東洋水産「マルちゃん 四季物語 冬限定 しょうが味玉子とじうどん」



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今回の冒頭ネタは、おやつカンパニーの新商品「ベビースター パンメン やさしいチキン味」です。お察しの通り、味はオリジナルの「ベビースターラーメン」に酷似しているのですが、タイトルに「やさしい」とあるように、本家よりも醤油や塩気のエッジが控えめな雰囲気。オリジナルのベビースターラーメン(ドデカイラーメン)は味付けが濃いと感じていたので、自分の舌にとっては嬉しい配慮でした。それでも喉が乾く感じだったんですけどw「オリーブソルト味」と同じく、こちらも「ベビースターラーメン」から「フランスパン工房」にシフトしていく表情が実に個性的で、ファーストインプレッションのベビースターラーメンっぽさで安心感を演出しつつ、後半の確かなパンらしさが新感覚で、しっかり新商品としてのインパクトを感じました。こちらは最初からチキン味なので、オリーブソルト味に感じたようなギャップも皆無でしたからね。味としては面白味に欠けるものの、定番の安心感と新鮮味のある個性の両立に価値が見出せたスナック菓子でした。


さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん 四季物語 冬限定 しょうが味玉子とじうどん」です。生姜に玉子とじなんて如何にも冬に嬉しいテーマですが、実は2014年の冬限定も「たまごとじうどん」でした。「鴨だし醤油らーめん」と同時発売品なんですけど、冬限定のイメージ的に季節感が分かりやすいのは此方でしょうか。おそらく奇抜な印象のない、ほっこりした優しい雰囲気や、人を選ばない敷居の低さが売りだと思うので、そんな良い意味での無難さに期待したいと思います。





めんは、「なめらかな口当たりで、コシのあるうどん」とのこと。熱湯3分の油揚げ饂飩なので、かなり頼りな~いタイプの油揚げ麺だったんですけど、このチープさが結構好きだったりする自分ですw まだ「どん兵衛」が熱湯3分だった頃、あのペラペラふかふかな感じが好きだったので、あの頃の油揚げ麺が好きな人にとっては素直に印象が良い油揚げ麺なのではないでしょうか。新商品系のカップ麺では貴重な存在なので、希望小売価格も180円の製品ですし、このノスタルジックなチープさは個人的に嬉しかったです。ただ、詳しい感想は次の項目で触れますが、つゆに対してのバランスを思うと、麺単体としての主張は些か弱かったように思います。

つゆは、「かつおと昆布の旨味をベースに、生姜を利かせたとろみのあるつゆ」とのこと。特製スープを入れる前の湯気が実に良い香りだったので、ちょっと味見してみたんですけど、この段階で既に問題なく美味しいです。まず節を中心とした魚介の旨味と昆布出汁による旨味がハッキリとしていて、我々関西人好みの出汁で喰わせるタイプ。基本、別添で液体スープが付く場合、ベースは基盤を整える為に薄味だったりするのですが、強めに効かされた生姜のアクセントも相俟って、薄味的な物足りなさを全く感じさせない滋味深い味わいでした。で、このまま完食したかったんですけど、レビューする手前そういうわけにもいかず、特製スープを加えてみたところ、悪い予感は的中。特製スープの中身は、ほぼ醤油と言って差し支えないような内容だったので、一気に全体のバランスが崩壊します。まず醤油の主張がジャイアン的に幅を利かせ始め、せっかくの滋味深かった出汁の旨味は後方に追いやられるし、味も濃くなるし、鰹の旨味は醤油感とイイ感じにマッチしていたものの、ちょっとコレは違うんじゃ…? みたいな。醤油のエッジに鰹の旨味、そこへ生姜の清涼感が相俟って、関東の蕎麦つゆに通じるシャープな饂飩つゆとしての完成度は評価できる水準にあるものの、もっと玉子綴じ饂飩って優しい食べ物じゃないの? みたいな。いや、関西生まれ関西育ちの自分なので、地域性による好み差が干渉しているのかもしれませんが、特製スープを入れる前の出汁が優秀だった分、醤油のオラオラ感が勿体無いと思いました。ちなみにトロミは餡掛け風なタイプではなく、意識してみても気にならなかったです。特製スープを入れた途端、随分とシャープなスープに変貌したので、逆に粘度は自然だったんですけどね。なんせトロミも醤油感も、実食前に想像していた優しいイメージとは掛け離れていましたw

具材は、「たまご、味付鶏挽肉、かに風かまぼこ、ねぎ」とのこと。2014年版の四季物語ではFDたまごブロック(わかめ・ネギ入り)が採用されてたんですけど、今回のタマゴはフツーの乾燥具材ですね。フリーズドライ具材ほどのインパクトは得られませんでしたが、玉子綴じ饂飩らしく量も多かったし、ふわふわしてて口当たりが良く、掻き玉らしい優しさから、しっかり効果的でした。鶏挽肉は…うーん、別に無くても良かったかな。生姜の効いた餡掛け饂飩には鶏肉ミンチが合うので、そのイメージで入れたんだと思うんですけど、ラーメン系のカップ麺にも入ってる汎用の肉具材だったから和風カップ麺に合わないというか、やや動物系のニオイが蛇足に思えました。かに風かまぼこは見た目に良かったし、ふと香る海鮮風味もアクセントになっていて、ネギは大きめカットだったのが良かったです。

(標準は★3です)

うーん…これは好みの問題かもしれないんですけど、特製スープが完全に蛇足でしたね。先に味を確かめてしまったのも敗因のひとつかもしれませんが、特製スープなしの状態で全く物足りなさを感じさせない仕上がりだったので、液体スープならではのリアルな醤油感が裏目に出てしまったというか、鮮度の高い醤油感がネガティブに作用してしまっていて、せっかくの優しい味わいが醤油の存在感に蹴散らされちゃっていたのが勿体無かったです。醤油のキレを重視している人にとっては嬉しい醤油感かもしれないし、醤油+鰹+生姜のシャープな方向性は評価できるポイントなのかも…とは思ったんですけど、玉子綴じ饂飩って優しさが売りだと思うので(少なくとも自分の中では非常に優しい食べ物というイメージ)ちょっと…いや、かなりイメージのズレを感じてしまいました。鴨だし醤油らーめんと同じく、そろそろ投げ売りが始まるであろう時期に差し掛かる頃合いかと思われますが、個人的にコッチはオススメできないですね。でも特製スープを入れる前の状態だと良い意味で無難に美味しい★3だったので、この感想を読んでから買う人はいらっしゃらないとは思いますけど、もし手元にあるよー、って人は、調理する際には熱湯を少なめに入れ、特製スープは入れずに食べて、使わなかった特製スープは出汁巻きとか、ちょっとした汁物が即席で欲しい時に、醤油代わりの味付けとして使ったほうが良いと思います。それにしても何で特製スープ付けちゃったんだろう…しっかり出汁の旨味や生姜の風味が効いていたので、特製スープは潔くカットして、浮いた分のコストで具材の玉子をフリーズドライ化するとか、そういった工夫があると “出汁がウマい” “具材に強い” という東洋水産らしさが活きた思うんですけどね。


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん 四季物語 冬限定 しょうが味玉子とじうどん
製造者:東洋水産
内容量:70g (めん55g)
発売日:2017年1月16日 (月)
発売地区:全国新発売 (CVS・量販店・一般小売店 他)
取得価格:税込116円 (マックスバリュ)
希望小売価格:180円 (税別)
JANコード:4901990337366

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:300㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋 (特製スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (70g) 当たり

エネルギー:310kcal
たん白質:6.4g
脂質:13.8g
炭水化物:40.0g
ナトリウム:1.8g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:1.0g)
ビタミンB1:0.23mg
ビタミンB2:0.24mg
カルシウム:114mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:310kcal (めん・かやく:269kcal / スープ:41kcal)
食塩相当量:4.6g (めん・かやく:2.1g / スープ:2.5g)

名称:即席カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、乾燥酵母、植物性たん白)、添付調味料(醤油、食塩、砂糖、魚介エキス、でん粉、香辛料、こんぶエキス、たん白加水分解物、植物油)、かやく(たまご、味付鶏挽肉、かに風かまぼこ、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na)、炭酸カルシウム、増粘多糖類、カラメル色素、レシチン、カロチン色素、酒精、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC、ローズマリー抽出物)、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、パプリカ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、ごま、さば、豚肉、ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・ゼラチン・大豆・豚肉・鶏肉・さば・ごま

引用元URL:http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2016/12/post_1308.html

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コメント

No title
今年は生姜がキーワードなんでしょうか?
確かにほっこりと温まるんですけど、それだけではパンチが弱くて、僕は買おうって気があまり持ちませんー。
さらにtakaさんの評価も低いとなっちゃあ。。。
Re:バカワインさん
> 今年は生姜がキーワードなんでしょうか?
多分、冬だからですね_φ(. .*) ぽかぽか温まるイメージで!

自分は生姜系が結構好きなんですけど、
今回のカップ麺は玉子綴じ饂飩なのに攻撃的というか、
ちょっと醤油の主張に違和感を感じてしまいました;

玉子綴じって、もっと優しいイメージなんだけどなぁ…
あちゃー見た目はグットでウチ好みの優しい ほっこり系で期待しましたが評価低い(^_^;)
完全に醤油負けしてますか?!(^_^;)
残念ですね
Re:shinさん
でしょでしょ? ほっこり系を期待しちゃうでしょ?

まさかのキレですよw 玉子綴じではなかったら
これはこれで、って感じだったんですけどね…(^_^;)
No title
殊の外この小袋の醤油タレがパワーが強かったですよね~(^_^;)
なのでとっても醤油のたったつゆになっていまいました。
どうも自分もイメージする生姜の風味のうどんのつゆとは
ちょっと違っていて戸惑いました。

まぁ、これはこれでおいしかったのですがね・・・。
全体的に冬のおうどんという雰囲気も弱かった気がします。
Re:たういパパ
特製スープのリアルな醤油感は完全に蛇足でしたね…(^_^;)

これが「玉子綴じ」じゃなかったら生姜と醤油のシャープさと
そこに重なる鰹の旨味に関東風の相乗効果が感じられたんですけど、
玉子綴じというテーマの優しさとは裏腹な仕上がりに思えてしまって…

それに仰る通り、「冬の」というテーマのインパクトに欠ける印象もあって…
うーん、やっぱり昔の地味な名作が多かった頃の四季物語が恋しいです。
No title
takaさん、こんばんは!

これねぇ・・・自分は最初は完全にミスで
液体スープを入れずに食べ始めてしまったのですが、
味が完全に成立していてすごく良かったのですよね!

その段階で液体スープの入れ忘れに気付いたのですが、
もう入れる前から嫌な予感がしてしまってましたね(;゚ω゚)

完成してる味に何かを入れればバランスは確実に壊れますし;

すると案の定、せっかくの生姜なども後ろに下がってしまうわ、
醤油ばかりが前に出るわで、もったいないことばかりでした;

東洋水産も液体スープなしで作ってくれていれば
いろんな人の評価ももっと良かったでしょうに!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!

自分は敢えて最初に特製スープを入れずに味見してみたんですけど、
ひとくち飲んだ瞬間に特製スープを入れるの躊躇しましたからね…(^_^;)

これはこれで味としては悪くないとも思ったんですけど、
玉子綴じのイメージ的にギャップが激しすぎて;

特製スープをカットして具材をFD化するとか、
トロミを強化するとか、そういった工夫が欲しかったです。

どうも一新してから前作以上に無難な印象が強くなった気が…(苦笑)

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