サンヨー食品の記事 (1/27)

サンヨー食品「サッポロ一番 ご当地マシマシ こってり&ネギ特盛 博多豚骨ラーメン」



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今回の冒頭ネタは、アサヒの新商品「アサヒスーパードライ エクストラハード」です。2017年に発売30周年を迎える「アサヒスーパードライ」の特別限定醸造商品だそうなんですけど、何度かリリースされていた「エクストラシャープ」と違うの? というのは野暮な疑問でしょうかw もともとスーパードライは “辛口” と “キレ” を最重要視した、典型的な喉で呑ませるタイプのビールだと思っているのですが、今回さらにドライの持つ特性にフォーカスを絞ってブラッシュアップしてきたような印象ですね。実際、コクや旨味で楽しませるようなビールではなく、喉越しとキレで飲ませるスーパードライらしい仕上がり。やや副原料に使用されているコーンとスターチの風味に加え、若干のアルコール臭が気になるところではあるものの、ガス圧は高く、スーパードライ史上最高発酵度の名に相応しいキレ味で、まさにグビグビと喉を鳴らすように流し込むのが正攻法とでも言わんばかりのテイストです。自分は喉が弱いので、この飲み方しちゃうと後日すぐに酒焼けハスキーボイスいっちょあがりなんですけどもw アルコール度数も5.5%と少し高めの設定で、力強い飲み応えを意識したイメージ通りの一杯でした。スーパードライが好きな人は間違いなく楽しめると思いますし、スーパードライが苦手な人は間違いなく好みに合わないビールだと思いますw 自分はカンカン照りの真夏日を除いて、あまりスーパードライを好んで飲まないので、時期的に受けた印象は後者寄りだったんですけど、スーパードライの正統な進化版と思えた仕上がりには確かな需要の高さを感じました。ただ…なぜ夏に合わせてリリースしなかったのかとw いや、あくまでも今回は布石の段階で、夏に合わせた特別な記念商品のリリースも控えているのでしょうか。ちなみに現在、アサヒスーパードライ発売30周年記念企画として、氷点下のスーパードライが飲める「必ずもらえるキャンペーン!」絶賛実施中なので、興味のある方はシール集めて貰っちゃってくださいな。


さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 ご当地マシマシ こってり&ネギ特盛 博多豚骨ラーメン」です。やや滑り出しで躓いた感の強かった第1弾の「肉特盛&辛さ強め 台湾ラーメン」から、第2弾の「濃いめ 横浜家系ラーメン」ではマシマシの指標がポジティブな位置に着地して、迎えた第3弾は、「こってり&ネギ特盛」にマシマシのフォーカスを絞った「博多豚骨ラーメン」と来れば、もう期待せずにはいられません。斯く言う私、実際のラーメン屋さんでは豚骨ラーメンの注文率が99%という専ら豚骨一辺倒野郎でして、しかも濃厚こってり系の一般的にはネガティブとされるアクの強いタイプが好みなので、もしマシマシの指標を履き違えていなかったら…と、期待せざるを得ない反面、もし想像と違ったら…かなりダメージがデカいパターンのヤツw ちょっと今回は豚骨ラヴァーのバイアスが良くも悪くも総評に響く可能性が…ってことで、先に謝っておきますねスイマセンw




こ…この香りは…!!

スープは、「粘度があり、豚骨エキスの濃厚でこってりとしたうまみが特徴の豚骨味」とのこと。ガチの豚骨ラーメン屋さんの生臭い(褒めてますw)豚骨臭とはベクトルこそ違うものの、フタを開けた瞬間から主張を放っていた獣臭は特筆すべきラインにありますね。別添の小袋は付属していない為、粉末スープチックな豚骨感ではあるものの、きちんと豚骨の “骨っぽさ” が意識されている香りです。然し乍ら、実際の味に香りほどのインパクトは感じられません。と言うのも、グルタミン酸ナトリウム系の主張が鼻に付くレベルだったんですよね。ある意味、とろみも不自然ではなかったんですけど、後半にかけて纏わり付いてくる旨味過多な印象が否めませんでした。で、タイトルは「博多豚骨」となっていますが、漠然としたイメージの雰囲気は、「博多」よりも「久留米」の印象が強いテイストでしょうか。もちろん各店の方向性によって、一概に博多だから、久留米だからと地域性で分類は出来ないものの、濃厚ながらも比較的ネガティブな癖を抑えた博多系の洗練された豚骨スープというよりも、骨の髄まで容赦無く炊き出した荒々しさを意識しているような、久留米系のワイルドな豚骨感。原材料の構成を見ても、如何に豚骨を重視しているのかが分かる内容で、野菜系のエキスや鶏系に下支えをさせることなく、魚介系の要素も一切入れず、ポークエキスを筆頭に、豚脂とポークコラーゲンがコクと厚みをサポート。豚由来の成分を3種掛け合わせ、尚且つ他に出汁となる成分を用いていないシンプルさには好感が持てました。後味にカップ麺特有の酸味を感じるのですが、それは雑味としてではなく、捉えようによっては本格さの演出と思えなくもないような…いや、こじつけかもしれませんがw 味としては良くも悪くもカップ麺らしい印象が否めなかったんですけど、香りは非常に良かったです。ちなみに必要なお湯の目安量は410mlでしたが、370mlで喫水線に達しました。かえしの主張も強めにあったので、お湯の量は気持ち少し多目に注ぐと良いやもしれません。

は、「しなやかさがありつつも、しっかりとした食感で食べ応えがあ」り、「滑らかでのど越しがよい細麺がスープとよく絡」むとのこと。プリプリとした食感の中細麺で、ほんのり奥から上がってくる油揚げ麺特有の甘味がサンヨー食品らしい(マニアックな目線でスイマセンw)縮れの付けられた油揚げ麺です。一応、題材は博多となっていますが、博多麺を思わせるパッツン系のバリカタ極細ストレート麺とかではなく、極めてオーソドックスなタイプの油揚げ麺ですね。特に麺への拘りは感じられなかったんですけど、価格帯を思えば許容範囲内のスナック感だと思います。博多のイメージで行くと少し太めにも思えるのですが、スープの項目でも触れたように、久留米のイメージで行くと当て嵌まるサイズ感でしょうか。

具材は、「ネギをふんだんに使い、『ネギ特盛』にし」て、「ネギのさわやかな風味と肉そぼろのうまみがスープのおいしさを引き立て」るとのこと。ストレートな豚骨スープには、やはり大量の青葱ですよ。で、たしかにネギ特盛なんですが、日清食品の「麺ニッポン 京都背脂醤油ラーメン」に使われていた九条種ネギほど強烈な風味ではなく、しっかりとネギの存在感をアピールしながらも豚骨を掻き消すほどの清涼感ではありません。もちろん豚骨スープとのイメージは合っていたし、マシマシの名に恥じない盛り具合でした。肉そぼろは実際の博多豚骨ラーメンに用いられるケースは稀だと思いますし、如何にもカップ麺的な内容で、決して量が多いとは言えないものの、その質は高く、自然な舌触りと肉の旨味、適度な味付けが好印象。 どこぞの粗悪な肉そぼろとは雲泥の差でs(ry 紅生姜やキクラゲも入ってると嬉しかったんですけど、ネギ盛りのインパクトと希望小売価格を考慮すれば、具材に対する不満は特に感じませんでした。あ、でも胡麻は欲しかったかなー。


(標準は★3です)

最終的に残った印象として、博多豚骨なのに久留米っぽいイメージが強かったことにギャップを感じてしまったことと、後半にかけて纏わり付いてくるような化学調味料の旨味過多な味の濃さが自分は気になってしまったんですけど、メーカーの希望小売価格は205円と低価格ラインだったし、調理前から漂っていた香りの良さには素直にインパクトが感じられました。もうちょっと化調を控えた方が、よりダイレクトに獣臭や豚骨らしい骨っぽさを伝えられたような気もしたんですけど、ある意味 “魔法の粉” 頼みのラーメン屋さん的な良さ? が、あると言いますかw カップ麺にも通じるジャンクな魅力の相乗効果的な感じで? コレはコレでアリなんだと思います。こってり感を強く意識したことで、化学調味料特有の旨味過多な印象と、博多から久留米にシフトしていたような仕上がりにギャップを感じるか否か、そんな部分がターニングポイントになってくるかもしれませんが、たっぷりネギのインパクトは記憶に残る内容だったし、きちんとマシマシのコンセプトは体現できていたと思います。厳し目に見ると個人的には★3か、かなり厳し目に見ると★2だったんですけど、コンビニ以外なら200円以下で捕獲可能ですし、立ち昇る湯気から香ってくる骨っぽい匂いは素直に好印象だったので、及第点にプラスマーク追加しました。これで味も香りと同じくストレートに骨っぽかったら、★5…いや、★6も夢じゃなかったんですけどね。少し香りから得た期待値が高すぎたのか、自分はギャップを感じてしまったんですけど、決して悪質な製品ではないですよ。なんか読み返してみると悪く書いてるように見えますがw 一応、総評は “標準+α” なので。化学調味料による人工的な旨味成分でも大丈夫そうなら、★4くらいで見てやってください。


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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サンヨー食品「サッポロ一番 極出汁 鯛あらだし うま味奥深き淡麗なる塩らぁめん」



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以前、冒頭にて「ヱビス 華みやび」の感想をアップしたんですけど、その際に強制召喚した、カップ麺界に於ける狂乱の貴公子(そうなの?w)こと私 taka :a のマイメン(心の友)「ポイントサイトで美味しいワイン!~貯めたポイントでワインを満喫~」のオーサーで、年間約200本のワインを嗜んでいるポイントサイト界の華麗なる貴公子、バカワイン氏(@pointsitedewine)が、素敵なアンサー記事を投稿してくれました。「ビール党必見!話題のヱビス華みやびを世界一のホワイトビールと飲み比べた結果!」気になる記事の内容は…リンク先にて直接チェキラです!


さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 極出汁 鯛あらだし うま味奥深き淡麗なる塩らぁめん」です。やったら長い商品名が相変わらず気になるところではあるもののw「極出汁」の「鯛あら」ですよ、奥さん。しかもヘルシーなノンフライ麺ですよ、奥さん。サブタイトルも「うま味奥深き淡麗なる塩らぁめん」とか…もう絶対に美味しいヤツw なんて、まんまと煽られている筆者なんですけど、「瀬戸のほんじお」(瀬戸内地方・備前岡山の海水100%使用)とか、実食前の段階から尋常ではない気合の入れ様を感じているのですが、期待通り出汁を極めた仕上がりか、はたまた見掛け倒しの内容か、このハラハラ感が堪りませんですなw ←





スープは、「瀬戸内地方・備前岡山の海水100%を使用した、まろやかで深い味わいの瀬戸のほんじおと、鯛の奥深い旨みが味わえる淡麗系塩ラーメンスープ」とのこと。いやいやいや…極出汁とは、よく言ったもんだと…今回のスープ秀逸ですよ。まず立ち昇る湯気からして鯛の香りがハッキリと感じられ、実際の味わいも然り。鯛特有の風味がフロントに立ち、あらだし感を体現。それでいて興味深かったのが、複合的な魚介の旨味。最初は香りも相俟って、まず鯛を感じるのですが、余韻として残る表情の中に、鰹の芳ばしくて膨よかな節系の旨味、それとはベクトルの違う鱈の淡白かつ豊潤な旨味、そこへ煮干のシャープな旨味が重なって、実に表情豊かな余韻が舌を楽しませてくれます。さらに昆布エキスが重なることで、旨味の相乗効果が図られ、出汁の質がワンランク上の水準に。動物性の原材料にはチキンエキスが組み込まれているのですが、あくまでフレームワークの一端として要所を下支え的に繋いでいる存在に過ぎず、旨味の指標は紛うことなく魚介の出汁が握っています。そして、もうひとつのポイントは塩気。スープの食塩相当量は4.6gと少し高めの数値なんですけど、人工的な食塩の刺してくるようなトゲトゲしさは感じられず、むしろ塩特有の甘味を彷彿とさせる質の高い塩気。スープにコクを与える油脂成分も動物油脂ではなく植物油脂がメインですし、これによって体感的にも淡麗系のスッキリとした印象を尊重しているような味わいでありながら、鯛の風味と複合的な魚介の旨味によって、淡麗を希薄とは捉えさません。極出汁の名に相応しい旨味の濃度と繊細さから、実食前の期待値を裏切らない完成度の高さでした。

は、「黄色みの強い存在感のある幅広の麺」で、「スープがよく絡む張りとコシのあるちぢれ麺」とのこと。しっとりとした加水率の高いノンフライ麺なのですが、多加水麺ほど粘りを重視したタイプではなく、程よい密度の自然な弾力。小麦の香りも主張し過ぎず、それでいて弱過ぎず、でも小麦らしい香りと甘味はハッキリと感じられる適切な小麦感。表面はツルツルとしていて喉越しが良く、それでいてスープを弾くほどキメが細かいわけではなかったので、スープとの一体感も申し分ありませんでした。淡麗系の塩スープには繊細な細麺、というのが自分の中では定石だったりするので、そのイメージで行くと少し太めに思えたのですが、メーカーの説明文ほど主張の強いノンフライ麺ではなかったし、実際に今回のスープとは丁度いいバランスだったと思います。後半にかけて麺とスープの一体感が見る見る増すタイプだったので、少し柔らかめになってきた頃合いがピークかもしれない。

具材は、「えび風味団子のうまみとメンマのコリコリとした食感が、おいしさを引き立」て、「ねぎ、花型かまぼこ、白髪ねぎを加えて彩りよく仕上げ」たとのこと。えび風味団子,花型かまぼこ,ねぎは、おそらく「和ラー 能登 海老汁風」と同じ個体ですね。鯛摘入じゃないのは少し残念でしたが、えび風味団子はプリプリ食感で、風味もイイ感じ。メンマは目立ってなかったかなー。でも意識的に食べると厚みのある部分はコリコリしてて、箸休めに良かったです。ねぎは青葱と白髪葱の2種類入っていて、青葱は量が多く、それでいて邪魔にならないギリギリのライン。で、青葱の食感が結構いいアクセントになってるんですよね。そして白髪葱は青葱とは違うシャープな方向性から変化を演出していて、これがまた引き立て役として実に効果的な存在に。花型かまぼこは見た目的な要員に過ぎなかったものの、文字通り透き通ったスープに映えていて、きちんと製品を彩ってくれていました。


(標準は★3です)

うん、実食前に期待値を容赦なく煽ってくれただけのことはありましたよ。全体の構成と雰囲気を旅館に例えて解説すると(必要性の有無に関するコメントは受け付けませんw)高級な佇まいと厳かな外観(パッケージ)から、しっかりと高級感をアピールしつつ、出迎えてくれた少し癖のある女将(鯛)の存在感も然る事乍ら、裏でスタンバイしていたスタッフたち(鰹と鱈と煮干)の繊細かつ大胆なパフォーマンスと丁寧な受け応え。足元を見ると掃除の行き届いた真っ赤な絨毯(昆布)が敷かれていて、ふと小物(具材)に目をやると、決して賑やかとは言えないが、ポイントを押さえつつ無駄のない洗練された飾り付け…みたいな?(書いてて楽しかっただけですスイマセンw)もし取得価格が250円台でも★5を付けていたと思うので、希望小売価格を加味してプラスマークを追加しました。淡麗系でありながら、味の物足りなさは皆無に等しく、大層なネーミングにも名前負けしていなかった出汁の極まるスープの完成度も然る事乍ら、基礎水準の高いノンフライ麺に、工夫でボリュームを補っていた具材構成と、想像していた以上に隙の無い一杯でした。出汁を重視した淡麗系の塩らーめんが好きな人は、まず間違いなく楽しめると思いますよ。あ、でも魚が大丈夫な人限定ね。塩気の塩梅も適正に効かされていたし、鯛をベースにした淡麗系の塩らーめんの鑑とも言える、とても優れた一杯でした。

※本日のみ、試験的に予約投稿時間を12:00から18:00に変更しております。

サッポロ一番 極出汁 鯛あらだし うま味奥深き淡麗なる塩らぁめん (1コ入)
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サンヨー食品「サッポロ一番 野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン」



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今回の冒頭ネタは、サッポロビールの新商品「ヱビス 華みやび」です。缶のデザインが「シルクエビス」と似ていますが、全くの別物。100年以上の歴史を持つヱビス史上初の上面酵母を使用したホワイトビールで、1,000株以上の酵母バンクから、約2年半かけて選別した唯一の酵母を使用しているとのこと。口当たりは優しく、喉にかけて抵抗なく流れて行き、柔らかい飲み易さの中から確かに見える華やかさと、膨よかさを両立した香りと旨味。いつものようなヱビスらしい重厚感は皆無に等しい為、黙って出されたらヱビスの亜種であると言い当てるのは不可能に近いでしょう。そんなヱビスらしからぬ仕上がりではあるものの、これまでのヱビスとは全く異なる新たな美味しさ、というコンセプトなので、このギャップは正解。中でも無濾過を思わせる旨味とヴァイツェンらしい独特のエステル、大麦麦芽と小麦麦芽が織り成すエールらし甘味が印象深く、一言では形容し難い気品あふれる世界観の持ち主でした。ガス圧は低く、苦味や酸味などは控えめなので、そういった部分にビールのネガティブさを感じている人にとってはハードルの低い一杯になると思いますし、反対にビール党の玄人目線で見ても見所が多く、初心者からプロまで楽しめるようなポテンシャルの高さを秘めていると思います。「華みやび」というタイトルに名前負けすることない洗練された印象と、確かな完成度の高さを感じた一杯でした。これはジョッキ(ありえない!)や、タンブラー型のグラスではなく、是非ともワイングラスで楽しんでいただきたいですね。というわけで、久々に「ポイントサイトで美味しいワイン!~貯めたポイントでワインを満喫!~」の管理人であり、我が心の友…バカワイン氏を強制召喚したいと思います(今回は事前に告知無しのサプライズ召喚w)彼のレビューにも期待しましょう!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン」です。二郎系にインスパイアされたサンヨー食品のオリジナルカップ麺かと思っていたのですが、東京の渋谷センター街にある「野郎ラーメン」という二郎系のラーメンを提供している店の監修商品だったんですねコレ。あまり自分は二郎系のラーメンとは縁がないので、こうやってカップ麺で再現してもらえるのは有り難いです。まぁボリューム感に関して言えば、実際のラーメンとは比べ物にならない差があるのでしょうけれどw 二郎系のラーメンは、こってりしてて野菜やニンニクたっぷりなイメージが強いんですが、そんな感じのカップ麺だったらいいなー。





スープは、「豚骨エキスのうま味に、ガーリックのコクを合わせ、炒めた野菜の香ばしい風味をきかせた濃厚豚骨醤油味のスープ」とのこと。まず特筆すべきポイントは、別添の特製調味油を加えた瞬間に漂ってくる香り。まるでモヤシを炒めたような野菜炒めっぽい芳ばしい香りと、やや特有のクセを残した豚脂の主張。スープのベースからは、これといってインパクトや攻撃性は感じられませんが、たっぷりのモヤシをラードで炒めたような炒め野菜を彷彿とさせる特製調味油の個性はハッキリと記憶に残る存在感でした。二郎系のイメージ的に、もっとニンニクのエッジはガッツリと効かせて欲しかった、というのが個人的な不満だったりもしたんですけど、こってりした豚脂の主張と、しっかり攪拌しても最後まで鳴りを潜めなかった炒め野菜の調理感は特筆すべきに値する個性だと思います。糖類による甘味が必要以上に目立っていたような気がしないではないものの、ジャンクさの演出と思えば、これはこれでと思える甘味でした。総じて特製調味油に随分とコストを持っていかれたような嫌いは否めませんが、それだけのインパクトはありますよ。

は、「味付けをすることでスープとなじみのよい、しっかりとした食べごたえのある太麺」とのこと。かなり厚みのある極太サイズの油揚げ麺で、粉っぽく、ゴワゴワとした食感。油揚げ麺特有の風味も容赦なく、もっちりとした多加水麺系の粘りや弾力なども感じられず、ひたすらワシワシと食べ進めるのが正解とでも言わんばかりの無骨な油揚げ麺です。正直、5分では戻りませんw 粉っぽいと感じたのも、単純に麺が戻り切っていないだけ、みたいな。で、時間が経ったところで粘り気が増すわけでもなく、ただただワシワシごわごわワシワシごわごわ…w でも二郎系の麺と洗練されたイメージって相反する存在だと思いますし、潔く無骨なイメージは正解だと感じました。油揚げ麺臭も二郎系のジャンクなイメージと通じる部分があったり、油揚げ麺特有の風味もサンヨー食品の袋麺で感じるような甘味を帯びたタイプだったので、もちろん好みによっては否定的な意見が聞こえてくる事も認めますが、製品のコンセプトを思えば間違ったチョイスではなかったと思います。

具材は、「キャベツともやしのシャキシャキとした食感は食欲をそそり、チャーシューのうまみがスープによく合い、おいしさを引き立て」るとのこと。うーん、二郎系にしては寂しいですね。キャベツもモヤシもシャキシャキで美味しかったんですけど、平均値を逸脱するような量ではありません。チャーシューもチップ状のハムっぽいヤツで、こだわりは感じられませんでした。スープの項目でも触れましたが、今回は特製調味油に全力を注いだような仕上がりだったので、どうしても具材のボリューム的な面は、致し方なかった項目なのかもしれません。


(標準は★3です)

明白な豚脂の存在感から、こってり系に分類しても差し支えなかったのですが、特にニンニクの攻撃性が感じられるわけではなく、二郎系インスパイアにしては大人しいというか、そういったギャップを感じたりもしたんですけど、モヤシをラードで炒めたような調理感のあるスープはハッキリと印象に残りました。通常、二郎系のヤサイは茹で野菜がデフォ、みたいなイメージが自分の中では強かったりするのですが、今回のスープで感じた調理感は明らかに炒め野菜の風味だったので、それが店の特徴なのかなー、って。やや特製調味油の作り込みに感けて他の部分が手薄になったような印象こそ否めなかったものの、小袋のデザインもサンヨー食品では毎度お馴染み使い回しの「仕上げの小袋」ではなかったし、その内容も明白な個性を演出することに寄与していたので、野菜が少ないという二郎系にしては致命的にも思えた欠点を含めた上で及第点に★ひとつプラスしました。ただ太さだけを追い求めたような無骨な油揚げ麺も二郎系のイメージが相俟ってプラスに作用していたし、兎にも角にも特製調味油の存在感が特筆すべき位置にあったことと、そこに店の雰囲気を感じられたのが良かったです。こういう二郎系もあるんだなー、って勉強になりました。いや、本物は知らないんですけどねw 二郎系の攻撃性が欲しい人は、ここにチューブの生おろしニンニクとか入れたら結構化けると思います。豚脂のアブラっぽさや無骨な太麺が苦手な人は華麗に避けられたほうが賢明ですし、二郎系らしい攻撃性に期待を寄せている人は物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、なかなか個性的で面白く、ジャンクな一杯でしたよ。ちなみに何度も何度も「郎」が「朗」になってないかチェックしまくったのはココだけの話w ←


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サンヨー食品「サッポロ一番 麺の至宝 四川麻婆味刀削風麺」



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今回の冒頭ネタは、湖池屋の新商品「KOIKEYA PRIDE POTATO 松茸香る極みだし塩」です。前回記事の「秘伝濃厚のり塩」に続くプライドポテトで、まず開封した瞬間から漂ってくる香りが実に豊潤。目を瞑って香りを嗅ぐと、まるで高級料亭のお吸い物の蓋を開けた瞬間と錯覚するほどの香りです。そして、実際の味わいも然り。鰹と昆布による繊細かつ大胆な臨場感あふれる上品な出汁の旨味から入り、そっと松茸の香りが鼻を抜け、ラストノートを3種の塩(焼塩,藻塩,平釜炊きの塩)が引き締めます。やや自分には塩気が強かったことと、ブドウ糖による甘味の演出が若干ながら気になったものの、有無を言わせない上品さ、特に印象的だった香りから、ウマい…と、言わざるを得ない説得力を感じました。取り分けリアル過ぎる香りは特筆すべき水準にあったので、是非これを食べる前は開封時に袋の中へ鼻を突っ込んでくださいw ほんと、高級料亭のお吸い物に匹敵するレベルですから。


さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 麺の至宝 四川麻婆味刀削風麺」です。定期的にリリースされている「刀削風麺」ですが、タテ型は今回が初めてですかね。当ブログでは、どんぶり型の「とろみ醤油」と、「とろみ塩」の2品、そして「汁なし担担」を記事にしてきました。テーマが四川麻婆味なので、麻婆豆腐好きとしては自ずと期待値がw しかもパッケージの側面には「四川省花椒使用」なんて書いてあるじゃないですか。具材の豆腐にも期待しつつ、麻婆らしい花椒の麻味(痺れ感)と、唐辛子の辣味(辛さ)にも注目ですね。





は、「特殊切刃を使用することで刀削風麺を再現し」て、「麺の厚みの違いによりつるつるとした食感と、しっかりとした食べ応えを楽しめる、スープの絡みがよい麺に仕上げ」たとのこと。汁なし,どんぶり型ともに熱湯5分の太麺だった刀削風麺ですが、容器の仕様に合わせてか、湯戻し時間は5分から3分に縮まり、麺の幅は狭く、厚みも薄くなっています。なので、これまでよりも麺単体としての自己主張は弱いですね。麺の片側は厚く、もう片側は薄い独特の形状から、ランダムな口当たりが個性となっているのですが、熱湯5分の刀削風麺ほどインパクトは感じられません。トロミのあるスープは保温性が高く、また麺自体が伸びやすいタイプだったので、のんびり食べてたら後半はコシもヘッタクレも無くなってしまいます。ただ、麺とスープの一体感は特筆すべきレベルにあって、今回の刀削風麺は食感の個性よりもスープとの一体感を最重要視しているように感じました。麺の存在感はスープに埋没気味だったんですけど、この敢えて同化したような状態も悪くないな、と。自分は猫舌なので、食べ終わるまでに時間が掛かり、後半は伸びてフヤけたカップヌードルの麺(カップヌードルにしては異例の太麺バージョン)みたいな感じになってしまったのですがw これはこれで悪くなかったです。

スープは、「厚みのある味わいのポークエキスをベースに、みそ、しょうゆのうまみを合わせ、唐辛子、四川省産の花椒で辛みを加え、さらにラー油を使用することで、奥深い味わいに仕上げた麻婆味のスープ」とのこと。ベースには甜麺醤を彷彿とさせる甘味を帯びた味噌感が漂い、きちんとポークエキスで動物系の厚みを演出。表面に浮かぶ辣油で見た目は辛そうにも見えますけど、辣味は大したことありません。一般的に見てもオマケしてピリ辛ちょい上くらいで、少なくとも辛口には満たない刺激レベルでしょう。唐辛子の刺激に期待すると物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、多めの辣油は雰囲気の演出に効果的だったし、今回は花椒の清涼感が印象的だったんですよね。そこまで強烈な麻味ではなく、あくまでも上品な痺れ感だったんですけど、鼻を抜ける香りと鮮度の高い清涼感は印象に残るポイントでした。自分の期待値が高すぎたのか、やや刺激の面では物足りなさを感じてしまったものの、ビリビリとした花椒の刺激に慣れていない人が食べたら、ちょっとビックリしてしまうかも。味の方向性としては、本場よりも日本人向けのテイストでしたが、麻婆豆腐らしいポイントはソツなく押さえていたし、一般ウケを狙った路線としては花椒も強めに感じたので、良い立ち位置だったと思います。トロミも自然だったし、これによって麺とスープの一体感も飛躍的に向上していました。

具材は、「豆腐のやわらかな食感と甘み、肉そぼろのうまみがスープとよく合い、食欲をそそ」り、「ねぎのさわやかな風味がスープのおいしさを引き立て」るとのこと。今回のメイン具材とも言える豆腐ですが、これは完成度が高いですよ。カップ麺に入る豆腐にしてはサイズが大きく、滑らかな質感と自然な大豆の風味からリアリティは高かったし、昔の乾燥豆腐に有り勝ちだった不自然な酸味も感じられません。今回は刀削風麺や四川省産の花椒がセールスポイントになっていたんですけど、最もインパクトを感じたのは、ある意味この豆腐だったかもしれません。美味しい。肉そぼろはサイズが小さく、量も少なかったのですが、やや濃い目の味付けと明白な肉の旨味から、時折ふと口に入った時の存在感は効果的で、引き立て役に徹した挽肉らしい旨味のサポート感が麻婆らしさの演出としても大きく寄与していました。毎度の事乍ら、どこぞの肉そぼろにも見習っていただきt(ry

(標準は★3です)

自分は「四川」の文字に期待し過ぎてしまったのか、やや刺激の面で物足りなさを感じてしまったものの、日本人好みの麻婆豆腐として見れば、そのイメージを裏切らない仕上がりだったので、一般的にはギャップの少ない味だと思います。花椒のうち四川省産花椒70%使用というのがポイントになっていましたが、今回はタテ型のカップ麺なので、原材料の質よりも含有量を意識したほうがインパクトになって良かったんじゃないのかなー、っていうのが個人的な見解だったりもするんですけど、花椒の清涼感は印象に残りました。どうしても四川=本格的なイメージが生まれてしまうので、本場の本格感に期待すると日本人向けのテイストに物足りなさを感じてしまうのですが、麻婆豆腐としてのイメージに激しい狂いはなかったし、スープとの一体感を重視した油揚げ麺と、クオリティの高かった豆腐の満足度から、及第点に★ひとつプラスしました。あくまでも方向性は四川より日本の麻婆豆腐、って感じだったので、それを念頭に置いて挑めばイメージ通りの味なのではないかと思います。で、以下余談…ふと思ったんですけど、豆腐を乾燥させてるのに高野豆腐っぽくないのって不思議ですよねw あ、凍結させなかったら関係ないのかな…どうなんだろう。豆腐干ともニュアンスは違うし…いや、マジで気になってきたw


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サンヨー食品「サッポロ一番 麺屋よこじ監修 三河ブラック 煮干し香る黒醤油ラーメン」



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品「じゃがりこ コーンバター味」です。2017年…じゃがりこのトラウマも克服しつつあるので、今年は攻めますよw ファミリーマート・サークルK・サンクス限定品で、テーマはコーンバター。ほんと想像通りの味というか、最初は芋の旨味と塩気が先行するんですけど、じっくり噛んでいると濃厚なバターのコクとコーンの甘味がジワジワと押し寄せてきて、余韻に残る味は紛うことなきコーンバター。砂糖と人工甘味料も手伝っての甘味ですが、コーンパウダーの主張が明白なので、コーンの甘味とイメージが上手にリンクしてますね。意外とバターのコクもしっかりしてたし、きちんと期間限定らしい個性が感じられたのも良かったです。税込価格は152円とコンビニ仕様ですけど、じゃがりことコーンバターが好きな人はイメージとのギャップが生じることはないと思いますし、値段を踏まえても満足できるでしょう。やっぱり美味しいなー、じゃがりこ。でも油断した頃に刺さりそうなんでw まだ完全に気を許すことは出来ませんが…

さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 麺屋よこじ監修 三河ブラック 煮干し香る黒醤油ラーメン」です。ファミリーマート・サークルKサンクス限定発売のカップ麺なんですけど、公式のアナウンスは一切ありませんでした。恥ずかしながら今回のカップ麺で初めて「麺屋よこじ」というラーメン屋さんの存在や、「三河ブラック」というジャンルのラーメンがあることを知ったのですが、麺屋よこじは愛知県豊田市にあるラーメン屋さんで、三河ブラックはサブタイトルの通り、煮干黒醤油系のラーメンみたいですね。煮干系は大歓迎なんですけど、黒醤油系は醤油の主張が過度だと私の苦手ジャンルなので、ちょっと不安な要素があったり…でも、「富山ブラック」とかは大好きなんですけどね。





は、ちょっと面白いですよ。同社の「とら食堂」に使われていた “手打ち風めん” に近い印象の縮れた平打ち麺で、あの麺を細くサイズダウンさせた感じ。原材料を見ると構成は違うものの、片側は薄く、もう片側には厚みが持たされ、両端に非対称な差をつけた形状から、ランダムな口当たりが個性となっていて、オーソドックスな油揚げ麺とは一線を画した存在となっています。やや油揚げ麺特有の風味を手前に感じるタイプではあるものの、サイズダウンが功を奏したか、とら食堂の時に感じたようなネガティブさは控えめでした。相変わらず早い段階から柔らかくなってくるので、経時劣化耐性には弱みがあったんですけど、スープとの一体感は抜群だったし、何と言っても手打ち風のランダムな口当たりが個性的で、きちんと印象に残る油揚げ麺だと思います。もうちょいモチモチ感が持続してくれたら言うことないんですけどね。柔麺が気になる人は、ちょっと早めに食べ始めたほうがいいかもです。って、硬麺がデフォのユーザーさんは、基本的に時間なんて守ってないと思いますけどw 場合によってはフライングしたらヤバいパターンの時もありますが、今回は30秒~1分くらいなら早めに食べ始めても全く問題無いと思います。

スープは、さすが黒醤油らしい真っ黒な迫力のある見た目から、対面時にはプレッシャーを感じてしまったんですけど、実際に味わってみると意外や意外、そんなに醤油の主張が強くないんですよね。いや、それでも黒醤油ベースなので、一定の醤油感と醤油特有のクセや酸味を感じるのですが、あくまでも醤油のコクと旨味を重点的に意識しながら抽出しているような雰囲気で、見た目ほど攻撃的なスープではありません。そして煮干の旨味が強く、かなり骨格が太いです。特有のエグ味を打ち出すほど強烈な効かせ方ではなかったものの、煮干の存在感は明白で、こちらも黒醤油と同じく煮干の旨味を丁寧に抽出して濃度を高めている感じ。そんな魚介感は基本、煮干系の魚粉を中心としたシャープな面持ちなんですけど、宗田節粉末などの膨よかな鰹による節系の旨味がサポート的に組み込まれ、昆布エキスによって旨味の相乗効果が図られています。さらに仕上げの小袋からも煮干から抽出したと思われる魚介エキスが仕込まれているような雰囲気で、小袋の縁に付着したオイルを単体で舐めてみると明白な煮干の存在が感じられました。動物系の旨味はサポート的な要員でしたが、魚介だけでは出せないコクを漏れ無く補っていたし、黒醤油らしさと煮干を主軸にした構成で個性を演出しつつ、意外にも取っ付き易い仕上がりだったので、私と同じように「黒醤油ってことは醤油カラいのかなぁ…」と、不安に思っていた人は、そんなに構えなくても大丈夫ですよ。

具材は、フライドオニオン,味付豚肉,メンマですね。味付豚肉は情緒の感じられないチップ状のチャーシューで、あまり印象に残る肉具材とは言えませんが、入っていて邪魔になるような具材ではないです。メンマは厚みがあり、コリコリとした歯応えで自己アピールしてくるタイプで、定期的に食べると箸休めに嬉しい具材ですね。肉具材とメンマは汎用的でしたが、フライドオニオンは秀逸ですよ。フレッシュな食感と香味野菜特有の香味感がシャープなアクセントを演出しつつ、それでいて玉葱特有の甘味も兼ね備え、量もタップリと申し分の無い存在感です。煮干の効いた黒醤油スープとも抜群にマッチしていたし、かなり好感の持てた具材でした。通常、この手には具材に汎用的な葱も加わるはずなのですが、フライドオニオンの量を考慮してカットしたんでしょうね。これなら情緒の感じられないチップ状の抜く具材でコスト調整も納得というか、具材に対する不満は特に無かったです。

(標準は★3です)

しっかりとした煮干の旨味を軸に据えつつ、あくまでも煮干の旨味を丁寧に抽出したような洗練された煮干感と、予想に反して黒醤油の尖った攻撃性が控えめな仕上がりだったので、三河ブラックというインパクトのあるネーミングから想像していたよりも取っ付き易い一杯でした。逆に黒醤油の攻撃性や煮干のエグ味に期待して手に取った人は優しさに物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、あくまでもサブタイトルは煮干し “香る” ですし、それでいて煮干の旨味は明白、黒醤油らしさも希薄というわけではなかったので、きちんと楽しめる一杯だと思います。ランダムな口当たりが印象的な油揚げ麺も個性の演出に一役買っていたし、たっぷり入ったフライドオニオンから具材に対する満足度も高く、個性的でありながらも良い意味で敷居の低かった窓口の広さから、お店の雰囲気や三河ブラックの特徴が感じられました。そして単純に再現度や監修云々を抜きにして、ひとつのカップ麺として見た時の総合力も高かったです。おそらく皆さんは、我々カップ麺ブロガーのように日頃からメーカーのニュースリリースで発売日をシビアにチェックしたり、予め下調べした上でカップ麺を購入する方は少ないと思いますが、完成度の高い一杯だったので、もっと大々的に公式でリリース発表して欲しかった、というのがマニア的不満でしょうかw とは言え、シンプルでスタイリッシュなパッケージは店頭でも目立っていたし、私の行動圏内にあるファミリーマートでは今でも専用のポップを表示して意欲的にアピールしていたので、積極性のある店頭での販売方針には素直に好感が持てました。その割にブログのネタとして取り上げられていない所為か、まだ売れ残ってるような印象が無きにしも非ずだったりするんですけどw 煮干と油揚げ麺さえ苦手でなければ、一見の価値は大いにアリな一杯だと思います。

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a
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