉、糖類、チキンエキス、食塩、ポーク調味料、香味油)、かやく(味付豚肉、ごま、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、増粘剤(キサンタンガム)、香料、グリセリン、pH調整剤、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、カロチノイド色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、ゼラチンを含む)

アレルギー物質:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま・ゼラチン

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