日清食品「有名店シリーズ 築地えび金 海老そば」



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品「ポテリッチ 海老ガーリック味」です。以前、ハワイの「ガーリックシュリンプ」が流行っている、というのを嬉しいかな悲しいかなカップ麺で知ったんですけどw 今回それをイメージしたフレーバーでしょうか。開封した瞬間、海老煎餅チックな芳ばしい香りが漂ってきて、ファーストインプレッションから海老の芳ばしさが主張してきます。ガーリックは攻撃性の感じられないタイプでしたが、確かな存在感から引き立て役として効果的で、ほんのり後口に漂うオリーブオイル特有の風味が一工夫にナイスですね。原材料には「おきあみエキスパウダー」「えびパウダー」と2種類の海老原料が使用されていて、納得の芳ばしさ。自分は海老殻の芳ばしさよりも身の旨味を感じたい派なんですけど、海老とガーリックをオリーブオイルでこんがり焼き上げた味わいのポテトチップスとのことなので、芳ばしさに振り切っていたことも納得できたし、素直に美味しかったです。ただ、洋風海老煎餅な雰囲気は最後まで否めませんでしたけどw カルビーには「かっぱえびせん」のノウハウがあるので、海老系に関してはスペシャリストと言えますよね。もうちょいガーリック感も強いと嬉しかったかなー。

さて、本日の一杯は、日清食品の「有名店シリーズ 築地えび金 海老そば」です。今回でシリーズ第12弾に当たるんですけど、有名店シリーズから海老系が出るのは初めてですかね。以前は物珍しさを感じていた海老系のラーメンですが、カップラーメンの題材としても頻繁に起用されるようになり、すっかり板に付いてきた印象です。「築地えび金」というラーメン屋さんの看板メニュー「海老そば」を再現したそうで、実際のラーメンは、「えび粉を練り込んだ自家製麺を使用し、これまで一般には使われてこなかった甘えびの頭からダシをとったスープが特徴」とのこと。日清食品の製品情報にも「築地発! えび好きのための一杯!」なんて書かれていたので、実食前のイメージとしては私のようなエビラー(マヨラーのニュアンスで発音)の為にあるようなカップ麺だと解釈しているのですが、果たして海老殻っぽい甲殻類特有の芳ばしい攻撃性でクラクラと酔わせてくれるような一杯なのか、それとも身が持つ優しい旨味で勝負してくる繊細派なのか…なんにせよ楽しみだーw





は、「のどごしの良い細ストレート麺」とのこと。さすがにカップ麺では麺に海老は練り込まれてませんでしたがw 相変わらず上品さが売りの油揚げ麺ですね。つい最近、サンヨー食品の「和ラー」で感動したばかりなんですけど、やはり「有名店シリーズ」の油揚げ麺もタテ型の中では最高峰の地位にあると思います。何と言っても油揚げ麺特有のネガティブな印象が皆無に等しく、全くと言っていいほどスープに干渉してこない慎ましさが好印象。さらに今回は普段よりも幅が狭く、ややサイズが細めに設定されていて、スープの海老をダイレクトに運んでくれます。加水率の低い歯切れの良さや、しなやかで喉越しの良い質感を踏襲しつつ、普段よりも硬めの歯応えだったのは、麺のサイズを調整したからでしょう。主張し過ぎない香辛料の下味がスープとの一体感を高めていたし、毎度の如く油揚げ麺らしからぬ上品さを醸し出していて、スープとのバランスにも問題を感じさせません。まずテーマとなっている海老の風味を直感的に感じられたのが良かったし、それでいて埋没することなく、存在感は強過ぎない適度な自己主張。それに、こういう質感の中細麺だと、「ラーメン」というよりも「そば」という表現が似合いますね。食べ終わる頃になっても歯切れの良さが持続していた耐久力にもレベルの高さを感じたし、「そば」っぽい雰囲気を演出していたことにも好感が持てる油揚げ麺でした。

スープは、「えびの香ばしい風味が特徴の、甘みと旨みがたっぷりと詰まったしょうゆベースのスープ」に、別添で「えびの香りと旨みを凝縮した『特製油』」付とのこと。まず海老の風味ですが、海老殻を彷彿とさせる甲殻類特有の芳ばしさを軸にした輪郭のあるタイプです。えびパウダーが原材料の筆頭にあるんですけど、おそらく小海老を海老殻ごと粉砕したようなパウダーなのでしょう。甲殻類特有の芳ばしさを分かり易く打ち出していて、なかなか臨場感のあるスープでした。原材料にカニの表記はありませんでしたが、アレルゲン情報には記載があったので、おそらく甲殻類特有の芳ばしさを高める目的として、魚介調味油の原料に使用しているのでしょうね。特製油を入れる前から海老の風味はバッチリなんですけど、特製油を加えると甲殻類特有の芳ばしさに拍車が掛かり、同時に動物性のコクがプラスされ、スープに適度な厚みを付与。それでいて動物性の油脂成分が海老の風味をマスキングしていなかったのは、魚介調味油が中継ポイントとして互いの橋渡しをしていたからでしょう。前半は主張し過ぎない動物性のコクと海老の芳ばしさで喰わせるような迫力のあるスープなのですが、後半にかけて特製油の主張が弱まってくると、今度は海老の繊細さが見え始め、徐々に海老の色合いに変化が生じてきます。通常、序盤にあったインパクトが鳴りを潜めてくると物足りなさを感じてしまうのが常なんですけど、今回はベースのスープにも確かな海老の旨味と甘海老を彷彿とさせるような甘味があったので、芳ばしさのパンチが弱まっても旨味にマイナスなイメージが無かったんですよね。人によってはインパクト不足に映ってしまうかもしれませんが、自分としては表情の移行が2度楽しめる感じでプラスポイントでした。鶏の旨味も醤油の香りも下支え的で、それだけに海老を主軸にしていることがハッキリと分かる構成から、私エビラー的にも満足度は高かったです。

具材は、「小えび天ぷら、鶏肉、えび、ネギ」とのこと。まず小えび天ぷらの存在感が効果的で、赤く着色した海老風味の揚げ玉ではなく、きちんと桜海老チックな小さい海老が1尾ずつ揚げてあります。海老の効いたスープとの相性は勿論、天ぷら特有の油脂感と海老の芳ばしさが良い意味でスープに影響を及ぼし、全体の芳ばしさを数段上の位置に押し上げてくれていた功労者。量も多めに入っていたので、スープの芳ばしさが弱まってくる後半、意識的に食べると海老の芳ばしさ再発な感じでアクセントにも良かったです。さらにリアルな海老は「カップヌードル」でお馴染みの風味が強い大きな海老で、これまた全体の海老感を飛躍的に高めてくれていたんですよね。しかも9尾! この時世に泣かせるじゃないですか…。小海老天も海老も調理の過程でスープに香りが移るので、出汁的な要員にもなってるんですよね。鶏肉はカットして完全に海老オンリーな構成でもインパクトがあって面白かったと思うんですけど、蒸し鶏らしいソフトな食感と旨味の感じられる肉具材だったし、気分転換にはもってこいで、サイズ的にも確かな存在感がありながら、優しいスープの邪魔をするような自己主張の強い肉具材ではなかったのが良かったです。葱は汎用の小葱でしたが、風味と歯触りがアクセントに効果的だったし、麺とスープのクオリティが高くても、全く以て不満要素の見当たらない具材構成でした。

(標準は★3です)

えび好きのための一杯! なんてメーカーは豪語してましたけど、さすが言うだけの事はありましたね。まさにエビラーにとって、マストな一杯だと思いますよ。相変わらず油揚げ麺らしからぬ秀逸な油揚げ麺に、しっかりと海老を主軸に構成されたスープ、さらに満足度の高い具材と三拍子揃った仕上がりで、メーカーの希望小売価格は205円ですからね。麺量も80gとタテ型ビッグの平均値を守り、食べ応えの面にも余念がありません。「有名店シリーズ」だからこその秀逸な基礎クオリティの高さを考慮して、総評は★5のラインが妥当だと判断したのですが、海老系のラーメンが好きなら確実に満足できる一杯だと思いますし、コンビニで定価購入しても値段以上の満足感が得られると思いますよ。それにカップラーメンで海老系のスープと言えば、味噌系だったり白湯系だったりが多いので、今回のような清湯ベースの海老系スープって珍しかったりするんですよね。それでいて明白に海老が伝わってくるインパクトと、後半にかけての滋味深さを兼ね備えた仕上がりから、非常に満足度が高かったです。エビラーさんオススメですよー。前半は海老の芳ばしさと動物系の旨味が織り成す兼ね合いを、後半は滋味深い海老の旨味を、そんな移り行く海老の情景を楽しんでみてください。ちなみにフタ裏の特別クーポンを築地本店に持って行くと、麺増量orトッピングが無料になるそうです。遠いよ築地…(泣)

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:有名店シリーズ 築地えび金 海老そば
製造者:日清食品
内容量:92g (めん80g)
発売日:2016年10月24日 (月)
発売地区:全国
取得価格:税込221円 (ローソン)
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4902105235768

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:410㎖
調理時間:熱湯4分
小袋構成:1袋 (特製油)

~標準栄養成分表~

1食 (92g) あたり

エネルギー:415kcal
たん白質:10.4g
脂質:17.0g
炭水化物:55.2g
ナトリウム:2.2g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:1.3g)
ビタミンB1:0.26mg
ビタミンB2:0.26mg
カルシウム:140mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:415kcal (めん・かやく:372kcal / スープ:43kcal)
食塩相当量:5.6g (めん・かやく:2.3g / スープ:3.3g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、香辛料、たん白加水分解物)、スープ(えびパウダー、動物油脂(鶏、豚)、魚介調味油、チキンエキス、醤油、糖類、食塩、香辛料、香味油)、かやく(小えび天ぷら、味付鶏肉、味付えび、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸Ca、かんすい、増粘多糖類、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、ベニコウジ色素、カロチノイド色素、ビタミンB2、リン酸塩(Na)、ビタミンB1、香辛料抽出物、(原材料の一部に乳成分、かに、ごまを含む)

アレルゲン情報:小麦・乳成分・えび・かに・豚肉・鶏肉・大豆・ごま

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/5558

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コメント

No title
takaさん、こんにちは!

これはほんとよくできた海老スープでしたね!

前半は海老油と動物系油脂で海老のパンチと重厚感を効かせつつ、
後半になるにつれてベースのスープの持つ海老の香ばしさが立ち、
パンチの効いた風味からしっとりとした海老感へと移行していく、
最初から最後まで海老の旨味を楽しめる秀逸なスープでした!

このあたりはさすが有名店シリーズといった感じでしたね!

そして具材の充実度、これは今回の外せない点ですよね!(●・ω・)

蒸し鶏も秀逸で、そこにカップヌードルと同様の海老が加わり、
さらに小海老天まで加わるなど、具材まで海老づくしですからね!

これだけ海老を効かせながらそこまで人を選ぶ感じもなく、
幅広く受け入れられて、かつマニアにも受ける力がある、
非常によくできた海老そばだったと思います!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんにちは!

しっかり海老推しだったのが良かったですね!

甲殻類特有の芳ばしさを打ち立てることで
誰にも分かり易い海老感だったし、インパクトのあるスープも
然る事乍ら、相変わらずの麺や不満を感じさせない具材構成など、
ひとつのカップ麺として見ても総合力の高さが好印象な一杯でした。

蒸し鶏や海老に新鮮味こそなかったものの、
クオリティの高さは折り紙付きですし、何と言っても
芳ばしい小えび天ぷらが効果的で印象に残る具材でしたよね♪

海老ラーなら間違い無く満足できる一杯だと思います!
No title
自分のはエビはどう見ても9尾は入っていなかったぞ~!!
って、アンタのは今回はあたりやったんやね♪

しかしそのエビだけじゃなく
小えび天でうまく風味の演出をしていたのが
この製品のとてもナイスなところ。

また小えび天だけにエビ風味を頼っているのではなく、
特製油の小袋でもエビのいい風味!
まさにお店の屋号「えび金」にまけない内容でした。

この澄んだすっきりしょうゆ味スープにしっかりのエビ風味・・・
お店のスープをぜひいただきたいものです。

Re:たういパパ
> 自分のはエビはどう見ても9尾は入っていなかったぞ~!!
ふふふ…どうやら自分の個体は当たりだったみたいですねw
きっと日々の行いが良いから!(← 違うと思う)

そうそう、小えび天ぷらも高ポイントでした_φ(. .*)
芳ばしさに拍車を掛けてましたからね!

スープ自体の海老感にも余念が無かったし、
相変わらず上品でハイクオリティな油揚げ麺も安定の水準で、
ひとつのカップ麺として見ても良く出来た一杯だったと思います♪

清湯スープで海老系なのも新鮮でした!

お店のラーメンも食べてみたいですよねぇ…
個人的には海老練り込み麺が非常に気になってます!

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