東洋水産の記事 (1/42)

東洋水産「マルちゃん でかまる 濃厚どろ豚骨ラーメン」



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今回の冒頭ネタは、湖池屋の新商品「スーパー大麦ポリンキー BLT味」です。なんと、スーパー大麦「バーリーマックス」(オーストラリア連邦科学産業研究機構が開発した大麦で、一般の大麦に比べて約2倍の食物繊維量、さらにレジスタントスターチを豊富に含んでいるスーパーフード)が1袋に4000mg以上配合されているそうで、何と無く漠然と健康に良さげなポリンキーがリリースされましたw そういえば2ヶ月ほど前にも「乳酸菌ポリンキー」というポリンキーの変わり種がありましたけど、ポリンキーも健康志向な時代なのでしょうか。さて、開封すると大麦色のポリンキーが待ち構えているわけなんですが、なかなか香りはベーコンレタストマトってます。で、実際の味わいもイメージいい感じですよ。コーングリッツや米粉、大麦粉や小麦ふすま粉の効果か、通常のポリンキーよりも硬めの食感で、漠然とスーパー大麦エクスペリエンスw 味にレタスっぽい風味こそ感じられないものの、トマトの酸味とベーコンの旨味、ほんのりチーズのコクが大麦感の漂う生地の風味と相俟って、なるほどBLTサンドな雰囲気です。これを食べて健康になれるのかどうかは別としてw 一般的なスナック菓子よりも機能性が高いのは間違いないでしょうし、大麦っぽさの感じられる生地の食感と風味、テーマのイメージを裏切らないBLTっぽい味わいから、実食前の期待値以上に完成度の高いポリンキーでした。「新生 湖池屋」ちょっと気合の入れようが今までと違うというか、いま私の中でヤマヨシに匹敵する勢いの注目株です。これ、オススメですよ。間違い無く美味しいヤツ!


さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん でかまる 濃厚どろ豚骨ラーメン」です。エースコックの「スーパーカップ」と、東洋水産の「でかまる」が大盛バケツ型の二大ブランドだと思ってるんですけど、私は専ら東洋水産サイドを贔屓しておりまして…基本、でかまるは何でも美味しいと思う傾向にありますw とは言え、同社の「本気盛」然り、好きなブランドだからこそ厳しく見なければ…と、思っている節もあるので、今回のカップ麺には少し緊張感が漂っているんですよね。と言うのも…「濃厚」「どろ」「豚骨」なんて、私の大好きなワードが盛り沢山なわけでw 豚骨に於ける濃厚の指標は、個人差びよって幅が広かったりもするんですが(骨っぽさや豚骨臭の有無を如何に評価するか)「どろ」で「豚骨」のイメージ的に、豚骨臭は兎も角、やはり豚骨を炊き出したような骨っぽさは感じたいところ。そこがバッチリなら高評価、イマイチだったら叩きます。でかまるだから美味しいんだろうなぁ…でも豚骨感どうなのかなぁ…(これは評価に悩むパターンのヤツw)


また粉末スープ2袋かいw(参考記事



スープは、「ポークの旨味をふんだんに利かせ、にんにくと香辛料で味を引き締めた、どろどろと粘度の高い濃厚な豚骨スープ」とのこと。まずスープの粘度ですが…強烈ですw もはや餡掛け。どろっどろ。今回は粉末スープが2袋入っていて、でん粉を中心としたトロミ成分が仕込まれているので、麺の上に粉末スープをあけたら、その山を目掛けて熱湯を集中的に注ぎ、フタを開けた後は底から徹底的に混ぜてください。で、肝心の味なんですけど…妙に出汁っぽい旨味成分? 舌に纏わり付いてくるほど野暮な主張ではなかったものの、豚骨よりも化調の旨味が先行して感じられるような、ややギミック的なスープです。これはこれでジャンクな旨味と受け取れなくはないものの、骨っぽさよりも人工的な旨味成分(これグアニル酸ですかね?)が手前にあった為、豚骨感に期待して手に取ってしまうと、かなりイメージは違うかもしれません。たしかに「どろ」っとしてて、旨味も「濃厚」なんですけど、肝心の「豚骨」がサードポジションはナンセンスだと感じてしまいました。

めんは、「なめらかで歯切れが良く、弾力のある麺」に、「オニオンとガーリックで味付けしスープとの相性を良くし」たとのこと。お、確かに麺自体からもガーリックとオニオンの香味感が漂ってきますね。意識しなくても超高粘度スープが必然的に(執拗にw)纏わり付いてくるので、麺とスープの一体感については申し分ないのですが、濃いめの下味が飛躍的に一体感を高めて…というか、ほぼ同化しちゃってますw 麺の質感に関しては、取り立てて書く個性は感じられず、よくあるオーソドックスで縮れたスナック的な油揚げ麺、みたいな。うーん、でもちょっとイメージが違うかなぁ。いや、取り立てて書くような個性が無かった分、取り立てて目立った欠点も無かったんですけど、でかまるっぽくないというか。でかまるシリーズの油揚げ麺は、しっとりとした口当たりが印象的で、それが個性だと思っているのですが、そのような面影は皆無に等しく、やや没個性な印象を受けてしまいました。食べ始めこそ硬めの食感が好印象ではあったものの、経時劣化耐性に優れている麺とは言えず、割と早い段階から柔らかくなってきます。しっとりとした口当たりの油揚げ麺もシリーズの売りだと思っている自分としては、残念に映ってしまいました。単純にスナック的な油揚げ麺としては、美味しかったんですけどね。

具材は、「味付挽肉、豚肉チップ、きくらげ、ねぎ」とのこと。2種類の肉具材に大振りのキクラゲという構成から、それなりの気合は感じられるものの、いつもの具材盛り沢山なイメージで行くと、ちょっと今回は寂しいですね。味付挽肉は相変わらず秀逸で、これに関しては文句の付け所がなかったんですけど、豚肉チップはサイズが小さくて、掻き混ぜた後は目立って主張してきませんでした。細切りでないキクラゲはコリコリとした食感が明白で、アクセント的にな要員ではなく、完全なる具材だったのは良かったです。ネギは…存在感ありませんでしたw


(標準は★3です)

たしかに粘度の高さは「どろ」の名に恥じないほど濃かったし、良くも悪くも旨味は「濃厚」だったんですけど、シリーズの顔とも言える油揚げ麺が普段とは全く異なる仕様だったので、没個性な印象を招いてしまっていたことと、粘度の高さに豚骨の骨っぽさが全く追い付いてなくて、何かと不完全燃焼な仕上がりに思えてしまいました。美味しいか不味いかと問われたら、不味いとは言いませんが、豚骨スープなのにグアニル酸(干し椎茸)を彷彿とさせる旨味成分が手前にあるって…どうよ? みたいな。いや、かなりドロドロのスープは面白かったし、具材も普段より量が控えめに感じたとは言え、スーパーカップのように決して貧弱なわけではなく、麺とスープの相性も悪くなかったんですけど、でかまる的にアレかなぁ…という印象が否めなかったので、ちょっと厳しめに評価しました。インスタント的な豚骨感で構わないから、人工的な旨味成分に頼って粘度だけを上げるのではなく、もうちょっと骨っぽさを意識して欲しかったです。結果的な仕上がりとしては、★3でも差し支えないかと思ったのですが、ちょっとブランド愛のバイアスが影響してしまったようなので、お手数ですがニュアンスは差し引いていただければと思います。


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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東洋水産「マルちゃん 本気盛(マジモリ) 鶏ポタ」



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今回の冒頭ネタは、サッポロビールの新商品「サッポロ生ビール黒ラベル エクストラブリュー」です。昨年、サッポロ生ビール黒ラベル39年の歴史で史上初となる全国型エクステンション商品として開発されたエクストラブリューなんですけど、ブランド40周年を迎える今年、再びリリースされました。「旨さ長持ち麦芽」というビールの風味を劣化させる成分(LOX-1<ロックスワン>:脂質酸化酵素)を持たない大麦から生まれた麦芽が拘りのポイント…なんですけど、相変わらず個性が無いのが個性というか(褒めてますw)適度な甘味、適度な酸味、適度な苦味と非常に優等生で、悪く言うと面白味の無いビールです。しかし、それが黒ラベル最大の魅力と思っていて、何と言っても食のシーンを選ばない汎用性の高さ。唐揚げや餃子、こってり焼肉にはもちろん、素材を活かした天麩羅や刺身など、繊細な和食にまで対応してくれる適応能力の高さたるや。スーパードライほど喉越しを意識しているわけでもなく、ザ・プレミアム・モルツほど余韻で楽しませてくれるわけでもなく、ヱビスのような重厚感も感じられないのですが、良い意味での平凡さというか、そしてそれを没個性と思わせない丁寧な作り込みが黒ラベルの魅力と言えるのではないでしょうか。もちろんビール党は単体で楽しむのもありですが、敢えてビールを食事の脇役として活躍させる、そんなシーンに於いて、これほど誂え向きなブランドはないと思います。日本の大手メーカーが作るピルスナーの中では根っからのプレモル信者なんですけど、「勝手にマイランキング ジャパニーズピルスナー いろんな食事に合わせたいビール オールマイティ部門」(ツッコミ待ってますw)では、黒ラベルが堂々の一位ですね。そんな黒ラベルをワンランクアップさせたエクストラブリュー、地味にオススメしたい逸品です。体調の差かもしれませんが、去年の印象と比較して雑味が感じられず、より洗練されたイメージを抱きました。


さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん 本気盛(マジモリ) 鶏ポタ」です。「ポタージュのような濃厚鶏白湯ラーメン!!」だなんて…まさに、本気盛が好きでポタージュ系の鶏白湯に目がない私の為に開発されたようなカップ麺じゃないですか。ってことで、無駄に只今絶賛期待値上昇なうw 最近の本気盛は油揚げ麺の印象も少しずつ変化していて、かつて幅を利かせていた問答無用でスープを蹴散らかすような無骨さは控えめになり、随分と製品の総合力が上がってきたように思います。麺とスープのバランスに対して過剰に身構えなくてよくなった分、徐々に私の中にある基礎ハードルが上がっているのも事実。具材のボリュームには不安を感じないシリーズなので、今回は鶏白湯の指標がギミック的ではないか、鶏白湯の指標やポタージュっぽさは如何なものか、スープを重点的に狙ってやろうと思います。





スープは、「チキンベースのポタージュのような、とろみのある鶏白湯スープ」に、「別添特製油」付とのこと。まず特筆すべきは、鶏油の芳ばしさ。画像で見ても分かるように、黄金色の鶏油が厚い油膜を拵えます。特製油の量は多く、また中身にタレ的な成分は含まれていなくて、ほぼ鶏油オンリー。そんな鶏油の芳ばしさでインパクトを打ち出しつつ、鶏油頼みの鶏白湯ではないのが好印象。体感的には鶏油の芳ばしが先行するのですが、ふんわり後味に残る鶏骨を炊き出したような骨っぽさが濃厚さを加速させ、尚且つ鶏の持つ臭みなどは摘出されており、明白な鶏の旨味が粘度の高さを不自然に思わせません。スープの原材料で最も含有量の多い成分はチキンエキス、次いで鶏脂という構成なんですけど、しっかり鶏の旨味と鶏油が気張った鶏白湯です。そこに粉末野菜による優しい旨味と野菜の甘味が重なって、なるほど鶏ポタージュね、みたいな。この粉末野菜が結構重要なポイントになっていて、鶏に負けない野菜の旨味から、いわゆる “ベジポタ” 系の鶏白湯に仕上がっています。ゼラチンの原材料は豚由来かもしれませんが、ポークエキスや豚脂の下支えが入ることなく、基本を構築している動物由来の成分が鶏一色の潔さにも好感が持てました。かなり飲み応えのある、どっしり濃厚なベジポタ系スープです。

めんは、「なめらかでコシのある、太めの角麺」とのこと。毎度お馴染み本気盛専用の油揚げ麺かと思いきや、いつもより薄いです。ええ、明らかに薄い。端的に例えると、カップうどんっぽい雰囲気でしょうか。そして麺の質感も普段の本気盛とは別物で、ゴワゴワとした無骨なタイプではなく、しなやかな面持ちすら垣間見せていた、しっとり吸い付くような肌の持ち主で、これまでの本気盛麺とは一線を画していました。それでも麺単体としての自己主張は強く、濃厚なスープの中にあっても埋没しない存在感なんですが、今回は麺の存在感を際立たせようとせず、スープとの一体感を最重要視しているような仕上がり。実際、スープから麺が孤立するような印象は一切抱かせず、本気盛で懸念されがちな暴れっぷりは皆無に等しかったです。往年の本気盛ファンとしては大人しく感じてしまうかもしれませんが、もし今後この麺がデフォルトになるのであれば、自分としては印象が良いですね。というのも、しっとりとした口当たりの良さ…これ、私の好みにストライクなんですよw すいませんw とまぁ私の好みなんか抜きにして、かなり思い切ったマイナーチェンジ仕掛けてきたんじゃないですかね。これ、かなりの改良だと思います。

具材は、「鶏団子、ねぎ、キャベツ、オニオン」とのこと。うんうん、相変わらず具材のボリュームは申し分ないですね。鶏団子は毎度お馴染み信頼と実績の東洋水産クオリティで、自然な舌触りと生姜の効いた味付けが嬉しい質の高い肉具材です。ネギも薬味系ではなく、大きめカットの具材系で、はっきりと感じられるネギの甘味が好印象。キャベツも濃厚なベジポタスープと相性が良く、キャベツの甘味とベジポタのベジ部分に相乗効果が感じられたのも効果的だと思えた嬉しい利点でした。で、かなりの存在感を放っていたのがオニオンで、フレッシュな食感と玉ねぎ特有の香味感が、アクセントの枠を超えそうな勢いで主張してきますw ただ、このフレッシュなアクセントのおかげで濃厚なスープを最後まで持てますことなく、歯触りも風味も非常に嬉しい存在となっていました。食べ終わる頃になったら底に玉ねぎがイッパイ溜まっていて、それをガサガサッ、と食べるのが幸せだったww


(標準は★3です)

ハッキリとした鶏油の芳ばしさと、鶏骨的な旨味も然る事乍ら、粉末野菜の優しいコクもスープに大きく寄与していて、完全鶏推しの鶏白湯スープではないものの、しっかり鶏、しっかり野菜のベジポタ系鶏白湯としてのクオリティは、非常に高い位置にあると感じました。なので、純粋に鶏を炊き出した硬派な鶏白湯を期待して手に取ってしまうと、粉末野菜がギミック的に思えてしまうかもしれませんが、ポタージュって野菜をドロドロになるまで煮込んだようなニュアンスを含んでいますし、鶏+粉末野菜という構成は、それを実直に擬えているような仕上がりだと思ったので、鶏ベースのポタージュ系スープをイメージして手に取れば、実食前の印象を大幅に裏切られることはないでしょう。そんな濃い味ながらも野菜の優しい面持ちを兼ね備えていたスープだったんですけど、明らかにテコ入れしたと思われる、しっとりとした質感の油揚げ麺が全体の雰囲気を壊すことなくカップの中で共存していて、クオリティの高い鶏団子を筆頭に、効果的な玉ねぎや相乗効果を感じられたキャベツなど、具材に対する不満も一切感じられず、実に総合力の高い一杯だと感じました。ひとつのベジポタ系カップ麺として、ある意味これは完成系にあるかもしれません。割とポタージュ色が強かったので、鶏油の芳ばしさえ大丈夫なら、ポタージュが好きな人ほど好みにハマる一杯になるかと思います。あ、ひとつ注意点。今回、まさにポタージュを思わせる自然なトロミも高得点に一役買っていたのですが、トロミが確認できるまでに結構な時間を要したので、面倒でもカップの底から念入りに、最低でも1分30秒~2分ほど掻き混ぜてください。その頃には主張の強い麺もイイ感じに馴染んでくれますし、麺自体の耐久性も高いので、その辺りの心配も御無用かと。あ、もうひとつ。玉ねぎが苦手な人は絶対に回避してくださいw 存在感が半端じゃなかったのでw 今回は大幅な麺の改良も印象的だったし、引き続きシリーズの動向を注目して追っていきたいと思います(by. 本気盛ファン)



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東洋水産「MARUCHAN QTTA(クッタ) TONKOTSUラーメン」



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今回の冒頭ネタは、ジャパンフリトレーの新商品「とうきびっと スイートコーン味」です。店頭で一目惚れしまして…いやコレめっちゃ美味しそうに見えません?w チートスを彷彿とさせるコーングリッツ系の生地にスイートコーンですよ…こんなもん間違いなくマイウーでしょ。そんな期待値急上昇からの実食だったんですが、まず開封した瞬間の香りからスイートコーンで、実際の味わいも然り。超スイートで、超コーンw いやいや、これはまさに私が実食前に思い描いていた味そのものでした…甘味は主に砂糖や甘味料によるものとは言え、ジャパンフリトレーらしいジャンクさとしてプラスに作用していたし、スイートコーンのイメージ通り、しっかりスイートを演出。コーンを思わせる風味もハッキリと打ち出されていて、コーンを原材料とした生地との相性も申し分ありません。醤油の風味も感じるのですが、あくまで香り付けに過ぎませんね。スイートコーンの甘味を大切にした焼とうもろこし的なニュアンスの雰囲気で、とんがりコーンとか、ポリンキーとか、そっち系のスナック菓子が好きな人は間違いなく好みストライクだと思います。おススメ!



さて、本日の一杯は、東洋水産の「MARUCHAN QTTA(クッタ) TONKOTSUラーメン」です。「SHO-YU」「SEAFOOD」に続きまして、「QTTA(クッタ)」シリーズラストの1品。日清食品のカップヌードルには定番の豚骨味がないので、ライバルはサンヨー食品のカップスターでしょうか。ただ、あんまり私はカップスターの豚骨に馴染みが無くてですね…(基本の行動圏内にある店舗では売ってないんですよ…)ちょっと比較しようがないので、今回は単純に豚骨味のカップ麺として、ご意見申し上げさせていただきます。余談ですが、私は東洋水産が作るタテ型カップ麺のスナック的な豚骨味が無条件で大好きなので、そこらへん気を付けながらw





めんは、「『ノンスチーム製法』による、なめらかで歯切れ良く、小麦粉の風味を感じることができる麺」で、「ラードを使用した油で揚げ、香ばしい風味をつけ」たとのこと。ラードを使用した油で揚げ…という部分は、先に紹介した2品と共通の説明なのですが、こちらは「つやもち製法」ではなく、「ノンスチーム製法」となっています。ん? まるで明星食品のタテ型カップ麺に使用されているノンフライ麺「スチームノンフライ製法」の真逆を行くようなニュアンスの製法ですねw で、我々カップ麺マニアとしては見逃せないポイントが…そう、なんと東洋水産の油揚げ麺なのに “縮れが少なかった” んですよ…! ちょっとコレは歴史的瞬間と言っても過言ではないかもしれないw と言うのも、これまで東洋水産は長浜系の豚骨ラーメンだろうと何だろうと、ほぼ無条件で容赦なく、頑なに縮れを付けてくるメーカーだったんですよね。今でこそ「マルちゃん正麺カップ」など、ノンフライ麺では縮れの少ない麺も採用されるようになってきましたが、油揚げ麺では頑なに徹底して縮れ麺でした。それが今回まさかの…ですよ。本当に歴史的瞬間かもしれないw まだ完全なるストレート麺ではありませんし、日清食品や明星食品の作るストレート麺にこそ及ばないものの、これまで食べてきた東洋水産の油揚げ麺の中では間違いなくダントツで縮れてなかったです。で、麺の方向性ですが…開き直ったようにスナック的ですねw 精製ラード特有の芳ばしさが3品の中で最も強めに感じられたことと、ジャンクな下味も相俟って、まさにカップ麺ならではと評価できる芳ばしい油揚げ麺です。豚骨ラーメンの麺にしては少し太めにも思えたんですけど、丸刃でカットされた縮れの少ない形状は豚骨ラーメンを意識された雰囲気だったし、スープとの相性もバッチリでした。ちなみに3分経過した状態で食べてみると既に柔らかめだったので、TONKOTSUに限ってはフライングしても大丈夫だと思います。

スープは、「豚骨の旨味をベースに、ガーリックのコクと生姜の辛味を利かせた、濃厚でとろみのある豚骨味のスープ」とのこと。お、ちょっと面白いですよ。正直、一見すると如何にもカップ麺的というか、絶賛粉末スープ感全開の豚骨味なんですけど、ふと後味に残る骨っぽさが印象に残るポイントになっていて、スナック的でありながら、どこか本格的な面持ちも兼ね備えています。麺が完全にスナック的な路線だったので、麺を食べている時にはチープな印象(もちろん今回の場合はプラス要素)を先行して感じるのですが、意識的してスープ単体で味わってみると、粉末ながらに本格さを感じさせてくれた豚骨の指標に好感が持てました。とは言え、豚骨臭や獣臭など、豚骨特有の癖は抑えらていたのですが、確かに感じられた後味の豚骨らしい骨っぽさと旨味、そして麺と方向性を同じくしていたスナック感を含め、トータルで見たときにも目立った違和は感じられず、きちんと骨の旨味を中心に捕捉していた為、とろみも不自然じゃなかったです。やや粉末スープが麺の所々で部分的に固まっている箇所があったので(少し早めにフタを開けたからかもしれませんが…)スープの溶け残りに注意して、念入りに掻き混ぜましょう。

具材は、「味付豚肉、ねぎ、キクラゲ、ごま」とのこと。続けて紹介してきた「SHO-YU」「SEAFOOD」の品数豊富な具材構成を思うと、やや品数のラインナップに対するシンプルさこそ否めないものの、ご覧の通り量は申し分ありません。そして、やはり具材に強い東洋水産、相変わらず質の高さは他社と比べてもアタマひとつ抜きん出ていますね。まず定評のある味付豚肉は本物さながらの質感で(いや、本物の豚肉を使っているからアレなんですけどw)赤身の部分は豚肉らしいリアルな繊維質を、脂身の部分は豚脂特有の甘味とジューシーさをリアルに打ち出していて、主張し過ぎない程好い味付けの塩梅も好印象。キクラゲもサイズが大きく、細切れじゃないので、ちゃんと具材として楽しめます。それにネギも豚骨に合わせた博多万能ねぎ系の小葱が使われていて、しっかり「SHO-YU」や「SEAFOOD」のネギと区別していたことに好感が持てました。胡麻も豚骨味のスープとマッチしていたんですけど、もうちょっと量が多いと嬉しかったかなー。とは言え、シンプルながらも具材に対する物足りなさは皆無に等しかったです。


(標準は★3です)

悪く言えば、個性の無い豚骨味のカップ麺です。然し乍ら、カップラーメンならではの味として求められている古き良きチープさを全力で打ち出してきたというか、これから末永く愛されるロングセラーブランドの新定番として(いや、まだ通年商品と決まったわけではないんですけど…)絶妙な着地点だったと私は感じました。新商品系のインパクトは皆無に等しかった為、ただ単純に味だけで評価すれば、普通に美味しい★3です。普通、あまりにも普通、超フツーw でも、その “普通に美味しい” という感想こそが、今回のカップ麺に求められている需要なのではないか…と、思ったんですよね。もしこれが期間限定の一発屋新商品だったら、インパクトの無さに★3確定だったんですけど、この何度食べても飽きないような味わいにこそ価値が見出せるというか、うん。そのような理由から、今回は上出来の★5とさせていただきました。カップスターの豚骨味と比較できなかったことが悔やまれる今回の感想ですが、おそらく麺の方向性は全く異なるはずなので、カップスターとの差別化も大丈夫でしょう。カップ麺らしいチープな路線でありながら、やや本格さを垣間見せてくれていた飽きないタイプの豚骨スープには見所を感じたし、芳ばしい油揚げ麺に、不満要素のない充実した具材構成と、カップ麺らしい豚骨味のカップ麺として、予想以上に隙のない一杯でした。今回のQTTAシリーズ、当ブログでは3品揃って高評価を叩き出してくれちゃったわけなんですけど、これから末永く愛されるレギュラー商品になって欲しい、そう素直に思えたのが良かったです。あとはコンビニPB商品と渡り合っていけるかどうか、1年後にも定番として棚に存在しているのかどうか、そのあたりが気になるので、今後の動向からも目が離せないシリーズですね。いやいや、なかなかにニュージェレネーションな幕開けになったのでしょうか。お値段も一般のチャンネルで購入すれば嬉しい低価格帯ですし、3品とも食後には、しっかりコンセプトの「はぁ~、食った」が、感じられたので、素直にオススメしたいシリーズです。そのうちカレー味とか担担麺とかも出るのかなー。


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東洋水産「MARUCHAN QTTA(クッタ) SEAFOODラーメン」



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今回の冒頭ネタは、新商品とかではないんですけど、三幸製菓の「かりかりツイスト 特濃ミルク」です。知ってます? これがねぇ…めちゃ美味しくてw ちょっと最近どハマりしちゃってますw まず堅めの食感がポイントになるのですが、かりかりを超越したハードな噛み応えで、この硬め食感がクセになるんですよ。で、かなり甘いです。特濃ミルクというネーミングの割に、そこまでミルクが濃いわけじゃないんですけど、シュガーグレーズたっぷりな感じで、しっかり甘い。特に塩気とかは意識されてなくて、甘さにスポットを当てた完全なる花林糖(かりんとう)路線です。とにかくハード、とにかく甘い、それがウマいw あ、超ハードなツイストドーナツっぽい雰囲気かも。ちょっと甘党じゃないと厳しいレベルの甘さかもしれませんが、花林糖が好きなら百聞は一見に如かず、是非とも試して頂きたい逸品です。


さて、本日の一杯は、東洋水産の「MARUCHAN QTTA(クッタ) SEAFOODラーメン」です。「SHO-YUラーメン」の出来が予想以上に素晴らしかったので、今回のシーフードにも期待しているのですが、対するライバルは、やはり日清食品のカップヌードルでしょう。オリジナルよりもシーフードヌードルのほうが好き、というユーザーも多いと思いますし、それだけに乗り越えなければいけない壁は高く、しかも商品名で堂々とシーフードを名乗っちゃってるわけですから、なかなかのハードルですよ。まさに正面から堂々と真っ向勝負かけてきたような雰囲気なので、かの有名なカップヌードルのシーフード牙城を崩せるか否か、お手並み拝見。





スープは、「ポーク・チキンをベースに、ホタテやあさりなどの魚介の旨味を利かせた、コクのあるシーフード味のスープ」とのこと。概ねの路線としては王道のシーフードヌードル系なんですけど、カップヌードルとは少しベクトルの違う面持ち。カップヌードルのシーフードは、乳等を主要原料とする食品の丸みを帯びた旨味が特徴だと思っているのですが、こちらは野菜の旨味を濃く打ち出しています。粉乳でミルキーさも演出しているのですが、まず野菜の旨味を中心に、動物系素材と魚介素材によるコクを重ねて、出汁に重きを置いているような印象でしょうか。カップヌードルのシーフードに通じる雰囲気は漂っていたものの、マルちゃん正麺シリーズに通じる出汁感というか、そういった東洋水産らしさが垣間見えたところに個性の違いを感じました。ペッパー系の香辛料も程よく、幅を利かせ過ぎない適切な引き締め効果が後引く味わいを演出。食べ始めこそ少しインパクトに欠けるかな? と、思ったんですけど、じわじわと後半にかけて旨味が増してくるというか…で、気が付いたらアレアレ? 予想以上にスープが減ってるぞー危ないぞーw みたいなw ちょっと危険なタイプでした…自分の食べるペースが遅かったからかもしれませんが、後半は海鮮具材の旨味がスープに滲み出ていて異様に美味しかったですw

めんは、「『つやもち製法』による、なめらかで弾力のあるスープとの絡みの良い麺」で、「ラードを使用した油で揚げ、香ばしい風味をつけ」たとのこと。おそらく「SHO-YUラーメン」と同じ油揚げ麺だと思うんですけど、スープとの兼ね合いか、より麺の下味がダイレクトに感じられました。SHO-YUは香辛料のパンチが効いた力強いスープだったので、イメージ以上に体感的な差が生じたのでしょう。で、この下味が美味しくてですね、カップ麺の味付け麺でしか味わえない満足感と言いますか、うん。これ、ちょっとクセになる麺ですよ。意識すると東洋水産らしい精製ラード特有の芳ばしさがフワッ…と、奥から上がってくるんですけど、決してネガティブな脂っぽさではなく、スープをマスクしない程度にカップ麺ならではのジャンクな食べ応えを演出してくれている感じ。ヌードル系の油揚げ麺よりも耐久性に優れているので、カップヌードルの油揚げ麺では感じられないコシが差別化に一役買っています。カップヌードルは3分待てないよ、という人でも、今回はフライングしないほうがいいかもしれません。いや、でも2分前後で開けた時の少しサクサク食感の残る半戻し状態も、これはこれでカップ麺ならではのオツな感じだったので、敢えてフタを早めに開けて、スナック感覚で食べるのもアリかもしれないw

具材は、「たまご、かに風かまぼこ、いか、ほたて風かまぼこ、ねぎ」とのこと。うん、しっかり具材も充実していますね。タマゴは「SHO-YUラーメン」と同じフワフワな優しい系で、SHO-YUではスープとの対比を描いていたのに対し、こちらではタマゴの優しさがスープに寄り添っているような、スープと同じ目線で相性の良さをアピール。かに風かまぼこは食べ応えに寄与してくれていたし、カニカマっぽい風味がスープとマッチしていて、シーフード感を演出。イカは魚介練り製品と違って本物なので、よりシーフード感の演出に効果的だったし、しっかりとした歯応えから、サイズの割りに食べ応えが得られます。ほたて風かまぼこ(貝柱風かまぼこ)は、同社の「俺の塩」なんかに入っているアレですね。かまぼこなので、もちろん魚介練り製品になるわけなんですけども、これマジで本物っぽいw 初めて遭遇した時は完全に本物の貝柱だと思っていたことは言うまでもなく、今になっても実は本物なんじゃないかと疑ってますw 程よい味付けで、食感もモノホンっぽくて、最近は他社の貝柱風かまぼこも高いクオリティを打ち出してくるようになってきましたが、やはり自分の中では東洋水産の貝柱風かまぼこがナンバーワン。それに、カップヌードルのシーフードからは、いつの間にか貝柱が消えちゃったので、かまぼこでも貝柱っぽい具材が入っているのは大きな差ですよね。概ね構成は似ているのですが、キャベツではなく貝柱風かまぼこが入っているので、具材のシーフード感は東洋水産に軍配です。ちなみに余談ですが、貝柱風かまぼこの原材料は、エソ,タラ,タチウオらしいですよ。やはり貝は微塵も使われていなかったw


(標準は★3です)

カップヌードルのシーフードヌードルと比べて、一体どちらのシーフードが美味しいか、それはもう個人の物差しで計っていただくしかないんですけど、今そう思っているということは、それだけ製品の完成度が高かった、という裏付けになっているようにも思えたので、総評は上出来の★5とさせていただきました。施された下味が異様に美味しく、ヌードル系ではない油揚げ麺によって、まずカップヌードルとの明白な差別化が図られていたし、スープの方向性も似通った王道の路線でありながら、まろやかさよりも出汁の旨味を意識しているような仕上がりには確かな違いが見られ、カップヌードルでは消えてしまった貝柱風の具材が入るなど、もちろん生粋のカップヌードル信者からは厳しい目で見られてしまうかもしれませんが、シーフード系のカップ麺が好きな人は…というか、シーフード系のカップ麺が好きな人こそ、今日は日清食品のシーフード、今日は東洋水産のシーフード、みたいな感じでローテーションできるように、両方ストックしとくのもアリなんじゃないですかね。バランスのいい王道のシーフードヌードルが食べたい時にはカップヌードル、もうちょっと食べ応えのあるシーフード系が食べたい時にはクッタ、みたいな感じで買い置きしておくといいかもしれません。同じような方向性にありながら、決してパクりや二番煎じ感を抱かせるような仕上がりではなく、ちょっと毛色の違う従兄弟というか、シーフードヌードルはカップヌードルだろ! という生粋のカップヌードルユーザーでも、ちょっと憎めないなぁ…と、素直に思えるんじゃないですかね。いや、でもコレはSEAFOOD “ラーメン” だから、やっぱり別物なのかもw


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東洋水産「MARUCHAN QTTA(クッタ) SHO-YUラーメン」



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今回の冒頭ネタは、山芳製菓の新商品…いや、リニューアルですかね「明太マヨビーフ」です。実は初めて食べるんですけど、パッケージには「SINCE 2013」と書かれていました。サンヨー食品のカップ麺とも頻繁にコラボしている、「かねふく」の明太子パウダー使用とのこと。体感的な順としては、マヨを手前に感じたのですが、後味のピリ辛感が明太子らしく、マイルドなマヨネーズのコクと対比を描いています。で、土台を支えるパウダー的なビーフの旨味がマヨビーフらしいですね。ピリ辛感は明太子らしかったんですけど、もうちょい明太子らしい風味も感じられると嬉しかったかなー。とは言え、サブタイトルに「濃厚明太マヨ&ビーフ味」と書かれているように、結構な濃い味です。つまみに誂え向きなヤツですねw 大幅にマヨビーフ寄りだと私は感じたのですが、明太子のピリ辛感が後引く味わいで、ビールのアテに最高でした。濃い味のポテトチップスが好きな人には特にオススメ!


さて、本日の一杯は、東洋水産の「MARUCHAN QTTA(クッタ) SHO-YUラーメン」です。発売当初、どのコンビニ店舗でも必ず見掛けたと言っても過言ではないほど、3種揃い踏みで各店頭のカップ麺コーナーにて幅を利かせていて(おかげで他の新作カップ麺が見付からない見付からないw)気合の入れ様を感じました。まるで日清食品の「カップヌードル」や、サンヨー食品の「カップスター」に殴り込みをかけてきたような雰囲気なんですけど、まずパッケージのデザインがスタイリッシュで目立ってたんですよね。それに容器の材質も一般的なカップ麺に用いられているPS(ポリスチレン)ではなく、PP(ポリプロピレン)なので、結構がっしり硬いです。形状にも拘りが見られ、持ち易さを意識していることが伝わってくるし、実際に持ってみるとスマートにフィット。商品コンセプトは、「しっかりとした食べごたえがあり、食べた人に『はぁ~、食った』とホッと一息ついて前向きな気持ちになってもらいたい『たて型カップ麺』の新ブランド」とのこと。クッタ=食った、なんですね。既に王道のタテ型カップ麺として名高い「カップヌードル」と、「カップスター」の壁があるので、どのようにして東洋水産が差別化を図っているのかが見物ではあるものの、それだけに総評で悩みそうな予感がプンプンと…w





スープは、「ポークとチキンをベースに、ガーリック・白胡椒・黒胡椒を利かせた、濃厚感のある味わい深い醤油味のスープ」とのこと。レギュラーサイズのタテ型カップ麺らしい王道の醤油味と言えるジャンクな旨味を感じるスープなんですけど、カップヌードルともカップスターともベクトルが違います。端的に例えると、両者の合いの子的な位置付けでしょうか。カップスターに通じるスナック的な芳ばしさや、カップヌードルに通じる洋風な面持ちも感じるのですが、カップスターほどレトロでスナック的な味わいではなく、カップヌードルほど洋風路線でもありません。そんな中でハッキリと打ち出されていた違いは、両者と比べて圧倒的に深いと感じられた濃厚なコク。お店で提供されるラーメンのような本格的な濃厚さとは違うものの、カップ麺らしい王道のスナック的な路線でありながら、ただただ旨味が濃厚というか、真っ直ぐに “カップ麺として本格的” みたいな(ニュアンス伝わりますかね?w)なんかこう、じわぁ~…っとキますよ、じわぁ~…っとw 割とペッパーのキレも強めに効かされていたので、重心の低いコクを打ち出しながらも最後まで食べ飽きることなく、また食べたいと素直に思えるような、最後まで美味しい飲み応えのあるスープでした。ほんと、じわぁ~…っとキますよ、じわぁ~…っとw

めんは、「『つやもち製法』による、なめらかで弾力のあるスープとの絡みの良い麺」で、「ラードを使用した油で揚げ、香ばしい風味をつけ」たとのこと。縮れの付けられた断面の四角い細麺で、「ヌードル」というよりも、「中華麺」を意識しているような仕上がりです。まず形状からしてカップヌードルやカップスターに用いられているヌードル系の油揚げ麺とは全くの別物で、試しに2分前後で味見してみたんですけど、まだサクサクと戻っていない部分が所々に残っていました。それ故に麺の耐久性は高く、カップヌードルのように時間が経つとスープの量が見る見るうちに減っていく…というような現象も起きません。そんな「ヌードル」よりも「ラーメン」を意識しているような仕上がりも然る事乍ら、印象的だったのが麺の味付け。下地にハッキリとした濃いめの味付けが施されていて、麺とスープの一体感を高めます。東洋水産の油揚げ麺らしく、もっと精製ラード特有の芳ばしさがグイグイと手前に出てくるかと思いきや、意外にも油揚げ麺特有の風味は適切で程好いラインでした。いつも自分は感想を箇条書きにしながらリアルタイムでメモを取りつつ食べているのですが(お行儀が悪いですね…)今回は普段以上に熱が入ってしまって、ついカップ麺に放置プレイかましちゃったんですけど、それでも気が付いたら麺がスープを吸って明らかに減っていた…ということはなかったです。

具材は、「豚肉ダイス、たまご、えび、ねぎ」とのこと。まずですね…豚肉ダイスの威圧感ですよw お湯を入れる前の段階から無駄に厳つくて、実際に食べてみてもワイルドな超ゴツいガテン系w 味も濃いめで、ペッパーの効いたスパイシーな味付け。そして肉の旨味をギュッ、と凝縮したような食べ応えで、絶大な存在感を放っています。かなりカップ麺らしいジャンクな方向性にありながら、リアルな挽肉らしい食感と舌触りも演出してくるあたり、ここが何とも東洋水産らしいですね。正直、カップヌードルの謎肉と比較して、ジャンクさや食べ応えは勝るとも劣らない…いや、むしろ単純な肉具材としての満足度は、クッタが上かもしれない。ふわっふわで甘い玉子はスパイシーで濃厚なスープと相性が良く、ご覧の通りモリモリと入ってます。海老は小柄ながらも風味が良く、ここはカップヌードルに引けを取る具材になるかもしれませんが、きちんと機能は果たしていますね。ネギも歯触りがアクセントに効果的で、実に高い満足感の得られた充実のラインナップでした。


(標準は★3です)

いやいやいや…ちょっとコレ、すんごいの出しちゃったんじゃないですかね、東洋水産。漠然とした製品の立ち位置は、思いっきり日清食品のカップヌードルや、サンヨー食品のカップスターと被っているのですが、実際に食べてみると完全に別物で、カップ麺といえばカップヌードルやカップスターが定番だ、というユーザーの乗り換えもチラつくレベルでした。いやはや、ちょっと尋常ではない気合の入れ様を感じましたよ。まず強大な2大勢力とは方向性が一線を画していた油揚げ麺に、濃厚という言葉がピッタリな飲み応えのあるスープと、ワイルドで食べ応えのある豚肉ダイスを筆頭とした満足度の高い具材構成から、食べ終わった後は悔しいかな…「はぁ~、食った」と、言ってしまったw ★の数は5にするか6にするかで迷ったんですけど、おそらく今後も定番商品として存在し続けると思うので、新定番ブランドとしてのポテンシャルを加味し、日清食品のカップヌードルや、サンヨー食品のカップスターに勝るとも劣らない完成度の高さを評価して、★6のリミッターを開放しました。如何に定番の醤油味という立ち位置で先人との差別化を図るか、そこに実食の前は若干の懸念を感じていたものの、ひとくち食べた瞬間、その不安は一瞬で消し飛び、食べ終わる頃にはコンセプト通りの満足感が得られた、非常に秀逸な一杯でした。普段はカップヌードル派の人も、カップスター派の人も、たまの気分転換だと思って、ちょっと浮気しちゃってみてください。新商品なんだけど、何処かノスタルジックで懐かしくもあり、それでいて現代でも老若男女を問わず全く以て通用する、なんともニュージェネレーションなイカしたヤツでした。


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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© Posted by taka :a
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