寿がきや食品の記事 (1/8)

寿がきや食品「銀座香味徳監修 鳥取ゴールド牛骨ラーメン」



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今回の冒頭ネタは、ガトーフェスタハラダの「グーテ・デ・ロワ レジェ」です。こちらもmiyukittyさんが送ってくれた救援物資の中に入っていたんですけど、なんとラスクで有名なガトーフェスタハラダのオイルカットラスクですよ。「レジェ」とはフランス語で “軽い” を意味するそうで、「グーテ・デ・ロワ レジェ」は、従来の「グーテ・デ・ロワ」と比較して、バターの使用率を約97%減らし、脂質を約94%カット。1枚あたりのカロリーは約22kcalと、ヘルシーさを意識したラスクだそうです。さて、お味のほうはですね…レジェエクスペリエンスw(ライト体験w)ガトーフェスタハラダのラスクといえば、あの口に含んだ瞬間、じゅわぁ~…っと広がるバターのジューシーさが魅力だと思っているのですが、その魅力が物の見事にカットされておりますw ただ、それだけに小麦本来の芳ばしさだったり、砂糖の優しい甘さだったり、素材感がブラッシュアップされていたんですよね。あのバターじゅわぁ~…な、感じに期待してしまうと、それはもう容赦無く裏切ってくれちゃうんですけど、素材を意識した程よい甘さのシンプルなラスクとして、きちんと成立していると思います。こってこてに甘いスイーツや、濃厚な味わいを求めている気分の時には向きませんが、甘さ控えめがいい人や、ちょっとバターが重いのは…という人にとっては食べやすくて好印象なライトさになるでしょう。味付けも砂糖と若干の食塩のみなので、アレンジラスクとして手を加えるベースとしても誂え向きなラスクだと思います。個人的な好みで言えば、既存の「グーテ・デ・ロワ」に軍配でしたが、そんな自分でも楽しめた、素材派に嬉しいオイルカットラスクでした。


さて、本日の一杯は、寿がきや食品の「銀座香味徳監修 鳥取ゴールド牛骨ラーメン」です。キた…キましたよ、どストレートな牛骨ラーメンが…というのも、「牛テール」とか、「牛カルビ」とか、牛をテーマにしたカップ麺は時々リリースされるんですけど、まだまだ珍しいジャンルですし、況してや今回のようにハッキリとタイトルに「牛骨」を冠した製品なんて、数年振り単位の話なんですよね。しかも牛骨ラーメンが盛んな鳥取の名を冠している製品は、当ブログでは初の紹介になると思います。牛骨をタイトルに冠したカップ麺と言えば、サンヨー食品の「サッポロ一番 三重 亀山ラーメン 牛骨味噌味」が記憶に新しいものの、あくまでも亀山ラーメンは味噌ラーメンであって、こちらは清湯ベースの正統派(だと思うパッケージ的にw)実際のラーメンでも浸透していない牛骨ですが、カップ麺でも貴重なフレーバーですし、ここはガツンと牛骨らしい癖なんかにも期待したいところ。ちなみに監修店の「香味徳(かみとく)」は、「鳥取県中部地区にて創業以来60年以上愛され続ける老舗」で、「その銀座店の看板メニューである『鳥取ゴールド牛骨ラーメン』をカップめんで再現し」たとのこと。今回の「鳥取ゴールド」は、「香味徳 銀座店」のみで提供されているメニューだそうです。尚、毎度の事乍ら実際のラーメン屋さんには未訪問なので、再現度に関しては聞かないでやってくださいw





スープは、「牛の甘みと香ばしさが特徴の牛骨だしのしょうゆ味スープ」とのこと。まず液体スープを投入した瞬間から、モーレツな勢いで牛脂特有の香りが主張してきます。牛だけに…モーレt(ry ←殴打w 牛脂を鉄板の上で熱した経験のある人であれば、一瞬で感知できるであろう、独特の癖を感じるほどの芳ばしい香り。ただ、実際のスープは割とマイルドで、ウッ…と、込み上げてくるほど強烈な味ではありません。とは言うものの、牛脂特有のクドさは並行する為、牛の脂身が苦手な人は避けた方が賢明かと思われます。見た目は透き通った色の清湯スープですが、ちょっと曲者ですよ。やや牛脂頼みの印象を受けてしまったので、個人的には核に牛骨の “骨” っぽさや、テールスープ系のコクを感じたかったんですけど、牛脂を軸にした構成は非常に分かりやすく、豚骨とも鶏ガラとも違う個性的な香りと風味から、ハッキリと記憶に残るインパクトが感じられるでしょう。味醂や砂糖による甘味の演出も重なりますが、牛脂を彷彿とさせる甘味としてリンクしていたし、そうそう巡り会えるタイプではないので、経験しておいて損のない味かと思います。

めんは、「もっちりとしたコシと粘りのある口当たり滑らかなノンフライ中太めん」とのこと。いつも汎用的なノンフライ麺を巧みに扱って 誤魔化して くる寿がきや食品ですが、今回は普段のノンフライ麺と比較して、随分と質感が異なります。小麦の甘味が強い、というのは相変わらず寿がきや食品らしいポイントだったんですけど、いつもの平打ち麺ではなく、断面の丸いノンフライ麺で、もっちりとしたコシや粘り気も確かに感じられるものの、一定の小麦感も意識しているような粉っぽさが並行する、これぞ中華そば的な面持ち。甘味の強い小麦感に寿がきや食品らしさが垣間見えたノンフライ麺でしたが、黙って食べさせられたら、食べ慣れている私でも(いや…食べ慣れているからこそ)一発で寿がきや食品と当てるのは困難かもしれません。個人的には普段の汎用しっとりノンフライ麺のほうが好きなんですけど、ひとつのノンフライ麺としてのレベルは大手メーカーの作るノンフライ麺と見比べてみても劣らない、レベルの高いノンフライ麺だと感じました。いつから加ト吉(テーブルマーク)に製造を依頼し始めたのかは分かりませんが、今回も製造者は加ト吉水産株式会社フーズ部群馬工場と記載されていたので、加ト吉の技術力が反映され始めたのかもしれません。中華そばらしい質感がマイルドな牛骨スープとマッチしていたし、牛脂の甘味と小麦の甘味の兼ね合いが心地よかったです。

かやくは、「チャーシュー、メンマ、もやし、ネギ、黒胡椒」とのこと。おや? 毎度お馴染みペラチャーかと思いきや、普段よりも厚みがありますね。ただ、いつものペラチャーを少し分厚くカットしただけ、みたいな肉具材だったので、相変わらずケミカルな風味も容赦無く、やっぱり美味しくなかったです。でも、その努力は認めよう(誰やねん)他の具材もメンマは細切れ、モヤシも少量という相変わらずの寿がきや食品クオリティでしたが、メンマは風味が結構リアルで、モヤシも意識的に食べたら太めのシャキシャキ食感が好印象でした。で、今回のキーマンは、何と言っても「あといれかやく」ですよ。中にはネギと黒胡椒が入っていて、彩りのいいネギを後入れさせることで出来上がりのビジュアルに貧弱さを感じさせずw また黒胡椒のホットな清涼感が抜群のアクセントとして効力を発揮。マイルドながらも少し脂っこい甘味を帯びたスープをキリッ、と引き締め、のっぺりとした印象を与えないよう尽力していました。ちなみに以前、実際のラーメンに入っているチャーシューもペラペラなのかどうか、そんな私の些細な疑問を解消すべく、「毎日誰かが馬耳東風」の管理人で、愛知県民の「みーさん」が、「名古屋名物『スガキヤラーメン』のチャーシュー潜入調査!」に行ってくれました。リアル版のチャーシューを知らない人は、みーさんの体当たり潜入調査報告を要チェックですよ。


(標準は★3です)

スープに於ける牛の風味に対して、やや牛脂頼みな印象こそ否めなかったものの、それだけに分かりやすく、また普段の汎用麺とは一線を画したノンフライ麺に、ちょっと頑張って分厚くカットしちゃったチャーシューなど、とても見所の多いカップ麺でした。個人的にはマイルドな方向性にあると感じたスープですが、なかなか香りは強烈だったし、ちょっとクドかったし…w カップ麺でも珍しいフレーバーなので、とても印象が良かったです。希望小売価格227円という中途半端で地味に高い価格設定ですが、良くも悪くも人を選びそうな個性は一目置ける内容だったし、まだ牛骨系のラーメンに馴染みのない人は、自分の牛骨耐性を確かめる為の一杯として、これを切っ掛けにトライしてみては如何でしょうか。何と無く、「ちょっと厳しいかも…」という声が聞こえてきそうな気もしますけどw そう思えた個性に価値が見出せた一杯でした。今回は清湯スープだったので、白湯系の牛骨ラーメンにも挑戦してみて欲しいですね。さらに人を選ぶことになりそうですがw とりあえず今回は、牛脂がダメな人はスルー、牛脂が好きな人には素直にオススメの一杯です。


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

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寿がきや食品「全国麺めぐり 和歌山特濃中華そば」



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今回の冒頭ネタは、ちょっと趣向を変えて、ミニストップの「無限プリン」です。価格は税込348円と高めの設定なんですけど、なかなかの重量感。原材料は「牛乳、鶏卵、砂糖、カラメルシロップ、香料」と、非常にシンプルな構成で、製造者は安定のドンレミー。昨今流行りのトロ~リとろけるようなパステル系の滑らかタイプではなく、鶏卵のコクを重視している典型的なカスタードタイプ。口当たりは硬すぎず柔らかすぎず、甘さも量を考慮した程よいラインで、底のカラメルシロップはサラサラしてます。原材料の構成を見ると、 “余計なものは使ってません” 的な拘りが感じられたし、内容量を思えば取得価格も納得できなくはないのですが、良く言えばシンプルイズベストな王道さが親しみ易く、悪く言えば無難で没個性といったところでしょうか。これで200円台ならコスパ最強だと思うんですけど、良くも悪くも値段相応ですかね。シンプルで飽きの来ない素朴な味わいから、味で言えば無限に食べられそうなテイストではあったものの、量的には…うんw 自分には空腹感マックスで(尚且つ1日の食事1食分を補う勢いのシチュエーションで)2.5個…頑張って3個が限界かなw もうちょっとカラメルシロップがホロ苦いと嬉しかったです。

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さて、本日の一杯は、寿がきや食品の「全国麺めぐり 和歌山特濃中華そば」です。メーカー曰く、「和歌山で古くから親しまれている『和歌山中華そば』のうち、全国的に知名度の高い『豚骨ベースの醤油とんこつ』をカップめんで再現し」たとのことなんですけど…いやいや、思いっ切り「醤油ベースの醤油とんこつ」に見えるんですけどw 和歌山の中華そばといえば、醤油をベースにした昔ながらの醤油豚骨を「車庫前系」と呼び、そこから派生して「井出商店」が世に名を広めた、豚骨ベースの豚骨醤油を「井出系」と呼んで区別されているのは有名な話ですが、昔ながらの地元民は、この表現を良しとしていない方も多いらしく、それを知ってから当ブログでは使用を避けてきた単語でした。敢えて例えるなら、今回は豚骨ベースということで、井出系の再現に当たるのでしょうか。自分は豚骨ベースの豚骨醤油が好みなんですけど、寿がきや食品は醤油のエッジや塩気のカドを鋭利なナイフの如く研ぎ澄まし、その刃先をチラつかせながらニヤニヤと首元に容赦なく突き付けてくるようなメーカーなのでw 今回お湯の量はメーカー指定の450mlを意識して、喫水線と睨めっこしながら気持ち線より多めに入れたいと思います。ほんのちょっと。





スープは、「炊き出した風味と旨みのある豚骨と、濃厚な醤油をバランスよく配合した特濃醤油とんこつスープ」とのこと。「豚骨ベースの醤油とんこつ」なんて言いながら、原材料では思いっ切り醤油が先陣を切ってるわけなんですけどw(最も含有量が多い証拠)想像していたよりも闇雲に尖ったスープではないですね。気持ち熱湯の量は喫水線よりも少し上を意識したとは言え、この時点で400mlだったので、シャバシャバになってもイヤだし…と、そこで止めたんですけど、確かにスープ単体で味わった時は塩気に過剰反応する自分の舌には厳しいものがあったものの、想像以上にネガティブではありませんでした。醤油のキレは確かに存在しているのですが、食塩的なカドではなく、きちんと醤油のキレとして受け取ることのできる丁寧な風味。さらにベースから感じる豚骨の旨味も念入りに意識されていて、明白な醤油と拮抗しています。動物性の油脂成分をドサーッ、と入れて誤魔化しているようなスープではなく(いや、そういうスープが好きなんですけどね自分はw)きちんと “豚骨ベース” なんだぞ、みたいな。白濁するまで炊き出して乳化させたような豚骨感ではなかったし、特濃=どろ系のニュアンスで行くとギャップを感じるかもしれませんが、しっかり醤油が濃いめ、土台の豚骨(出汁)も濃いめなので、硬派な醤油ベースの醤油豚骨味が好きな人は、素直に納得できるのではないでしょうか。豚骨ベースの醤油豚骨とのことだったんですけど、日清食品の行列シリーズ和歌山が表現しているコッテリ系とは異なった方向性からアピールしていて、イメージ的に素朴で昔ながらの醤油豚骨系中華そば、みたいな印象を受けました。あ、それから節系の下支えを感じたんですけど、原材料に魚介系の成分は見当たらないんですよね…香味油が鰹オイル系なのかな? それとも…とうとう私の舌がバカにw

めんは、「スープとの相性が良い、表面に固さのあるノンフライ細めん」とのこと。表面に固さのある…と、今まで寿がきや食品の製品説明には見られなかった珍しい表現が使用されているのですが、特に新鮮味は感じられず、いつもの汎用的なノンフライ麺でした。しっとりと口当たりが良く、コシの強さも印象的で、適度な粘り気もあり、サイズの割りに存在感があります。小麦らしい風味に輪郭があるので、濃いめのスープに埋没することもありませんし、適度な縮れがスープのリフト性能に寄与していて、相変わらずフレキシブルの高い万能性を兼ね備えていたことから、今回のスープとも程好いバランス。案の定、スープは濃いめに仕上がったんですけど、この麺は濃い味スープの中にあってこそ真価を発揮するようなノンフライ麺なので、相性の良さは素晴らしかったです。和歌山中華そばの再現性に関しては評価し兼ねますが、相変わらず基礎的な水準は高く、スープとの相性もバッチリだったので、ひとつのカップ麺として素直に高く評価できるノンフライ麺でした。

かやくは、「チャーシュー、ネギ」とのこと。うん、相変わらず具材はヘナヘナのチョコチョコですね。もうショボいのなんのって…とてもじゃないけど、メーカーの希望小売価格が227円とは思えない貧弱さです。100円前後で捕獲可能な日清麺職人と張りますよw しかも、質が悪い。 “とりあえずチャーシュー” は、相変わらずケミカルな風味と若干の酸味が鼻に付いたし、サイズもペラッペラにカットされたペラチャーで、もはや芸術的な薄さw ネギも粉末スープの中に同梱されていて、飾りに過ぎない存在です。イメージ的に花形かまぼこくらいは欲しかったかなぁ…とは言え、天下の? 寿がきや食品ですよ。具材の貧弱さに関しては、 “寿がきや食品クオリティ” (個性w)と割り切って、ご愛嬌としてやってくださいw


(標準は★3です)

具材のヘナチョコさは相変わらずガッカリな “寿がきや食品クオリティ” ではあったものの、しっかり醤油、しっかり豚骨な王道の路線を彷彿とさせる仕上がりから、醤油が濃いめの醤油豚骨味が好みの人は、きちんと満足できる一杯になるかと思います。麺とスープの相性も申し分なかったし、スープも本格的だったし、具材は…まぁ寿がきや食品だしw ってことで、ちょっと★の数は大目に見まして、このような評価とさせていただきました。ただ、ひとつ気になったのは節系の風味で、これが時によっては豚骨よりも目立ってたんですよね。特に最初の一口目なんて、え? 鰹? くらいフロントに。香味油が魚介系のオイルだったのか、それとも…ま、まぁ個人の嗜好や体調にも左右される味覚という曖昧なジャンルを核にしたブログなんでねw へぇーそうだったんだー、くらいのニュアンスで見てやってください(ぺこり)ちなみに今回も “販売者” は「寿がきや食品」で、 “製造所” は「加ト吉水産株式会社フーズ部群馬工場」となっていました。ノンフライ麺を採用している寿がきや食品の高価格帯製品は、基本の製造ラインを加ト吉が担当しているようですね。


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寿がきや食品「味噌麺処花道監修 濃厚味噌ラーメン」



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今回の冒頭ネタは、キリンの「一番搾り 仙台づくり」です。宮城県産ササニシキと、東北産のホップが拘りのポイントとなっていて、米の甘味を意識しつつ、ホップの清涼感が同等に作用することで、甘味を帯びた芳醇なテイストでありながら、後味にはスッキリとした印象を与えます。「神戸づくり」や「岡山づくり」も米の甘味を意識していましたが、こちらは喉越しにもスポットを当てたことで、きちんと差別化が図られていますね。ファーストからミドルにかけて芳醇な旨味を、そしてラストの後味はスッキリと…そんな味の運び方には、鮮度の高い肉をサッ、と軽く炙ってレモン汁で頂く牛タンを彷彿とさせる…って、これは仙台ネームによる刷り込みですね完全にw いやでも実際、程好く酸味の効いたテイストだったので、マグロの中トロや、焼肉なんかの脂っこい料理と相性の良いビールだと思います。


さて、本日の一杯は、寿がきや食品の「味噌麺処花道監修 濃厚味噌ラーメン」です。「味噌麺処 花道」といえば、「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」の姉妹品みたいな立ち位置にあった、「番長花道 辛味噌ラーメン」のイメージが強かったんですけど、今年は激辛路線じゃありませんでした。スープは白味噌がメイン、「とろんと濃厚でまろやかな味わいながらも、しつこさが無く、後味の良い仕上がり」で、「他とは一線を画す味噌ラーメン」に仕上がっているそうです。白味噌ベースの味噌ラーメンといえば、最近ではエースコックの作る味噌系のスープが強いイメージで…って、書き始めたら余談が長くなっちゃうのでw さっさと実食に進みたいと思います。ちなみに今回も販売者は寿がきや食品ですが、製造所は加ト吉水産株式会社フーズ部群馬工場になってました。ちなみにエースコックが製造を担当した「麺処 花田」の店主は、今回の「味噌麺処 花道」で修行して独立されたそうですよ。





スープは、「白味噌の旨味を重厚な豚骨スープでひきだした濃厚味噌ラーメンスープ」とのこと。白味噌ベースということで、割と優しいタイプのスープを想像してたんですけど、なんのなんの。どっしり系です。かなりw まず液体スープの量が多くて、しかも中身が思いっきり味噌〜! な、感じだったんですよね。ちょっと投入の段階から引いてしまったw ただ、あくまでもベースが白味噌なので、赤味噌ほど尖っておらず、ハッキリとした味噌の濃度を演出しつつ、トゲトゲしさは最小限に抑えられているような印象。ちょっとスープ単体だと自分には厳しい濃度だったんですけど、麺を食べている時には程好いと思える塩梅だったし、これだけ味噌の濃度を明確に打ち出していれば、味噌ラーメンのスープには味噌の輪郭がないと…って人でも物足りなさを感じることなく満足できると思います。さらに動物系の濃度も高く、あくまで豚骨は味噌の土台に過ぎませんでしたが、横綱級の白味噌を支えられるだけの基盤は優に構築できていたし、多めのラードが動物系の濃度を確実な位置に押し上げ、その油脂成分が適度に味噌を包み込み、互いのメリットを高め合っているかのような力関係。砂糖による甘味の演出も目立って主張しているわけではなく、あくまでも味に奥行きを生むことに徹していて、それでいて砂糖の恩恵が確かに感じられる好印象な使い方。で、製品説明には書かれてないんですけど、かやく入スープの中に花椒が仕込んでありますね。和の山椒とは明らかに違う、花椒の風味と香りのアクセントを感じたので、おそらく間違いないでしょう。目立った麻味は感じられませんが、ほんのちょっと、後味には花椒特有の清涼感が残ります。これによって、どっしりとした味噌、どっしりとした豚骨という重心の低い濃い味のスープでありながら、最後まで飽きずに楽しめたんですよね。ちなみに必要なお湯の目安量は450mlだったんですけど、360mlで内側の線に達しました。味の濃さが気になりそうな方は、お湯を気持ち多めに注いでおくと吉かもしれません。

めんは、「もっちりとしたノンフライ太めん」とのこと。もちもち食感の縮れた太麺で、コシの強さを重点的に意識したタイプ。指定の時間を守って食べ始めても目立った戻りムラはなく、それでいて後半になっても弾力に衰えは感じられず、なかなか食感の持続力も優秀な性能です。スープの項目でも触れたように、寿がきや食品のノンフライ麺は濃い味のスープと相性が良いので、今回は絵に描いたようにバッチリな取り合わせでした。新鮮味やサプライズを感じるようなノンフライ麺ではありませんが、小麦っぽい甘味がスープの味噌感と絶妙にマッチしていたし、基礎クオリティの水準が高く、スープを選り好みするようなタイプではないので、良い意味で寿がきや食品らしい相変わらずのノンフライ麺だったのが良かったです。

かやくは、「チャーシュー、もやし、ニラ」とのこと。チャーシューは普段よりも味付けが濃い目に感じられたのですが、残念ながら例の如く寿がきや食品らしい後味の悪いケミカルな風味を踏襲していて、兎にも角にも希望小売価格250円オーバーの肉具材にしては貧弱。完全に力不足なペラチャーです。もやしもニラも量は少なく、安定の具材に貧弱な寿がきや食品クオリティでした。ただ、チャーシューの質と全体の量こそ貧弱な内容ではあるものの、もやしは太めのシャキシャキ食感、風味もハッキリとしていて、濃厚な味噌スープとの相性は抜群。ニラも風味にパンチがあったので、質の満足度は高かったです。ただ、如何せん少ないショボいw


(標準は★3です)

白味噌を基調とした味噌ラーメンということで、攻撃性よりも優しさを重視した、ひたすらマイルドなスープを想像してたんですけど、いやいやなんのなんの。超どっしり系の味噌ラーメンでしたw これは確かに白味噌ベースの味噌ラーメンの中では、他と一線を画した仕上がりですね。あくまでも白味噌なので、赤味噌ほど尖ることはなく、それでいて白味噌のイメージとは相反するような力強い味噌感が個性的。さらに動物系の厚みにも層があり、かなり重心が低く、どっしり濃い味。それでいて飽きることなく楽しめたのは、適度な砂糖の甘味と、ほんのり花椒のアクセントが効果的だったから。今回は激辛バージョンではありませんでしたが、まさに雰囲気は番長w でも強面なのに面倒見が良いというか、闇雲にツッパってオラオラしてるわけじゃなくて、頼り甲斐のある包容力と優しさを兼ね備えた、男気溢れる「漢」みたいな。伝わりますかねコレw なんにせよ、白味噌ベースだから薄味なんでしょ? とか、味噌とラードが多いだけなんじゃないの? とか、そんな薄っぺらい内容のスープじゃないですよ。自分は輪郭のある味噌よりも優しいタイプを好んでいるのですが(そもそも実際は味噌ラーメンあんまり食べないんですけどw)そんな自分でも素直に楽しめた完成度の高さでした。但し、手放しに評価できなかったのは、メーカーの希望小売価格。取得価格を度外視して、味だけで言えば文句無しの★5即決だったんですけど、コンビニ定価購入で275円だったので、★ひとつ差し引きました。もし税込250円前後で製品化されていたら、なんの迷いもなく★5を付けていたと思います。とは言え、この味噌ラーメンは、なかなか画期的だと思いますよ。白味噌ベースの味噌ラーメンといえば優しい、そんな常識(なのかどうかは責任を負いかねますがw)を覆すような力強い方向性から、味噌ラーメンが好きな人であれば、コンビニで定価購入を強いられて、275円を支払わなければいけないという枷を踏まえても、販売期間中に一度は食べておくことをオススメします。

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寿がきや食品「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」(3回目)



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品「さつまいもん。 クリーミーさつま」です。この製品は販売地域にバラつきがあって、中部(富山県,石川県,福井県,岐阜県,愛知県,三重県)と、近畿(滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県)では、2月13日から。中国(鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県)と、四国(徳島県,香川県,愛媛県,高知県)と、九州(福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県)では、3月20日から。北海道と、東北(青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県)と、関東(茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県)と、中部(新潟県,長野県,山梨県,静岡県)では、4月3日からの販売となっています。そういえば、「黒糖さつま」も地域毎に販売期間が異なっていたんですよね。さて、気になる仕上がりですが、開封すると甘酸っぱいスイーツな香りが漂ってきて、味もイメージ通り。まず素材の風味を大切に、そっと砂糖が甘味を支え、クリームチーズのサッパリとした酸味がアクセントに効果的。サツマイモは厚めにカットされていて、なかなかの歯応えです。黒糖さつまは甘いと甘いの組み合わせでしたが、こちらは甘味と酸味の組み合わせなので、食べながら飽きないのも良いですね。サツマイモが分厚い為、もうちょっとクリームチーズが強めでも良かったような気もしたんですけど、ほんのりこのくらいのバランスが丁度いいのかも。しっかりサツマイモが楽しめる、でもクリームチーズで個性もある。そんな素材の味と、素材の味にマッチしたアクセントが好印象な野菜チップスでした。ちなみに「からだにおいしい」をテーマにした、「Better For You」という新カテゴリーの第1弾だそうです。つまり、私の好きな機能系スナック菓子というコンセプトなわけですな。既存の「さつまいもん。黒糖さつま」「ポテトチップス 油分ひかえめ うすしお味」「さやえんどう 油分ひかえめ さっぱりしお味」も、3月初旬から新カテゴリーに加わるみたいです。これから1年間で約10の商品を展開する予定らしいので、第2弾の登場も楽しみですね。


さて、本日の一杯は、寿がきや食品の「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」です。既に毎年恒例の激辛カップ麺として有名な、カップ麺界の風物詩とも言える激辛カップ麺の金字塔「辛辛魚」普段はカップ麺を食べなくても、この商品を心待ちにしているファンの方は多いのではないでしょうか。ただ、個人的に最も秀逸な完成度を誇っていたと絶賛している2014年から、年々豚骨感が鳴りを潜め、さらには麺の小麦全粒粉もカットされ、いよいよ2017年はネギもカットされるのではなかろうか…と、危惧していたのですが、どうやら今年は全粒粉練り込みノンフライ麺が復活して、スープのバランスも見直されている模様。昨年の辛辛魚では、複雑な心境から「★7−」という中途半端な評価だったんですけど、果たして今年の辛辛魚は…





めんは、「全粒粉を配合した、コシと弾力のあるノンフライ太めん」とのこと。正直、全粒粉が配合されているからと言って、体感的に全粒粉の恩恵は体感できるレベルにありません。小麦粉に占める割合の5%配合とのことですが、まぁ気持ち程度ですね。スープが強烈なので、気にならないだけなのかもしれませんがw とは言え、麺に全粒粉を練り込むという手間隙と原材料のコスト面を考慮すると、今回の全粒粉練り込みノンフライ麺の復活には素直に好感が持てました。しっとり感が印象的な普段の汎用ノンフライ麺よりも厚みがあり、縮れは結構強め。強烈なスープに負けないようコシを重点的に強化しているのですが、質感は粘り気のある弾力よりも歯切れの良さを意識しているタイプです。なので、スープに埋没しない存在感は確保しつつ、太麺でも意外と食べやすかったりするんですよね。個人的には普段の汎用しっとりノンフライ麺が好みなんですけど、あの汎用麺では辛辛魚のスープには太刀打ちできないでしょうし、強めに施された縮れによってスープのリフト性能も高く、麺を食べている時にも激辛が体験できるイイ感じのバランスでした。

スープは、「豚骨ベースの動物系スープに、ラー油を加えた濃厚辛口豚骨醤油スープ」で、「唐辛子と鰹荒節の特製辛魚粉付」とのこと。まず懸念していた豚骨感ですが、秀逸だった2014年版ほどの厚みは感じられなかったとは言え、前回よりも動物系の旨味が増していますね。そして昨年以前と比較して魚粉の削り方が粗くなり、より魚介感がワイルドに。魚介のテイストは煮干よりも節系の含有量が多いので、煮干のシャープな攻撃性は感じられませんが、節系特有の芳ばしさがスープの重厚感を高めてくれます。写真ではインパクトのある赤山ですが、唐辛子と魚粉のミックスなので、全部が唐辛子というわけでありません。で、辛さレベルなんですけど、これは例年よりも落ちてますね。動物系の厚みと共に魚粉の主張も強くなっていたので、おそらく唐辛子の含有量が若干ながら減ったのでしょう。ただ、少なくとも辛い食べ物が苦手な人は無論、辛口ちょい上くらいならヘーキかなー、くらいの耐性値だと厳しいレベルかと思います。市販品という枠組みの中では、堂々と激辛を名乗っても差し支えないレベルでした。そして、嬉しかったのがスープのトロミ。前回ちょっとサラサラしちゃってたんですけど、今回はスープの自然なトロミが復活してます。これによって麺とスープの一体感が高まり、麺を食べている時にもスープの凶暴性をダイレクトに楽しむことが出来るんですよね。そんな粘性を不自然に思わせない動物系の厚みと、荒々しさを増した粗削りな魚粉の存在感、決して激辛が誇張ではないレベルの刺激も然る事乍ら、唐辛子特有の芳ばしさも嬉しいポイントだったし、ロースト醤油によるアクセントや、ほんのり奥から感じる甘味と激辛が描く対比など、相変わらず唯一無二の世界観を表現していたスープだったので、まさに辛辛魚ならではと言える個性的な価値の見出せるスープでした。

かやくは、「ネギ」…のみですw あのペラチャーすら入ってませんw これはもう魚粉と唐辛子のレッドマウンテンも具材としてカウントしろということなのでしょうw 前はね、海苔なんかも入ってたんですよ。まぁスープのインパクトが絶大なので、あんまり気にならなかったりもするんですけどね。欲を言えばメンマや焼き海苔を入れてほしいところではあるものの、具材にコストを割いてスープや麺のクオリティが下がったら本末転倒ですから…もういいですw 具材とかどうでもw

(標準は★3です)

まだ2014年版のズバ抜けたバランスを完全に取り戻すことは出来ていませんでしたが、年々弱くなっていた動物系の厚みは持ち直してきたように感じたし、魚粉を粗削りにしたことでスープの荒々しさが増していて、さらに全粒粉練り込み麺の復活など、2016年版よりも印象が良かったので、★7−から堂々の★7に返り咲きです。やや体感的に唐辛子の刺激が落ちてしまっていたのは残念な点だったんですけど、それでも一般的に見て激辛を名乗っても差し支えないレベルには変わりなかったですし、動物系の旨味と魚粉の荒々しさを意識したブラッシュアップには素直に好感が持てました。あともうちょっと、豚骨感を引き出せたら文句無しです。葱オンリーの具材は…まぁ、寿がきや食品ですしw 潔く諦めましょう。あの “赤い山” が具材ですw 来年は退化するのか、それともバージョンアップして帰ってくるのか、2018年版での変化も楽しみですね(栄養成分表の数値が今年の辛辛魚と全く一緒だったら笑いますけどw)あ、それから今回、熱湯の量には気を付けてください。ストイックに必要なお湯の目安量をチェックしている人は少ないかもしれませんが、量ったら355mlで喫水線に達したので、450mlも入れたらシャバシャバになると思います。で、以下謝罪…辛辛魚って「販売者」は「寿がきや食品」なんですけど、「製造所」は「加ト吉」(群馬工場)なんですね。ちょっと盲点だったので、今まで追記に書いていた製品情報欄には誤りがあるかもしれません。以後、気を付けます…

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(4食入)麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん 1箱
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寿がきや食品


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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寿がきや食品「冬季限定 コク塩ラーメン」(3回目)



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品「じゃがりこ 梅と韓国のり風味」です。ええ、もう過去のトラウマ(口腔内流血事件)は、すっかり克服してやりましたよ。…嘘ですw 超怖ぇw なのに何で買ったのかと言いますと、堅あげポテトの「梅とごま油味」を食べた時に、海苔とか韓国海苔も入れて欲しいなー、と思ってたんですよね。で、じゃがりこから梅と韓国のり風味とか出やがったのでw 本当はポテトチップスで食べたかったんですけど、意を決して(尚且つ極めて慎重に)実食に挑みますれば、しっかりとした梅の酸味に赤紫蘇の風味が重なって、梅サイドはバッチリ。そして軽く時間差で、韓国海苔を彷彿とさせる確かな芳ばしさが訪れます。嗚呼、ここに強めの胡麻油さえプラスされれば…という希望的不満が無きにしも非ずだったんですけど、ちゃんと梅、ちゃんと韓国海苔には好感が持てました。で、赤紫蘇ですよ。我が家でも家で梅干を漬ける際、赤紫蘇は必須項目なのですが、この赤紫蘇が梅に負けず劣らず美味しいんですよねー。梅と赤紫蘇って抜群の相性ですし、今回は想像以上に赤紫蘇の風味が強めにあって、そんなところに良い意味でギャップを感じました。尚、今のところ口の中は無傷です。

さて、本日の一杯は、寿がきや食品の「冬季限定 コク塩ラーメン」です。ブログで記事にするのは今回で3回目になるんですけど、もう仕上がりの方向性も分かってるし、毎年恒例の定番だし、ってことでスルーしちゃっても問題ないのに、何故か冬になると記事にしなければ…みたいな気になっちゃってですねw もはや使命感で購入ですよ。ちなみに前回の2015年版と今回の2016年版の原材料を比較してみたら、めん,スープ,かやく,添加物に至るまで全く同じ内容で、しかも栄養成分表のエネルギー,たん白質,脂質,炭水化物の数値も全く同じでした。ただ、ナトリウムの含有量は、「めん・かやく」と「スープ」の比率が変わっていて、何故かカルシウムが倍近く(とは言え95mgですが)に増えてるんですよねw パッケージデザインも酷似しているのですが、よく見たら「冬季限定」という文字と背景の色が違うのと、レンゲで掬ったスープに写っている唐辛子や揚げ葱の量が違うので、ちゃんとパッケージ写真も撮り直してるんだなー、って。やはり個人的にスープの数値的な塩気アップが気になるところではあるものの、おそらく改めて分析した際に生じた誤差の範囲内でしょうし、もともとスープの塩気が攻撃的なのは承知の上なので、こちとら臨戦態勢は整ってますよ。うむ…遠慮は要らぬぞ、かかってきなさい。あ、ちなみに過去記事(2015年ver.)は、コチラになりますので、よかったら。





めんは、「しっかりとしたコシと粘りのある、口当たり滑らかなノンフライ中細めん」とのこと。製品説明には「口当たり滑らかな」という表現が追記されていますが、基本いつもの寿がきや食品らしい汎用的なノンフライ麺です。しっとりとした優しい口当たりが印象的で、サイズは中細の縮れ麺。たまに全粒粉入りだったりサイズの違いがあったりするので、いくらかバリエーションはあるんですけど、今回が最もベーシックな標準型でしょうか。で、寿がきや食品のカップ麺を食べる度に書いてる気がするんですけど、私このノンフライ麺が大好きなんですよねw そして今回の中細麺が、寿がきや食品ならではの個性とメリットが最も光るサイズだと思ってます。毎度お馴染み食べ慣れている人にとっては新鮮味の欠片も感じられないノンフライ麺ですが、小麦の風味が強く、ほんのり自然な甘味があって、そこそこ経時劣化耐性にも優れているし、ひとつのノンフライ麺としてのクオリティが高いんですよね。前回同様お湯の量は今回も少し多めに入れて調理したんですけど、スープの塩気が小麦の甘味を引き立てていて、また寿がきや食品のノンフライ麺は塩気の強いスープとの相性が抜群なので、ほんと文句無しのベストマッチな組み合わせでした。まさにトムとジェリー、バートとアーニー、アン・ボニーとメアリー・リード、部屋とワイシャツと私(…?)にも引けを取らない相性の良s(ry

スープは、「豚骨、鶏ガラをベースに、香辛野菜をきかせ、さらに背脂を加えた塩ラーメンスープ」とのこと。製品説明には「背脂」の手前に「さらに」という言葉が付け加えられていますが、わざわざ取り立てて書くほどの変化ではないですね(なら書くな)想像通り体感的な印象は相変わらず、お湯を多めに(結構多めに)入れて作ったとは言え、それでもバリバリ攻撃的なツッパリ系のカミソリスープです。ただ、滅多矢鱈に尖っているわけではなく、お湯の量を増やしても動物系の旨味には明白なコクと厚みがあり、さらに背脂が重なることで、スープの塩気と背脂の甘味にコントラストが生まれ、キレを意識した攻めの姿勢にありながらも男らしい包容力を兼ね備えているような雰囲気。背脂もリアリティが高く、ぷにぷに感とか、甘味とか、コクとか、この背脂はギミックじゃないですよ。今回の液体スープは動物性油脂成分の含有量が多い為、この時期だと中身が凝固しちゃってるんですけど、事前に液体スープを温める派の方は、温め過ぎに注意してください。もちろん個人の好みもあるでしょうし、強烈な塩気のキレを求めている場合を除いての話ですが、お湯の量が規定値だと、かなり塩気が先行するスープに仕上がるので、お湯は気持ち多めに入れたほうがスープのポテンシャルを最大限に引き出せると思います。香辛料のスパイシーな主張も実に効果的で、動物系の旨味を引き立てると共に、こってり感を最後までクドいと感じさせない程よいラインに落ち着かせてくれていて、ベースが攻めの姿勢にあるスープの方向性を明確にしつつ、スパイス本来の役割と言える引き立て役としての任務を遂行してくれていました。お湯の量で大きく評価が分かれてしまうかもしれませんが、飲み応えのあるガツン系の塩スープとして、これほど分かり易いスープは他にないんじゃないですかね。

かやくは、「チャーシュー、白菜、3種のネギ(白ネギ、青ネギ、焦がしネギ)、フライドガーリック、赤唐辛子」とのこと。前作の製品説明と比較して、「ハクサイ」が「白菜」になってるんですけど、わざわざ取り立てて(以下略)まずチャーシューですが、悪い意味で相変わらずの “とりあえずチャーシュー” (とりあず入れときました的なチャーシュー)です。簡単に破れそうなくらいペラッペラだし、肉の旨味や味付けよりもケミカルな風味が先行して、正直…美味しくない。当ブログでは酷評対象の十八番になってしまっているエースコックの “程良く味付けした肉そぼろ” に匹敵するマイナス因子ですね。いや、アレよりはマシか…。反面、白菜は美味しいですよ。きちんと厚みがあって、みずみずしくて、白菜らしい風味と優しい甘味がハッキリと感じられるんですよね。その優しさが強気なスープの中で映えていたし、具材が貧弱になりがちな寿がきや食品ですが、この白菜は素直に印象が良いです。で、個体差なのかマイナーチェンジなのかハッキリとは断言できないんですけど、前回よりも白菜の量が増えているように見えました。唐辛子はアクセントの枠を超えないレベルではあるものの、スープの香辛料を後押しする存在になっていたし、焦がし葱とフライドガーリックのアクセントが効果的で、フライド系特有の芳ばしさがスープの複雑味を演出していて、スープを一段上の段階へと引き上げてくれます。ほんとチャーシューだけがイマイチだったんですけど、こんなチャーシューでも(言い方w)入ってなかったら、それはそれで寂しいのかな。

(標準は★3です)

実食前に遠慮なくかかって来いと大口を叩いておきながら、お湯多めで調理するという赤裸々なヘタレ根性を晒してしまいましたがw 体感的な印象としては特に前回と大きな変更点もなく、自分で自分の過去記事を読みながらニュアンスに若干の変化は感じられたものの、体調や室温による誤差の範囲内だったので、総評は引き続き上出来の★5継続としました。変化の無さから新鮮味は皆無に等しかったものの、冬の定番商品に新鮮味を求めるのは門違いな話だと思いますし、これからも麺のクオリティとスープの方向性を維持しつつ、冬の定番リリースを続けて欲しいです。あ、でもチャーシューに関しては検討していただいて結構ですよw お馴染みのノンフライ麺とスープのクオリティ、具材は白菜と揚げ葱とフライドガーリックで顧客の満足度は充たせると思うので、チャーシューをカットして美味しかった白菜の量を増やすとか、揚げ葱とフライドガーリックを増やすとか、そういった変化はウェルカムです。ヘタにチャーシューのクオリティアップを図ったりしたら、スープにアラが出てしまうか、単純に希望小売価格が上がっちゃいそうなのでw そうそう、昨年から寿がきや食品のカップ麺にも参考値(調理直後に分別して分析した値)が表記されるようになったんですよね。いつ頃からだったかな…ま、いっかw ちなみに2015年版のコク塩ラーメンには、まだ参考値が明記されていなかったようです。パンチのある動物系の塩ラーメンが好きな方は、まず買って損のない一杯ですよ。

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