東洋水産「マルちゃん正麺 カップ スープの極み 濃厚しお豚骨」



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品「Jagabee(じゃがビー) 紀州の梅味」です。基本、素材(じゃがいも)の味を第一に尊重しているような傾向にあるシリーズなので、ちょいちょい変わり種だとインパクト不足な物足りなさを感じてしまうこともあるのですが、今回はハッキリとした梅の酸味が印象的で、しっかり個性が演出できてますね。で、奇を衒ったような要素は一切見せず、めちゃくちゃシンプルに梅味ですw 原材料を見ても味に影響している成分は、食塩と梅肉パウダー、還元水あめと甘味料(ステビア)くらいでしょうか。最初は梅の清涼感が真っ先に飛び込んでくるのですが、すぐに梅の酸味にも負けないジャガイモの旨味が追いついてきて、ほんのり甘さを残す余韻から、シンプルながらも見所の多い味わいです。梅の清涼感と甘味、ジャガイモの旨味など、まさに素材を活かすJagabeeだからこそ表現できたシンプルさというか、とても印象の良い梅味スナック菓子でした。ちなみに「紀州の梅味」というタイトルなんですけど、紀州産の梅は梅肉パウダー中0.1%使用だそうですw いいよいいよー美味しいから、この際0.1%でも(笑)

さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん正麺 カップ スープの極み 濃厚しお豚骨」です。スープに特化したワンランク上の正麺カップシリーズ3つ目のフレーバーは、「濃厚しお豚骨」ということで、期待半分不安半分…と言うのも、私は東洋水産が作るスナック的な豚骨味は好みなんですけど、本格志向な豚骨スープはグルタミン酸ナトリウム系のクセが鼻に付くというか、嫌に目立ってて不躾に感じてしまうんですよね。今回は完全に豚骨が下支えの “塩ラーメン” を想像していたのですが、どうやら方向性は “豚骨ラーメン” に傾いているとか。ここで2つ目の懸念が浮上してくるわけで、正麺カップのノンフライ麺は極めて秀逸な出来栄えではあるものの、豚骨スープと相性の良い低加水麺とは真逆と言ってもいい方向性にある為、豚骨ラーメンのイメージとは不向きな印象が強かったりするんですよね。メーカーの希望小売価格も既存のノーマルバージョンと比べて45円も高い250円ですし、もちろんスープの完成度も然る事乍ら、やや加水率の高いノンフライ麺とのバランスなど、実食前は不安要素のほうが多いかなぁ…。あ、ちなみにスープの「極み」ポイントは、どうやら「花藻塩」が鍵を握っているようです。私は普段から藻塩と紅塩(ピンク岩塩)愛好家なので、一般的な食塩との違いには少々うるさいですよ。って、それをカップ麺に求めてもいいニュアンスなのかは知りませんけどw





めんは、「生麺のようななめらかな口当たりと粘りのある食感が特長の、透明感のある麺」とのこと。豚骨寄りのスープということで、既存の「濃厚とろ豚骨」からの汎用かと思ったのですが、あんまり見た目が白っぽくないので、別フレーバーからの汎用でしょうか。見た感じ「芳醇こく醤油」(旨みだし塩)あたりからの汎用かな? 相変わらず本物さながらのナチュラルさを極めたような目の覚めるクオリティのノンフライ麺には違いないのですが、豚骨ラーメンに合わせる麺としてベストかと問われたら、答えはノー。いや、これは私の中にある豚骨ラーメンには極細ストレート低加水麺だろ、というバイアスが強く干渉している結果だとは思うんですけど、そろそろ麺のバリエーションも徐々に増やして欲しいですね。毎回、スープは割と捻ってくるんですけど、麺は使い回しの印象が強いので。ただ、ナチュラルさを評価させたら他社の追従を許さない水準にある為、スープとの相性さえ選別して拘ってもらえたら、使い回しでも全く以て問題はないのですが。それから今回のスープは良くも悪くも極細ストレート低加水麺を合わせて欲しくなるようなタイプではなかったので、単純に麺とスープの相性で言えば悪くなかったです。

スープは、「ポークの旨味をふんだんに使用し、ガーリックとオニオンの風味を利かせた、とろみのある濃厚な塩豚骨スープ」に、「『花藻塩』を使用」とのこと。まず懸念していた豚骨感ですが、やはり化調に頼った旨味が強く、特有の野暮ったさが前に出たタイプで、魔法の粉(化学調味料)頼みのラーメン屋に近いネガティブさが先行します。そんな旨味を基盤としている為、意図的につけられたトロミが野暮ったさを増長させる要因としてマイナスに作用しちゃってて、さらにガーリックが強めに効かせてあるもんだから、結局のところ何を売りにしたいのか分からないような、コンセプトが不透明な状態に陥っているような気がしました。一応、今回の売りは題目通りスープなんですけど、それにしては純粋な豚骨感よりも化調の態とらしさが前に出てしまっているのは如何なものかと。東洋水産の傾向から事前に構えていたとは言え、物の見事に悪い予感が的中してしまったのは残念でした。ただ、花藻塩使用の効果は印象に残る水準にあって、それなりに塩の濃さは感じられるものの、舌を刺してくるようなトゲトゲしい塩気ではなく、まろやかでコクのある藻塩らしいマイルドな塩気には個性が感じられ、それが体感的なレベルにあったことには素直に好感が持てました。でも化調特有のピリピリ感も重なってくるので、ポテンシャルが活かしきれてないような気もしたのですが。あと価格帯を考慮したら、やっぱり豚骨よりも化調の旨味が先行するスープは値段不相応に思えたし、それを誤魔化すかのようなガーリックの存在感も少し嫌味に感じてしまって、単純に豚骨スープのクオリティだけで評価するなら、これよりも価格帯の安い「田中商店」のほうが、ひとつの豚骨スープとして、よっぽど秀逸だと思います。どんぶり型で、さらにワンランク上のシリーズかつ “スープの極み” がコンセプトなのに、タテ型のスープに負けちゃったら本末転倒なんじゃないですかね。まろやかで美味しいスープだったんですけど、豚骨って言われるとコテンッ、みたいな。

具材は、「チャーシュー、メンマ、きくらげ、ごま、ねぎ」とのこと。チャーシューは割と厚みがあって、なかなか食べ応えがあります。日清食品の厚切焼豚ほどではないものの、よくあるペラチャーとは一線を画してますね。メンマは発酵感こそ大人しめでしたが、確かな厚みから食感に存在感があって、箸休めに良かったです。いや、というか軽く数えて20個以上入っていたので、箸休めどころじゃなかったんですけどw キクラゲも同じく厚みがあって、コリコリとした食感が嬉しいアクセントになってました。そして後入れ仕様の小葱は風味が良く、これは後入れならではのメリットですね。さらに胡麻も後入れさせることによって芳ばしさがフレッシュで、小葱も胡麻も平坦なスープに華を添えてくれているようで好印象でした。東洋水産の後のせかやくって、いつも安定して好印象なんですよねー。

(標準は★3です)

きちんと印象に残る花藻塩の効果は嬉しいポイントでしたが、相変わらず人工的な旨味が先行する豚骨スープはマイナスなイメージが強かったし、麺も非常にクオリティが高いとは言え、所詮は使い回し。そもそも “スープの極み” なのに、同社のタテ型に引けを取ってしまうような豚骨感はナンセンス極まりないじゃないですか。単純に味で言えば★3だったんですけど、私はコンビニ定価購入にて捕獲した為、取得価格は税込268円ということもあり、それを踏まえると尚更、及第点はつけられませんでした。いや、麺は使い回しとは言え、麺単体としてのクオリティは他社の高価格帯どんぶり型と比較してもズバ抜けているし、本当に素晴らしく、まるで生麺を茹でたかのようなカップ麺とは思えない水準のノンフライ麺なんですけど、スープを取っ替え引っ替えさせながら新作を連発するのではなく、そろそろ視野を広げる時期に差し掛かっているのではないでしょうか。それでも方向性を貫き通す気でいるのなら、ファミリーマート限定で発売されていた「担担麺」のように、高価格帯でも本格志向を徹底的に極めたような本気の一杯をお願いしたいです。もしノーマルバージョンと同じく希望小売価格が税抜205円という設定でも(もちろん具材のラインナップがランクダウンすることも考慮して)★3か関の山か、よくて★3+ですかね。いや、味は普通に美味しかったんですけどねw でも価格帯を思うと腑に落ちない部分が多かったし、これぞスープの極み! って感じではなかったかなぁ…ということで、コンセプトと値段的に総評は厳し目に見ざるを得ませんでした。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん正麺 カップ スープの極み 濃厚しお豚骨
製造者:東洋水産
内容量:108g (めん65g)
発売日:2016年12月12日 (月)
発売地区:全国新発売 (CVS・量販店・一般小売店 他)
取得価格:税込268円 (ローソン)
希望小売価格:250円 (税別)
JANコード:4901990337168

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:410㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:4袋 (粉末スープ・液体スープ・かやく・あとのせかやく)

~標準栄養成分表~

1食 (108g) 当たり

エネルギー:390kcal
たん白質:12.2g
脂質:11.8g
炭水化物:58.8g
ナトリウム:2.4g
(めん・かやく:0.7g)
(スープ:1.7g)
ビタミンB1:0.28mg
ビタミンB2:0.29mg
カルシウム:292mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:390kcal (めん・かやく:264kcal / スープ:126kcal)
食塩相当量:6.1g (めん・かやく:1.8g / スープ:4.3g)

名称:即席カップめん

原材料名:めん(小麦粉、でん粉、食塩、こんにゃく、植物性たん白、植物油脂、大豆食物繊維)、添付調味料(ポークエキス、植物油、豚脂、粉末野菜、醤油、香辛料、食塩、砂糖、でん粉、ゼラチン、たん白加水分解物、香味油脂)、かやく(焼豚、ごま、めんま、きくらげ、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、レシチン、増粘多糖類、かんすい、炭酸カルシウム、pH調整剤、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に卵、乳成分、鶏肉、りんごを含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・ゼラチン・大豆・豚肉・鶏肉・りんご・ごま

引用元URL:http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2016/11/post_1304.html

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コメント

こんにちわ!
あちゃ〜残念な一杯になりましたね(^_^;)
ラーメンはスープが命!てよく聞くけど、
スープがイマイチだとアカンですね!(T . T)
Re:shinさん
こんにちは!

自分は麺,スープ,具材の足並みが
揃っているからこそのラーメンだと思ってるんですけど、
今回はスープが売りの製品なのに、肝心のスープが…っていう(^_^;)

これが通常版と同じ価格帯なら良かったんですけどね!
No title
これは正直製品名負けしていますよね。
中途半端さは極めてましたがww

これ、たとえレギュラーのとろ豚骨を同価格でも
レギュラーのほうを買うでしょうね。

せっかく立ち上げた新アッパーブランドをもっと大切にしてほしいな~。
味噌と塩の過去2製品はまぁまぁだけだっただけに奮起してほしいですね。

それにしてもこういうアッパー商品で醤油味って出ませんよね~ (^_^;)
No title
takaさん、こんにちは!

これはねぇ・・・通常の豚骨ラーメンとも塩ラーメンとも
別物のものとして完全に割り切って食べることで
やっとこれはこれでいけるかなと思えるような一杯でしたね;

これも一つのまろやか系豚骨の形ではあるでしょうし、
そうしたラーメンとして見れば上手くは組まれてましたし!(●・ω・)

とはいえ、本来は食べて素直に「おぉ!」と思えるべきで、
食べながら自分の中のスープの解釈をいろいろいじることで
おいしいと思えてくる、みたいなのも変ではありますけども;

このシリーズって、それはそれでバランスの取れている「正麺カップ」の
スープを重厚化することで逆にバランスを崩してしまっている、
そうした印象を持つものがどうにも多い気がしてしまいますね;

白湯化やとろ化すると一見スープの主張は強まりますが、
それだけで「正麺カップ」ならではの強みが強調されるわけでもなく、
もうちょっとシリーズ全体の方向性を見直したほうがいい気がしますね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:たういパパ
> 中途半端さは極めてましたがww
たしかにw 中途半端さは極めた位置にありましたね(^_^;)

花藻塩のマイルドな塩加減は非常に好印象でしたが!
それにしても豚骨感がギミック的過ぎて…;

> それにしてもこういうアッパー商品で醤油味って出ませんよね~ (^_^;)
次回が満を持しての醤油とか? やっぱり王道過ぎて
捻り方に苦戦してるんじゃないですかね。鴨とかイイかも_φ(. .*)
Re:かーとさん
こんばんは!

> これはねぇ・・・通常の豚骨ラーメンとも塩ラーメンとも
> 別物のものとして完全に割り切って食べることで
> やっとこれはこれでいけるかな
でもコレって「スープの極み」的にダメですよね。

たしかに味だけで言えば悪くはなかったんですけど、
これなら205円でもいいのでは? って感じだったので(^_^;)

ポイントになってる花藻塩は印象的だったのですが、
如何せんギミック的な豚骨感が足を引っ張ってましたよね。

あと麺も何で白っぽいやつを使わなかったんだろう…って(苦笑)

担担麺なら安心できるんですけどね(^_^;)

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