2017年03月07日の記事 (1/1)

エースコック「スーパーカップ 大盛り油そば」



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品「ピザポテト こっくり明太マヨPizza味」です。相変わらずチーズトッピングの激しいムラが気になるのですがw こってり(こっくり?)感はバッチリですね。ただ、ファーストインプレッションで優勢だったのはチーズとマヨネーズで、明太子は後から遅れて控えめに。何枚か食べ進めると明太子の主張が加速していき、後味に感じる若干のピリ辛感と明太子っぽい風味から、確かな存在感を放ってはいるものの、ややマヨとチーズに押され気味でしょうか。バジルのアクセントは思っていた以上に存在感が強くて、きちんと印象に残る自己主張の持ち主だったのは嬉しいサプライズ。前回記事の「Jagabee(じゃがビー) 明太バター味」よりも明太子の風味は強めだったんですけど、あくまでもバランス型ですね。然し乍ら総じてバランス感は程好い位置にあり、濃厚なチーズをトッピングしたバジル明太マヨ “ピッツァ” 的な(こだわる人いますよね〜ピッツァの発音w)ピザっぽい雰囲気(やっぱり変換がメンドクサイからピザでw)の感じられる味わいが好印象なピザポテトらしいピザポテトでした。今回はトッピングのチーズだけでなく、味付けパウダーの散布量にも結構なムラがあったので、やけに明太子の濃い個体があったり、やけにバジルの濃い個体があったり、ほぼチーズな個体があったりw ちょっと安定感に欠ける仕上がりだったんですけど、まぁそれもピザポテトっぽいというか、濃い味の宝探しっぽい雰囲気が食べてて楽しかったですw


さて、本日の一杯は、エースコックの「スーパーカップ 大盛り油そば」です。ややレトロでシンプルなパッケージのデザインと、これまた大盛り油そばというシンプルなネーミングから、しれっと何食わぬ顔で通年商品として売られていたかのような、新商品らしからぬ雰囲気を醸し出していますよね。でもスーパーカップから油そばがリリースされるのは、おそらく今回が初めてだと思います(つい最近「ブタキム油そば」もリリースされましたがw まずは先人から…)味は敢えて奇を衒わぬ油そばの王道をイメージしているのですが、ひとつ心配なのは塩気のカド。エースコックの製造する油そば系のカップ麺って、いつも無駄に塩っぱいんですよねぇ…





たれは、「しょうゆに、肉感のあるチキンとポークのエキス、ガーリックなどを加えることで、チャーシューだれのようにほんのりと甘みのあるしょうゆだれに仕上げ」て、「たっぷりの豚脂がめんに絡み、豚の甘みが食欲をそそ」るとのこと。まず真っ先に飛び込んできたのは動物油脂のジャンクなコクで、一口目から「これぞ油そば!」とでも言わんばかりのオイリーなコッテリ感。もうね、いきなり唇テカテカですよw で、かえしは製品説明の通りチャーシューの煮汁を彷彿とさせる甘味を帯びたタイプで、懸念していた塩気のカドは想像していたほど攻撃的ではありません。やや後半にかけて蓄積されていく塩カドはあったんですけど、多めの動物性油脂とタレの甘味が適度にカドを削り、また一定の塩気を効かせることで、のっぺりピンボケしたような印象を抱かせない工夫となっていました。食塩の塩気よりも醤油の塩気(って違いますよね?)が手前にあったので、それも功を奏していたのかもしれません。油そばらしい重厚感あふれるジャンクでオイリーな仕上がりでありながら、適度な辣油のアクセントと、ほのかな酸味が後味を引き締め、程よいガーリック感が旨味を後押し。効果的だったのがオイスターソースの隠し味で、オイスターソース特有のコクが味に奥行きを生み、ジャンクな路線でありながらも大味ではないことに好感が持てました。何かが突出しているわけではないものの、王道を地で行くような雰囲気に価値が見出せるのではないでしょうか。奇抜なインパクトこそありませんでしたが、バランス型としての総合力が物足りなさを抱かさせず、想像以上に手堅くも無難な一言では終わらせないタレに仕上がっていました。

めんは、「しっかりとしたコシと弾力を併せもつ太めん」で、「程良い味付けで最後まで飽きのこないめんに仕上げ」たとのこと。かなりモッチリとした丸刃の太麺で、加水率の高い密な粘り気のある弾力がエースコックらしいですね。程よい味付けでと製品説明には書かれていますが、食塩の他に使用されている味付け調味料は砂糖だけ。ただ、こういった工夫がタレとの一体感を高めることに寄与しているのだと思います。自分は油揚げ麺特有の甘味が結構好きだったりするんですけど、砂糖で増長されたのか、なかなか今回いい感じでした。って、伝わりますかねw 麺単体としての自己主張は激しく、オイリーなタレを物ともしない存在感。ただ、タレの油脂成分が功を奏したか、油揚げ麺特有の野暮ったい風味は目立って感じられなかったし、油そばらしい麺でした。個人的な内臓事情から、タレの油脂成分と食べ応え抜群な太麺を飼いならすことが出来ず、⅔ほど食べた時点で完全に持て余してしまったんですけど…w 食べ応え重視なスーパーカップからの油そばというエグいテーマなので、それを承知で買っている人には喜ばしいメリットだと思います。

かやくは、「シャキシャキとした食感の良いキャベツ、色調の良いなると、ねぎ、唐辛子」とのこと。正直、構成的にも量的にも、かなり具材は貧弱ですね。キャベツも量が多いわけではなかったし、ほとんどネギも飾り状態。ナルトは見た目の演出に効果的だったのと、実際に食べると魚肉練り製品らしい旨味が感じられ、例のスポンジ野郎が入っていなかったのも好印象だったんですけどw もうちょっとキャベツは弾んで欲しかったかなー。あ、唐辛子はですね、ちっちゃいくせに効果絶大なんですよ。エースコックの輪切り唐辛子は、輪郭のある辣味も然る事乍ら、唐辛子特有の芳ばしさが印象的で、油脂成分の多いタレの中でハッキリとしたアクセントを演出してくれます。ただ、数えたら4個しか入ってなかったのが淋しいところw それでも存在感は明白だったので、かなり印象が良かったんですけどね。まぁタレの重さ的に、軽く20個くらいは入れて欲しかったところですが…w タレの方向性が実にオーソドックスだったので、メンマとか入ってると嬉しかったです。


(標準は★3です)

個人的に半分くらいまで★5、半分を過ぎた頃合いから★4、食べ終わる頃には★3…な、感じだったんですけどw これは自分の胃袋許容範囲的な問題が大きく影響しての失速ですし、この製品が見据えている顧客層やコンセプトを踏まえると、評価は下げるべきではないと判断して、総評は上出来の★5としました。やや具材の寂しさこそ否めなかったものの、誰が食べても王道の油そばをイメージできるであろうタレのベーシックな方向性と、油そばにピッタリな食べ応えのある存在感の強い油揚げ麺もイメージにマッチしていたし、まさにシンプルイズベストな良作だと思います。クラシックな王道路線の油そばが好きな人にとっては、しっかり楽しめるカップ麺になるでしょう。反面、油そばというジャンルに抵抗のある人や、大盛り系はちょっと…って人は絶対に回避してくださいw あ、ちなみに後半は失速したと書きましたが、お酢かけたら意外と完食できちゃたのはココだけの話w ベースが王道だったので、お酢との相性はバッチリでしたよ。パッケージのデザインから感じた雰囲気や、実際の仕上がりを踏まえると、期間限定の新商品としてではなく、このまま通年販売する定番のラインナップに加え、レギュラー化を狙っているのかもしれません。そう素直に思える完成度の高さだったし、油そば系の通年商品は思い当たらないので、確実に需要はあると思います。もちろん、一部の客層からですけどw いやでもちょっと想像以上というか、しっかり手堅く、それでいて無難な印象で終わらない仕上がりから、思っていた以上に完成度の高さを体感できた一杯でした。油そばが好きな人は、試す価値大ありだと思います。これはブタキムバージョンにも期待できそうですね。もしレギュラー化するのであれば、リニューアルの際にメンマの追加お願いします。あ、肉そぼろの追加は別に要らないですw

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© Posted by taka :a
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