2017年04月10日の記事 (1/1)

サンヨー食品「サッポロ一番 塩らーめん BESTレシピ ほたてバター風 タテビッグ」



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今回の冒頭ネタは、東ハトの「パンジュール・シュガーバター味」です。前回記事の「バターソルト味」はバゲットをテーマにした形状でしたが、こちらはクロワッサン型。ただ、既存のラインナップに「パイクロ・シュガーバター味」というスナック菓子があるんですよねw 差別化とか大丈夫なのかな…と、余計な心配してたんですけど、実際に食べてみるとパンジュールの方がワンランク上な感じがしました(漠然とw)まず表面はカリッ、と硬めの食感で、かなり発酵バターの風味が強めですね。シュガーも結構効いていて、イメージ通りのシュガーバター。パンを彷彿とさせる風味が印象的だったバゲット版と比べると、クロワッサンっぽいのは形だけでしたが、同社の「キャラメルコーン」とか好きな人は、お口に合うんじゃないでしょうか。斯く言う自分、お口に合っちゃいましたw バゲットバージョンほどの感動は得られなかったものの、濃厚な発酵バターのコクと風味に甘味が相俟って、しっかりとイメージ通りの手応えを感じられたのが良かったです。


さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 塩らーめん BESTレシピ ほたてバター風 タテビッグ」です。いやぁ…もうね、これは間違いないでしょうw サッポロ一番の塩らーめんに帆立バターですよ、合わないわけがない。と、思いながら購入したので、想像通りの仕上がりに期待したいところ。ちなみに「BESTレシピ」シリーズ第3弾に当たるんですけど、第1弾は「みそラーメン たっぷりコーンバターオイル仕上げ」第2弾は「みそラーメン 肉味噌ラー油仕立て」と、連続してサッポロ一番みそラーメンがベースだったので、ちょっと嬉しい塩らーめん。もともと塩らーめんはアレンジすることを前提に開発された、という背景もありますし、カップ麺でもアレンジ系のベースとして誂え向きな土台なんですよね。それにサンヨー食品は貝出汁に強いメーカーですし、なんでしょう…この実食前の安心感たるやw





スープは、「ほたてとチキンのうまみに調理感のあるバターの風味と香辛料が合わさった、ほたてバター風の塩らーめんスープ」とのこと。お? これはホタテ以外の貝類も混ざっていますね。まず仕上げの小袋を入れる前の段階では、まず一般的な塩らーめんには用いられることがない、という企業秘密の香味野菜がクセになる風味を醸し出している、あの慣れ親しんだ味わいで、このままでも問題なく完食できそうな味。そして仕上げの小袋に含まれているオイル成分の中に、ホタテの旨味とバターのコクが添加されているのですが、ホタテ特有の丸みを帯びた旨味とはベクトルの違う、若干ながら舌の両脇に感じるホタテではない二枚貝の旨味が存在していて、ベースは紛うことなく慣れ親しんだ塩らーめんのスープでありながら、一見して明白な貝の旨味が違和感なくマッチ。バターの存在感は、あくまでも軽くバターが香る程度の主張に止め、ベースの塩らーめんらしさや貝の風味をマスクしない適度な効かせ方。人によってはバターに物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、ベースの塩らーめんらしさを大切にしつつ、フロントから後味の余韻に至るまで、先ず貝の旨味を前線に立たせ、そっとバターが追い風になっているようなバランスに、自分は好感が持てました。使用されている甘味料も自然由来の甘草なので、舌に纏わり付いてくるような人工甘味料特有の野暮ったい甘味は感じられなかったし、原材料に目を向けると「鶏肉野菜調理品」というブイヨンを日本語に直訳したかのような成分が含まれていたんですけどw きちんと貝の旨味を支えていて、尚且つ出しゃ張ることのないチキンの丁寧なコクや野菜の甘味など、しっかりと出汁の旨味が感じられたのは、この成分が寄与していたからなのかもしれません。凡そ実食前にイメージしていた通りの味わいでしたが、ホタテだけでは打ち出せないであろう複合的な貝の旨味には、良い意味で予想外の力強さが感じられました。

は、「なめらかさとつるみが特徴のコシのある中太めん」とのこと。袋麺の塩らーめんと同じく原材料には “やまいも粉” が練り込まれていて、サイズは細身の油揚げ麺です。相変わらず何を以ってして中太なのか、サンヨー食品の麺に対する物差し加減に疑問符が否めない今日この頃ではあるもののw オーソドックスなタイプの油揚げ麺で、自己主張の弱いタイプ。経時劣化耐性にも優れているとは言えず、割と早い段階から柔らかくなってくるので、3分も待てないセッカチさんはw 2分前後で食べ始めても問題ないですよ。というか、そのくらいにフタを開けて少し確かめてみたんですけど、良い感じのコシが感じられたので、今回はセッカチさんじゃなくても早めの食べ始めをオススメします。ただ、今回のスープは優しい路線だったので、後半にかけてスープに埋没し始める柔麺状態になってからのほうが、麺とスープのバランスは良かったかもしれません。もともと自己主張の弱い油揚げ麺なので、麺を食べているときにも貝の旨味を優先的に感じられたのが良かったです。

具材は、「ほたて風かまぼこの風味豊かな味わいがスープとよく合い、いりごまの香ばしい風味が食欲をそそ」り、「ねぎを加えて彩りよく仕上げ」たとのこと。存在感のある具材をメインに据えて、あとは薬味に任せる、という最近のサンヨー食品が作るタテ型ビッグ製品では恒例となってきた構成ですね。細々と存在感がイマイチな具材を数打ちゃ当たるで揃えるよりも、今回のようにメイン具材を集中的に盛った一点突破型の方が自分としては好印象です。で、ほたて風かまぼこなんですけど、これ結構美味しいですよー。多分、和ラーの「津軽 帆立貝焼き味噌風」に入っていた魚介練製品と同じかな。どうしても本物の貝柱には見劣りしますが、ほぼホタテ。噛んだ時に解ける感じの歯触りとか、なかなか食感もリアルだし、風味も貝らしくて、メイン具材としてバッチリの存在感。写真で見ると少なく見えるかもしれませんが、ひとつひとつ食べ応えがあるので、しっかり混ぜても寂しい感じはしないと思います。もちろん、貝の旨味が効いたスープとの相乗効果はバッチリでした。そしてネギも割と多めに入っていて、風味にも輪郭があり、何気に歯応えのあるヤツなので、しっかりアクセントとして貢献。で、塩らーめんと言えば白い切り胡麻ですよ。袋麺ほど大量に入っているわけではないんですけど、もし切り胡麻の存在感が強すぎたら、胡麻の芳ばしさがホタテをマスクしてしまう可能性が無きにしも非ずだったと思うし、それでいて塩らーめんらしいと思える切り胡麻の芳ばしさが感じられるだけの量は入っていたので、程好い量だと思えました。


(標準は★3です)

こんなもん間違いなくウマイに決まってるやんけ…と、思いながら実際に食べてみて、やっぱり間違いなくウマイでしたw ほんとイメージ通りというか、うん。いやでも貝の旨味、これは自分の想像以上でしたね。決して貝出汁がガンガン主張してくるようなインパクトのあるタイプではなかったんですけど、オイル成分が薄れてくる食べ終わりの頃にもハッキリと貝の旨味が感じられたし、ホタテだけではない複合的な旨味のバランスには大きな見所を感じました。そして貝の旨味を決して阻害することなく、あくまでも追い風を起こす要員に徹底していたバターの香りに、敢えて主張を控えているような油揚げ麺の存在感と、完成度の高いホタテ風かまぼこでシンプルながらも不満を感じさせなかった具材構成。ひとつのカップ麺としての総合力が高く、実食前の期待値を裏切りらない仕上がりと、ロングセラーブランドらしい安心感を打ち出しつつ、しっかりと貝の旨味で変わり種らしさも演出していて、なるほどBESTレシピな一杯でした。袋麺の塩らーめんにベビーホタテを入れて煮込んで、ほんのちょっと仕上げにバターを浮かべたら…と、想像してたら袋麺でも試してみたくなっちゃう売り上げの相乗効果的なアレも良かったと思いますw サッポロ一番の塩らーめんが好きなら、まず素直に楽しめること請け合いですし、決して強烈なインパクトを放っているわけではありませんが、しっかり貝の旨味が効いていて、またそれもベースの塩らーめんスープとベストマッチだったので、老若男女を問わず幅広い層のユーザーに支持されそうな、美味しいアレンジレシピに仕上がっていました。うん、これは手放しにオススメしたいですね。

余談:発売から50年以上経った袋麺の「しょうゆ味」と「みそラーメン」は、時代に応じて僅かに微調整をしているらしく、それでも根本的な味わいは変わっていません。しかし、「塩らーめん」に至っては、発売当初から味を “まったく” 変えていないそうです。これってスゴくないですか? 当時、開発を担当していた井田毅氏の味覚センスには尊敬の念を抱かずにはいられません…


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© Posted by taka :a
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