日清食品「日清のどん兵衛 金ごま担々そば」



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今回の冒頭ネタは、カルビーの「ポテリッチ 熟成肉と塩味」です。前にも「堅あげポテト匠味」シリーズからセブンイレブン限定で「熟成肉の岩塩仕立て」という熟成肉をテーマにしたフレーバーがあったんですけど、今回も原材料にはドライエイジングビーフパウダーが使用されていて、鼻を抜けていく香りが独特というか、あの特徴的だった風味がジワジワと想起。一般的なビーフパウダーとは明らかに違うビーフの旨味が感じられるので、これがドライエイジングビーフパウダーの為せる業なのかな、と。この個性によって一般的なビーフ系のポテトチップスと明白な差別化が図れていたし、熟成肉というインパクトに名前負けすることなく、きちんと今回も印象に残る仕上がりでした。「ドライエイジングビーフパウダー」名前の雰囲気的にビーフジャーキーを粉末化したようなイメージを勝手に抱いてるんですけど、一体どんなプロセスを経て作られているパウダーなのか気になりますよね。

さて、本日の一杯は、「紅担々」「白担々」に続きまして、日清食品の「日清のどん兵衛 金ごま担々そば」です。40周年記念商品 “紅白金三種の担々” 「金」の部は「金ごま担々そば」ということで、商品名から勝手に中華そばを思い浮かべてたんですけど、そうか「どん兵衛」だから当然 “蕎麦” だよねぇ…って冷静に考えたらw うどんは明太子クリームうどんだったり、釜玉カルボナーラうどんだったり、創作系のメニューに誂え向きなフレキシブルの高い麺類だと思うのですが、「蕎麦は香りが命」というイメージが自分の中では強いので、ちょっとアレンジが難しい素材というか、今回の場合、担担とのバランスが非常に気になるところ。まぁでもカップ麺らしくインスタント補整の勢いで乗り切れちゃう部分はあるでしょうけどw





は、「どん兵衛ならではの、すすり心地の良いまっすぐなそば」とのこと。うん、相変わらず秀逸な油揚げ麺ですね。「白担々」の時と同じく、比較対象の例として再び東洋水産のカップ麺を挙げますが、正統派でクラシカルなカップ蕎麦らしい路線を地で行く東洋水産の「緑のたぬき」とは対極にある仕上がりで、縮れのない真っ直ぐな形状が高級感を演出し、しなやかで喉越しの良い質感と、しっかり蕎麦らしい風味を感じさせてくれる蕎麦粉の香り、そんな油揚げ麺らしからぬ上品さが他社の蕎麦と比べて一線を画したオーラを放っています。蕎麦の香りは西の蕎麦つゆで食べる時ほどダイレクトには感じられないものの、今回の担担スープの中にあっても香り立ちが良く、埋没していなかったことが好印象。蕎麦は香りモノのイメージが強くあるのですが、担担との相性も悪くないですね。自分はインスタントらしい「緑のたぬき」の蕎麦も大好きなんですけど、やはりリアリティを重視した本格さに於いては「どん兵衛」に軍配を上げざるを得ません。改めて原材料を見てみると、つなぎに山芋などは使用されておらず、醤油が練り込まれていたことに少し驚きました。ちなみに「緑のたぬき」の蕎麦には、とろろ芋が使用されています。兎にも角にも、油揚げ麺というジャンルに於いて、相変わらず手放しに評価できる蕎麦でした。で、ちょっと余談。そういえば「どん兵衛」の蕎麦って久しぶりに食べたな…と思って過去記事を遡ってみたところ、なんと最期にブログで食べたのは「日清のどん兵衛 きつねそば」(2014年10月20日発売)だったんですよね。そんなに前だったのかと我ながら驚きましたw いや、もしかしたら途中で「鴨だしそば」を食べているかもしれませんが、大雑把な日時も思い出せないくらい前の話なので、どっちにしろ超お久しぶりだったんですよね。冒頭でも触れましたが、やはり蕎麦の変わり種は、うどんほど融通が利かないのかもしれません。

スープは、「ごまの香り豊かなしょうゆベースの担々スープ」とのこと。完全にマイルドな路線を直走っていた「白担々」とは印象が異なり、まず醤油の風味に輪郭があって、キレを感じるスープです。蕎麦目線で見ると、やや面持ちは関東寄りのテイストですね。しかし、鰹などの和風出汁を思わせる成分は原材料に含まれておらず、あくまでも軸は豚脂やポークエキスなどの動物系が担っていて、適度な芝麻醤のコクと明白な粒胡麻の芳ばしさ、ほんのり花椒の風味が担担らしさを演出しています。花椒の麻味は目立って感じられないものの、少しピリピリと舌に来る感覚はありました。もともと温蕎麦に山椒という組み合わせがあるので、違和感なくハマってますね。動物系のコクを軸に粒胡麻の芳ばしさを立てたスープだったので、和風出汁の要素は皆無に等しかったものの、風味に輪郭のある醤油のキレが橋渡し役になり、和蕎麦とのマッチングには意外と違和感がありません。方向性には力強さを感じるのですが、その力強さの基盤は動物系スープではなく醤油の風味なので、トータルバランスを保つ上での重要な歯車になっていたように感じました。辣味は麻味以上に目立ってなかったので、ラー油を用いた蕎麦の様に甘味を際立たせることなく、シャープな印象にウェイトを置いたのも正解だったと思います。

具材は、「チンゲンサイ、肉ミンチ、金いりごま、ネギ、輪切り唐辛子」とのこと。肉ミンチ,青梗菜,ネギ,輪切り唐辛子は、「白担々」に入っていた具材と同じだと思うんですけど、こちらは「金ごま」がテーマということで、擂り胡麻の中にある粒胡麻の量が多いですね。プチプチとした食感と芳ばしい風味がアクセントに効果的で、同じ胡麻でも「白」と明白な差別化を図っていたことが好印象でした。青梗菜も甘味、風味共に印象が良かったし、歯応えもクリア。肉ミンチは底に溜まってしまいますが、その分ラストで一気に盛り上げてくれる感じw 輪切り唐辛子は口に入ると確かな辣味を舌に与えてるくれるので、スープでは希薄だった唐辛子の要素を演出できていたのが良かったです。敢えてスープ自体の辣味を抑え、具材の唐辛子がメインの辣味を演じることで、惰性的な辛さではなく、時折ピリッ、とくるようなメリハリのある刺激の抑揚を演出したかったのかもしれませんね。

(標準は★3です)

最初は蕎麦の香りと担担のイメージが衝突しないか不安だったんですけど、醤油のキレが互いの仲介役となっていて、意外にも違和感なく楽しめたのが良かったです。金胡麻らしく粒感の目立った胡麻が多めに入っていたのも好印象だったし、和蕎麦とのマッチングにも大きな問題を感じさせず、個性と受け入れ易さを両立した仕上がりに好感が持てました。今回は「紅」「白」「金」と色分けして、3品とも同じ「担々」というテーマでしたが、それぞれ個性の棲み分けを図れていたのがポイントでしたね。パワフルでワイルドな「紅」、マイルドで柔らかい「白」、芳ばしくてキレのある「金」と、個性の打ち出し方に明白な違いが感じられたし、王道の路線にあった「紅」の美味しさは勿論、担担+豚骨+うどんという組み合わせに新鮮味を感じた「白」に、和蕎麦と担担のタイアップを違和感なく実現させていた今回の「金」など、自分の中にある担担の視野が広がったのも個人的に嬉しい収穫でした。今回は同じテーマを提げての同時リリースでしたが、3品ひとつずつ買っても個性の違いから飽きることはないでしょうし、それぞれ及第点以上のクオリティだったので、トリオで買っても全く問題ないと思います。むしろ3品セットで購入するのが望ましいくらいですね。これこそ同時リリース品の模範的な姿というか、同時リリース品だからこその意義と需要性をハッキリと汲み取れたことから、ブランド40周年らしい気合の入れ様が感じられる素晴らしい企画でした。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:日清のどん兵衛 金ごま担々そば
製造者:日清食品
内容量:103g (めん66g)
発売日:2016年10月10日 (月)
発売地区:全国
希望小売価格:180円 (税別)
JANコード:4902105236437

麺種類:油揚げ麺
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:380㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋 (液体スープ・かやく)

~標準栄養成分表~

1食 (103g) あたり

エネルギー:430kcal
たん白質:11.3g
脂質:21.8g
炭水化物:47.2g
ナトリウム:2.0g
(めん・かやく:0.7g)
(スープ:1.3g)
ビタミンB1:0.37mg
ビタミンB2:0.40mg
カルシウム:184mg

※参考値:調理直後に分別して分析
エネルギー:430kcal (めん・かやく:342kcal / スープ:88kcal)
食塩相当量:5.1g (めん・かやく:1.8g / スープ:3.3g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、そば粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、醤油)、スープ(醤油、ねりごま、ごま、食塩、豚脂、糖類、ポークエキス、植物油脂、香味油、野菜調味油、酵母エキス、香辛料)、かやく(ごま、チンゲン菜、味付肉そぼろ、ねぎ、赤唐辛子、香辛料(花椒))、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na)、酒精、増粘多糖類、炭酸Ca、香料、セルロース、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、カロチノイド色素、ビタミンB2、香辛料抽出物、ビタミンB1、(原材料の一部に卵、乳成分、落花生、鶏肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・そば・卵・乳成分・落花生・豚肉・鶏肉・大豆・ごま

引用元URL:https://www.nissin.com/jp/news/5533

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コメント

No title
takaさん、こんばんは!

同じく和風麺+担々スープというテーマでありながら、
驚くほどに「白」とは対極的な仕上がりでしたよね!

「白」は濃度はほどほどながらもとにかくまろやかに仕上げ、
こちらは醤油のキレを効かせることでシャープに仕上げる、
その方向性の違いの生み出し方はなかなか見どころがありました!

また、こちらは粒ごまを有効活用していたのも見逃せませんね!

担々麺と一口に言ってもいろんなスタイルがあるのだなと、
そう実感させてくれる今回の担々麺シリーズでしたね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
No title
ひとつのテーマからこれだけ多様な商品を開発する日清食品さんの技術力にはほとほと感心させられます。
製品的にはいちばん作りにくい(合わせにくい)のがこの蕎麦だと思うのですが、見事に和の蕎麦と融合してましたよね。
とくに白のうどんと違いが明確だったのがよかったと思いました。
Re:かーとさん
こんにちは!

しっかり白担々との差別化を図った仕上がりが好印象でしたよね!

魚介出汁が含まれないのが少し意外だったんですけど、
醤油のキレが良い方向に作用していて、きちんと蕎麦と担担の
繋ぎ役になっていたのが良かったです。これで違和感を感じなかったんだと!

粒胡麻も個性の演出に効果的でしたよね♪

自分としては蕎麦+担担は異色のコラボに思えましたが、
実際に食べてみると違和感どころか、むしろ蕎麦の香りと合うなー、って。

今回は3種の個性も含めて得られたものが多かったです!
Re:たういパパ
まさに三者三様でしたよね! これこそ同時発売品の醍醐味だったと思います!

自分も最初、ちょっと蕎麦は…って思ったんですけど、全く以て違和感なかったですよね。

明らかに白とは味の方向性が違ったし、蕎麦の香りとも相性が良くて、
単なる個性的な一杯に止まっていなかったことに好感が持てました♪

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