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日清食品「行列のできる店のラーメン 麻辣担々麺」



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今回の冒頭ネタは、勝手に47都道府県の一番搾り企画、「一番搾り 神戸づくり」です。我らが兵庫県を代表する一番搾りで、兵庫県産山田錦を使用しているのがポイント。もう何度も飲んでいるので、あんまり感動は無いけどw 膨よかな米の旨味と少しフルーティなホップの香りが印象的で、米の旨味から日本らしさ、そしてホップの香りからはハイカラな印象を受ける、華やかなイメージのある神戸の雰囲気を思わせるビールです。まぁ個人的には神戸=華やかというイメージよりも、路地裏や高架下のディープな雰囲気の方が好きなんですけどねw なんかこう、そのイメージよりも、どちらかというとポートアイランド的な一杯です(伝わりますかねw)

進行状況:「北海道」「岡山」「福岡」「神戸」



さて、本日の一杯は、日清食品の「行列のできる店のラーメン 麻辣担々麺」です。希望小売価格が290円のハイエンドブランド「行列のできる店のラーメン」シリーズの担担麺といえば、2016年の9月に「特濃担々麺」がリリースされ、現在では通年商品としてレギュラー入りを果たし、何度かリニューアルされているのですが、それとは別に「麻辣」バージョンが登場しました。当ブログの記事では、頻繁に「麻味」「辣味」という単語を使用しているんですけど、「麻」は主に「花椒」のビリビリとした痺れ系の刺激を指し、「辣」は「唐辛子」などによるヒリヒリとしたカプサイシン系の辛さを指します。既存の「特濃担々麺」では総評★6+という高得点を叩き出しているので、それがベースとなっているのであれば、かなり期待できそうですね。無論、「麻辣」の刺激レベルにも注目しながら評価したいと思います。





スープは、「練りごまをふんだんに使用し、花椒と唐辛子で仕上げた深みのある濃厚な担々スープ」とのこと。激しく濃いw まずスープの方向性なんですが、既存の「特濃担々麺」の延長線上にあると思います。兎にも角にも芝麻醤(ねりごま)の存在感が圧倒的な担担で、「液体スープ」とは別に「ねりごま」だけの小袋が入っているんですけど、その量も尋常ではありません。担担麺には芝麻醤だろ! このイメージが強い人にとっては、後述するカロリーや脂質の高さを差し置いて飲み干したくなってしまうような魅力を感じるスープだと思います。そして「麻辣」ですが、これが予想以上に硬派なタイプで驚きました。激辛とは言いませんが、少なくともピリ辛の範疇は優に超えています。人によっては、辛口以上と感じる方もいらっしゃるかもしれません。まず花椒の麻味なんですけど、あくまで常識の範囲内とは言え、慣れていない人には厳しいレベルだと思います。かやく入り粉末スープにも花椒は仕込まれていたのですが、どうやら液体スープにも花椒系のオイルが添加されているようですね。次に唐辛子の辣味なんですけど、これも骨がありますよ。主に液体スープの辣油成分による部分が強かったのですが、赤いオイルは決して見た目の飾りではありませんでした。まず芝麻醤を筆頭に、ずっしり胃にくるほど濃度の高い「特濃系」の名に恥じない濃さでありながら、辣油の辛さと花椒の清涼感が加わることで、きちんとバランスが取れているんですよね。かなり粘度の高いスープですが、そのトロミを不自然に思わせない芝麻醤と動物系のコクが好印象な、濃厚の指標を履き違えていない濃度の高さに好感が持てた担担スープでした。ちなみに小袋の投入順は、熱湯を注ぐ前に「かやく入り粉末スープ」を入れ、熱湯を注いでから4分後に「ねりごま」「液体スープ」の順に入れるよう指示があるので、それぞれ入れるタイミングと順番に気を付けてください。

は、「しなやかでコシのある中細ストレート麺」とのこと。「特濃担々麺」のノンフライ麺と比較して、前作の麺よりも加水率が低く、見た目も白っぽくて、断面の四角い角刃の中細ノンフライ麺だったんですが、私が記事にしている「特濃担々麺」はリニューアル前の初版だけなので、現行のノンフライ麺は仕様が異なっているのかもしれません。もしかしたら、この麺と同じなのかな。担担麺に合わせる麺は、ちょっと柔らかめで、丸刃で切ったストレート状の低加水麺、みたいなイメージが強かったりするんですけど、スープの濃度が尋常じゃなかったので、角刃の口当たりが麺の存在感を埋没させない工夫として効果的だと感じました。それに、角刃でありながらもスープとの一体感は高く、ど濃厚なスープに埋没しない自己主張を放ちながら、決して孤立するような印象は与えません。ただ、スープと対峙させた場合、やや押され気味ではありました。とは言え、今回のカップ麺はスープ命と言っても過言ではない仕上がりなので、麺はスープを運ぶために尽力する、くらいの存在感が適切でしょうか。そう思うと、この麺の立ち位置は秀逸だと思います。個人的には、丸刃の低加水麺でも食べてみたくなっちゃったんですけどね。

具材は、「ミンチ肉、チンゲンサイ」とのこと。かやく入り粉末スープなので、そこまで盛大なボリュームには期待できませんが、ミンチ肉と青梗菜の質は申し分ありません。ミンチ肉は自然な食感で、味付けは濃いめ。かやく入り粉末スープに仕込まれていた花椒が具材にも影響しているので、ミンチ肉を食べているときにも花椒の麻味を感じます。これが濃厚なスープの中で効果的なアクセントになっていて、液体スープの辣油が薄れてくる後半、ミンチ肉を意識的に食べると嬉しい変化が得られました。青梗菜は厚みのある茎の部分が特に好印象で、麻辣担担スープと対比を描いているような特有の甘味が箸休めに良かったです。もうちょっと青梗菜が多いと嬉しかったんですけど、スープの濃度を思えば不満ではないでしょう。


(標準は★3です)

既存の「特濃担々麺」をベースに、辣油と花椒を増したような一杯だったので、もう当たり前のように美味しかったです。そんな麻辣の刺激が人を選ぶポイントになってくるかもしれませんが、「特濃担々麺」は芝麻醤が魅力的だけど、その芝麻醤が重すぎる…と、感じていた人にとっては、かなり理想的なバランスなのではないでしょうか。私は担担麺を食べる際、スープに辣味・麻味・芝麻醤のコクを求めているので、まさにドンピシャな仕上がりでした。欲を言えば、もっと刺激は強い方が嬉しかったんですけどね。でもトータルバランスを考慮すると、麻辣の効かせ方は適切だと素直に思えました。ちなみにノンフライ麺を採用したカップ麺なのに、全体のエネルギーは683kcal(調理直後に分別して分析した値によるスープのカロリーは規格外の359kcal…!)で、脂質は38.5gと意味不明な数値になっているのですがw そのくらいスープが濃厚で、本格的だということです。原材料名の順番を見ても面白くて、通常「めん」「スープ(添付調味料)」「かやく」の順に記載されているのですが、今回は「めん」を差し置いて「かやく入りスープ」の項目が手前にありますからね。で、唯一のネックとなるのが価格帯。コンビニで定価購入してしまうと、税込価格は “カップ麺のくせに” 310円ですよ。…は? って思いますよねw ただ、外食先で担担麺を食べようと思ったら、ワンコインの500円でも破格の値段設定とも思える時世ですよ。もちろん1,000円台の高くて美味しい本格的な担担麺には太刀打ちできませんが、こう言っちゃ失礼だけど、500円程度の担担麺なんて、たかが知れてます。それを思えば、こんなに本格的な担担麺が “たったの310円” で味わえる、そう私は感じました。ってか、生半可な店の担担麺よりも美味しいですよw 700円台の担担麺を提供している店でも、ヘタしたら正直これ以下のスープありますからね…w カップ麺としては限界に近い値段設定になりますが、モノサシの指標をカップ麺ではなく本格的な店の担担麺に匹敵する、というサイズにまで伸ばしてやれば、むしろコストパフォーマンスに優れた一杯と言えるのではないでしょうか。


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

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日清食品「行列のできる店のラーメン 煮干しそば」



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今回の冒頭ネタは、「改良されたプレミアムモルツのレビューと、非常に残念なお知らせ」です。以前、「ザ・プレミアム・モルツ」を冒頭ネタで紹介した際、例の如く強制召喚した盟友バカワイン氏が、今回も素敵なアンサー記事をアップしてくれました。これまで我々がコラボしてきた記事も全て纏めてありますので、前述したリンクから是非ご覧ください。相変わらず素晴らしいですよ! 彼のレビューは!


さて、本日の一杯は、日清食品の「行列のできる店のラーメン 煮干しそば」です。行列シリーズの新作は、昨年の9月にリリースされた「特濃担々麺」以来なので、随分と久しぶりですね。前回記事で紹介したエースコック「つじ田 奥の院」も煮干系のラーメンがテーマでしたが、今回は醤油ベースの清湯スープではなく、白湯スープの「濃厚煮干し鶏白湯」とのこと。煮干と鶏白湯の兼ね合いも然る事乍ら、希望小売価格が税別290円という超ハイエンドブランドなので、その価格設定も評価から度外視できませんし、値段に見合った価値が見出せるのか、前回の特濃担々麺と同じく値段以上と思えるのか、それとも…あ、どっしり鶏白湯に強烈な煮干とかだったら好みのバイアスで高評価に傾くと思うので、先に謝っておきますスイマセンw




どうでもいいですけど… ↑ コレに当たるとテンションが上がりますw



スープは、「煮干しの旨みをしっかりときかせた、濃厚で口当たりの良い鶏白湯スープ」とのこと。先入れの粉末スープを投入した瞬間から少し度肝を抜かれたんですけど、この時点で魚介の存在感がハンパじゃありません。調理後の写真を見ても分かるように、目視で確認できるほど荒削りの魚粉が大量に入っていて、しっかりと魚介のパンチを打ち出しています。魚介の要素は煮干だけでなく、節系も混ぜられた混合魚粉タイプでしたが、しっかりと煮干らしいシャープな面持ちを表現しつつ、特有のエグ味などネガティブな癖は最小限に抑えられていて、節系の膨よかな旨味が味に層を重ね、多重層な魚介感を演出。個人的には煮干のシャープさを最優先して欲しかったところではあるものの、明白な魚粉のインパクトには好感が持てました。そして好印象だったのが、鶏白湯の濃度。鶏骨の骨っぽさや特有の癖こそ感じられないものの、丁寧に炊き出して抽出したような旨味の濃度から、魚粉の主張にも負けない重心の低さで存在感をアピール。豚由来の動物油脂やポークエキスも用いられている為、純粋な鶏白湯ではありませんが、体感的には豚骨よりも鶏が強く、鶏骨だけでは打ち出せない厚みを豚骨が自然に補っているような印象。かなりスープの粘性も強く、あまりの濃厚さに撮影中もスープの表面に立て掛けた具材の海苔が沈まないほど。濃厚の指標を見失っていなかった白湯の厚みから、強烈なトロミも不自然ではありませんでした。ps. おかげで撮影し易かったですw

は、「しなやかでコシのある中細ストレート麺」とのこと。最近のノンフライ麺界はマルちゃん正麺カップを筆頭に、多加水系のノンフライ麺が流行っている傾向にあるのですが、やや加水率は低めの設定で、プリプリとした歯切れの良さが日清食品らしいノンフライ麺です。麺の方向性は同社の「ラ王」と似た雰囲気なんですけど、完成度の高さは一見して明白にラ王よりも行列の方が上ですね。加水率の低さも功を奏していて、魚粉の効いた濃厚な鶏白湯スープともベストマッチ。あまりにスープが濃厚だったので、ちょっと麺が押され気味ではあったものの、四角い断面から得られるエッジの効いた口当たりから、特濃スープに埋没しない存在感はキープしていたし、ラーメンを評価する上でスープにウェイトを置いている人であれば、素直に好印象だと思えるバランスなのではないでしょうか。先入れの粉末スープにトロミ成分が含まれていた為、麺を解す工程で若干の難を感じたものの、しっかりスープとの相性が計算されていた仕上がりが好印象でした。

具材は、「チャーシュー、タマネギ、メンマ、のり、ネギ」とのこと。チャーシューは日清食品お得意の厚切焼豚ではなかったんですけど、一般的なペラチャーとは一線を画しています。脂身のジューシーさを売りにしているような満足度の高い内容で、味付けも程よく、濃厚な脂身の甘味から、サイズ以上の満足感が得られるでしょう。メンマは食感こそ頼りないタイプでしたが、味付けが程よく、風味が非常にリアル。たった2個しか入ってなかったのは寂しかったけどw 魚粉の効いたスープとメンマの相性はバッチリです。ネギは粉末スープの小袋と一緒に入っていた飾り系だったんですけど、時折ふと感じる食感はアクセントに寄与していました。でもって後入れかやくの玉葱、実に効果的ですね。投入した瞬間から玉葱特有の芳ばしくて甘い匂いが漂ってきて、実際の味わいも然り。香味感よりも甘味を重視したタイプでしたが、シャキシャキと食感が良く、玉葱特有の甘味も味に程好い変化を与えてくれていて、濃厚なスープでも最後まで飽きない工夫となり、今回の製品に於いて必須の具材と言える逸材でした。カップ麺では大抵1枚しか入っていない焼き海苔が2枚というのも地味に嬉しいポイントで、特濃スープに浸してから麺ローリンして食べると最高に美味しかったし、味の気分転機に良かったです。焼き海苔をスープコーティングした後にオンザライス、これも間違いないと思いますよ。


(標準は★3です)

やはりカップ麺で取得価格が300円を超えてしまうと、お高いと感じてしまうかもしれませんが、これだけ濃厚でクオリティの高いスープを実際に作ろうとすれば、原価率が凄いことになりそうなので、むしろ “たった300円ちょっとで食べられる” そう自分は感じました。まず濃厚の指標を履き違えていなかったし、どっしり鶏白湯に、がっつり魚粉の効いた、文字通り “特濃” だったスープは、もはやカップ麺というジャンルの垣根を超越しちゃってるような本格さだったので、高評価つけざるを得ませんでした。コンビニで定価購入したら300円をオーバーしてしまいますが、その値段分を補って余りあるほどの満足感は得られると思いますし、コンビニ以外のチャンネルであれば300円で釣り銭が戻ってくるはずなので、カップ麺としては限界に近い値段設定ではあるものの、本格志向を極めているような完成度の高さから、むしろコストパフォーマンスに優れた一杯と言えるでしょう。もちろん濃厚な白湯スープや、魚介系のラーメンが苦手な人にはオススメできませんが、そうでなければ取得価格を忘れられると思います。普段、ラーメン屋さんでラーメンは食べてもカップ麺は食べないよ、という人でも…というか、そういう人にこそ手に取ってみてもらいたいですね。カップ麺を見直していただける切っ掛けになると思います。


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日清食品「行列のできる店のラーメン 特濃担々麺」



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カルビーの「紫いものおさつスナック はちみつバター風味」を食べました。8月下旬から発売されている「おさつスナック」の姉妹品として開発された紫いもバージョンで、はちみつバター風味と来れば、もう間違いないでしょう。ふわっと軽い生地の食感は、ほぼオリジナルと同じなんですけど、原材料では紫いもパウダーが使用されていて、見た目は全く違いますね。それはもう鮮やかに紫w ほっこりとしたサツマイモの優しい甘味を軸にして、やや蜂蜜特有のクセを感じる甘味と香りが鼻を抜けるように通り、バターの風味がコクを深め、適度な塩気が甘味を引き立てます。もちろん甘味は砂糖による演出もあるのですが、後口に残る砂糖とは違ったサツマイモ特有の優しい甘味が好印象。蜂蜜やバターの存在感に押しの強さは感じられず、あくまでもアクセントに過ぎない主張ではあるものの、敢えて “風味” に止める事で、きちんとサツマイモを尊重していたことに好感が持てるバランスでした。さすがにサツマイモの風味に於いて、オリジナルの安納芋と紫芋の違いまで味として明白に打ち出されているわけではないんですけどw 確かなサツマイモ特有の甘味には季節感があって、イメージ通り、ほっこり優しいスナック菓子でした。

さて、本日の一杯は、日清食品の「行列のできる店のラーメン 特濃担々麺」です。「行列」シリーズの担担麺といえば、最近だと「海老担々麺」のリリースがありましたけど、純粋な担担麺のリリースは数年ぶりですね。かつて食べた担担麺が秀逸だったので、今回かなり期待してます。このシリーズの担担麺は、とにかく芝麻醤(ねりごま)で押してくる印象が強くあって、自分は担担麺に於ける濃度の指標を芝麻醤の主張に向けている為、今回ちょっと自分的ストライクゾーンど真ん中な担担麺かもしれませんw 果たして想像通りの仕上がりなのか、それとも勝手に期待しながら予想をハズして盛大にコケることになるのか…少なからず個人的な好みのバイアスが総評に干渉してくると思うので、あらかじめ謝っておきますねw ←





は、「しなやかでコシのある中細ストレート麺」とのこと。「行列」シリーズらしいノンフライ麺ですね。形状は断面が四角く、加水率は高め。「マルちゃん正麺 カップ」のノンフライ麺と比較した場合、ことナチュラルさに関しては見劣りしてしまうものの、高級志向のハイエンドカップ麺として、きちんとした作り込みから、水準の高さを感じるノンフライ麺です。プリプリとした食感が特徴的で、麺単体としての主張は明白。口当たりからして存在感のあるノンフライ麺ですが、今回はスープの濃度が頗る高かったので、しっかり張り合えるバランスだったのが好印象でした。担担麺に合わせる麺は、加水率の低い丸刃で切った柔らかめの麺が好みなんですけど、もしそんな麺だったら完全に負けていたでしょうしw 「行列」シリーズらしいノンフライ麺が功を奏している、そう思える計算されたバランスだったので、新鮮味は無くともクオリティの高さを素直に楽しめたのが良かったです。

スープは、「濃厚な練りごま、ラー油、花椒のバランスにこだわった奥深い味わいの担々スープ」とのこと。おっと…キましたよコレは…コレは久々に冗談抜きで超うまい。まず最も目立って主張していたのは、実食前の想像通り芝麻醤で、濃度の指標は完全にコイツを指しています。別添として「ねりごま」だけの小袋があるんですけど、その内容量は多く、特筆に値する存在感。さらに豚脂によるコクのサポートも大きく、同時に胡麻油っぽい芳ばしさが加わることによって、芝麻醤との間に胡麻の相乗効果が生まれていたのも印象に残るポイントでした。原材料にポークエキスなども使用されているのですが、主に動物系の要素を担っていたのは豚脂がメインだったので、豚骨系の重さこそ感じられなかったものの、大量の芝麻醤によってスープの重厚感はバッチリです。いや、実際これ結構マジで腹にキますよw 辣油の辛さはアクセントに過ぎませんでしたが、鼻を抜けていく花椒の爽やかな香りと適度な麻味が織り成すアクセントは絶妙で、その存在が芝麻醤一辺倒にならない工夫となっていたし、花椒の持つ特有の清涼感が加わることによって、濃厚だけど飽きないバランスを構築。芝麻醤の濃度で押し切るような力強い担担スープでありながら、バランスの観点から見ても作り込みに余念が無く、自分のように担担スープに於ける濃度の指標を芝麻醤に向けている人は、ほぼ間違いなく気に入ると思います。不自然な粘度で濃厚を演出するような小細工は行わず、きちんと芝麻醤や豚脂で濃度の高さを打ち出していたことに好感の持てる濃厚な担担スープでした。

具材は、「肉ミンチ、チンゲンサイ、ネギ」とのこと。やや価格帯を思うと量的に寂しく映ってしまうかもしれませんが、スープの出来を考慮すれば、量に関しては全く以て許容範囲内ですね。それに具材の質は値段相応に高く、肉ミンチは挽肉らしいワイルドな肉の旨味に、濃いめの味付けからスープに埋没しない存在感を放っていたし、自然な歯触りも好印象。スープが完全に芝麻醤推しだったので、肉ミンチを意識的に食べた時に得られる肉っ気が動物系の旨味を補完してくれていたのが良かったです。記事を書きながら思い返してみると、この肉ミンチが結構なキーマンだったなー、と。チンゲンサイは青葉特有の苦味が仄かに漂い、シャキシャキとした食感で自己アピール。量は多いとは言えませんが、濃厚なスープの中で確かなアクセントとして寄与していました。ネギは高級系で厚みのあるタイプが採用されていたんですけど、このカップ麺の中では存在価値が見出せず、完全に埋没していたので、具材はシンプルに肉ミンチとチンゲンサイだけで良かったかな。

(標準は★3です)

値段を抜きにして味だけで言えば、満足度として★8を付けたくなるような逸品でした。やはり個人的に好みな方向性の味付けだったんですけど、ほんと芝麻醤の濃度が明白で、文句無しに美味しかったです。素晴らしかった。ただ、やはり希望小売価格が税抜290円という高価格帯のカップ麺なので、そこを無視するわけにもいきませんからね。ってことで、このあたりが妥当かと思ったわけなんですけど、それでも★6に「+」まで付けてしまった…w いやいや、ほんと濃厚で美味しかったです。強いて不満な点を挙げるとするならば、もうちょっと辣油の刺激も強いと嬉しかったんですけどね。でもバランス的な観点から見れば、総合力が高く秀逸な内容だったし、麺の質も価格帯に相応しい内容で、兎にも角にも明白な主張を放っていた芝麻醤の存在感と、小細工の無いスープの濃度に価値の見出せる一杯でした。豚骨の下支えは軽めに感じてしまったものの、そこを具材の肉ミンチが的確にサポートしていたり、スープの濃度に特化した仕上がりでありながら、ひとつのカップ麺として全体のバランスを見据えた丁寧な作り込みを体感できたのが良かったです。ちなみにエネルギーは692kcal、脂質は40.9gという油そば系のカップ麺に匹敵するヘッヴィィな数値なんですけどw おそらく高カロリー,高脂質の原因は、強烈に濃厚だった芝麻醤の含有量からでしょうし、たまには自分へのご褒美ということで、こういった健康的観念を度外視した本格的なカップ麺もいいんじゃないでしょうか。

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日清食品「行列のできる店のラーメン 海老担々麺」



私は日課で夕食前に大根おろしを食べているのですが、大寒波の時に畑の大根が凍ってしまったのか、色が少し変わってたんですよね。で、特に害もないだろうと思って普通に擦りおろして食べてみたら漬物? っぽい風味を感じましてw こう、薄っすらとですけど、たくあんみたいな。美味しかったですw 風邪引き大根も面白いですね。少なくともスーパーの大根じゃ経験できないことだと思いますし、なんか身体に良さそうな味でした。良くも悪くも人体に及ぼす影響は不明ですがw

さて、本日の一杯は、日清食品の「行列のできる店のラーメン 海老担々麺」です。やっと2016年発売のカップ麺に追いつきましたよーw というわけで、2016年リリース最初の一杯はコチラ。行列シリーズから海老担担麺ということで、これはもう実食前の期待値の上昇は抑えられませんよね。このシリーズは海老にも担担麺にも強いですし、さすがに美味しいのは当たり前だと思うので、最終的にモノを言うのは価格との兼ね合いだけでしょう。





は、「濃厚なスープとよく絡む、しなやかでコシのある中細ストレート麺」とのこと。いつもの行列シリーズらしいノンフライ麺で、「マルちゃん製麺 カップ」と比較した場合、麺の自然さでは東洋水産に軍配ですが、ハイエンドブランドに使われるノンフライ麺としての完成度は高く、しなやかさとコシを兼ね備えていて、濃厚なスープとも兼ね合いは良好。断面は四角く縮れのないストレート麺で、麺の角ばった形状から感じる輪郭によって、前半は濃厚なスープに負けない存在感を放ち、後半は時間経過によってスープとの一体感が増してくるので、馴染みの良さを楽しめるなど、時間経過による変化を上手く利用していると思います。今回のスープは濃厚なんですけど、このノンフライ麺だからこそバランスが取れているというか、うん。それに熱に対する耐久性にも優れているので、自分は敢えて湯戻し後に時間を取り、スープ馴染みの良さが光ってくるまで待ってから食べました。個人的に「ラ王 Selection」のノンフライ麺よりも好みです。

スープは、「海老の香りとうまみが特徴の、ゴマの風味豊かなコク深い "特濃" 担々スープ」とのこと。いやーさすがに高級感のあるスープですね! ベースには濃度の高い豚骨が鎮座していて、しっかりと動物系の厚みがあり、濃厚の指標を履き違えていなかったことが好印象。一応、今回のタレは味噌ダレなんですけど、豚骨と胡麻のまろやかさが味噌の持つカドを包み込み、尖りのようなものは感じられません。さらに芝麻醤は別添の小袋に包装されているので、その主張は明白かつ確実に作用しています。粉末スープの擂り胡麻に加えて芝麻醤で胡麻のコクが深まることによって、さらにスープの濃度が高まってくるんですよね。辣味はピリ辛程度だったし、花椒の香りや麻味こそ控えめだったものの、とにかくスープの濃度が高く、芝麻醤の確実な主張から担担麺らしさが感じられたし、そこへ海老の旨味が加わってくるんですけど、これがまた見事なまでにハマっていて、スープのクオリティが飛躍的に上昇。もちろんスープ自体からもしっかりと海老の旨味を感じるのですが、芳ばしさに関しては具材の揚げ玉による効果が大きかったです。突出したインパクトで驚かせるのではなく、胡麻と豚骨と海老が見事に融合して織り成す総合力の高さを楽しめる感じ。多重奏なコクと旨味があって、「贅沢特濃スープ」の名に恥じず、ちゃんと “濃厚” だったのが嬉しかったです。ただ、ちょっと甘味も強めなので、担担麺に甘味は蛇足と感じる人は気になるかもしれません。

具材は、「香ばしい海老の風味とキレのあるショウガの味わいが特徴の特製揚げ玉、肉そぼろ、チンゲン菜、ネギ」とのこと。揚げ玉は揚げ玉特有の芳ばしさと海老の芳ばしさがリンクしていて、麺に絡んで口に入ったときに的確なアクセントとなり、同時にスープの海老感を底上げ。生姜の風味はスープに馴染むと丸みを帯びてくるんですけど、ほんのりと香る柔らかい主張は功を奏していたと思います。そして肉そぼろが印象的で、挽肉らしい歯触りと旨味のある味付から存在感があり、ひとつひとつのサイズも大きめ。そして何より量が申し分なく、担担麺に挽肉は必須項目なので、スープにコストをかけながらも肉具材を妥協しなかったことに好感が持てました。いつもの厚切焼豚のクオリティをそのまま挽肉に置換したらこうなるのかー、みたいな。素晴らしかったです。青梗菜や葱の量は多くなかったのですが、青梗菜は厚みがあって甘味が強く、葱は大振りでした。担担麺から見たときの挽肉に、海老から見たときの揚げ玉と、きちんと主役級の存在感を持った具材がお互い主張していたのが良かったです。このカップ麺には入っていませんが、スープが濃厚だったので、焼き海苔とかも合いそうだなー、と思いました。

(標準は★3です)

希望小売価格が290円という市販のカップ麺では最高峰の値段設定ですが、それだけの価値はありますね。いや、余裕でそれ以上だと思います。これだけ総体的に高いクオリティのラーメンが300円ちょっとで味わえるのですから、むしろ安いとすら思いました。これまでにも行列シリーズは「一幻」とのタイアップを果たす前から海老系のカップ麺を発売してますし、その中でも初版の「えびそば 特濃しお豚骨」は群を抜いて秀逸な出来栄えだったので、どうしても海老が付くと比較してしまう部分があり、壁が高くなってしまう傾向にあったんですけど、濃厚な担担麺に海老が組み込まれたことで受ける印象や捉え方も変わり、新鮮味が感じられたと同時に日清食品が培ってきた技術力が遺憾無く発揮されていて、完成度の高さを実感することが出来ました。スーパーで購入しても取得価格は300円ちかくすると思いますが、その値段以上の価値があると思います。芝麻醤の濃厚な担担麺として見ても、また新たな海老白湯として見ても満足度の高い一杯だったので、コンビニ定価でも買う価値は十二分にあるでしょう。期待値以上の秀作でした。

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日清食品「行列のできる店のラーメン TOKYO 特濃魚介とんこつ」



ローソンの「鶏皮ぎょうざ」再来ということで、すごく気になってるんですけど、相変わらず猛烈な人気みたいですねー。今回で3回目(?)の発売らしいのですが、まだ食べたことがありません…(泣)どうやら “売れ過ぎて” 常時販売できないのだとか。ぬおぉー食べたいぞおぉー!(鼻息)

さて、本日の一杯は、日清食品の「行列のできる店のラーメン TOKYO 特濃魚介とんこつ」です。今回のテーマは東京の魚介豚骨ということで、どのお店をインスパイアしてるのか気になって、「東京」「魚介豚骨」という単純なキーワードで検索してみました。どうもカップのデザインが「麺処 さとう」というラーメン店の丼と酷似していますね。縁に描かれた波のような模様も一致しますし、側面に描かれたツタのような模様も似ていました(その側面まで写り込んだ画像を探すのに手間取ったw)お店の味は分かりませんが、魚介と豚骨のバランス感、そして “特濃” の指標がズレてないかに注目して食べてみたいと思います。





は、「濃厚なスープとよく絡む、しなやかでコシのある中細ストレート麺」とのこと。中細よりちょっと太いかな? いつもの「行列」シリーズらしい質感のノンフライ麺で、角刃のエッジが麺の存在感を強め、濃厚なスープの中で光ります。プリプリとした歯触りが如何にもノンフライ麺らしい食感ではあるんですけど、その枠組みの中で見たときのクオリティは、さすが日清食品のフラッグシップモデル。濃厚なスープの中でも埋没しない存在感には好感が持てるのですが、スープとの一体感を考慮すると、湯戻し時間は1,2分長めに待つのがいいかもしれません。自分はワザとダラダラ撮影して、馴染んできた頃合いに食べるのが好みですw

スープは、「魚介のうまみと濃厚なとんこつスープを合わせた、コク深い特濃魚介とんこつ」とのこと。まさに王道の魚介豚骨スープですね。特に奇を衒った様子もなく、小難しい小細工も入れず、魚介と豚骨と真っ直ぐに向き合った結果たどり着いたようなスープです。ベースの豚骨は癖を抑えつつも豚骨らしい乳化感のあるコクを感じさせてくれ、そこに節系の芳ばしさとシャープな煮干の風味が加わるのですが、魚粉のリアルでストレートな魚介の主張が好印象。タレの醤油感にも一定の輪郭があったので、自分的には「魚介豚骨醤油」って感じだったんですけど、塩カド系の刺々しさはありませんでした。そして糖類によって甘味も添加されているのですが、自然な糖度でワザとらしさは一切なく、その甘味がまろやかに魚介のカドを包み込むと同時に、豚骨らしい甘味を演出する効果も担っていました。 “特濃” のレベルにあるかは個人の指標によると思うんですけど、間違いなく濃厚と思える重厚感は感じられると思います。濃厚なスープだったのに、単調さやボヤけたような印象、嫌味なクドさを感じなかったのは、油脂のバランスとタレの醤油感、具材のタマネギによるアクセントが効果的だったからでしょう。じわじわ増してくるような旨味があって、バランス重視型として素晴らしいスープだと感じました。

かやくは、「食べごたえのある大判焼豚、スープと食感にアクセントを加える風味豊かなタマネギ」とのこと。大判焼豚は相変わらずのクオリティで、今回は脂身タイプ。この大判焼豚には赤身タイプもあって、どうやら個体差ではないようですね。自分はこのジューシーな脂身タイプが好みです。ややデフォルメ感の否めない肉具材ではあるものの、この充足感は他の製品では得られないので、まさに唯一無二の存在と言えるでしょう。濃厚なスープの中で脂身のジューシーさが相乗効果を生んでいて、口の中でジュワ〜・・・っと広がる旨味に顔が綻びました。ほんと焼豚だけバラ売りして欲しいですw ネギは飾りに過ぎませんでしたが、とりわけタマネギは今回のキーマンで、タマネギらしい甘味と若干の辛味があり、特有の甘味はスープの甘味と重なってコクを深めてくれていたし、特有の辛味は濃厚スープにメリハリを生むアクセントに。タマネギの入ったカップ麺も珍しくなくなってきましたけど、ここまでタマネギのメリットが感じられる製品は中々ないかと。スープが濃厚な魚介豚骨スープだったので、雰囲気的に風味の強いメンマも欲しかったんですけど、スープの秀逸な出来を考慮するとコスト的な問題も納得できますし、高望みかもしれませんね。しっかりとスープにコストを注いでいることが分かるのですが、いつもの大判焼豚が充足感を満たしてくれてますし、効果的なタマネギで機能も補うなど、よくバランスが考えられていると思いました。もう少し具材にコストが回せそうなら、別添で焼き海苔でも入ってたら盛り上がったかもしれませんね。スープの雰囲気的にも合うと思うので、セルフトッピングできそうな人は是非。

(標準は★3です)

いやいや、素晴らしかったです。バランス型として欠点らしい欠点が見当たらず、まさに王道の魚介豚骨でした。どこか一点が突出しているわけではないんですけど、それだけに良い意味でトータルバランス重視型の仕上がりで、日清食品らしくて良かったと思います。それにタマネギ、かなり効果的でした。これが主役ってほどのインパクトではないんですけど、脇役としては勿体無い活躍ぶり。くっきりと印象に残りました。あとは価格帯との兼ね合いですね。これを高いとするか安いとするかは人それぞれだと思うんですけど、特にスープは下手なラーメン店にも負けない本格的な仕上がりだったので、これが300円ちょっとで味わえるわけですから、倍近い値段を払ってラーメン店でハズすよりも、ずっと安パイだと私は思います。日清食品のフラッグシップモデルとして恥のないクオリティだったので、魚介豚骨醤油系が好きでカップ麺に理解がある人には間違いなくオススメです。あ、それからですね、この記事を見てくださっている方の中に「麺処 さとう」に行ったことがある、という方がおられましたら、是非とも情報提供お願いします(ぺこり)

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