エースコック「タテロング リンガーハットのピリカラちゃんぽん」(2回目)



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今回の冒頭ネタは、カルビーの「ア・ラ・ポテト 香ばししょうゆ味」です。確かに醤油の芳ばしさが意識されていて、風味は強め。でも、その後に感じる甘味から味には深みがあって、ほんのり鰹の旨味が重なり、ちょっと甘めの出汁醤油っぽいテイストでしょうか。枚数を重ねると少し体感的な塩気を強めに感じたんですけど、シンプルな味付けが新鮮なジャガイモの風味を損ねることなく、しっかりした歯応えの厚切り波型ポテトを思えば程よい塩梅でした。それに、さすが原材料に新ジャガを使用しているだけあって、改めて「ア・ラ・ポテト」はジャガイモの風味が強いんだなー、って。いや、今年の秋に収穫したばかりと言われてるから、そのイメージに引っ張られてるだけなのかもしれませんがw 新鮮味の感じられる味ではなかったものの、間違いない方向性に安心できる味わいのポテトチップスでした。

さて、本日の一杯は、エースコックの「タテロング リンガーハットのピリカラちゃんぽん」です。2014年9月に発売された製品と比較し、国産野菜を使用した具材を1.5倍(乾燥具材重量比)に増量したとのこと。2014年版の印象が良かったのと、このシリーズの国産野菜(特にキャベツ)は美味しいので、今回も楽しみです。





めんは、「滑らかで適度な弾力を持つ太めん」で、「スープと相性の良い、ちゃんぽんらしいめんに仕上げ」たとのこと。ちゃんぽんらしい麺と言えば、丸刃でカットされた密度の高い重量感のあるストレート麺、というイメージなんですけど、それとはニュアンスが違います。「カドメン」の開発以降、このリンガーハットコラボシリーズも製造ラインに煽りを受け、角刃でカットされた油揚げ麺が採用されるようになりました。ちなみに2014年版では、まだ口当たりに角の無い丸刃でカットされた油揚げ麺が使用されていたんですよね。自分としては変更前の方がイメージに合っていたし、角刃に変わった打撃が大きなマイナス因子になっていたのですが、今回は断面が四角い形状でありながら、口当たりのエッジが和らぎ、少し優しくなったような印象を受けました。それでいて麺の密度は高く、もっちりとした粘り気のある弾力から、ちゃんぽんに使用されている麺のイメージに通じる重量感を演出。それなりに油揚げ麺特有の風味を手前に感じるものの、ちゃんぽん系のスープと油揚げ麺特有の芳ばしさって相性が良いので、特有の風味はプラスに作用してるんですよね。兎にも角にも、麺のマイナーチェンジは印象が良かったです。

スープは、「複数のポークエキスを配合した、まろやかな口当たりのちゃんぽんスープ」に、「オニオンの風味とラー油の辛みが利いた特製ペーストを仕上げに入れることによって、ピリカラちゃんぽんの味わいを再現し」たとのこと。2014年版のスープと原材料を比較すると、豚脂の表記が動物油脂に変わってますが、構成内容は並びからして全く同じですね。動物系のコクを軸に、野菜の旨味やホタテの優しい海鮮風味が味に層を重ね、まろやかで丸みを帯びたクリーミーな口当たりが好印象。ベースは極めてオーソドックな路線のスープなんですけど、それだけに裏切りがなく、丁寧に作り込まれている王道の味わいです。そこに辛味噌系の特製ペーストが加わることによって、シャープでキレのあるアクセントが付与されるのですが、まろやかベースのスープと辛味噌のバランスが実に秀逸なんですよね。豆板醤の豊かな風味を中心に、和味噌とブレンドして味噌のコクを深め、ラー油と豆板醤の辣味がクリーミーなスープにメスを入れます。そんな辛味噌らしいシャープさでスープの表情に確かな変化を与えながら、まろやかなクリーミーさを損なわないギリギリの位置で立ち止まっている、実に配慮の行き届いた絶妙な主張。ちなみに辛さレベルは、あくまでもピリ辛の範疇を超えない刺激ではあるものの、辛さの質に意外と骨があるんですよね。中途半端な刺激ではなく、しっかりピリカラ。この辣味の効かせ方にも好感が持てたし、しっかりピリ辛でアクセントを付けながら、人を選ぶような辛さではなく、これまた刺激の面に於いても絶妙な立ち位置。兎にも角にもベースのクリーミーなスープと特製ペーストの立場が対等な位置関係にあって、そんなバランス感を重視したタイプのオーソドック系でありながら、確かな個性を感じさせてくれる仕上がりに価値の見出せるスープだと思います。

かやくは、「シャキシャキとした食感の良いキャベツ、もやし、程良く味付けした肉そぼろ、色調の良いかまぼこ、人参」とのこと。野菜具材1.5倍増量とのことですが、キャベツを筆頭にボリュームアップしてますね。人参とモヤシは言うほど目立ってないんですけど、冒頭でも触れたようにキャベツは印象に残ると思います。カップ麺を食べ慣れていない人にとっては、少し比較しにくいポイントかもしれませんが、一般的なカップ麺に入っている汎用のキャベツとは一線を画していて、キャベツ特有の風味が個性的なんですよね。中でも芯の白い部分を噛んだ時に感じるような風味というか、そこに通じるイメージから味に鮮度とリアリティが感じられると思います。みずみずしい食感も然る事乍ら、キャベツ特有の甘味も強めにあって、さすが国産と納得できる質の高さ。正直、このキャベツを食べるまで産地なんか意識したことなかったんですけど、いやいや国産スゴいですw ちなみに当ブログでは酷評されることの多い “程良く味付けした肉そぼろ” ですが、今回は味があるアタリ系。と、わざわざ言わなければ…っていうのがアレなんですけどw エースコックの茶色い肉そぼろは当たり外れが極端で、大抵は味が無く、食感もスッカスカなスポンジ状の肉そぼろが多かったりするんですけど、今回はマトモです。とは言え、特筆して美味しい肉具材というわけでもないのですがw 普段を思えば、って感じですかね。海鮮具材が入ってないのが寂しいところではあるものの、国産野菜具材のコストを考慮すれば許容できるポイントかと思います。ピンクのカマボコも見た目の雰囲気を演出する上で効果的だったし、きちんと練り製品らしい風味が感じられたことと、魚肉のコクが海鮮感をアップさせていたので、単なる飾りじゃなかったことにも好感が持てました。何より今回の具材では、一般的なカップ麺に入っているキャベツとは明らかに違う国産ならではの差を楽しんでもらいたいですね。

(標準は★3です)

相変わらず油揚げ麺は角刃のままでしたが、ちゃんぽんらしい口当たりを意識したマイナーチェンジを感じたし、スープはオーソドックスな王道路線にありながら、裏切りのない安心感と共に個性を兼ね備えていて、1.5倍に増量した野菜具材の満足度も高く、なかなかの良品だと思います。スープの構成は大幅に変えず、具材の増量を可能にしたところ見ると、おそらく麺の開発費用が抑えられたのでしょうね。ちなみに前回、「全体的に具材の量を増やす、または海鮮系の具材が入っていれば★5」と書いてたんですけど、それを抜きにしても上出来の★5を付けたいと思いました。希望小売価格は2014年の190円から205円に値上がりしてますが、消費税増税の煽りを受けて各社販売価格の見直しもありましたし、単純に希望小売価格帯が税抜205円のタテ型カップ麺として見ても納得のいく出来映えだったので、決して前回の宣言を通して…ってだけの理由じゃないですよw 実際の「ピリカラちゃんぽん」は食べたことないんですけど、スープの味で言えば再現度は高いのではないでしょうか。あくまで想像ですけどw そう感じさせてくれたことに再現カップ麺としての需要を感じました。安心できる味わいと同時に個性を両立していたのも嬉しいポイントだったし、ひとつのカップ麺として総合力の高い仕上がりだったので、今後も定期的にリリースして欲しいカップ麺です。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:タテロング リンガーハットのピリカラちゃんぽん
製造者:エースコック
内容量:90g (めん70g)
発売日:2016年9月26日 (月)
発売地区:全国 (コンビニ・スーパー等)
希望小売価格:205円 (税別)
JANコード:4901071278878

麺種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:440㎖
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋 (特製ペースト)

~標準栄養成分表~

1食 (90g) あたり

エネルギー:376kcal
たん白質:8.5g
脂質:11.6g
炭水化物:59.3g
ナトリウム:2.3g
(めん・かやく:0.7g)
(スープ:1.6g)
ビタミンB1:0.26mg
ビタミンB2:0.23mg
カルシウム:189mg

(食塩相当量:5.8g)

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、砂糖)、スープ(鶏・豚エキス、食塩、糖類、動物油脂、クリーミングパウダー、植物油脂、香辛料、みそ、でん粉、しょうゆ、豆板醤、野菜パウダー、香味油、酵母エキス、たん白加水分解物、ホタテエキス、全卵粉)、かやく(キャベツ、鶏・豚味付肉そぼろ、かまぼこ、もやし、人参)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、酒精、微粒二酸化ケイ素、香料、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、カラメル色素、カロチノイド色素、クチナシ色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、紅麹色素、香辛料抽出物、(原材料の一部に卵、乳成分、ごまを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごま

引用元URL:https://www.acecook.co.jp/news/pdf/1608_TLHH.pdf

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コメント

No title
ちょんぽんっぽくない角麺でしたが
それでもこの麺は食べて美味しい麺でしたね。
モチモチ食感と麺の弾力がすごくて麺で
しっかり満腹中枢を刺激できました。
これでビジュアルを丸くしてくれたらね~、完璧なんですけど!

具はたしかにボリュームアップしていますね。
また国産具材だからというわけじゃないですが(笑)、
それぞれの食感がしっかりで美味しかったです。

肉そぼろは全メーカーの中では「中の下」なんですが、
エースコック内では「上の下」にランクされる!
「エースコックの肉そぼろマジック」!ww(新造語完成!)
No title
takaさん、こんにちは!

リンガーハットシリーズはいつもながら安定しますよね!
リンガーハットと大勝軒の安心感はいつもながら高いです!笑

基本的にはオーソドックスなちゃんぽんスープに
辛味噌を合わせたというわかりやすい内容ですが、
ちゃんとピリッとした感覚が最後まで持続するのが
この商品を大きな魅力の一つになっていますよね!(=゚ω゚)

辛さ自体は控えめなので、辛味の存在感は生きてますし、
こういうスタイルの辛さの効かせ方は上手いと思います!

また、少しカドを取った麺の改良も自分としては高評価でした!

さらに具材の量も増えたことで全体の満足度も上がりましたし、
マイナーチェンジながらもきれいに組み立てられてましたね!

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:たういパパ
> ちょんぽんっぽくない角麺でしたが
「ちょ」になってるw 自分もイメージ的には
カドメン開発以前の油揚げ麺が好みだったんですけど、
どうやら実店舗の麺も軽く角があるみたいなんですよね。

でも今回は角刃でありながらエッジが控えめになって
自然な口当たりになっていたのが好印象なマイナーチェンジでした!

具材の量はパワーアップしていたし、
キャベツの質感は相変わらず感動もんで、
前作と比べて印象も満足度も確かに上がってましたね。

> 肉そぼろは全メーカーの中では「中の下」なんですが、
> エースコック内では「上の下」にランクされる!
> 「エースコックの肉そぼろマジック」!ww(新造語完成!)
ナイス「新造語」!!ww たしかに肉そぼろマジックwww
Re:かーとさん
こんにちは!

> リンガーハットと大勝軒の安心感はいつもながら高いです!笑
分かります! 個人的に「CoCo壱番屋」も♪
やっぱり場数を踏んでますからね_φ(. .*)

> ちゃんとピリッとした感覚が最後まで持続する
ここは大きなポイントでしたね! ちゃんとピリ辛なのが好印象でした。

きちんと辛味噌らしいアクセントを添加しつつ、
まろやかなベースの優しさを壊さないギリギリのラインに居て、
バランス重視でありながら、確かな個性に価値が見出せるスープでしたね。

> また、少しカドを取った麺の改良も自分としては高評価でした!
このマイナーチェンジも大きな進歩だったと思います!

今後も定期的にリリースして欲しいですね♪

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