東洋水産「マルちゃん 日本うまいもん 王様中華そば」



台風19号、近畿地方は夜のうちに通り過ぎるみたいですが、JRも運休したり、こう連続で来られるとたまりませんよね…。各地大きな被害が無いことを願います。

【お知らせ】今回コメントをきっかけに、同じカップ麺を主題としたブログ「3分スタイル」と、相互リンクさせていただく運びとなりました。管理人は「カブトムシ」さん。「3分、そこには様々な格闘があった」というキャッチーなフレーズとともに、昨今の湯戻し4分、5分待ちのカップ麺によるブログ名との矛盾に苦悩しながらもくじけず(笑)ブログを運営されています。当ブログの長〜ったらしいクドい感想(…w)とは違い、簡潔に分かり易く要点を纏め、写真とともに順を追って説明していくという読み易い記事が特徴ですね。また、テーブルマークや五木食品など、コンビニではあまり見かけないカップ麺や、廉価版商品のレビューも積極的にされています。カブトムシさん、4分、5分に限らず、湯戻し1分、2分のカップ麺もザラにあるので、これからもめげずに闘ってくださいね!というわけで、当ブログを見ていただいている皆さんも、是非ご覧になってみてください。

さて、本日の一杯は、東洋水産の『マルちゃん 日本うまいもん 王様中華そば』です。昨日、エースコックの中華そばを食べたばかりなんですけど、この東洋水産の中華そばも同じ日にリリースされた商品なんですよね。同じ日に他社メーカーから同じようなテーマのカップ麺が発売されるというパターン、これほんとによくあります。時期的なこと(夏はカレーや激辛系)や、そのときのブーム(今年でいえば鶏白湯など)が影響している場合であればまだ理解できるのですが、況してや中華そばなんて非常にオーソドックスで特に季節感があるわけでもない素朴なテーマ。それを取り上げて同時期にリリース。これは絶対にメーカー間で何かしらのやりとりがあると踏んでます。あくまで個人的な推測ですが「あ、今週の新商品で中華そば2種類出てる。どっちが美味しいか分らないし、とりあえず両方買って食べてみるか。」的な相乗効果を狙っているのではなかろうかと。うーん、直接メーカーには聞きづらいし、聞いたところで「申し訳ありませんが、お応えいたしかねます。」って言われるのが関の山でしょうねぇ。気になるなぁ…。それは扨措き、そろそろ本題に戻りましょうかw「日本うまいもん」は、地元では誰もが知っていても全国的にはあまり知られていないご当地麺にスポットを当てて全国に発信することをコンセプトとしたシリーズとのこと。長野県で生まれ、全国のラーメンイベントに出店するなど各地で話題を呼んでいる「王様中華そば」を「信州麺友会」監修のもと再現したという再現モノのカップ麺だそうです。信州といえば蕎麦が有名ですよね。そんな信州で生まれたB級ご当地グルメなんて美味しそうです。自分は今回この商品によって、初めて長野県に王様中華そばというご当地ラーメンがあったことと、信州麺友会なる組織が存在することを知りました。この時点で自分には日本うまいもんシリーズの“全国的にはあまり知られていないご当地麺にスポットを当てて”というコンセプトは確実に響いてますね。かつて長野市街地にあった老舗ラーメン店の味を信州麺友会が復活させ、新たなご当地ラーメンとして考案したのが王様中華そばだそうです。ちゃんと特徴や雰囲気が感じられるといいなー。





は『歯ごたえとコシのある角麺』とのこと。なかなか主張の強いタイプの油揚げ麺なんですけど、これが不思議と油っぽくないんです。スープの黒胡椒のパンチによって掻き消されている(誤摩化せてる)だけだろうと思ったので、油揚げ麺臭を暴いてやろうとしつこく噛み続けてみたものの、やはりそんなに油っぽくない。しっかりとした歯応えとコシを兼ね備えていて、表面は滑らかで口当たりがよく、食感はもっちもち。厚みのある油揚げ麺にありがちなふかふかとした軽めな食感ではなく、ちゃんと中身が詰まっているような質感の麺でした。これほんとに東洋水産の麺か?と、疑いたくなるような麺でしたね。(失礼w)「本気盛」然り、東洋水産のタテ型製品はスープに影響するくらい油揚げ麺の風味が強いものが多いので、ちょっと意外でした。時間経過による劣化にも強く耐え得る麺で、もちろん時間経過によって多少は柔らかくなりますが、それでも最後まで弾力は持続していたので、伸びてしまったという印象は与えていなかったです。むしろ、じわじわスープと馴染んでくる感じで、時間経過による変化が却って好印象ですらありました。今までの東洋水産に用いられてきたタテ型製品の麺と比べ、まさに一線を画するような印象の油揚げ麺で、スープの黒胡椒との相性もとても良かったです。

スープは『醤油とチキン・魚介の旨味をベースに、黒胡椒を強く利かせ』たとのこと。ベースはほのかな甘味を感じる優しいものだったのですが、それも意識しないとわからないほどにガツーンと黒胡椒が効かされていていました。そしてベースの優しい味わいを感じられるのも最初の2、3口だけw 黒胡椒は辛味だけではなく、黒胡椒特有の風味が嗅覚からも味覚からもハッキリと感じ取れるほど強く、後半は蓄積されていく黒胡椒の主張で黒胡椒一辺倒w これをどう受け止めるべきかちょっと迷ったのですが、黒胡椒を強く効かせたパンチのあるスープというのが王様中華そばの特徴らしいので、中途半端にはせず、アクセントの度を超えて黒胡椒を主張させるという思い切りのよさをプラス点とすることにしました。あとは麺の存在感が大きかったこともあるので、麺や黒胡椒の主張にも負けない動物系のコクや、もう少しこってり系に振るなど、そういった油脂感や厚みのある動物系の旨味なんかも明確に打ち出されていると尚良かったと思います。結構こってり系に仕上げても、これだけ黒胡椒のインパクトがあれば、キレある後口でクドくはならないと思いますので。ちなみに底に溜まっていた黒胡椒の量は、富山ブラックほどではなかったものの、明らかに規格外でしたw

かやくは『FDねぎブロック、メンマ、なると』とのこと。ねぎ、写真の3倍は入ってます。ねぎは特有の甘味が強く感じられ、黒胡椒の効いたスープと対照的なネギの甘味が相性抜群。大切りねぎも王様中華そばの特徴のひとつのようなので、強く力を入れたのでしょう。風味、質感ともに本物さながらで、とても美味しかったです。メンマは特有の発酵感とそれなりの歯応えがあって、中華そばらしさを演出してくれいました。なるとも視覚的にいいですね。肉系の具材がないのは寂しいですが、ナルトとメンマで中華そばらしさは醸し出せていたし、甘味の強いねぎも風味のあるメンマも結構な量だったので、なかなか満足感の高い具材構成でした。ねぎ美味しかったなー。

総評:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4)
(標準は★3です)

まずスープにかなりエッジが効いていたのが印象に残りました。甘味の強い大切りねぎと、黒胡椒の強く効いたスープということで、王様中華そばの特徴はきちんと表現できていたと思います。調べてみると実際の王様中華そばは、信州そばの技術をいかした麺というのもひとつのポイントみたいなので、欲を言うならそこも意識してノンフライ麺で製品化してほしかったですね。まさにご当地ならではの特徴ですし、これこそ今回の製品の柱にするべきポイントだったんじゃないのかなーとも思いました。とは言え、今回の油揚げ麺は明らかに今までの印象とは異なる次世代的なクオリティだったし、麺にもこだわりがあったという印象は無きにしも非ずなんですけどね。ちょっと黒胡椒に頼り気味なところは否めなかったものの、王様中華そばの雰囲気はきちんと感じることができました。次回は(あるかどうか分りませんがw)ノンフライ麺を採用し、多少コストがかかっても惜しまず麺にも力を入れて、丼型の製品でもリリースしてほしいなと思いました。「日本うまいもん」シリーズは、容器に関しては全く一貫性のない(タテ型や丼型といったカップの縛りもない)シリーズですし、また忘れられた頃にでも(笑) まだあまりスポットの当たっていないご当地ラーメンに目を向けるという素晴らしいコンセプトなので、しっかりと特徴や個性を掘り下げ、これからも気合いの入れどころを見極めつつ製品化に取り組んでいってほしいと思います。黒胡椒苦手な人にはキツいかもしれませんが、なかなかインパクトがあって良かったです。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。ご了承ください。


【製品情報】

商品名:マルちゃん 日本うまいもん 王様中華そば
販売者:東洋水産
内容量:94g (めん70g)
発売日:2014年06月30日 (月)
発売地区:全国新発売
希望小売価格:190円 (税別)
JANコード:4901990331548

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:430㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋 (特製スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (94g) あたり

エネルギー:398kcal
たん白質:8.9g
脂質:15.5g
炭水化物:55.8g
ナトリウム:2.6g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:1.7g)
ビタミンB1:0.41mg
ビタミンB2:0.36mg
カルシウム:175mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:398kcal (めん・かやく:315kca / スープ:83kcal)
食塩相当量:6.6g (めん・かやく:2.3g / スープ:4.3g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、粉末野菜、チキンエキス、香辛料、卵白)、添付調味料(醤油、鶏脂、チキンエキス、食塩、香辛料、砂糖、植物油、魚介エキス、ゼラチン、発酵調味料、こんぶエキス)、かやく(ねぎ、めんま、なると、ゼラチン)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、酒精、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、クチナシ色素、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、さば、豚肉を含む)

アレルギー物質:卵・乳・小麦・ゼラチン・大豆・豚肉・鶏肉・さば

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コメント

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悩める管理人カブトムシですw

素敵な紹介ありがとうございます。読み応えのある記事が結構好きで実は見てたりします。コメ初デビューがこういう挨拶ですが、よろしくお願いします。
Re:カブトムシさん
「悩める管理人」素敵ですw 当ブログを読んでいただけていたとは!読み応えのある記事、そんなふうに言っていただけるととても嬉しいです。買い置きのカップ麺の消化が間に合わず、あまり需要がないのが今の課題点なんですけどね^^; 自分はカブトムシさんの「(´;ω;`)シャーナシヤデ」が、けっこうツボだったりしますw こちらもちょくちょく遊びに行かせていただきますね。

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