2017年04月19日の記事 (1/1)

東洋水産「MARUCHAN QTTA(クッタ) SEAFOODラーメン」



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今回の冒頭ネタは、新商品とかではないんですけど、三幸製菓の「かりかりツイスト 特濃ミルク」です。知ってます? これがねぇ…めちゃ美味しくてw ちょっと最近どハマりしちゃってますw まず堅めの食感がポイントになるのですが、かりかりを超越したハードな噛み応えで、この硬め食感がクセになるんですよ。で、かなり甘いです。特濃ミルクというネーミングの割に、そこまでミルクが濃いわけじゃないんですけど、シュガーグレーズたっぷりな感じで、しっかり甘い。特に塩気とかは意識されてなくて、甘さにスポットを当てた完全なる花林糖(かりんとう)路線です。とにかくハード、とにかく甘い、それがウマいw あ、超ハードなツイストドーナツっぽい雰囲気かも。ちょっと甘党じゃないと厳しいレベルの甘さかもしれませんが、花林糖が好きなら百聞は一見に如かず、是非とも試して頂きたい逸品です。


さて、本日の一杯は、東洋水産の「MARUCHAN QTTA(クッタ) SEAFOODラーメン」です。「SHO-YUラーメン」の出来が予想以上に素晴らしかったので、今回のシーフードにも期待しているのですが、対するライバルは、やはり日清食品のカップヌードルでしょう。オリジナルよりもシーフードヌードルのほうが好き、というユーザーも多いと思いますし、それだけに乗り越えなければいけない壁は高く、しかも商品名で堂々とシーフードを名乗っちゃってるわけですから、なかなかのハードルですよ。まさに正面から堂々と真っ向勝負かけてきたような雰囲気なので、かの有名なカップヌードルのシーフード牙城を崩せるか否か、お手並み拝見。





スープは、「ポーク・チキンをベースに、ホタテやあさりなどの魚介の旨味を利かせた、コクのあるシーフード味のスープ」とのこと。概ねの路線としては王道のシーフードヌードル系なんですけど、カップヌードルとは少しベクトルの違う面持ち。カップヌードルのシーフードは、乳等を主要原料とする食品の丸みを帯びた旨味が特徴だと思っているのですが、こちらは野菜の旨味を濃く打ち出しています。粉乳でミルキーさも演出しているのですが、まず野菜の旨味を中心に、動物系素材と魚介素材によるコクを重ねて、出汁に重きを置いているような印象でしょうか。カップヌードルのシーフードに通じる雰囲気は漂っていたものの、マルちゃん正麺シリーズに通じる出汁感というか、そういった東洋水産らしさが垣間見えたところに個性の違いを感じました。ペッパー系の香辛料も程よく、幅を利かせ過ぎない適切な引き締め効果が後引く味わいを演出。食べ始めこそ少しインパクトに欠けるかな? と、思ったんですけど、じわじわと後半にかけて旨味が増してくるというか…で、気が付いたらアレアレ? 予想以上にスープが減ってるぞー危ないぞーw みたいなw ちょっと危険なタイプでした…自分の食べるペースが遅かったからかもしれませんが、後半は海鮮具材の旨味がスープに滲み出ていて異様に美味しかったですw

めんは、「『つやもち製法』による、なめらかで弾力のあるスープとの絡みの良い麺」で、「ラードを使用した油で揚げ、香ばしい風味をつけ」たとのこと。おそらく「SHO-YUラーメン」と同じ油揚げ麺だと思うんですけど、スープとの兼ね合いか、より麺の下味がダイレクトに感じられました。SHO-YUは香辛料のパンチが効いた力強いスープだったので、イメージ以上に体感的な差が生じたのでしょう。で、この下味が美味しくてですね、カップ麺の味付け麺でしか味わえない満足感と言いますか、うん。これ、ちょっとクセになる麺ですよ。意識すると東洋水産らしい精製ラード特有の芳ばしさがフワッ…と、奥から上がってくるんですけど、決してネガティブな脂っぽさではなく、スープをマスクしない程度にカップ麺ならではのジャンクな食べ応えを演出してくれている感じ。ヌードル系の油揚げ麺よりも耐久性に優れているので、カップヌードルの油揚げ麺では感じられないコシが差別化に一役買っています。カップヌードルは3分待てないよ、という人でも、今回はフライングしないほうがいいかもしれません。いや、でも2分前後で開けた時の少しサクサク食感の残る半戻し状態も、これはこれでカップ麺ならではのオツな感じだったので、敢えてフタを早めに開けて、スナック感覚で食べるのもアリかもしれないw

具材は、「たまご、かに風かまぼこ、いか、ほたて風かまぼこ、ねぎ」とのこと。うん、しっかり具材も充実していますね。タマゴは「SHO-YUラーメン」と同じフワフワな優しい系で、SHO-YUではスープとの対比を描いていたのに対し、こちらではタマゴの優しさがスープに寄り添っているような、スープと同じ目線で相性の良さをアピール。かに風かまぼこは食べ応えに寄与してくれていたし、カニカマっぽい風味がスープとマッチしていて、シーフード感を演出。イカは魚介練り製品と違って本物なので、よりシーフード感の演出に効果的だったし、しっかりとした歯応えから、サイズの割りに食べ応えが得られます。ほたて風かまぼこ(貝柱風かまぼこ)は、同社の「俺の塩」なんかに入っているアレですね。かまぼこなので、もちろん魚介練り製品になるわけなんですけども、これマジで本物っぽいw 初めて遭遇した時は完全に本物の貝柱だと思っていたことは言うまでもなく、今になっても実は本物なんじゃないかと疑ってますw 程よい味付けで、食感もモノホンっぽくて、最近は他社の貝柱風かまぼこも高いクオリティを打ち出してくるようになってきましたが、やはり自分の中では東洋水産の貝柱風かまぼこがナンバーワン。それに、カップヌードルのシーフードからは、いつの間にか貝柱が消えちゃったので、かまぼこでも貝柱っぽい具材が入っているのは大きな差ですよね。概ね構成は似ているのですが、キャベツではなく貝柱風かまぼこが入っているので、具材のシーフード感は東洋水産に軍配です。ちなみに余談ですが、貝柱風かまぼこの原材料は、エソ,タラ,タチウオらしいですよ。やはり貝は微塵も使われていなかったw


(標準は★3です)

カップヌードルのシーフードヌードルと比べて、一体どちらのシーフードが美味しいか、それはもう個人の物差しで計っていただくしかないんですけど、今そう思っているということは、それだけ製品の完成度が高かった、という裏付けになっているようにも思えたので、総評は上出来の★5とさせていただきました。施された下味が異様に美味しく、ヌードル系ではない油揚げ麺によって、まずカップヌードルとの明白な差別化が図られていたし、スープの方向性も似通った王道の路線でありながら、まろやかさよりも出汁の旨味を意識しているような仕上がりには確かな違いが見られ、カップヌードルでは消えてしまった貝柱風の具材が入るなど、もちろん生粋のカップヌードル信者からは厳しい目で見られてしまうかもしれませんが、シーフード系のカップ麺が好きな人は…というか、シーフード系のカップ麺が好きな人こそ、今日は日清食品のシーフード、今日は東洋水産のシーフード、みたいな感じでローテーションできるように、両方ストックしとくのもアリなんじゃないですかね。バランスのいい王道のシーフードヌードルが食べたい時にはカップヌードル、もうちょっと食べ応えのあるシーフード系が食べたい時にはクッタ、みたいな感じで買い置きしておくといいかもしれません。同じような方向性にありながら、決してパクりや二番煎じ感を抱かせるような仕上がりではなく、ちょっと毛色の違う従兄弟というか、シーフードヌードルはカップヌードルだろ! という生粋のカップヌードルユーザーでも、ちょっと憎めないなぁ…と、素直に思えるんじゃないですかね。いや、でもコレはSEAFOOD “ラーメン” だから、やっぱり別物なのかもw


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a
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