エースコック「タテ型 飲み干す一杯 札幌 海老味噌ラーメン」



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今回の冒頭ネタは、ヤッホーブルーイングの「バレルフカミダス B-12」です。そう…あの知る人ぞ知る幻のバレルエイジビールなんですけど、実は我が家の冷蔵庫にも密かに眠っておりました。っていうか…寝かせ過ぎたー!w いや、特別なビールなので、それに見合った特別な日に飲もうと思ってたわけですよ。それでタイミングを見計らっていたら、あれよあれよという間に月日は流れ…。というわけで、何でもない日に開けてやりましたw ちなみに発売開始日時は2015年10月14日の20時からで、メーカーの販売サイトでは発売開始から約2~3時間ほどで完売御礼という事前情報無しではゲットできないようなハードルの高い代物だったんですよね。まず「バレルエイジビール」とは、ウイスキーやワインの熟成に使用された木樽を使って熟成させたビールのことで、これまでに熟成されてきたウイスキーやワインの香り、そして木樽独特の香りがビールに移り、まるでワインやブランデーを彷彿とさせる異色なスタイルのクラフトビールです。「バレルフカミダス B-12」に使用された原酒は2013年仕込みのバーレーワインで、熟成に使用された樽は1950年頃に日本へ輸入されたヨーロッパ製のシェリー樽。様々なウイスキーの熟成に使用された後、ヤッホーブルーイング醸造所へ渡ったそうです。ちなみに「バーレーワイン」とは、大麦を用いて熟成させたワインに近いアルコール度数を持つビールのことで、ビアスタイルとしてはエールの一種になります。そのバーレーワインをさらに歴史の深い木樽で熟成させた、手間暇を惜しまない逸品なんですよね。そんな予備知識を読みながら期待を膨らませ、いよいよ開栓。色は深みのあるダークブラウンで、杏子を彷彿とさせる芳醇で甘い香りが立ち込めます。口に含むと重厚なボディと共に濃度の高いモルト由来の甘味が舌を包み込み、果実酒に通じる果実味と、合間を縫うようにして絡み合ってくるシェリー樽の玄妙な渋味。そこへ鼻腔を擽る木樽特有の香りが相俟って、一言では表現できないような複雑味が次々に押し寄せてきます。何より余韻として残る上品な渋味が心地好く、ひとくち含んだ瞬間から異次元にトリップしたような気分でした。少なくとも日本で一般的なピルスナータイプのビールとは全く異なった存在で、決して喉を鳴らすようなビールではなく、ワインやブランデーをテイスティングするように飲むのが正攻法ですね。もっと早く飲んでいたら、もっともっと感動的なバランスだったのかもしれませんが、クール便で届いたその日から保存のコンディションは完璧だったので、より熟成したということでw 何でもない日に開栓しましたけど、お陰で特別な日になりました。

さて、本日の一杯は、昨日の「飲み干す一杯 尾道 背脂醤油ラーメン」に続きまして、エースコックの「タテ型 飲み干す一杯 札幌 海老味噌ラーメン」です。札幌の味噌ラーメンと言えば、分厚いラードの油膜が決め手となったコッテリ系がスタンダードのイメージにありますけど、海老味噌とは捻りを入れてきましたね。北海道産海老オイル使用とのことですし、基本的にスープのクオリティが高いシリーズなので、エビラー(マヨラーの発音で読んでくださいw)の私としては期待せざるを得ません。とは言え、希望小売価格180円のカップ麺ですから、期待し過ぎてコケないように期待値を調整しつつw 海老の風味に注目しながら食べ進めたいと思います。





めんは、「適度な弾力と滑らかさを併せ持った、スープと相性の良い太めん」とのこと。湯戻しの指定時間は熱湯3分で、同時発売品の「尾道」と同じなんですけど、それとは違う油揚げ麺が採用されていて、同時発売品でも共用の使い回しでないのは印象が良いですね。ただ、麺のタイプとしては「尾道」に使われていた油揚げ麺と大差なく、幅を広げてサイズだけ調整したような雰囲気でした。食べ始めは粘り気のある弾力の強さを演出し、中盤から後半にかけて軽めの食感にシフトするんですけど、伸びてヘタレて頼りなくなってしまうようなネガティブな変化ではなく、スープ馴染みの向上というプラス作用が先行して感じられたので、食感の変化はオツな感じで良かったです。高級感や新鮮味の感じられる油揚げ麺ではありませんが、希望小売価格180円の製品ですし、スープとの相性も問題なかったので、特に不満はありませんでした。ちなみに「尾道」と同じく味付け麺だったんですけど、原材料では醤油よりも砂糖の方が含有量は多いみたいです。これも拘りですなw

スープは、「コクのある味噌に香味野菜の風味と海老の旨みをしっかり利かせた味噌スープ」に、「北海道産海老オイル入りの『深うまいの素』を入れることで、海老の深い香りの味わいに仕上げ」とのこと。「尾道」では瀬戸内産のイリコが使用され、こちらでは北海道産の海老オイルを起用するなど、テーマの素材に拘りが感じられますね。まずベースの味噌感は白味噌や麦味噌を彷彿とさせる柔らかいタイプで、味噌の持つエッジよりも風味にウェイトが置かれています。そしてポークを中心とした動物系の旨味がコクを支え、適度な香味野菜の風味が程よくキレを生んでいて、のっぺりとした印象を与えません。海老オイルには辣油系の成分も含まれていたのか、ほんのちょっとピリ辛で、これもナイスなアクセントでした。海老感の指針は甲殻類特有の芳ばしさを指していて、海老の身が持つ甘味を帯びた旨味や、海老ミソ特有の濃厚さに期待すると物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、海老の風味としては芳ばしさにスポットを当てた方が分かり易いですし、ちゃんと海老の存在を明白に感じられたのは素直に印象が良かったです。やはり北海道産、っていうのもポイントなんですかね。先入観?w 原材料に米粉を使用することで海老殻を粉砕して入れたような雰囲気を演出しようとしたのかもしれませんが、もう少しココは強調した方が面白かったかなー。でも海老の要素ではオイルだけでなく蝦醤(シャージャン)を併用する事で、少しベクトルの違う海老の風味が感じられたのは印象に残るポイントでした。優しい味噌の風味にポークの旨味と海老殻の芳ばしさ、って感じの分かり易い構成だったんですけど、小難しさが控えめな印象はプラスに映ったし、それでいて蝦醤を併用するような拘りも見受けられるスープだったので、そんな個性から値段以上に楽しめたのが良かったです。

かやくは、「風味豊かなえび天、揚げ玉、ねぎ、 唐辛子」とのこと。海老天はエースコックの製品で定期的に登場する小海老天で、きちんと海老の芳ばしさが感じられるんですよね。サイズも大きく、量も多めで満足度が高かったです。あ、ちなみに海老天だけ熱湯を入れる前に放り出して、勝手に後入れしてますw 大きな具材なので、そんなに面倒な作業じゃないですし、前半はサクサクとした食感と海老殻の芳ばしさが強めに感じられ、後半は後半で衣がフワフワになっていく変化が楽しめるので、海老天だけ何個か事前に取り出して、食べる前にトッピングするのがオススメです。スープにも海老の要素がありますから、相乗効果を感じられたのも嬉しいポイントでした。揚げ玉は特有の油脂感がスープのコクを深める事に寄与していたものの、既に海老天が揚げ玉と同様の効果を持っているので、潔く海老天に集中してコストを注いで欲しかった、という思いが無きにしも非ず。ただ、ボリューム感の底上げにはなっていたし、個人的にカップ麺と揚げ玉のコラボが好きなのでw これはこれで印象は悪くなかったです。ネギの量は程よく、「尾道」の時みたいに邪魔になってなかったしw 唐辛子は飾りに過ぎませんでしたが、海老天に存在感があったので、珍しく具材に貧弱な印象は感じられませんでした。

(標準は★3です)

めちゃくちゃ本格的なスープ、ってほど磨かれて洗練されたスープではなかったものの、価格帯を思えば値段以上の満足感が得られる味だと思います。攻撃性の無い優しい味噌ベースに海老の芳ばしさが映えていたし、きちんと動物系の旨味もあって、香味野菜の主張も程よく、分かり易くも個性的なスープは印象に残りました。札幌っぽい重厚感に期待すると、そういった面では物足りなさが否めないところではありますが、その穴は海老の芳ばしさが補い、さらに今回は海老天が入っていたので、シリーズの皺寄せとして対象になっていた具材の貧弱さもカバーされていたし、トータルバランス的な観点から見ても印象が良かったです。今回は「尾道」と「札幌」の2品同時リリースでしたが、個人的には「札幌」がオススメですね。尾道の高品質な背脂も捨て難いんですけど、時期的に味噌が美味しい季節ですし、海老の芳ばしさが印象的なスープに、相乗効果の感じられた海老天の存在感など、ひとつのカップ麺としての総合力で見ても札幌の方が上だと感じました。ご当地ラーメン系のカップ麺も増えてきましたが、「飲み干す一杯」シリーズも今後は地域性に着目していくのでしょうか。ちょっと最近はブランドの勢いが失速していたような印象が無きにしも非ずだったので、リリースの頻度を増やしつつ盛り返して欲しいですね。で、そろそろ「新式」からも新商品のリリースお願いしますw

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:タテ型 飲み干す一杯 札幌 海老味噌ラーメン
製造者:エースコック
内容量:73g (めん55g)
発売日:2016年10月3日 (月)
発売地区:全国 (コンビニ・スーパー等)
希望小売価格:180円 (税別)
JANコード:4901071278892

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:280㎖
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋 (液体スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (73g) あたり

エネルギー:308kcal
たん白質:6.7g
脂質:11.9g
炭水化物:43.6g
ナトリウム:1.6g
(めん・かやく:0.5g)
(スープ:1.1g)
ビタミンB1:0.24mg
ビタミンB2:0.22mg
カルシウム:154mg

(食塩相当量:4.1g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、砂糖、しょうゆ)、スープ(みそ、動物油脂、糖類、食塩、豚エキス、香辛料、魚介エキス、植物油脂、蝦醤、米粉、エビオイル(北海道産)、でん粉、酵母エキス、全卵粉)、かやく(えび天、揚げ玉、ねぎ、唐辛子)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、酒精、香料、カラメル色素、微粒二酸化ケイ素、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘多糖類、甘味料(甘草)、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(原材料の一部に卵、乳成分、ごまを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・えび・大豆・豚肉・ごま

引用元URL:http://www.acecook.co.jp/news/pdf/1609_TIS.pdf

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コメント

No title
おぉ〜
お祭りビールを堪能されたようですねぇ。
なかなかその手のプレミアムには手が出なくって(^_^;)
でも、そろそろディアブロの季節だなぁ!
Re:愚昧親爺さん
必ず反応していただけると思ってました!

そしてディアブロの存在…
バタバタしてて完全に忘れてましたよw

情報ありがとうございます_φ(. .*)!
No title
takaさん、こんにちは!

この「飲み干す一杯」の新作は気にはなったのですが、
新商品の数との関係で結局スルーしたのですよね;

「尾道」に関しては例のそぼろも入っていることですし、
スルーしても別にかまわなかったかなと思ったのですが、
こちらの「海老味噌」はもったいない気もしたのですよね!(=゚ω゚)

というのも、エースコックって何気に海老に強いですからね!

このシリーズはスープに関してはかなり練り込んできてますし、
それだけに一度食べるだけの価値はきっとあったでしょうね!

とはいえ、買っても在庫化するので悩ましくもあるのですが;

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
No title
飲み干す一品ということで
スープがこだわりがある製品いいですよね!
スープにピリ辛でアクセントがあるようなので、私は好感もてるなぁ
Re:かーとさん
こんばんは!

> この「飲み干す一杯」の新作は気にはなったのですが、
> 新商品の数との関係で結局スルーしたのですよね;
「尾道」はスルーしても大丈夫だったと思いますよ(笑)
後々「あのとき食べてたら…」ほどのインパクトでは無かったのでw

ただ、この「海老味噌」はイイ感じだったので、
スルーしちゃったのは少し勿体無かったかもです。

でも、かーとさんも自分と同じでセット系は
一緒に記事化しないと気が済まないタイプですからw
必然的に「尾道」も…となって、同週は新商品の数が多く
結果的に手が回らなくなってしまったのは致し方ないでしょう。

海老の芳ばしさが明白で個性的だったので
余裕があったら試してみて欲しいですけどね!
Re:AKIOさん
「尾道」の方は正直、そこまで強い引きはなかったんですけど、
こちらの「札幌」は海老の芳ばしさが特徴的で印象に残りました。

ほんのちょっとピリ辛なのも良いアクセントだったんですよ♪

ただ、飲み干すには1日に許容できる塩分摂取量との相談が必要ですね(笑)
No title
自分もこちらの方がおいしくいただけましたね。
揚げ玉で油っぽいのだけはちょっとでしたが、
使い回し(?)とは言え、この小えび天はエースコックの具材の中では
かなり好きなので好感が持てました。

スープも一幻似とはまた違ったエビ風味の方向性で
なかなか美味しかったと思います。
価格考慮のコスパではかなりいい製品ですね!
さすが「飲み干す一杯」です。

しかしこの「飲み干す一杯」も日清の「麺職人」も
みんなご当地系になっちゃいましたね・・ (^_^;)

やっぱりご当地系として売り込んだほうが売り上げ上がるのかな??
Re:たういパパ
自分は揚げ玉の油っぽさをネガティブには感じなかったんですけど、
可能なら全部カットして小海老天を1個増やしてもらった方が嬉しいですね(笑)

自分もエースックの小海老天は大好きです!

「尾道」の背脂は好印象だったんですけど、
カップ麺としてのクオリティは「札幌」に軍配でしたね。

> しかしこの「飲み干す一杯」も日清の「麺職人」も
> みんなご当地系になっちゃいましたね・・ (^_^;)
たしかに…なんか最近、ご当地系が目立ってますよね。

売り上げが良いのか、オリジナルのネタを考えなくて楽なのかw
たまたまブーム? みたいな感じなのかもしれませんし。
出来ればオリジナリティを効かせて欲しいですけどね!

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