東洋水産「マルちゃん正麺 カップ スープの極み 濃厚コク塩」



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今回の冒頭ネタは、カルビーの「ポテトチップス 海苔たらこ味」です。「新たなポテトチップスのフレーバー案をお客様から募集し、採用された方に賞金100万円と考案商品の商品化権をプレゼントする『カルビーポテトチップス フレーバーオーディション‘16』から生まれた」ポテトチップスらしいのですが、そんなバブリーな企画やってたんですねw っていうか、海苔たらこ味とか超美味しそうw なんと93,000案から選ばれたフレーバーらしく、「『朝ごはんの定番』をイメージして、 “にぴ” さんが発案」されたとのこと。というわけで、かなり実食前の期待値は高めだったんですけど、うーん…いや、美味しいのは美味しいんですけど、かなり「たらこ」が疎らです。というのも、ハッキリたらこ味が感じられる個体と、たらこ味が皆無な個体との差が激しかったんですよね。まず青海苔とは違う焼き海苔の香りは個性的だったし、ほんのり胡麻油の風味も芳ばしくて良かったのですが、たらこ味は探すと奥で見付かる感じというか。そうかと思えば、たらこ味一辺倒と言っても過言ではない濃っい~やつもあったりで。それでも比率としては薄い部分の方が圧倒的に多く、たらこを彷彿とさせる塩辛さは明白だったんですけど、「かねふく」コラボのような明太子の存在感に期待すると物足りなさを感じてしまうと思います。組み合わせのイメージが素晴らしかっただけに、味の個体差が激し過ぎる仕上がりが残念でした。そんな個体差が激しい中、めちゃくちゃ異様にピンク色したやつが2,3枚ほど入っていて、それはもう至福の超たらこ味だったんですけどw そこでテンションを使い果たしてしまうと、後は徐々に落ちていくだけ…みたいな(苦笑)味は塩気が強かったので、ビールのアテには誂え向きかもしれません。明太子感を重視したい人は、「かねふく」とコラボした「チップスター」の方がオススメですね。

さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん正麺 カップ スープの極み 濃厚コク塩」です。タイトルは塩ラーメンとなっていますが、パッケージのイメージ写真からも見受けられるように、透き通った清湯系の塩ラーメンではなく、濁りのある白湯系のカップラーメンみたいですね。麺自体の質は既に定評のあるハイクオリティなノンフライ麺でしょうから、そこは取り敢えず手放しとして、タイトルにもなっているスープの極め具合に注目しながら食べたいと思います。





めんは、「生麺のようななめらかな口当たりと粘りのある食感が特長の、透明感のある麺」とのこと。いやいやいや…相変わらず、ことリアリティの高さとナチュラルさに関して言えば、他社の追従を許さないノンフライ麺だと思います。やや加水率が高く、しっとりとした質感でありながら、しなやかさと明白なコシを兼ね備え、小麦の風味にも主張の強さがあり、何と言ってもノンフライ麺特有のクセが皆無に等しいのが最大の特徴ですね。丼に移して黙って食べさせられたら、まるで鍋で茹でた麺と錯覚してしまうほどの自然な仕上がりから、「生麺ゆでてうまいまま製法」が伊達ではないことが体感できると思います。ただ、今回のスープは優しい方向性にあった為、結果的に麺勝ちしているような印象も。単純にスープの濃度を高めるか、キレのあるタイプならバランスも均等だったと思うんですけど、やや今回の麺では主張が強い気がしました。非常に出来の良い麺なので、それを最大限に楽しむスタンスで臨めば目立ち過ぎているような存在感も加点要素として捉えられなくはないし、麺を最大の売りとしている普段の正麺カップなら許容できる話なんですけど、今回のセールスポイントにはスープにもウェイトが置かれているので、麺は麺,スープはスープ、みたいなバランスはナンセンス。やはり今回のスープであれば、もっと加水率を抑えた低加水系の麺を合わせた方が格段にクオリティは上がると思います。これは正麺カップ全体に言える課題なんですけど、「濃厚とろ豚骨」でも感じたように、このシリーズは未だ加水率の低い麺が作れてないんですよね。多分、今回の麺は「濃厚とろ豚骨」からの汎用と思われるのですが、そろそろ豚骨ラーメンや、カドの無い白湯スープに合う低加水麺の製造にも着手してもらいたいところ。いや、麺自体の質は本当に高いんですけどね。今回のスープと合っていたかどうか、という観点から見た場合、やや難色を示していただけの話です。

スープは、「チキンの旨味をベースに香辛料で味を調えた、濃厚な鶏白湯味のスープ」に、「『赤穂の塩』を使用」とのこと。タイトルは「濃厚コク塩」ですが、これは完全に鶏白湯ですね。メーカーの製品説明にも「鶏白湯味の」って明記されてますし…っていうか商品名が鶏白湯じゃダメだったのか?w と、それは扨置き。東洋水産が作る本格志向の白湯スープ系に見られがちなグルタミン酸ナトリウムを彷彿とさせる野暮ったさが、少々気になるところではあったものの、「スープの極み」と銘打つだけあって、なかなか丁寧に作り込んできましたね。ドロドロになるまで炊き出したようなコッテリ系の鶏白湯スープではありませんが、きちんと鶏を中心に据えた仕上がりが好印象。あ、だから商品名が「濃厚コク “塩” 」なのかも。実食前にドロドロしたコッテリ系の鶏白湯を想像してしまうと、ややライトな方向性にある軽さが仇になりそうなタイプだったので、あくまでも鶏を軸にした白湯系の塩ラーメンとして食べるのが正解なんだと思います。なるほど…上手いネーミングだなw そんなライト系の鶏白湯とは言え、きちんとした旨味は感じられたし、主張の強過ぎない鶏油の上品な芳ばしさが適度に厚みを下支え。原材料には豚脂や粉末野菜なども含まれていますが、まず濃度の指標は鶏にあって、あくまでも醤油は香り付けに過ぎず、カドを立たせ過ぎずもコクのある塩の存在感は「赤穂の塩」だからこそ為せる業でしょうか。とてもシンプルな鶏白湯スープだったので、奇を衒ったような奇抜さや派手さこそ感じられなかったものの、シンプルだからこそ上品で滋味深く、極みの拘りが感じられる正統派の姿勢に好感が持てました。

具材は、「FD 鶏肉スライス、ねぎ、メンマ」とのこと。まず面白かったのが、新規採用の鶏肉スライス。東洋水産はフリーズドライ具材に強いメーカーなんですけど、ニュースリリースでも新規で使用と書かれていましたし、今回が初めてなんじゃないですかね。豚肉を使用したチャーシューを使用するのではなく、鶏白湯に鶏肉スライスを合わせるなんて、まるでラーメン屋さんみたいな演出じゃないですか。見た目は一般的なカップラーメンに入っているようなチャーシューと大差ないものの、鶏肉特有の繊維質と風味の感じられる肉具材で、なかなかに個性的。鶏白湯ベースの塩スープと合わせることで確かな相乗効果を感じたし、意外と分厚くて食べ応えがあったし、新鮮味も含めて印象が良かったです。でも、ちょっと味付けが濃いめだったかな。ネギは細かくカットされた薬味葱系で、メンマも至って普通のメンマだったんですけど、メンマはナチュラルな風味と適度な歯応えが箸休めに良かったです。製品説明に記載はありませんが、胡麻の芳ばしさがライトな鶏白湯と相性が良かったし、鶏肉スライスの満足度を筆頭に目立った物足りなさは感じられませんでした。鶏肉スライス面白かったなー、これ斬新で良かったです。

(標準は★3です)

コストパフォーマンスの高さで言えば、圧倒的に既存のノーマルバージョン(205円)に軍配ですが、スープにスポットを当てたリッチな正麺カップという立ち位置と、それを実際に体現していた高級感と拘りから、きちんと値段に見合った価値が見出せると思います。ただ、正麺カップが唯一抱えていると言っても過言ではない課題がモロに影響していたというか、麺とスープのバランスに自分は違和感を感じてしまいました。もちろん、ひとつのノンフライ麺としての完成度の高さは申し分の無い水準にありますし、スープもライトな鶏白湯だったとは言え、シンプルでありながら拘りの感じられる丁寧な作り込みには好感が持てたし、それぞれ値段に恥じない品質ではあったものの、その両者を合わせたときのバランスが悪いと折角の魅力も半減してしまうと思うんですよね。もう少し麺の加水率を下げるか、それが現状では未だ難しいのであれば、やや加水率の高い麺でも違和感を抱かせないような重厚感とキレをスープに持たせるとか、思い切って鶏油の芳ばしさに幅を利かせてみるとか、全体で見たときのバランスにも気を配って欲しかったです。もう一押し。繰り返しますが、麺とスープそれぞれ単体で見た時のクオリティは優秀だったので、麺は麺,スープはスープと割り切って楽しむことさえ出来れば、定価で買っても損をするような製品ではないと思います。というわけで、少し今回は厳しめに見て★4のラインが妥当だと判断しました。でも気持ちとしては★5でも…ってことで、極めて★5に近い★4だと思ってくださいw ナチュラルで高品質なノンフライ麺と、シンプルでストレートな鶏塩白湯スープを楽しむ本格志向な一杯として、きちんと機能しているカップラーメンだと思います。ただ、やっぱりグルタミン酸ナトリウム系の風味を手前に感じたのは、ちょっと気になったかなぁ…。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:マルちゃん正麺 カップ スープの極み 濃厚コク塩
製造者:東洋水産
内容量:103g (めん65g)
発売日:2016年10月10日 (月)
発売地区:全国 (CVS・量販店・一般小売店 他)
希望小売価格:250円 (税別)
JANコード:4901990336581

麺種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:410㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋 (粉末スープ・液体スープ・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (103g) あたり

エネルギー:354kcal
たん白質:13.7g
脂質:8.3g
炭水化物:56.2g
ナトリウム:2.6g
(めん・かやく:0.9g)
(スープ:1.7g)
ビタミンB1:0.74mg
ビタミンB2:0.27mg
カルシウム:194mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:354kcal (めん・かやく:254kcal / スープ:100kcal)
食塩相当量:6.6g (めん・かやく:2.3g / スープ:4.3g)

原材料名:めん(小麦粉、でん粉、食塩、こんにゃく、植物性たん白、植物油脂、大豆食物繊維)、添付調味料(チキンエキス、鶏脂、でん粉、醤油、食塩、植物油、砂糖、香辛料、豚脂、ごま、ゼラチン、たん白加水分解物、粉末野菜、発酵調味料)、かやく(味付鶏肉、めんま、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、レシチン、酒精、かんすい、炭酸カルシウム、増粘多糖類、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分を含む)

アレルゲン情報:乳・小麦・ゼラチン・大豆・豚肉・鶏肉・ごま

引用元URL:http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2016/09/post_1285.html

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コメント

No title
これ、記事にしていないのですがしっかり食べて写真も撮ってます!

自分はやはりこのマルちゃんの麺、
やはりとても美味しいと感じましたね。
スープとの相性もまぁまぁかなって感じです。

麺とスープの相性ですが、
マルちゃんの正麺カップの麺のコンセプトは
決して曲がることがないですね。

豚骨のときもそうでしたし、
「生麺茹でてうまいまま製法」・・・
は今後もどんなスープでも変わることはないんでしょう。

ここを外すと正麺カップじゃなくなる!
くらいのメーカーの強い意志を感じます。
Re:たういパパ
> これ、記事にしていないのですがしっかり食べて写真も撮ってます!
記事にしてないなーと思ってたら食べてたんですね!

麺とスープのバランスが極端に悪いわけではなかったんですけど、
やはり突き詰めたらベストマッチまで一歩及ばずかなぁ…みたいな。

でも単体で見た時のノンフライ麺は相変わらず秀逸だったし
スープの作り込みも丁寧で結果的には好印象でした!

> 「生麺茹でてうまいまま製法」・・・
これを是非バリカタ系の博多麺で、というのが希望です。
加水率を変えて「うまいまま製法」をクリアして欲しいんですよね!

ただ、それが難しいのであれば、加水率の高い麺でも違和感を
感じさせない工夫として、ワイルドな要素をスープに持たせて欲しいところ。

でも大衆的なブランドですし…いろいろ難しいのは分かってますけどね…(^_^;)
No title
takaさん、こんにちは!

これについては自分も少し迷うところがありましたね!

鶏白湯にすることでコクは高めつつもタレは優しい方向なので、
どうしても麺の存在感が立ってしまうところがあるのですよね!

「正麺カップ」の塩系としてはタレをちょっとキリッと立たせた
「塩担担麺」が今のところ一番おいしかったという印象ですね!

多加水のやや太麺ということで、スープよりも先に立ちがちなので、
タレがベースのスープが強くないとバランスが少し崩れるのですよね!(●・ω・)

鶏白湯ってもともと多加水麺と合わせることがあまり多くないので、
そのあたりの調整をするのがなかなか難しくはあるのでしょうけども!

そうした壁をいつか打ち破ってくれることを期待したいですね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんばんは!

麺の出来も良し、スープの出来も良し、
でも合わせたら…うーん。、みたいな不満が若干(苦笑)

でも成立してないほどアンバランスではなかったし、
結果的に目立った弱点になるほどではなかったんですけどね、

やはり「極み」の目線で突き詰めてしまうと、みたいな。

「塩担担麺」良かったですよね!

今回の場合、単純に鶏の濃度を「極鶏」タイプにするか、
鶏油を増やして麺に纏わせてやるとバランスが取れた気がします。

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