2017年04月20日の記事 (1/1)

東洋水産「MARUCHAN QTTA(クッタ) TONKOTSUラーメン」



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今回の冒頭ネタは、ジャパンフリトレーの新商品「とうきびっと スイートコーン味」です。店頭で一目惚れしまして…いやコレめっちゃ美味しそうに見えません?w チートスを彷彿とさせるコーングリッツ系の生地にスイートコーンですよ…こんなもん間違いなくマイウーでしょ。そんな期待値急上昇からの実食だったんですが、まず開封した瞬間の香りからスイートコーンで、実際の味わいも然り。超スイートで、超コーンw いやいや、これはまさに私が実食前に思い描いていた味そのものでした…甘味は主に砂糖や甘味料によるものとは言え、ジャパンフリトレーらしいジャンクさとしてプラスに作用していたし、スイートコーンのイメージ通り、しっかりスイートを演出。コーンを思わせる風味もハッキリと打ち出されていて、コーンを原材料とした生地との相性も申し分ありません。醤油の風味も感じるのですが、あくまで香り付けに過ぎませんね。スイートコーンの甘味を大切にした焼とうもろこし的なニュアンスの雰囲気で、とんがりコーンとか、ポリンキーとか、そっち系のスナック菓子が好きな人は間違いなく好みストライクだと思います。おススメ!



さて、本日の一杯は、東洋水産の「MARUCHAN QTTA(クッタ) TONKOTSUラーメン」です。「SHO-YU」「SEAFOOD」に続きまして、「QTTA(クッタ)」シリーズラストの1品。日清食品のカップヌードルには定番の豚骨味がないので、ライバルはサンヨー食品のカップスターでしょうか。ただ、あんまり私はカップスターの豚骨に馴染みが無くてですね…(基本の行動圏内にある店舗では売ってないんですよ…)ちょっと比較しようがないので、今回は単純に豚骨味のカップ麺として、ご意見申し上げさせていただきます。余談ですが、私は東洋水産が作るタテ型カップ麺のスナック的な豚骨味が無条件で大好きなので、そこらへん気を付けながらw





めんは、「『ノンスチーム製法』による、なめらかで歯切れ良く、小麦粉の風味を感じることができる麺」で、「ラードを使用した油で揚げ、香ばしい風味をつけ」たとのこと。ラードを使用した油で揚げ…という部分は、先に紹介した2品と共通の説明なのですが、こちらは「つやもち製法」ではなく、「ノンスチーム製法」となっています。ん? まるで明星食品のタテ型カップ麺に使用されているノンフライ麺「スチームノンフライ製法」の真逆を行くようなニュアンスの製法ですねw で、我々カップ麺マニアとしては見逃せないポイントが…そう、なんと東洋水産の油揚げ麺なのに “縮れが少なかった” んですよ…! ちょっとコレは歴史的瞬間と言っても過言ではないかもしれないw と言うのも、これまで東洋水産は長浜系の豚骨ラーメンだろうと何だろうと、ほぼ無条件で容赦なく、頑なに縮れを付けてくるメーカーだったんですよね。今でこそ「マルちゃん正麺カップ」など、ノンフライ麺では縮れの少ない麺も採用されるようになってきましたが、油揚げ麺では頑なに徹底して縮れ麺でした。それが今回まさかの…ですよ。本当に歴史的瞬間かもしれないw まだ完全なるストレート麺ではありませんし、日清食品や明星食品の作るストレート麺にこそ及ばないものの、これまで食べてきた東洋水産の油揚げ麺の中では間違いなくダントツで縮れてなかったです。で、麺の方向性ですが…開き直ったようにスナック的ですねw 精製ラード特有の芳ばしさが3品の中で最も強めに感じられたことと、ジャンクな下味も相俟って、まさにカップ麺ならではと評価できる芳ばしい油揚げ麺です。豚骨ラーメンの麺にしては少し太めにも思えたんですけど、丸刃でカットされた縮れの少ない形状は豚骨ラーメンを意識された雰囲気だったし、スープとの相性もバッチリでした。ちなみに3分経過した状態で食べてみると既に柔らかめだったので、TONKOTSUに限ってはフライングしても大丈夫だと思います。

スープは、「豚骨の旨味をベースに、ガーリックのコクと生姜の辛味を利かせた、濃厚でとろみのある豚骨味のスープ」とのこと。お、ちょっと面白いですよ。正直、一見すると如何にもカップ麺的というか、絶賛粉末スープ感全開の豚骨味なんですけど、ふと後味に残る骨っぽさが印象に残るポイントになっていて、スナック的でありながら、どこか本格的な面持ちも兼ね備えています。麺が完全にスナック的な路線だったので、麺を食べている時にはチープな印象(もちろん今回の場合はプラス要素)を先行して感じるのですが、意識的してスープ単体で味わってみると、粉末ながらに本格さを感じさせてくれた豚骨の指標に好感が持てました。とは言え、豚骨臭や獣臭など、豚骨特有の癖は抑えらていたのですが、確かに感じられた後味の豚骨らしい骨っぽさと旨味、そして麺と方向性を同じくしていたスナック感を含め、トータルで見たときにも目立った違和は感じられず、きちんと骨の旨味を中心に捕捉していた為、とろみも不自然じゃなかったです。やや粉末スープが麺の所々で部分的に固まっている箇所があったので(少し早めにフタを開けたからかもしれませんが…)スープの溶け残りに注意して、念入りに掻き混ぜましょう。

具材は、「味付豚肉、ねぎ、キクラゲ、ごま」とのこと。続けて紹介してきた「SHO-YU」「SEAFOOD」の品数豊富な具材構成を思うと、やや品数のラインナップに対するシンプルさこそ否めないものの、ご覧の通り量は申し分ありません。そして、やはり具材に強い東洋水産、相変わらず質の高さは他社と比べてもアタマひとつ抜きん出ていますね。まず定評のある味付豚肉は本物さながらの質感で(いや、本物の豚肉を使っているからアレなんですけどw)赤身の部分は豚肉らしいリアルな繊維質を、脂身の部分は豚脂特有の甘味とジューシーさをリアルに打ち出していて、主張し過ぎない程好い味付けの塩梅も好印象。キクラゲもサイズが大きく、細切れじゃないので、ちゃんと具材として楽しめます。それにネギも豚骨に合わせた博多万能ねぎ系の小葱が使われていて、しっかり「SHO-YU」や「SEAFOOD」のネギと区別していたことに好感が持てました。胡麻も豚骨味のスープとマッチしていたんですけど、もうちょっと量が多いと嬉しかったかなー。とは言え、シンプルながらも具材に対する物足りなさは皆無に等しかったです。


(標準は★3です)

悪く言えば、個性の無い豚骨味のカップ麺です。然し乍ら、カップラーメンならではの味として求められている古き良きチープさを全力で打ち出してきたというか、これから末永く愛されるロングセラーブランドの新定番として(いや、まだ通年商品と決まったわけではないんですけど…)絶妙な着地点だったと私は感じました。新商品系のインパクトは皆無に等しかった為、ただ単純に味だけで評価すれば、普通に美味しい★3です。普通、あまりにも普通、超フツーw でも、その “普通に美味しい” という感想こそが、今回のカップ麺に求められている需要なのではないか…と、思ったんですよね。もしこれが期間限定の一発屋新商品だったら、インパクトの無さに★3確定だったんですけど、この何度食べても飽きないような味わいにこそ価値が見出せるというか、うん。そのような理由から、今回は上出来の★5とさせていただきました。カップスターの豚骨味と比較できなかったことが悔やまれる今回の感想ですが、おそらく麺の方向性は全く異なるはずなので、カップスターとの差別化も大丈夫でしょう。カップ麺らしいチープな路線でありながら、やや本格さを垣間見せてくれていた飽きないタイプの豚骨スープには見所を感じたし、芳ばしい油揚げ麺に、不満要素のない充実した具材構成と、カップ麺らしい豚骨味のカップ麺として、予想以上に隙のない一杯でした。今回のQTTAシリーズ、当ブログでは3品揃って高評価を叩き出してくれちゃったわけなんですけど、これから末永く愛されるレギュラー商品になって欲しい、そう素直に思えたのが良かったです。あとはコンビニPB商品と渡り合っていけるかどうか、1年後にも定番として棚に存在しているのかどうか、そのあたりが気になるので、今後の動向からも目が離せないシリーズですね。いやいや、なかなかにニュージェレネーションな幕開けになったのでしょうか。お値段も一般のチャンネルで購入すれば嬉しい低価格帯ですし、3品とも食後には、しっかりコンセプトの「はぁ~、食った」が、感じられたので、素直にオススメしたいシリーズです。そのうちカレー味とか担担麺とかも出るのかなー。


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a
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