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サンヨー食品「サッポロ一番 塩らーめん BESTレシピ ほたてバター風 タテビッグ」



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今回の冒頭ネタは、東ハトの「パンジュール・シュガーバター味」です。前回記事の「バターソルト味」はバゲットをテーマにした形状でしたが、こちらはクロワッサン型。ただ、既存のラインナップに「パイクロ・シュガーバター味」というスナック菓子があるんですよねw 差別化とか大丈夫なのかな…と、余計な心配してたんですけど、実際に食べてみるとパンジュールの方がワンランク上な感じがしました(漠然とw)まず表面はカリッ、と硬めの食感で、かなり発酵バターの風味が強めですね。シュガーも結構効いていて、イメージ通りのシュガーバター。パンを彷彿とさせる風味が印象的だったバゲット版と比べると、クロワッサンっぽいのは形だけでしたが、同社の「キャラメルコーン」とか好きな人は、お口に合うんじゃないでしょうか。斯く言う自分、お口に合っちゃいましたw バゲットバージョンほどの感動は得られなかったものの、濃厚な発酵バターのコクと風味に甘味が相俟って、しっかりとイメージ通りの手応えを感じられたのが良かったです。


さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 塩らーめん BESTレシピ ほたてバター風 タテビッグ」です。いやぁ…もうね、これは間違いないでしょうw サッポロ一番の塩らーめんに帆立バターですよ、合わないわけがない。と、思いながら購入したので、想像通りの仕上がりに期待したいところ。ちなみに「BESTレシピ」シリーズ第3弾に当たるんですけど、第1弾は「みそラーメン たっぷりコーンバターオイル仕上げ」第2弾は「みそラーメン 肉味噌ラー油仕立て」と、連続してサッポロ一番みそラーメンがベースだったので、ちょっと嬉しい塩らーめん。もともと塩らーめんはアレンジすることを前提に開発された、という背景もありますし、カップ麺でもアレンジ系のベースとして誂え向きな土台なんですよね。それにサンヨー食品は貝出汁に強いメーカーですし、なんでしょう…この実食前の安心感たるやw





スープは、「ほたてとチキンのうまみに調理感のあるバターの風味と香辛料が合わさった、ほたてバター風の塩らーめんスープ」とのこと。お? これはホタテ以外の貝類も混ざっていますね。まず仕上げの小袋を入れる前の段階では、まず一般的な塩らーめんには用いられることがない、という企業秘密の香味野菜がクセになる風味を醸し出している、あの慣れ親しんだ味わいで、このままでも問題なく完食できそうな味。そして仕上げの小袋に含まれているオイル成分の中に、ホタテの旨味とバターのコクが添加されているのですが、ホタテ特有の丸みを帯びた旨味とはベクトルの違う、若干ながら舌の両脇に感じるホタテではない二枚貝の旨味が存在していて、ベースは紛うことなく慣れ親しんだ塩らーめんのスープでありながら、一見して明白な貝の旨味が違和感なくマッチ。バターの存在感は、あくまでも軽くバターが香る程度の主張に止め、ベースの塩らーめんらしさや貝の風味をマスクしない適度な効かせ方。人によってはバターに物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、ベースの塩らーめんらしさを大切にしつつ、フロントから後味の余韻に至るまで、先ず貝の旨味を前線に立たせ、そっとバターが追い風になっているようなバランスに、自分は好感が持てました。使用されている甘味料も自然由来の甘草なので、舌に纏わり付いてくるような人工甘味料特有の野暮ったい甘味は感じられなかったし、原材料に目を向けると「鶏肉野菜調理品」というブイヨンを日本語に直訳したかのような成分が含まれていたんですけどw きちんと貝の旨味を支えていて、尚且つ出しゃ張ることのないチキンの丁寧なコクや野菜の甘味など、しっかりと出汁の旨味が感じられたのは、この成分が寄与していたからなのかもしれません。凡そ実食前にイメージしていた通りの味わいでしたが、ホタテだけでは打ち出せないであろう複合的な貝の旨味には、良い意味で予想外の力強さが感じられました。

は、「なめらかさとつるみが特徴のコシのある中太めん」とのこと。袋麺の塩らーめんと同じく原材料には “やまいも粉” が練り込まれていて、サイズは細身の油揚げ麺です。相変わらず何を以ってして中太なのか、サンヨー食品の麺に対する物差し加減に疑問符が否めない今日この頃ではあるもののw オーソドックスなタイプの油揚げ麺で、自己主張の弱いタイプ。経時劣化耐性にも優れているとは言えず、割と早い段階から柔らかくなってくるので、3分も待てないセッカチさんはw 2分前後で食べ始めても問題ないですよ。というか、そのくらいにフタを開けて少し確かめてみたんですけど、良い感じのコシが感じられたので、今回はセッカチさんじゃなくても早めの食べ始めをオススメします。ただ、今回のスープは優しい路線だったので、後半にかけてスープに埋没し始める柔麺状態になってからのほうが、麺とスープのバランスは良かったかもしれません。もともと自己主張の弱い油揚げ麺なので、麺を食べているときにも貝の旨味を優先的に感じられたのが良かったです。

具材は、「ほたて風かまぼこの風味豊かな味わいがスープとよく合い、いりごまの香ばしい風味が食欲をそそ」り、「ねぎを加えて彩りよく仕上げ」たとのこと。存在感のある具材をメインに据えて、あとは薬味に任せる、という最近のサンヨー食品が作るタテ型ビッグ製品では恒例となってきた構成ですね。細々と存在感がイマイチな具材を数打ちゃ当たるで揃えるよりも、今回のようにメイン具材を集中的に盛った一点突破型の方が自分としては好印象です。で、ほたて風かまぼこなんですけど、これ結構美味しいですよー。多分、和ラーの「津軽 帆立貝焼き味噌風」に入っていた魚介練製品と同じかな。どうしても本物の貝柱には見劣りしますが、ほぼホタテ。噛んだ時に解ける感じの歯触りとか、なかなか食感もリアルだし、風味も貝らしくて、メイン具材としてバッチリの存在感。写真で見ると少なく見えるかもしれませんが、ひとつひとつ食べ応えがあるので、しっかり混ぜても寂しい感じはしないと思います。もちろん、貝の旨味が効いたスープとの相乗効果はバッチリでした。そしてネギも割と多めに入っていて、風味にも輪郭があり、何気に歯応えのあるヤツなので、しっかりアクセントとして貢献。で、塩らーめんと言えば白い切り胡麻ですよ。袋麺ほど大量に入っているわけではないんですけど、もし切り胡麻の存在感が強すぎたら、胡麻の芳ばしさがホタテをマスクしてしまう可能性が無きにしも非ずだったと思うし、それでいて塩らーめんらしいと思える切り胡麻の芳ばしさが感じられるだけの量は入っていたので、程好い量だと思えました。


(標準は★3です)

こんなもん間違いなくウマイに決まってるやんけ…と、思いながら実際に食べてみて、やっぱり間違いなくウマイでしたw ほんとイメージ通りというか、うん。いやでも貝の旨味、これは自分の想像以上でしたね。決して貝出汁がガンガン主張してくるようなインパクトのあるタイプではなかったんですけど、オイル成分が薄れてくる食べ終わりの頃にもハッキリと貝の旨味が感じられたし、ホタテだけではない複合的な旨味のバランスには大きな見所を感じました。そして貝の旨味を決して阻害することなく、あくまでも追い風を起こす要員に徹底していたバターの香りに、敢えて主張を控えているような油揚げ麺の存在感と、完成度の高いホタテ風かまぼこでシンプルながらも不満を感じさせなかった具材構成。ひとつのカップ麺としての総合力が高く、実食前の期待値を裏切りらない仕上がりと、ロングセラーブランドらしい安心感を打ち出しつつ、しっかりと貝の旨味で変わり種らしさも演出していて、なるほどBESTレシピな一杯でした。袋麺の塩らーめんにベビーホタテを入れて煮込んで、ほんのちょっと仕上げにバターを浮かべたら…と、想像してたら袋麺でも試してみたくなっちゃう売り上げの相乗効果的なアレも良かったと思いますw サッポロ一番の塩らーめんが好きなら、まず素直に楽しめること請け合いですし、決して強烈なインパクトを放っているわけではありませんが、しっかり貝の旨味が効いていて、またそれもベースの塩らーめんスープとベストマッチだったので、老若男女を問わず幅広い層のユーザーに支持されそうな、美味しいアレンジレシピに仕上がっていました。うん、これは手放しにオススメしたいですね。

余談:発売から50年以上経った袋麺の「しょうゆ味」と「みそラーメン」は、時代に応じて僅かに微調整をしているらしく、それでも根本的な味わいは変わっていません。しかし、「塩らーめん」に至っては、発売当初から味を “まったく” 変えていないそうです。これってスゴくないですか? 当時、開発を担当していた井田毅氏の味覚センスには尊敬の念を抱かずにはいられません…


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

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サンヨー食品「サッポロ一番 和ラー 北海道根室 かにの鉄砲汁風」



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今回の冒頭ネタは、東ハトの新商品「パンジュール・バターソルト味」です。クープ(切れ込み)の入ったバゲットをイメージしているそうで、なかなか個性的な形のスナック菓子ですね。4層構造のサクッ、とした軽めの生地は、まるでバゲットを揚げて作ったラスクのような歯触り。そして鼻を抜けるように香っていた “パン” の風味が印象深く、想像以上に本格派。バターのコクと風味も濃厚で、チキンが旨味のベースを支え、適度なオニオンとガーリックの香味が旨味を引き立てます。アルペンザルツ岩塩(食塩中53%使用)による塩気も程よく、ほんのり控えめな甘さ。で、オリーブオイルの風味が本格さを加速させていたのですが、ちょっとコレかなり美味しいですw なんかこう、スナック菓子らしからぬというか、スーパーにあるベーカリーコーナーの片隅に、余ったバゲットの切れ端を使って甘さ控えめのラスクを作りましたよー、みたいなノリで一緒に並べてあっても違和感なさそう。見た目こそスナック菓子的な容姿ですが、カフェオレなんかと一緒に小腹を満たす為の軽い軽食にも使えそうな勢いでした。パンっぽい風味がリアルだったので、尚更そのイメージが強かったのかもしれません。実は正直、そこまで食べる前は期待してなかったんですけど、しっかりバゲット、しっかりバター、程好い塩気…と、まさに “バゲットスナック” な仕上がりで、かなり満足度が高かったです。オススメ。


さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 和ラー 北海道根室 かにの鉄砲汁風」です。自称なんちゃって食通の私 taka :a ですが、かにの鉄砲汁は1回か2回くらいしか食べた記憶がないんですよね。要は蟹を使った味噌汁(漁師飯)と解釈してるんですけど…大丈夫ですかねw 廃盤との噂も流れている第1弾の「能登 海老汁風」と、「津軽 帆立貝焼き味噌風」も題材は味噌でしたが、今回はテーマの核が海老と同じく甲殻類なので、能登の海老汁に近いニュアンスでしょうか。風味に違いこそあれど、能登で感じたような甲殻類特有の芳ばしさには期待したいところですし、願わくば蟹ミソっぽい風味があれば…と、まぁでも希望小売価格180円のシリーズなんでね、期待値は上げ過ぎないでおきましょうか(なんて書きながら結構いまワクワクしているw)とりあえず前回記事にした「両国 ちゃんこ鍋風」が予想以上に濃い味だったので、お湯の量は気持ち多めに注いで食べてみたいと思います。





スープは、「かにエキスやかに殻パウダーをベースに、昆布のうまみと味噌を合わせた風味豊かなスープ」とのこと。いやいやいや…ちょっとコレは参りました。あんまりラーメンのスープっぽくはなかったんですけど、上品な椀にスープだけ分別して、海の近くに構える旅館の朝ご飯なんかで出されたら、多分…何の違和感もなく「やっぱり旅館の朝ご飯は美味しいね~」なんて言っちゃいそうなレベルw まず蟹を思わせる甲殻類特有の、それでいて海老殻とは違う芳ばしい旨味を感じるのですが、インパクトで喰わせるようなタイプではなく、ふわっと奥から上がってきて、ゆっくりと滋味深く舌を包み込むような優しい旨味。そんな優しくも膨よかな蟹の芳ばしさと旨味も然る事乍ら、蟹の身や殻の旨味とは違う、蟹味噌を彷彿とさせるコクのある風味が顔を覗かせていたことに感激しました。決して表立って主張してこないんですけど、蟹のハサミや脚だけでなく、ミソ付きの甲羅ごと出汁を取っているような雰囲気。和味噌の存在感は、あくまでも風味の香り付けに過ぎず、蟹から出た磯の塩気を活かしているというか、塩のニュアンスは磯の香りに任せ、仕上げに軽く味噌を溶きました、みたいな。味噌ラーメンのスープとして味わってしまうと、好みによっては物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、その不満を補って余りあるほどの滋味深さには唸ってしまうものがあると思うし、旅館の朝食で提供される蟹汁を思わせる本格さには、素直に価値が見出せると思います。

は、「コシがあり、湯のびが少なく密度感のあるなめらかな麺」で、「生麺にひけをとらない食感」とのこと。おそらく麺は3品すべて共用だと思うので、詳細についての感想は省きますが、兎にも角にも油揚げ麺特有のネガティブさが最小限に抑えられているので、本格的で繊細だったスープのニュアンスを全く邪魔してこないんですよね。それによって麺を食べている時にも蟹の旨味がダイレクトに…というか、麺を食べている時にこそ蟹の繊細さが感じられる、そう思えるほどの逸材だったので、相変わらず文句の付け所が見当たりませんでした。素晴らしい。

具材は、「風味豊かなかに身風かまぼこに、ふわふわした食感のかき卵、キャベツ、細切りかに風味かまぼこ、ねぎ」とのこと。うん、相変わらず具材の充実感も申し分ないですね。まず手前に写っているカニ身風かまぼこですが、一般的なカップ麺のカニカマとは一味違います。蟹の身というよりも、水で戻した干し貝柱に近い食感なんですけど、旨味が濃く、量的にも食べ応えがあって、主軸に蟹を捕捉した蟹汁風スープとの相性は語るまでもありません。細切りのカニカマは魚肉練り製品らしい風味と甘味を感じるオーソドックスなタイプだったので、似たような加工品でもカニ身風との役割は全く異なります。これによって味のバリエーションが広がっていたし、個性の違いが賑やかでいいですね。掻き玉は混ぜると存在感が薄れてしまいましたが、ふわふわとした優しい口当たりが繊細なスープとマッチしていて、意識的に食べた時の甘味がイイ感じ。キャベツは汎用的な個体ではあったものの、食べ応えに寄与していたし、ネギは食感がアクセントに効果的でした。


(標準は★3です)

毎度お馴染みの秀逸な油揚げ麺も然る事乍ら、兎にも角にも磯の香りと蟹の旨味を最優先して大切にしていた繊細なスープには唸るものがあったし、具材にも物足りなさは一切感じられず、かなり出来の良い一杯でした。突き抜けて奇抜な味のインパクトを打ち出しているようなカップ麺ではありませんが、鉄砲汁の雰囲気をハッキリと感じられたのが良かったです。どうしても味噌ラーメンとして食べてしまうと、蟹汁(味噌汁)のイメージにコケてしまうかもしれないので、味噌ラーメンとしてではなく、蟹汁に麺を入れました、みたいなニュアンスで実食されるのが賢明かと思います。その姿勢で行くと、かなり満足度の高い一杯になると思いますよ。もちろん今回の和ラー専用麺とスープの相性には文句の付け所が見当たりませんでしたが、ちょっと素麺(煮麺)でも食べてみたいです。麺を食べ終わった後、替え玉に追い素麺したい感じでしたw 蟹の鉄砲汁感に期待して手に取っても裏切られることはないでしょうし、むしろカップ麺らしからぬ蟹汁感には衝撃が走るかもしれません。かなり蟹汁らしさの高い、繊細で本格的な一杯でした。


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サンヨー食品「サッポロ一番 和ラー 両国 ちゃんこ鍋風」



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品「ポテトチップス しあわせクリ~ムチ~ズ」です。出ましたよ!「しあわせ」シリーズの新作が! 自分は既存の「しあわせバタ~」が甘塩っぱい系ポテトチップスの至高だと思っているので、新作が出ると漏れ無く喰い付きますw さて、今回のテーマはクリームチーズということで、恒例となっている4つの素材は、「クリームチーズ」「ビネガー」「ディル」「はちみつ」の4種類。封を切ると、予想していたよりもチーズをフロントに感じる香りが漂ってきて、実際の味わいも然り。もっと蜂蜜を効かせた甘塩っぱい系を想像していたんですけど、まずクリームチーズを全面に押し出しているような仕上がりです。で、そこにクリームチーズと相性の良いディルがガッツリと絡んできて、ビネガーが自然に酸味を後押しする構成。蜂蜜の存在感も隠し味的な主張で、体感的な味の8割をクリームチーズとディルが占めています。シリーズのイメージ的に、思っていたよりも甘さ控えめだったのは意外でしたが、蜂蜜の風味とコク、甘味は確かに味として寄与していたし、ディルの個性と明白なクリームチーズの相性は言わずもがなで、クリームチーズとディルに期待して手に取れば、素直に満足できること請け合いです。もうちょっと甘いとギャップが少なかったんですけど、結果的に味のバランスが良かったので、蜂蜜の塩梅も良好だと思えたし、存在感の強いリアルなクリームチーズの風味と、そこに絡むディルのアクセントが相俟って、アルコールのアテに誂え向きな仕上がりの新作でした。蜂蜜の甘さに期待するのではなく、リアルなクリームチーズの風味が強いことを念頭に置いて手に取れば、しっかり満足できると思います。パッケージの雰囲気はノホホ~ンとしてますけど、中身は結構シックというか、なかなか大人っぽいですよ。高級感を意識した黒基調のパッケージでリリースしたら、かなり雰囲気が変わるんじゃないですかね。それこそ、「ワインの為に開発したポテトチップス」みたいな…あ、今回は “強制召喚” しませんよw どうもの家庭には、スナック菓子を狙う優秀なハンターが棲息しているようなのでw

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ポテトチップス しあわせバタ〜(60g)
価格:141円(税込、送料別) (※冒頭の「しあわせクリ~ムチ~ズ」ではありません)
@爽快ドラッグ (税抜1,900円以上で送料無料)


さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 和ラー 両国 ちゃんこ鍋風」です。「おかげさまで1000万食突破!!」だそうなんですけど、何喰わぬ顔で颯爽と登場して、カップ麺界を震撼させた「和ラー」シリーズから、早くも続編の第2弾が登場しました。既存の「博多 鶏の水炊き風」がリニューアルされまして、「両国 ちゃんこ鍋風」と、「北海道根室 かにの鉄砲汁風」が新たに参戦。何やら今回のリニューアルと新商品のリリースを機に、「能登 海老汁風」と、「津軽 帆立貝焼き味噌風」は、廃盤との噂も流れているようですが…果たして、第2弾のニューフェイスは、第1弾のクオリティに引けを取らない仕上がりなのか、お手並み拝見といきましょうか。ちなみに「両国で昔から食べられているソップ炊き(鶏ガラ炊き)と呼ばれる『ちゃんこ鍋』の味わいをラーメンスープにアレンジし」たとのことなんですけど、自分はソップ炊き? に、まったく馴染みが無いので、漠然とした鍋っぽさをイメージしながらw 単純にカップ麺としての仕上がりを評価させていただきます。





スープは、「鶏のうまみを炊き出した醤油味のスープに、野菜や昆布だしのうまみをきかせ」たとのこと。いやいやいや…これね、お湯を入れる前の段階から、粉末スープが徒ならぬ旨味成分を期待させるような香りを漂わせていたのですが、熱湯を注いでからフタを開けると…もうね、湯気が美味しいw いやほんとに、この香りはカップ麺ではありません。鍋です(※カップ麺です)と、冗談は扨置き。かなり旨味の濃度が高いスープで、喫水線を守ると自分には少し濃過ぎました。ただ、食塩的な濃さではなくて(もちろん体感的な塩分濃度も若干ながら高めでしたが)とにかく旨味が濃厚なんですよね。まずベースにハッキリと鶏の濃さを感じるのですが、それに負けず劣らずだった野菜の旨味。そして鶏の旨味も一般的なチキンエキスとは面持ちが違うというか、ちょっと独特の旨味成分を感じたんですけど、原材料を見ると鶏レバーパウダーなる代物が仕込まれていました。でもレバー特有の鼻に付く臭み(火を通したレバーとかのアレ)は感じられず、それでいて一般的なチキンエキスとは少しベクトルの違う、ちょっと変わった鶏の旨味を感じたのは、鶏レバーエキスの恩恵だったのかもしれません。そんな鶏の旨味を中心に、野菜の甘味と香りが奥行きを生み、昆布が旨味の相乗効果を図ります。製品説明には「醤油味の」という記載があり、パッケージにも「しょうゆ」と書かれていますが、醤油ダレを用いているような、いわゆる醤油味のスープではなく、あくまでも鶏と野菜の出汁を中心に、醤油で味を整えている感じ。想像していた以上に味が濃かったので、熱湯を注ぐ際は喫水線よりも気持ち上を狙ったほうがいいかもしれません。

は、「湯のびが少なく密度感のあるなめらかな麺」で、「生麺にひけをとらない食感」とのこと。いやぁ…これホントにね、ノンフライ麺にも引けを取りませんよ。多分、麺自体は今までの和ラーと同じ油揚げ麺だと思います。どうしても油揚げ麺特有の気泡が残ってしまうので、さすがに生麺と見紛うレベルとは言えないものの、油揚げ麺特有の野暮ったさや、油揚げ麺臭は皆無に等しく、黙って出されたらノンフライ麺と錯覚してしまうような、とても希望小売価格180円の製品に使う為に開発された油揚げ麺とは思えない完成度の高さなんですよね。中心部のクニッ、とした独特の食感(そう…超絶筆者好みのw)も個性的なポイントで、しっとりとした口当たりの良い滑らかな質感でありながら、スープとの一体感も高く、風味や自己主張にも目立った癖を感じない為、今回のスープとも相性はバッチリでした。

具材は、「鶏つみれとシャキシャキしたキャベツ、なめらかな豆腐に花形かまぼこ」とのこと。調理後の写真を見てもらえれば、具沢山な雰囲気は伝わると思うんですけど、メインの鶏つみれと豆腐を筆頭に、そのボリューム感も然る事乍ら、量だけでなく質も高い内容です。まず鶏つみれですが、鶏団子系の具材に強い東洋水産の肉具材に匹敵するクオリティの高さで、サイズは大きく、鶏肉らしい旨味が凝縮しているような美味しさ。舌触りからも不自然な様子は感じられず、ひょっとしたらスーパーの精肉コーナーにある鍋用のヘタな加工肉の鶏つみれ(あのパサパサしたやつ…)より美味しいかもしれません。そして豆腐は豆腐らしい滑らかな口当たりと、自然な大豆の風味が感じられ、乾燥豆腐に有り勝ちだった酸味も気になりませんでした。キャベツは濃い味スープの緩和剤としても効果的だったし、食べ応えにも寄与してくれます。花形かまぼこは見た目にも華やかで、希望小売価格205円のタテ型ビッグに採用されている具材よりも満足度は高いんじゃないですかね。


(標準は★3です)

しっかりと実食前の期待に応えてくれた、素晴らしい内容の一杯でした。さすがに第1弾ほどのインパクトや、特筆するほどの新鮮味こそ感じられなかったものの、「博多 鶏の水炊き風」と同じくテーマは鍋でしたが、明らかに個性の表情は異なっていたし、鶏の濃厚な出汁感に野菜の旨味と、しっかり鍋風の雰囲気を感じられたのが良かったです。ただ、かなり味が濃いめだったので、お湯の量を控えてしまうと、どうしても旨味過多な印象や、塩気のカド、そういったネガティブな印象が先行してしまう可能性がある為、少しだけ熱湯は多めに入れるのが美味しく楽しむポイントでしょうか。自分は途中で熱湯を足したんですけど、野菜の優しさや鶏出汁の旨味など、より繊細なニュアンスが見え易くなったというか、味が広がったように感じました。希望小売価格180円とは思えない油揚げ麺らしからぬ油揚げ麺に、しっかり濃厚な旨味凝縮タイプの鍋風スープ、そしてこれまた希望小売価格180円とは思えない満足度を保証してくれる具材構成など、かなりコストパフォーマンスに優れた仕上がりだったので、当ブログとしては手放しにオススメしたい一杯です。第1弾の秀逸な完成度から、ややハードルを上げての実食でしたが、難なく飛び越えてくれました。ちょっとコレは「かにの鉄砲汁風」への期待も高まっちゃいますね。


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寿がきや食品「全国麺めぐり 和歌山特濃中華そば」



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今回の冒頭ネタは、ちょっと趣向を変えて、ミニストップの「無限プリン」です。価格は税込348円と高めの設定なんですけど、なかなかの重量感。原材料は「牛乳、鶏卵、砂糖、カラメルシロップ、香料」と、非常にシンプルな構成で、製造者は安定のドンレミー。昨今流行りのトロ~リとろけるようなパステル系の滑らかタイプではなく、鶏卵のコクを重視している典型的なカスタードタイプ。口当たりは硬すぎず柔らかすぎず、甘さも量を考慮した程よいラインで、底のカラメルシロップはサラサラしてます。原材料の構成を見ると、 “余計なものは使ってません” 的な拘りが感じられたし、内容量を思えば取得価格も納得できなくはないのですが、良く言えばシンプルイズベストな王道さが親しみ易く、悪く言えば無難で没個性といったところでしょうか。これで200円台ならコスパ最強だと思うんですけど、良くも悪くも値段相応ですかね。シンプルで飽きの来ない素朴な味わいから、味で言えば無限に食べられそうなテイストではあったものの、量的には…うんw 自分には空腹感マックスで(尚且つ1日の食事1食分を補う勢いのシチュエーションで)2.5個…頑張って3個が限界かなw もうちょっとカラメルシロップがホロ苦いと嬉しかったです。

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さて、本日の一杯は、寿がきや食品の「全国麺めぐり 和歌山特濃中華そば」です。メーカー曰く、「和歌山で古くから親しまれている『和歌山中華そば』のうち、全国的に知名度の高い『豚骨ベースの醤油とんこつ』をカップめんで再現し」たとのことなんですけど…いやいや、思いっ切り「醤油ベースの醤油とんこつ」に見えるんですけどw 和歌山の中華そばといえば、醤油をベースにした昔ながらの醤油豚骨を「車庫前系」と呼び、そこから派生して「井出商店」が世に名を広めた、豚骨ベースの豚骨醤油を「井出系」と呼んで区別されているのは有名な話ですが、昔ながらの地元民は、この表現を良しとしていない方も多いらしく、それを知ってから当ブログでは使用を避けてきた単語でした。敢えて例えるなら、今回は豚骨ベースということで、井出系の再現に当たるのでしょうか。自分は豚骨ベースの豚骨醤油が好みなんですけど、寿がきや食品は醤油のエッジや塩気のカドを鋭利なナイフの如く研ぎ澄まし、その刃先をチラつかせながらニヤニヤと首元に容赦なく突き付けてくるようなメーカーなのでw 今回お湯の量はメーカー指定の450mlを意識して、喫水線と睨めっこしながら気持ち線より多めに入れたいと思います。ほんのちょっと。





スープは、「炊き出した風味と旨みのある豚骨と、濃厚な醤油をバランスよく配合した特濃醤油とんこつスープ」とのこと。「豚骨ベースの醤油とんこつ」なんて言いながら、原材料では思いっ切り醤油が先陣を切ってるわけなんですけどw(最も含有量が多い証拠)想像していたよりも闇雲に尖ったスープではないですね。気持ち熱湯の量は喫水線よりも少し上を意識したとは言え、この時点で400mlだったので、シャバシャバになってもイヤだし…と、そこで止めたんですけど、確かにスープ単体で味わった時は塩気に過剰反応する自分の舌には厳しいものがあったものの、想像以上にネガティブではありませんでした。醤油のキレは確かに存在しているのですが、食塩的なカドではなく、きちんと醤油のキレとして受け取ることのできる丁寧な風味。さらにベースから感じる豚骨の旨味も念入りに意識されていて、明白な醤油と拮抗しています。動物性の油脂成分をドサーッ、と入れて誤魔化しているようなスープではなく(いや、そういうスープが好きなんですけどね自分はw)きちんと “豚骨ベース” なんだぞ、みたいな。白濁するまで炊き出して乳化させたような豚骨感ではなかったし、特濃=どろ系のニュアンスで行くとギャップを感じるかもしれませんが、しっかり醤油が濃いめ、土台の豚骨(出汁)も濃いめなので、硬派な醤油ベースの醤油豚骨味が好きな人は、素直に納得できるのではないでしょうか。豚骨ベースの醤油豚骨とのことだったんですけど、日清食品の行列シリーズ和歌山が表現しているコッテリ系とは異なった方向性からアピールしていて、イメージ的に素朴で昔ながらの醤油豚骨系中華そば、みたいな印象を受けました。あ、それから節系の下支えを感じたんですけど、原材料に魚介系の成分は見当たらないんですよね…香味油が鰹オイル系なのかな? それとも…とうとう私の舌がバカにw

めんは、「スープとの相性が良い、表面に固さのあるノンフライ細めん」とのこと。表面に固さのある…と、今まで寿がきや食品の製品説明には見られなかった珍しい表現が使用されているのですが、特に新鮮味は感じられず、いつもの汎用的なノンフライ麺でした。しっとりと口当たりが良く、コシの強さも印象的で、適度な粘り気もあり、サイズの割りに存在感があります。小麦らしい風味に輪郭があるので、濃いめのスープに埋没することもありませんし、適度な縮れがスープのリフト性能に寄与していて、相変わらずフレキシブルの高い万能性を兼ね備えていたことから、今回のスープとも程好いバランス。案の定、スープは濃いめに仕上がったんですけど、この麺は濃い味スープの中にあってこそ真価を発揮するようなノンフライ麺なので、相性の良さは素晴らしかったです。和歌山中華そばの再現性に関しては評価し兼ねますが、相変わらず基礎的な水準は高く、スープとの相性もバッチリだったので、ひとつのカップ麺として素直に高く評価できるノンフライ麺でした。

かやくは、「チャーシュー、ネギ」とのこと。うん、相変わらず具材はヘナヘナのチョコチョコですね。もうショボいのなんのって…とてもじゃないけど、メーカーの希望小売価格が227円とは思えない貧弱さです。100円前後で捕獲可能な日清麺職人と張りますよw しかも、質が悪い。 “とりあえずチャーシュー” は、相変わらずケミカルな風味と若干の酸味が鼻に付いたし、サイズもペラッペラにカットされたペラチャーで、もはや芸術的な薄さw ネギも粉末スープの中に同梱されていて、飾りに過ぎない存在です。イメージ的に花形かまぼこくらいは欲しかったかなぁ…とは言え、天下の? 寿がきや食品ですよ。具材の貧弱さに関しては、 “寿がきや食品クオリティ” (個性w)と割り切って、ご愛嬌としてやってくださいw


(標準は★3です)

具材のヘナチョコさは相変わらずガッカリな “寿がきや食品クオリティ” ではあったものの、しっかり醤油、しっかり豚骨な王道の路線を彷彿とさせる仕上がりから、醤油が濃いめの醤油豚骨味が好みの人は、きちんと満足できる一杯になるかと思います。麺とスープの相性も申し分なかったし、スープも本格的だったし、具材は…まぁ寿がきや食品だしw ってことで、ちょっと★の数は大目に見まして、このような評価とさせていただきました。ただ、ひとつ気になったのは節系の風味で、これが時によっては豚骨よりも目立ってたんですよね。特に最初の一口目なんて、え? 鰹? くらいフロントに。香味油が魚介系のオイルだったのか、それとも…ま、まぁ個人の嗜好や体調にも左右される味覚という曖昧なジャンルを核にしたブログなんでねw へぇーそうだったんだー、くらいのニュアンスで見てやってください(ぺこり)ちなみに今回も “販売者” は「寿がきや食品」で、 “製造所” は「加ト吉水産株式会社フーズ部群馬工場」となっていました。ノンフライ麺を採用している寿がきや食品の高価格帯製品は、基本の製造ラインを加ト吉が担当しているようですね。


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日清食品「行列のできる店のラーメン 煮干しそば」



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今回の冒頭ネタは、「改良されたプレミアムモルツのレビューと、非常に残念なお知らせ」です。以前、「ザ・プレミアム・モルツ」を冒頭ネタで紹介した際、例の如く強制召喚した盟友バカワイン氏が、今回も素敵なアンサー記事をアップしてくれました。これまで我々がコラボしてきた記事も全て纏めてありますので、前述したリンクから是非ご覧ください。相変わらず素晴らしいですよ! 彼のレビューは!


さて、本日の一杯は、日清食品の「行列のできる店のラーメン 煮干しそば」です。行列シリーズの新作は、昨年の9月にリリースされた「特濃担々麺」以来なので、随分と久しぶりですね。前回記事で紹介したエースコック「つじ田 奥の院」も煮干系のラーメンがテーマでしたが、今回は醤油ベースの清湯スープではなく、白湯スープの「濃厚煮干し鶏白湯」とのこと。煮干と鶏白湯の兼ね合いも然る事乍ら、希望小売価格が税別290円という超ハイエンドブランドなので、その価格設定も評価から度外視できませんし、値段に見合った価値が見出せるのか、前回の特濃担々麺と同じく値段以上と思えるのか、それとも…あ、どっしり鶏白湯に強烈な煮干とかだったら好みのバイアスで高評価に傾くと思うので、先に謝っておきますスイマセンw




どうでもいいですけど… ↑ コレに当たるとテンションが上がりますw



スープは、「煮干しの旨みをしっかりときかせた、濃厚で口当たりの良い鶏白湯スープ」とのこと。先入れの粉末スープを投入した瞬間から少し度肝を抜かれたんですけど、この時点で魚介の存在感がハンパじゃありません。調理後の写真を見ても分かるように、目視で確認できるほど荒削りの魚粉が大量に入っていて、しっかりと魚介のパンチを打ち出しています。魚介の要素は煮干だけでなく、節系も混ぜられた混合魚粉タイプでしたが、しっかりと煮干らしいシャープな面持ちを表現しつつ、特有のエグ味などネガティブな癖は最小限に抑えられていて、節系の膨よかな旨味が味に層を重ね、多重層な魚介感を演出。個人的には煮干のシャープさを最優先して欲しかったところではあるものの、明白な魚粉のインパクトには好感が持てました。そして好印象だったのが、鶏白湯の濃度。鶏骨の骨っぽさや特有の癖こそ感じられないものの、丁寧に炊き出して抽出したような旨味の濃度から、魚粉の主張にも負けない重心の低さで存在感をアピール。豚由来の動物油脂やポークエキスも用いられている為、純粋な鶏白湯ではありませんが、体感的には豚骨よりも鶏が強く、鶏骨だけでは打ち出せない厚みを豚骨が自然に補っているような印象。かなりスープの粘性も強く、あまりの濃厚さに撮影中もスープの表面に立て掛けた具材の海苔が沈まないほど。濃厚の指標を見失っていなかった白湯の厚みから、強烈なトロミも不自然ではありませんでした。ps. おかげで撮影し易かったですw

は、「しなやかでコシのある中細ストレート麺」とのこと。最近のノンフライ麺界はマルちゃん正麺カップを筆頭に、多加水系のノンフライ麺が流行っている傾向にあるのですが、やや加水率は低めの設定で、プリプリとした歯切れの良さが日清食品らしいノンフライ麺です。麺の方向性は同社の「ラ王」と似た雰囲気なんですけど、完成度の高さは一見して明白にラ王よりも行列の方が上ですね。加水率の低さも功を奏していて、魚粉の効いた濃厚な鶏白湯スープともベストマッチ。あまりにスープが濃厚だったので、ちょっと麺が押され気味ではあったものの、四角い断面から得られるエッジの効いた口当たりから、特濃スープに埋没しない存在感はキープしていたし、ラーメンを評価する上でスープにウェイトを置いている人であれば、素直に好印象だと思えるバランスなのではないでしょうか。先入れの粉末スープにトロミ成分が含まれていた為、麺を解す工程で若干の難を感じたものの、しっかりスープとの相性が計算されていた仕上がりが好印象でした。

具材は、「チャーシュー、タマネギ、メンマ、のり、ネギ」とのこと。チャーシューは日清食品お得意の厚切焼豚ではなかったんですけど、一般的なペラチャーとは一線を画しています。脂身のジューシーさを売りにしているような満足度の高い内容で、味付けも程よく、濃厚な脂身の甘味から、サイズ以上の満足感が得られるでしょう。メンマは食感こそ頼りないタイプでしたが、味付けが程よく、風味が非常にリアル。たった2個しか入ってなかったのは寂しかったけどw 魚粉の効いたスープとメンマの相性はバッチリです。ネギは粉末スープの小袋と一緒に入っていた飾り系だったんですけど、時折ふと感じる食感はアクセントに寄与していました。でもって後入れかやくの玉葱、実に効果的ですね。投入した瞬間から玉葱特有の芳ばしくて甘い匂いが漂ってきて、実際の味わいも然り。香味感よりも甘味を重視したタイプでしたが、シャキシャキと食感が良く、玉葱特有の甘味も味に程好い変化を与えてくれていて、濃厚なスープでも最後まで飽きない工夫となり、今回の製品に於いて必須の具材と言える逸材でした。カップ麺では大抵1枚しか入っていない焼き海苔が2枚というのも地味に嬉しいポイントで、特濃スープに浸してから麺ローリンして食べると最高に美味しかったし、味の気分転機に良かったです。焼き海苔をスープコーティングした後にオンザライス、これも間違いないと思いますよ。


(標準は★3です)

やはりカップ麺で取得価格が300円を超えてしまうと、お高いと感じてしまうかもしれませんが、これだけ濃厚でクオリティの高いスープを実際に作ろうとすれば、原価率が凄いことになりそうなので、むしろ “たった300円ちょっとで食べられる” そう自分は感じました。まず濃厚の指標を履き違えていなかったし、どっしり鶏白湯に、がっつり魚粉の効いた、文字通り “特濃” だったスープは、もはやカップ麺というジャンルの垣根を超越しちゃってるような本格さだったので、高評価つけざるを得ませんでした。コンビニで定価購入したら300円をオーバーしてしまいますが、その値段分を補って余りあるほどの満足感は得られると思いますし、コンビニ以外のチャンネルであれば300円で釣り銭が戻ってくるはずなので、カップ麺としては限界に近い値段設定ではあるものの、本格志向を極めているような完成度の高さから、むしろコストパフォーマンスに優れた一杯と言えるでしょう。もちろん濃厚な白湯スープや、魚介系のラーメンが苦手な人にはオススメできませんが、そうでなければ取得価格を忘れられると思います。普段、ラーメン屋さんでラーメンは食べてもカップ麺は食べないよ、という人でも…というか、そういう人にこそ手に取ってみてもらいたいですね。カップ麺を見直していただける切っ掛けになると思います。


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a
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