2017年04月06日の記事 (1/1)

日清食品「行列のできる店のラーメン 煮干しそば」



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今回の冒頭ネタは、「改良されたプレミアムモルツのレビューと、非常に残念なお知らせ」です。以前、「ザ・プレミアム・モルツ」を冒頭ネタで紹介した際、例の如く強制召喚した盟友バカワイン氏が、今回も素敵なアンサー記事をアップしてくれました。これまで我々がコラボしてきた記事も全て纏めてありますので、前述したリンクから是非ご覧ください。相変わらず素晴らしいですよ! 彼のレビューは!


さて、本日の一杯は、日清食品の「行列のできる店のラーメン 煮干しそば」です。行列シリーズの新作は、昨年の9月にリリースされた「特濃担々麺」以来なので、随分と久しぶりですね。前回記事で紹介したエースコック「つじ田 奥の院」も煮干系のラーメンがテーマでしたが、今回は醤油ベースの清湯スープではなく、白湯スープの「濃厚煮干し鶏白湯」とのこと。煮干と鶏白湯の兼ね合いも然る事乍ら、希望小売価格が税別290円という超ハイエンドブランドなので、その価格設定も評価から度外視できませんし、値段に見合った価値が見出せるのか、前回の特濃担々麺と同じく値段以上と思えるのか、それとも…あ、どっしり鶏白湯に強烈な煮干とかだったら好みのバイアスで高評価に傾くと思うので、先に謝っておきますスイマセンw




どうでもいいですけど… ↑ コレに当たるとテンションが上がりますw



スープは、「煮干しの旨みをしっかりときかせた、濃厚で口当たりの良い鶏白湯スープ」とのこと。先入れの粉末スープを投入した瞬間から少し度肝を抜かれたんですけど、この時点で魚介の存在感がハンパじゃありません。調理後の写真を見ても分かるように、目視で確認できるほど荒削りの魚粉が大量に入っていて、しっかりと魚介のパンチを打ち出しています。魚介の要素は煮干だけでなく、節系も混ぜられた混合魚粉タイプでしたが、しっかりと煮干らしいシャープな面持ちを表現しつつ、特有のエグ味などネガティブな癖は最小限に抑えられていて、節系の膨よかな旨味が味に層を重ね、多重層な魚介感を演出。個人的には煮干のシャープさを最優先して欲しかったところではあるものの、明白な魚粉のインパクトには好感が持てました。そして好印象だったのが、鶏白湯の濃度。鶏骨の骨っぽさや特有の癖こそ感じられないものの、丁寧に炊き出して抽出したような旨味の濃度から、魚粉の主張にも負けない重心の低さで存在感をアピール。豚由来の動物油脂やポークエキスも用いられている為、純粋な鶏白湯ではありませんが、体感的には豚骨よりも鶏が強く、鶏骨だけでは打ち出せない厚みを豚骨が自然に補っているような印象。かなりスープの粘性も強く、あまりの濃厚さに撮影中もスープの表面に立て掛けた具材の海苔が沈まないほど。濃厚の指標を見失っていなかった白湯の厚みから、強烈なトロミも不自然ではありませんでした。ps. おかげで撮影し易かったですw

は、「しなやかでコシのある中細ストレート麺」とのこと。最近のノンフライ麺界はマルちゃん正麺カップを筆頭に、多加水系のノンフライ麺が流行っている傾向にあるのですが、やや加水率は低めの設定で、プリプリとした歯切れの良さが日清食品らしいノンフライ麺です。麺の方向性は同社の「ラ王」と似た雰囲気なんですけど、完成度の高さは一見して明白にラ王よりも行列の方が上ですね。加水率の低さも功を奏していて、魚粉の効いた濃厚な鶏白湯スープともベストマッチ。あまりにスープが濃厚だったので、ちょっと麺が押され気味ではあったものの、四角い断面から得られるエッジの効いた口当たりから、特濃スープに埋没しない存在感はキープしていたし、ラーメンを評価する上でスープにウェイトを置いている人であれば、素直に好印象だと思えるバランスなのではないでしょうか。先入れの粉末スープにトロミ成分が含まれていた為、麺を解す工程で若干の難を感じたものの、しっかりスープとの相性が計算されていた仕上がりが好印象でした。

具材は、「チャーシュー、タマネギ、メンマ、のり、ネギ」とのこと。チャーシューは日清食品お得意の厚切焼豚ではなかったんですけど、一般的なペラチャーとは一線を画しています。脂身のジューシーさを売りにしているような満足度の高い内容で、味付けも程よく、濃厚な脂身の甘味から、サイズ以上の満足感が得られるでしょう。メンマは食感こそ頼りないタイプでしたが、味付けが程よく、風味が非常にリアル。たった2個しか入ってなかったのは寂しかったけどw 魚粉の効いたスープとメンマの相性はバッチリです。ネギは粉末スープの小袋と一緒に入っていた飾り系だったんですけど、時折ふと感じる食感はアクセントに寄与していました。でもって後入れかやくの玉葱、実に効果的ですね。投入した瞬間から玉葱特有の芳ばしくて甘い匂いが漂ってきて、実際の味わいも然り。香味感よりも甘味を重視したタイプでしたが、シャキシャキと食感が良く、玉葱特有の甘味も味に程好い変化を与えてくれていて、濃厚なスープでも最後まで飽きない工夫となり、今回の製品に於いて必須の具材と言える逸材でした。カップ麺では大抵1枚しか入っていない焼き海苔が2枚というのも地味に嬉しいポイントで、特濃スープに浸してから麺ローリンして食べると最高に美味しかったし、味の気分転機に良かったです。焼き海苔をスープコーティングした後にオンザライス、これも間違いないと思いますよ。


(標準は★3です)

やはりカップ麺で取得価格が300円を超えてしまうと、お高いと感じてしまうかもしれませんが、これだけ濃厚でクオリティの高いスープを実際に作ろうとすれば、原価率が凄いことになりそうなので、むしろ “たった300円ちょっとで食べられる” そう自分は感じました。まず濃厚の指標を履き違えていなかったし、どっしり鶏白湯に、がっつり魚粉の効いた、文字通り “特濃” だったスープは、もはやカップ麺というジャンルの垣根を超越しちゃってるような本格さだったので、高評価つけざるを得ませんでした。コンビニで定価購入したら300円をオーバーしてしまいますが、その値段分を補って余りあるほどの満足感は得られると思いますし、コンビニ以外のチャンネルであれば300円で釣り銭が戻ってくるはずなので、カップ麺としては限界に近い値段設定ではあるものの、本格志向を極めているような完成度の高さから、むしろコストパフォーマンスに優れた一杯と言えるでしょう。もちろん濃厚な白湯スープや、魚介系のラーメンが苦手な人にはオススメできませんが、そうでなければ取得価格を忘れられると思います。普段、ラーメン屋さんでラーメンは食べてもカップ麺は食べないよ、という人でも…というか、そういう人にこそ手に取ってみてもらいたいですね。カップ麺を見直していただける切っ掛けになると思います。


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a
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