サンヨー食品「サッポロ一番 和ラー 津軽 帆立貝焼き味噌風」



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今回の冒頭ネタは、湖池屋の新商品「すっぱムーチョプレミアム サワークリームオニオン」です。以前、同ブランドの「濃い〜の」からもサワークリームオニオン味のリリースがあって、今度は「プレミアム」版での登場。ベースのポテトは同社の「頑固あげポテト」を3度揚げする手前で止めたような堅めの食感で、それに合わせてか味付けは濃いめ。そしてブランドのイメージ通りビネガーの酸味がフロントで主張し、追ってオニオンの甘味とサワークリームのマイルドさが広がります。単純に味の好みで言えば、一般的なバランス型のサワークリームオニオンの方が好きな感じだったんですけど、ブランドのコンセプトとアイデンティティを踏襲しつつ、後口に残る確かなサワークリームオニオンの風味から、仕上がりの着地点には好感が持てました。何枚か続けて食べていると酸味に舌が慣れてきて、後半はサワークリームオニオンとの均衡が保たれていると感じたので、これならオリジナルのビネガーが特徴的な酸っぱ美味い味が好きな人も納得できると思いますし、サワークリームオニオン系のポテトチップスが好きなら試す価値はあると思います。ちなみにイメージキャラクターの「ヒーヒーおばあちゃん」ですが、本名は「森田フミ」で、生年月日は1853年(嘉永6年・ペリー来航の年)6月3日だそうですよw

さて、本日の一杯は、「和ラー 能登 海老汁風」に続きまして、サンヨー食品の「サッポロ一番 和ラー 津軽 帆立貝焼き味噌風」です。「青森県 津軽地方で食べられている『帆立貝焼き味噌』の味わいをラーメンスープにアレンジし」たとのことで、こちらも日本の郷土料理がテーマになってますね。あまりにも「能登 海老汁風」の仕上がりが秀逸な出来栄えだったことから、必然的に実食前のハードルも上がってしまうのですが、果たして期待通りの結果を打ち出してくれるのでしょうか。ちなみに私は「帆立貝焼き味噌」に馴染みが無かったので、どんな料理なのかネットで軽く調べてみたところ、これはもう間違いなく美味しいヤツだと確信w まず日本酒か焼酎はマストだな…。ご当地ラーメンもあるし、行きたいぞ津軽w





は、「なめらかでコシのある湯伸びの少ない麺」とのこと。おそらく「能登 海老汁風」と同じ油揚げ麺だと思います。弾力のタイプに若干の違いが感じられなくもなかったんですけど、粉末スープの割合による浸透率の差だったり、撮影時間の関係(毎度ここが危惧されるポイントなんですけど…w)と思われる誤差の範囲内でした。しなやかで口当たりが良く、油揚げ麺特有の風味も皆無に等しくて、そんな上品で繊細な印象から、油揚げ麺よりもノンフライ麺に近い印象を抱いてしまうような、油揚げ麺らしからぬ油揚げ麺です。中心部の独特な弾力がクセになる感じで、製品説明通り細さの割に湯伸びしにくくて、ほんと秀逸な麺だと思います。今回のスープは旨味の濃度が強烈だったので、完全に麺が押されている状態ではあったものの、本格的なスープの邪魔をするか否か、という油揚げ麺に於ける最大のネックを感じさせないのは非常に大きなメリットです。幾分かサイズアップした方が、よりスープとのバランス感が向上するとは思うのですが、実売価格を思えばシリーズ間で麺を汎用するのは致し方なかった事だと思いますし、独特の弾力から完全に埋没しているわけではなかったので、自分としては結果オーライでした。やっぱり希望小売価格180円とは思えないクオリティの高さですね。素晴らしいです。

スープは、「帆立のうまみに煮干が香る味噌味スープ」とのこと。まず原材料の構成が非常にシンプルだったんですけど、決して単調な仕上がりではなく、シンプルさが功を奏した雑味の無さが好印象。ちなみに内容は、「みそ,食塩,糖類,チキンエキス,煮干しパウダー,ホタテエキス,香辛料」です。ね? シンプルでしょw 題材の「帆立貝焼き味噌」もシンプルな郷土料理みたいですし、コストに押されて原材料を削減したのではなく、敢えてシンプルな味わいを演出する為の手法に思えました。で、ファーストインプレッションから衝撃を受けたのは、輪郭のある味噌感に全く尻込みすることなく、全面で主張してきた帆立と煮干の旨味。これが私の予想を遥かに上回る主張の強さで、思い掛け無いインパクトに思わず圧倒されてしまいました。アサリやシジミなどの2枚貝とは違う特有の甘味を持っている丸みを帯びた優しさが特徴と言える帆立の旨味ですが、濃度の凝縮率が半端じゃないレベルにあって、怒濤の如く初っ端から攻め込んできます。そこへ多少の攻撃性と若干のクセを敢えて残したと思われる苦味を帯びた煮干のシャープな旨味が重なることで、旨味の濃度は特筆すべきレベルに到達していました。さらに個性的だったのが、味噌の風味に焼き味噌を彷彿とさせる独特の芳ばしさを感じたこと。これが実に効果的で、このカップラーメンを食べる前に見た「帆立貝焼き味噌」の写真と味のイメージが脳内でリンクし、しっかりインスパイアされていることが体感できた気がするんですよね。実際に本物は食べたことないんですけどw でも雰囲気は伝わりました。原材料の構成はシンプルな内容でしたが、焼き味噌を彷彿とさせる芳ばしさに、ちょっとクセのある煮干と強烈な帆立の旨味を全面に押し出したワイルドでダイレクトな仕上がりから、一般的な味噌味のカップラーメンには見られない個性的なインパクトを感じられたのが良かったです。津軽ラーメンと言えば煮干(焼干)が特徴として有名ですし、やや攻撃性を持った今回の骨太な煮干のルーツには少なからず津軽ラーメンのイメージも関与しているのではないでしょうか。

具材は、「風味豊かな味わいの帆立風かまぼこ、ふわふわした食感のかき卵に、ねぎ」とのこと。実際の「帆立貝焼き味噌」には、軽く調べただけでも様々なバリエーションがあったんですけど、その中にもシンプルに葱を散らして卵で綴じたスタイルがあったので、それを意識しているのでしょうね。貝柱風かまぼこは明星食品の「チャルメラSPECIAL 特濃ホタテだしシーフードヌードル」に入っていた本物のイタヤガイには及ばないものの、東洋水産の貝柱風かまぼこはに匹敵する魚肉練り製品で、帆立の貝柱らしさを演出するという点に於いては申し分の無い存在感でした。「カネテツ」じゃないですけど、ほぼホタテ。乾燥させた魚肉練り製品なので、干した貝柱を戻したような感じなんですけど、実際の帆立を彷彿とさせる旨味や繊維質など、再現性は高かったです。ふわふわとしたタマゴの優しさが強烈な旨味の濃度を打ち出していたスープの中で対比を描き、逆に葱は若干ながら特有の辛味を感じるシャープなタイプで、こちらは煮干との相乗効果が感じられます。「能登 海老汁風」の具材と比較してしまうと、バリエーションの豊富さやボリューム感では見劣ってしまう部分は否めなかったものの、シンプルな3点構成でありながら、きちんと役割が割り振られていて、蛇足的な要素や大きな不満は感じられず、それぞれに価値の見出せる具材構成だったのが良かったです。

(標準は★3です)

あまりにも秀逸な完成度を誇っていて、もはやベクトルが異次元にあった「能登 海老汁風」の後に食べてしまった、という順番的に、ややインパクトの面に於いて見劣りしてしまうような印象は否めなかったものの、こちらも良い意味で希望小売価格に似つかわしくない完成度の高さに大満足でした。麺は使い回しでも基本からして秀逸な油揚げ麺だったので、ここで評価を落とすわけにはいかず、さらに強烈なインパクトを打ち出していた帆立の旨味と焼き味噌を彷彿とさせる芳ばしさに個性を感じたスープの作り込みは確実に深い印象を残してくれる仕上がりだったし、メイン具材が魚肉練り製品とは言え、題材のイメージと合った納得の構成。今回も実売価格の平均値を考慮して、その価格帯での販売とは思えない水準の油揚げ麺と、突き抜けたインパクトを感じたスープの出来栄えを高く評価して、超高評価の★6即決でした。やや旨味が強すぎるような嫌いを感じるほど帆立と煮干のインパクトが強烈に効いた力強いスープだったので、ある意味ちょっと人を選ぶ一杯になるかもしれませんが、貝出汁や煮干系のラーメンが好きな人には間違いなくオススメしたい逸品です。いやー今回の「和ラー」シリーズ、なかなか突き抜けてますね。すでに「博多 鶏の水炊き風」への期待値が絶賛うなぎ登り中なんですけど…w

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:サッポロ一番 和ラー 津軽 帆立貝焼き味噌風
製造者:サンヨー食品
内容量:73g (めん58g)
発売日:2016年10月17日 (月)
発売地区:全国
取得価格:税込108円 (スーパー)
希望小売価格:180円 (税別)
JANコード:4901734029014

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:330㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:無

~標準栄養成分表~

1食 (73g) あたり

エネルギー:307kcal
たん白質:7.8g
脂質:9.8g
炭水化物:46.9g
ナトリウム:2.0g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:1.8g)
カルシウム:250mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:307kcal (めん・かやく:250kcal / スープ:57kcal)
食塩相当量:5.1g (めん・かやく:2.0g / スープ:3.1g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、でん粉、食塩、粉末卵、チキンエキス)、スープ(みそ、食塩、糖類、チキンエキス、煮干しパウダー、ホタテエキス、香辛料)、かやく(味付卵、魚肉練り製品、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、クチナシ色素、レシチン、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、カロチン色素、香料、(原材料の一部に乳成分、豚肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉

引用元URL:http://www.sanyofoods.co.jp/products/more/more_product_0568.html

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コメント

No title
自分も赤→黄→青の順でしたので、
赤のあとも黄はちょっとかわいそうでしたねww

先に黄から食べていたらもっと感動は大きかった、
それくらいこの製品もクオリティが高かったですね。

とくにスープが絶品です。
貝だしと味噌味の見事なハーモニーでしたね!

で、はたして青の麺が同じか違うか??
そこがひじょうに気になっているままなのでよろしく。
Re:たういパパ
> 赤のあとも黄はちょっとかわいそうでしたねww
これは自分も順番の選択ミスだったかもしれませんw
でも同時発売品はリリースの順番で…という縛りが自分の中にあって…(^_^;)

貝と煮干と味噌がベストマッチなスープでしたね!

思ってたよりも煮干の存在感が顕著だと感じたので、
ひとくち飲んだ瞬間「パパ大丈夫やったんかな…」って心配にw

> で、はたして青の麺が同じか違うか??
既に予約投稿してますので明日の記事をお楽しみに!(`・ω・)b
No title
takaさん、こんにちは!

スープとの麺の相性で言えば完全にスープ勝ちなので、
その点では3商品の中で最も下ということにはなりますが、
一方でインパクトではこれが最も強かったですね!

ホタテでありながら二枚貝に負けない強烈な旨味を放ち、
さらに味噌に「焼き」の風味を加えた様は秀逸でした!(●・ω・)

普通なら「帆立味噌味」ぐらいに収まりがちなところを、
ちゃんと「帆立焼き味噌味」に仕上げてきましたからね!

ここだけでもこのシリーズの強さがうかがえるというものです!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんにちは!

今回は完全に麺が押されるカタチではあったものの、
スープのインパクトを直感的に感じられるメリットが
大きいと思えたので、マイナスなイメージは無かったですね_φ(. .*)

それほどまでにスープが秀逸でしたから!

帆立と煮干のインパクトも然る事乍ら
やはり「焼き」の印象が大きなポイントでした_φ(. .*)

別添で液体スープを使用しているわけでもないのに
この個性と完成度の高さは目を見張るものがありましたよね!

赤との味噌感の差別化にも繋がっていたし、
同じ味噌でも全く違う印象だったのが良かったです♪

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