日清食品「日清 THE NOODLE TOKYO AFURI 限定 柚子辣湯麺」



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品「ポテトチップス 鯛めし味」です。商品企画担当者の母親が愛媛県出身ということから、愛媛県ゆかりの商品を開発しよう、という面白い開発経緯があり、愛媛県の郷土料理である鯛めしをイメージして、約11ヶ月間の開発期間を経て商品化されたんだとか。へー、鯛めしって愛媛県の郷土料理だったんですね。なんか、普通に全国的な食べ物だと思ってましたw そんな担当者の想いが詰まった渾身の一撃ですが、鯛 “めし” っぽさは兎も角w 出汁の要素はハッキリとしています。主に魚介の旨味成分は鰹が大半を担っているものの、焼鯛パウダーによる鰹とは違う芳ばしい風味が重なって、余韻として残る風味に個性が感じられました。敢えて鰹の主張を抑えるか、いっそ焼鯛パウダー1本に絞ったほうがインパクトあったんじゃないのかなー、とも思ったんですけど、濃い目の出汁感は素直に印象が良かったです。醤油の主張は控えめに、食塩で味を整えていたので、よくある “だし醤油系” との差別化が図れているのも良いですね。インパクトのある鯛出汁に期待すると、少し物足りないかもしれませんが、上品な出汁感と焼鯛パウダーのアクセントには、きちんと変わり種としての価値が見出せると思います。


さて、本日の一杯は、日清食品の「日清 THE NOODLE TOKYO AFURI 限定 柚子辣湯麺」です。この「日清 THE NOODLE」シリーズなんですけど、やけにAFURI率が高いんですよね。シリーズとしては第5弾に当たるのですが、シリーズ中のAFURI監修カップ麺は今回で3回目になります。今のところ、交互で2回に1回はAFURIのペースですね。テーマは「柚子辣湯麺(ゆずらーたんめん)」ということで、実際のメニューとして店舗でも提供されているようです。柚子と辣湯かー、柚子のアクセントが効いた酸辣湯? みたいな感じなんですかね。ちょっと小難しそうなテイストに思えますけど、こういう創作系は自分の好みなので、敢えての小難しさに期待。





は、「小麦全粒粉を使用した細ストレート麺」とのこと。いやぁ…ちょっとコレ、かなり完成度が高いですよ。ノンフライ麺に小麦全粒粉が練り込まれているケースは珍しくないんですけど、全粒粉を練り込んだ油揚げ麺を食べたのは今回が初めてかもしれません。有名店シリーズらしく加水率の低いスパッ、とした歯切れの良さが特徴的な麺で、油揚げ麺でありながら特有の油っぽい風味は極めて控えめな油揚げ麺らしからぬ洗練された面持ち。これによって油揚げ麺がスープの本格さを邪魔することなく、実に上品な印象を与えてくれます。さらに今回は全粒粉が練り込まれている為、普段よりも芳ばしく、小麦の風味には奥行きが感じられました。スープが繊細でありながらも力強い仕上がりだったのですが、細身でも全粒粉効果でスープに引けを取りません。ちなみに熱湯4分指定ですが、思っていたよりも麺が細かったことと、特筆して経時劣化耐性に優れた麺ではないので、2分30秒でフタを開けるのがいいかもしれません。撮影の前に味見すると(3分経過くらい)やや芯の残る硬めの食感と歯切れの良さが秀逸だったので、4分も待ったら勿体無いですよ。

スープは、「鶏ガラなどの動物系素材とカツオなどの魚介系素材のうまみを合わせ、柚子と唐辛子の酸味と辛みをきかせた、しっかりとした味わいのスープ」に、別添で「鶏油ベースに唐辛子の辛みを加えた "紅い香油"」付とのこと。まず印象的だったのが鮮烈な柚子の存在感で、かなり柚子の個性がハッキリと打ち出されています。うん、これはもう柚子好きとしては堪らないレベルですね。その香りも然る事乍ら、酸味も明白。でも食酢とは違うベクトルの酸味なので、酸辣湯とは一味違います。ベースはAFURIらしく膨よかな鰹の旨味が太く主張し、鶏ガラを中心としたコクと鶏油の芳ばしさが動物系の要素を明確にしていて、柚子皮による上品で洗練されたイメージと、酸味と旨味によって力強さを両立。魚介の中心が膨よかさを意識した鰹の旨味というのも功を奏していたポイントで、もしシャープな煮干が魚介感を担っていたら、この上品さと力強さを兼ね備えた秀逸なバランス感は成立していなかったと思います。辛さレベルは一般的に見ても辛口に満たない刺激だと思うんですけど、ピリ辛以上のレベルには優に到達していて、きちんと唐辛子の輪郭が感じられました。通常、ピリ辛系のラーメンスープは、大半がジャンクな路線に傾きがちというか、前回記事の「奈良天理スタミナラーメン」なんて、まさにピリ辛ジャンク系の典型的なタイプだったんですけど、今回は鮮烈に香る柚子の清涼感が洗練されたイメージを確立させ、ピリ辛系に有り勝ちだったジャンクな印象は皆無に等しく、むしろ繊細なピリ辛系という方向性が新しかったです。胡麻の芳ばしいアクセントもピリ辛スープに映えていたし、非常に複合的な要素が絡み合うスープでありながら、チグハグな印象は一切感じさせない。AFURIだからこそ成し遂げられたバランスというか、お店ならではと思える非常に独創的なスープでした。

具材は、「炭火焼チキン、メンマ、ネギ、柚子皮」とのこと。炭火焼チキンは相変わらずクオリティの高い肉具材で、焼きの効果による独特の芳ばしさも然る事乍ら、パサつきのないソフトな歯触りや、鶏肉らしい旨味も非常にナチュラルでリアル。サイズも大きめにカットされていて、量,質ともに納得できる満足度の高いメイン具材です。メンマは食感でアピールしてくるようなタイプではなかったんですけど、サイズは大きく量も多めで、特有の発酵感が好印象。そしてスープの項目でも触れましたが、柚子皮が激しく効果的で、ちょっと反則クラスの存在感でした。シンプルな構成ではあるものの、蛇足的な要素が無く、リアルな鶏肉に絶妙な柚子皮の満足感で、具材に対する物足りなさは皆無に等しいと思います。

(標準は★3です)

想像通り小難しいタイプのカップ麺だったんですけど、AFURIだからこそと思える創作色の強い個性が記憶に残るインパクトを打ち出していて、独創的でありながらも迷走しているような嫌いは一切与えず、柚子皮による洗練されたイメージと同時に力強さを兼ね備えていた新しい切り口から、しっかりと期間限定ならではと思える仕上がりに好感の持てた一杯でした。そんな個性的なスープも然る事乍ら、小麦全粒粉を練り込んだ油揚げ麺にも新鮮味が感じられたし、そのクオリティも秀逸。きちんと全粒粉の恩恵が体感できるレベルにあり、そんな麺とスープの水準を高めながらも具材に一切の余念は感じられず、ただ単純に物珍しさやオシャレな雰囲気に購買意欲を刺激され、手に取ったは良いものの、いざ実際にフタを開けてみたら大したことなかった、みたいな薄っぺらい製品ではなく、しっかりと丁寧に作り込まれていた秀作でした。ピリ辛系のカップ麺として、これまでに無かったタイプの切り口には新たな発見があったし、さすが3回目のコラボとなってくると、カップ麺ブロガー的には一種の安定感すら感じているのですが、今回も実に見所が多く、まだまだ変わり種の引き出しは多そうです。今のところ当ブログでは、AFURIハズレ無し継続ですね。評価は★6と悩んだんですけど、このくらいAFURIなら当然、みたいな基礎ハードルの高さが出てきたので、このラインが妥当でしょうか。もしコレが第1弾だったら、迷うことなく★6付けてたと思います。そんなオトナの事情w


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:日清 THE NOODLE TOKYO AFURI 限定 柚子辣湯麺
製造者:日清食品
内容量:95g (めん80g)
発売日:2017年1月30日 (月)
発売地区:全国新発売
取得価格:税込216円 (ファミリーマート)
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4902105238844

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:410㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:1袋 (紅い香油)

~標準栄養成分表~

1食 (95g) 当たり

エネルギー:439kcal
たん白質:12.1g
脂質:18.8g
炭水化物:55.3g
ナトリウム:2.2g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:1.3g)
ビタミンB1:0.27mg
ビタミンB2:0.33mg
カルシウム:134mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:439kcal (めん・かやく:384kcal / スープ:55kcal)
食塩相当量:5.6g (めん・かやく:2.3g / スープ:3.3g)

名称:即席カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、小麦全粒粉、食塩、香辛料)、スープ(チキンエキス、魚粉、植物油脂、香辛料、魚介調味油、豚脂、糖類、ごま、魚介エキス、食塩、醤油、香味調味料、香味油)、かやく(味付鶏肉、味付メンマ、ねぎ、ゆず皮)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酸味料、炭酸Ca、かんすい、カロチノイド色素、増粘多糖類、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、さば、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:小麦・乳成分・豚肉・鶏肉・さば・大豆・ごま・ゼラチン

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/5705

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コメント

こんにちわ!
麺のレベルが高いんですね(≧∇≦)
んで柚子がしっかり効いてるのはポイント高いですね^ - ^
ピリ辛カップ麺に今までなかった商品とも気になる!
No title
辛いのは苦手だけど、柚子と炭火焼きチキン、麺などがとっても気になるので、これは買ってみようとおもいます。
途中までべた褒めだったので、もうとょっと採点が高いかと思ったら、案外伸びませんでしたね。
No title
なかなかの高評価ですね。
たしかに小難しいカップ麺でした (^_^;)
創作系としてとても凝った一品だっと思います。

でも自分はAFURIさんとは相性が悪いです (;´∀`)
なんかここの魚介系はダメダメです・・・。
No title
takaさん、こんにちは!

これはほんと非常によくできたピリ辛系と言いますか、
まずAFURIの最大の特徴である鰹などの旨味を生かしたうえで、
「酸辣湯」における「酸」にあたる部分を柚子で演出するという、
その発想が見事に当たった他とは違うピリ辛系の一杯でしたね!(=゚ω゚)

香りという点でも酸味の質という点でも柚子は優秀ですし、
ここまで柚子に徹底して演出する思い切りもいいですし、
ピリ辛だからといってジャンク系に振るのではなく、
AFURIの軸をぶらさなかったのも大きなポイントでしたね!

>全粒粉を練り込んだ油揚げ麺を食べたのは今回が初めてかもしれません

これはたしかに言われてみればそうですね!

もしかすると他にもあったのかもしれませんが、
考えてみても油揚げ麺では思いつかないですよね!

この麺も秀逸で、時間は経たせすぎないほうがいいですよね!
特に食感が生きている間は香りも食感もよくできていて、
これまでのAFURIの麺以上の完成度を感じましたからね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:shinさん
こんにちは!

お、今回は? ちゃんと読んでくれたみたいで嬉しいです(笑)

全粒粉練り込み油揚げ麺には新鮮味を感じました!
それに実際、油揚げ麺らしからぬ秀逸な油揚げ麺でしたよ_φ(. .*)

スープの方向性も新しく、柚子好きも満足できる清涼感で、
実に満足度の高い一杯でした。たまにはカップ麺も是非〜(笑)
Re:バカワインさん
刺激に関しては耐性値にもよりますが、これは食べてみて欲しいですね_φ(. .*)
気持ちは★6です! 記事にも書いてますが、お店の基礎ハードルが
随分と上がってきたんですよ(笑)なので気持ち差し引いて(^_^;)
Re:たういパパ
パパはAFURIの魚介感がダメですからね…(^_^;)

なんでだろう…最近、パパの魚介苦手指標が定まってなくて掴めないw

おそらく今後もAFURIのベースはコレなので、
新作はスルーしたほうが賢明かもしれませんね(苦笑)
Re:かーとさん
こんにちは!

まさにコレはAFURIならではと言える完成度でしたよね!

全粒粉練り込み油揚げ麺も印象的だったし、仰る通り酸味を柚子が担い、
お店の特徴とも言える膨よかな節系の魚介感もきちんと踏襲していて、
期間限定らしい新鮮味も感じることの出来た秀作だと感じました。

ちょっと★6つけずに公開したことを後悔してます今…w

自分としては油揚げ麺が特に印象的だったので
今後の製品にも意欲的に応用してもらいたい技術です!
本日いただきました♪
旦那様に、、、と言っておきながら、今日のお昼にファミマで見つけて思わず購入♪
一人で楽しんでしまいました(*^-^*)
柚子がしっかり香りました☆
そして、辛さもしっかり!!
ちゃんとtaka :aさんのご指導通り早めの時間でいただきました!
酸辣なのに中華中華していないのがよかったです♪
オススメ、ありがとうございましたー(≧∇≦)
Re:marimo217さん
お、感想のコメント有り難うございます(。´艸`。)

ハッキリ柚子と、しっかりピリ辛なのが良かったですよね♪

そこに加わるAFURIらしい膨よかな鰹出汁も然る事乍ら、
仰る通り中華系の酸辣湯ではないところに新鮮味があって、
しっかり独創的な一杯に仕上がっていたことが好印象だったのと、
オススメした手前、marimoさん的にも高評価で安心しましたよ(笑)

早めにフタを開けるのアドバイスも、お役に立てたようで幸いです♪
オススメした甲斐がありました! わざわざ感想いただけて感謝です(ぺこり)

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