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サンヨー食品「サッポロ一番 和ラー 北海道根室 かにの鉄砲汁風」



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今回の冒頭ネタは、東ハトの新商品「パンジュール・バターソルト味」です。クープ(切れ込み)の入ったバゲットをイメージしているそうで、なかなか個性的な形のスナック菓子ですね。4層構造のサクッ、とした軽めの生地は、まるでバゲットを揚げて作ったラスクのような歯触り。そして鼻を抜けるように香っていた “パン” の風味が印象深く、想像以上に本格派。バターのコクと風味も濃厚で、チキンが旨味のベースを支え、適度なオニオンとガーリックの香味が旨味を引き立てます。アルペンザルツ岩塩(食塩中53%使用)による塩気も程よく、ほんのり控えめな甘さ。で、オリーブオイルの風味が本格さを加速させていたのですが、ちょっとコレかなり美味しいですw なんかこう、スナック菓子らしからぬというか、スーパーにあるベーカリーコーナーの片隅に、余ったバゲットの切れ端を使って甘さ控えめのラスクを作りましたよー、みたいなノリで一緒に並べてあっても違和感なさそう。見た目こそスナック菓子的な容姿ですが、カフェオレなんかと一緒に小腹を満たす為の軽い軽食にも使えそうな勢いでした。パンっぽい風味がリアルだったので、尚更そのイメージが強かったのかもしれません。実は正直、そこまで食べる前は期待してなかったんですけど、しっかりバゲット、しっかりバター、程好い塩気…と、まさに “バゲットスナック” な仕上がりで、かなり満足度が高かったです。オススメ。


さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 和ラー 北海道根室 かにの鉄砲汁風」です。自称なんちゃって食通の私 taka :a ですが、かにの鉄砲汁は1回か2回くらいしか食べた記憶がないんですよね。要は蟹を使った味噌汁(漁師飯)と解釈してるんですけど…大丈夫ですかねw 廃盤との噂も流れている第1弾の「能登 海老汁風」と、「津軽 帆立貝焼き味噌風」も題材は味噌でしたが、今回はテーマの核が海老と同じく甲殻類なので、能登の海老汁に近いニュアンスでしょうか。風味に違いこそあれど、能登で感じたような甲殻類特有の芳ばしさには期待したいところですし、願わくば蟹ミソっぽい風味があれば…と、まぁでも希望小売価格180円のシリーズなんでね、期待値は上げ過ぎないでおきましょうか(なんて書きながら結構いまワクワクしているw)とりあえず前回記事にした「両国 ちゃんこ鍋風」が予想以上に濃い味だったので、お湯の量は気持ち多めに注いで食べてみたいと思います。





スープは、「かにエキスやかに殻パウダーをベースに、昆布のうまみと味噌を合わせた風味豊かなスープ」とのこと。いやいやいや…ちょっとコレは参りました。あんまりラーメンのスープっぽくはなかったんですけど、上品な椀にスープだけ分別して、海の近くに構える旅館の朝ご飯なんかで出されたら、多分…何の違和感もなく「やっぱり旅館の朝ご飯は美味しいね~」なんて言っちゃいそうなレベルw まず蟹を思わせる甲殻類特有の、それでいて海老殻とは違う芳ばしい旨味を感じるのですが、インパクトで喰わせるようなタイプではなく、ふわっと奥から上がってきて、ゆっくりと滋味深く舌を包み込むような優しい旨味。そんな優しくも膨よかな蟹の芳ばしさと旨味も然る事乍ら、蟹の身や殻の旨味とは違う、蟹味噌を彷彿とさせるコクのある風味が顔を覗かせていたことに感激しました。決して表立って主張してこないんですけど、蟹のハサミや脚だけでなく、ミソ付きの甲羅ごと出汁を取っているような雰囲気。和味噌の存在感は、あくまでも風味の香り付けに過ぎず、蟹から出た磯の塩気を活かしているというか、塩のニュアンスは磯の香りに任せ、仕上げに軽く味噌を溶きました、みたいな。味噌ラーメンのスープとして味わってしまうと、好みによっては物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、その不満を補って余りあるほどの滋味深さには唸ってしまうものがあると思うし、旅館の朝食で提供される蟹汁を思わせる本格さには、素直に価値が見出せると思います。

は、「コシがあり、湯のびが少なく密度感のあるなめらかな麺」で、「生麺にひけをとらない食感」とのこと。おそらく麺は3品すべて共用だと思うので、詳細についての感想は省きますが、兎にも角にも油揚げ麺特有のネガティブさが最小限に抑えられているので、本格的で繊細だったスープのニュアンスを全く邪魔してこないんですよね。それによって麺を食べている時にも蟹の旨味がダイレクトに…というか、麺を食べている時にこそ蟹の繊細さが感じられる、そう思えるほどの逸材だったので、相変わらず文句の付け所が見当たりませんでした。素晴らしい。

具材は、「風味豊かなかに身風かまぼこに、ふわふわした食感のかき卵、キャベツ、細切りかに風味かまぼこ、ねぎ」とのこと。うん、相変わらず具材の充実感も申し分ないですね。まず手前に写っているカニ身風かまぼこですが、一般的なカップ麺のカニカマとは一味違います。蟹の身というよりも、水で戻した干し貝柱に近い食感なんですけど、旨味が濃く、量的にも食べ応えがあって、主軸に蟹を捕捉した蟹汁風スープとの相性は語るまでもありません。細切りのカニカマは魚肉練り製品らしい風味と甘味を感じるオーソドックスなタイプだったので、似たような加工品でもカニ身風との役割は全く異なります。これによって味のバリエーションが広がっていたし、個性の違いが賑やかでいいですね。掻き玉は混ぜると存在感が薄れてしまいましたが、ふわふわとした優しい口当たりが繊細なスープとマッチしていて、意識的に食べた時の甘味がイイ感じ。キャベツは汎用的な個体ではあったものの、食べ応えに寄与していたし、ネギは食感がアクセントに効果的でした。


(標準は★3です)

毎度お馴染みの秀逸な油揚げ麺も然る事乍ら、兎にも角にも磯の香りと蟹の旨味を最優先して大切にしていた繊細なスープには唸るものがあったし、具材にも物足りなさは一切感じられず、かなり出来の良い一杯でした。突き抜けて奇抜な味のインパクトを打ち出しているようなカップ麺ではありませんが、鉄砲汁の雰囲気をハッキリと感じられたのが良かったです。どうしても味噌ラーメンとして食べてしまうと、蟹汁(味噌汁)のイメージにコケてしまうかもしれないので、味噌ラーメンとしてではなく、蟹汁に麺を入れました、みたいなニュアンスで実食されるのが賢明かと思います。その姿勢で行くと、かなり満足度の高い一杯になると思いますよ。もちろん今回の和ラー専用麺とスープの相性には文句の付け所が見当たりませんでしたが、ちょっと素麺(煮麺)でも食べてみたいです。麺を食べ終わった後、替え玉に追い素麺したい感じでしたw 蟹の鉄砲汁感に期待して手に取っても裏切られることはないでしょうし、むしろカップ麺らしからぬ蟹汁感には衝撃が走るかもしれません。かなり蟹汁らしさの高い、繊細で本格的な一杯でした。


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

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明星食品「明星 らぁ~めん京監修 京都ぎをん鶏白湯」



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品「サッポロポテト バーベQあじ トリプル」です。ポテトチップスの「コンソメパンチ」からも定期的にトリプル系の濃厚バージョンがリリースされていますが、サッポロポテトはチキンの美味しさが3倍になっているとのこと。要するに、既存品からの旨味マシマシ系ということですな。これまでにも何度か発売されていたようなんですけど、あんまりサッポロポテトは買わないので、何気に今回が初めてだったり。で、感想ですが…味の濃いサッポロポテトのバーべQあじですw いやもう他に例えようが…w あくまでもチキンが濃くなったバージョンなので、塩気まで3倍になっているわけではなかったんですけど、味が濃い分、連続して口の中に放り込んでいると、ちょっと喉が乾くかも。でもオリジナルより食べ応えがあって、気持ち香辛料も増している感じだったので、ビールの供に誂え向きなタイプでした。ほんと皆さんが想像している通りの味だと思いますw

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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さて、本日の一杯は、明星食品の「明星 らぁ~めん京監修 京都ぎをん鶏白湯」です。以前、東洋水産とタイアップしていた「麺屋 極鶏」や、全国的にも知名度の高い鶏白湯+野菜の高粘度なベジポタ系「天下一品」など、他にも鶏白湯を看板メニューとして提供している様々なラーメン屋さんがあり、ラーメンの激戦区として名高い一乗寺を中心に、実は京都って鶏白湯系のラーメンが有名だったりもするんですよね。今回の監修店「らぁ~めん京(みやこ)」は、「京都・祇園を本店に、関西で7店舗を展開している」そうで、「看板メニュー『京らぁ~めん』は、鶏の旨みと野菜本来の甘みがあふれ出す『ぎをん白湯スープ』が自慢の一杯」だそうです。名前は聞いたことがあるんですけど、京都寄りの近畿地方に住んでいながら、まだ実際に行ったことはないんですよね。いわゆるベジポタ系なのかな? でもメーカーのニュースリリースを見ると、「店主が監修した、カップめん用のオリジナルメニュー」らしいので、お店で提供されている実際のラーメンとはニュアンスが違うのかもしれません。こってり系の濃厚な鶏白湯ラーメンだと嬉しいなー。





スープは、「じっくりと炊き出した鶏の旨みをベースに、醤油と香味野菜で味を調」え、「生姜とゆずの香りをつけたカップめんオリジナルのスープ」で、「鶏の香りが特長の調味油付き」とのこと。ほほぉ…これは、なかなかに上品な鶏白湯ですね。まず印象的だったのは、別添の特製油による芳醇な鶏油の香り。食べる前の段階から、食欲と期待値をグッ、と高めてくれます。で、実際の味わいも期待値を裏切らない鶏の濃度。まずベースのスープは、じっくりと鶏の骨を炊き出したような旨味が中心にあって、後味に残る骨っぽさはタテ型らしからぬ本格さ。豚エキスやラードによる下支えもあったんですけど、体感的には鶏の旨味が優先的に感じられる為、ギミック的なネガティブさはありません。丁寧に炊き出した鶏の旨味を中心に据え、適度な塩気で味を整え、醤油で軽めに香り付け。まず第一に鶏白湯らしい鶏の骨っぽさを大切にしているようなベースの表情に好感が持てたのと、主張し過ぎず、それでいて決して弱くない鶏油の芳ばしい香りとコクがスープを自然にワンランク上の段階に持ち上げていて、その自然な相乗効果が好印象。しっかりと鶏の旨味を感じるのですが、化学調味料を駆使しているような野暮ったい旨味過多な印象は受けません。いや、もちろん化調の主張はあるんですけど、纏わり付いてくるほど不躾な使い方ではなかったです。とろみのある粘度の高いスープでしたが、明白な鶏骨の旨味から、ぽってりとした口当たりも不自然ではありませんでした。ただ、カップの底に粉末スープが溜まっていると思うので、熱湯を注いで3分経ったら、念入りに底から掻き混ぜてください。で、そんな濃厚さの中に見える、非常に繊細な柚子皮のアクセントもポイントですね。目立って表に現れず、裏方に徹しているような黒衣的な存在ではあったものの、時折ふと顔を覗かせる繊細なアクセントには魅せられましたよ。ちなみに必要なお湯の目安量は400mlでしたが、約355mlで喫水線に達しました。体感的な塩分濃度は言うほど高くなかったので、ぽってりとした鶏白湯が好みの人は、5~7mmほど喫水線下を狙うといいかもしれません。

めんは、「しなやかで食べやすい中細麺」とのこと。少し縮れの付けられた中細麺で、断面は丸く、しなやかさを重点的に意識したような仕上がり。低加水系の麺かと思いきや、食べ始めはモッチリとした粘り気と弾力が感じられます。後半にかけて馴染んでくると、しなやかさが更に増して、しっとりとした口当たりの良さが際立ち、とても優しい面持ちに。それでいて小麦の香りは強く、麺単体としての存在感は意外とハッキリしています。表明は非常に滑らかなのですが、適度な縮れとスープの粘性が相俟って、弾いて単独行動するような嫌いは感じられません。もちもち食感が印象的だった食べ始めの段階では、スープの雰囲気を考慮して、もう少し加水率を下げたほうがバランスは良かったかも…と、思ったんですけど、食べ終わる頃には麺とスープの一体感が素直に好印象だったので、結果オーライでした。あと、原材料の乳たん白が明星食品らしいなー、ってマニア的にw 明星食品のノンフライ麺には、よく含まれている成分なんですよね。今回はタテ型らしからぬ本格志向なスープでしたが、ノンフライ麺らしく油揚げ麺で感じられるようなネガティブさは干渉してこない為、全くスープの邪魔をしていなかったのも良かったです。

かやくは、「蒸し鶏、メンマ、ネギ」とのこと。蒸し鶏は加工感の控えめなリアルタイプの肉具材だったんですけど、明星食品の蒸し鶏は日清食品の蒸し鶏よりもワイルドなんですよね。胸肉系の結構しっかりとした歯触りなのですが、パサパサするほど無骨ではありません。味付けも日清食品の蒸し鶏より少し濃いめで、サイズも大きくて存在感大。しかも量が多かったので、205円でコレなら上出来ですよ。メンマは食感こそクタクタ系ではあったものの、特有の発酵感は強めにあって、それでいて主張し過ぎない存在感が上品な鶏白湯スープに程好い変化を与えてくれます。少なかったけどw ネギは薬味系の小葱ではなく、具材としてカウントできる、厚みがあって大振りな具材系。九条ねぎが有名な京都ですから、意識しているのかもしれません。それにサイズだけでなく、しっかりとした食感と、ネギの甘味をフロントに感じる質の高い個体で、とても印象が良かったです。少なかったけどw


(標準は★3です)

いやいや、これは大当たりなんじゃないですかね。後味に鶏の骨っぽさを感じるほど濃度の高い本格的で濃厚な鶏白湯スープに、そんな本格志向のスープを全く邪魔せず、それでいて濃厚なスープの中にあっても埋没しないノンフライ麺の適度な存在感。リアル系の蒸し鶏を筆頭に具材の満足度は量,質ともに高く、希望小売価格は205円という価格帯も加味して、このような評価とさせていただきました。もうちょっと柚子が強めでも面白かったかなぁ…と、思ったので、総評は★5+にしようか最後まで迷ったんですけど、スープが濃厚の指標を履き違えていなかったことと、ちょっと本格さのレベルが205円のカップ麺とは思えなかったので、思い切って。ただ、スープの粘度を確認するまでに結構な時間を要したので、底から執拗なほど掻き混ぜてください。で、別添の特製油は文字通り油脂成分のみの内容で、タレを担うような成分は含まれていなかった為、特製油を入れる前に念入りに掻き混ぜ、仕上げに特製油を入れて、油脂成分をスープの表面に浮かせたまま香りを意識して食べるのがオススメです。あ、ほんのちょっとだけ箸先でスープの表面をサササッ、と揺すって馴染ませたほうがいいかも。じっくり鶏骨を炊き出したような濃度を感じるのですが、臭みなどのネガティブさは綺麗に取り除かれていたので、豚骨系の白湯は少し苦手…という人でも楽しめる白湯スープだと思います。ただ、鶏油の芳ばしさ(パリッと焼いた鶏皮を想像してください)は明白だったので、そういった香りが苦手な人は、気を付けた方がいいかもしれません。カップ麺オリジナルとのことだったんですけど、丁寧に炊き出したような鶏の旨味に、それを重たいと感じさせない繊細な柚子皮の上品さに、お店の個性が垣間見えたような気がしました。


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東洋水産「マルちゃん正麺 カップ 旨こく豚骨醤油」



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品「Jagabee(じゃがビー) バターシナモン味」です。「じゃがハピプロジェクト」という企画の第2弾らしいんですけど、シナモンがキツ過ぎると苦手な自分…(パッケージには「バッチリきいたシナモン」なんてモロに書いてあるし…w)でも、じゃがビーは好きだしなぁ…と、店頭で悩むこと…約20分w(どこまで優柔不断なんだコイツはw)じゃがビーが好き、という気持ちが勝りまして、思い切って購入しました。甘塩っぱい系だったし(甘塩っぱい系のスナック菓子には目がないw)さて、気になる仕上がりですが…やはりバターがガツンと効いてますね。じゃがビーのバター系は基本、バターしっかり目のパターンが定番? だったりするんですけど、今回も然り。で、シナモンほんのり香る感じ(ある意味パッケージに偽りアリ…かも?)で、蜂蜜の甘さが相俟って、想像通り甘塩っぱい系です。シナモンが根っから苦手な人は鼻に付くかもしれませんが、確実にバターと蜂蜜の存在感が勝っているので、よっぽど苦手でなければ全く問題は無いと思われます。反面、パッケージの謳い文句から、強烈なシナモン来いやー! な、人にとっては物足りない仕上がりかも。自分はアクセントに軽~くシナモン、くらいの主張が好みなので、今回のテイストには好感が持てました。で、じゃがビーとバターがタッグを組むと、いつも妙にジュ~シ~なんですよねー。蜂蜜系の甘塩っぱいが大丈夫で、じゃがビーのバター系が好きなら間違いなく楽しめますよ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん正麺 カップ 旨こく豚骨醤油」です。以前、同シリーズからファミリーマート・サークルK・サンクス限定発売で、「至高の一杯 濃厚醤油豚骨」がリリースされていましたね。今回は特定のコンビニ限定発売ではなく、全チャンネル(コンビニ以外の店舗)対応です。もちろん「至高の一杯」とは、そもそもの希望小売価格が違うので、その仕上がりに差があるのは当然のことと想定し、まず自分が最も気になったのは、「豚骨醤油」という表記。ブログで記事にする際、自分は豚骨ベースだったら「豚骨醤油」と書き、醤油ベースだったら「醤油豚骨」と区別して書くように意識しているのですが、至高の一杯では文字通り醤油ベースの醤油豚骨スープだったので、今回は敢えて表記を変えてきたのであれば、豚骨寄りの豚骨醤油に期待できそうな予感。反面、同時に浮上してくるのが東洋水産の本格豚骨で頻繁に見られるグルタミン酸ナトリウム系の過度な旨味。この人工的な旨味が表に出てくると、旨味過多な印象が強くなってくるというか、どうしても鼻に付いてしまうんですよねぇ…あとは汎用的な多加水麺とスープのバランスが悪くないかなどに懸念が…はい、さっさと喰えですねスイマセンw





スープは、「炊き出し感のある濃厚な豚骨スープに、旨味の強い醤油を合わせた、豚骨醤油味」で、「自家製の豚骨だしを使用」とのこと。おっと…キました…キましたよコレは、文字通り完全なる豚骨ベースの「豚骨醤油」味です。ザラつきを感じるほどの荒々しい骨っぽさや、癖のある豚骨臭こそ感じられないものの、はっきり豚骨だと分かる出汁の旨味に、多めに使用されていた豚脂の芳ばしい風味が印象的で、豚骨スープとしての指標を見失っていません。こってり感のあるスープですが、適度な醤油のキレがピンボケを防止。東洋水産の本格的な豚骨系のスープに有り勝ちなグルタミン酸ナトリウムの野暮ったい過度な旨味も気にならなかったし、魚介のアクセントや奇を衒った要素など、そういった飾り気こそ感じられないスープではあるものの、しっかり豚骨と程よい醤油のキレが織り成すバランス感は見事な兼ね合いで、王道の路線にある硬派な豚骨ベースの豚骨醤油味として、シンプルイズベストな方個性が功を奏した完成度の高さでした。突き詰めていけば、もっと豚骨の癖や骨っぽさを打ち出して欲しかったところですが、希望小売価格は税別205円ですよ。コストパフォーマンスの高さも然る事乍ら、黙って出されたら230円オーバークラスのスープと錯覚してしまいそうな本格さでした。ちなみに必要なお湯の目安量は410mlだったんですけど、喫水線を目安にすると370mlで、後半にかけて少し醤油のカドが強めに感じられた為、気持ち喫水線2~3mm上を意識されるのがいいかもしれません。逆に豚骨ベースの豚骨醤油味でも醤油のキレが欲しい、という方は喫水線を守って丁度、ないし1~2mmほど低めを狙うといいかもです。

めんは、「生麺のようななめらかな口当たりと粘りのある食感が特長の、透明感のある麺」とのこと。毎度お馴染みの多加水麺なんですけど、希望小売価格205円の製品でコレを出されちゃったら卑怯と言わざるを得ない完成度の高さというか、まさにマルちゃん正麺カップならではと思えるリアリティを追求したナチュラルな再現性。茹でたての生麺を彷彿とさせる自然な小麦感と、しっとりとした多加水麺らしい口当たり。麺の粘り気も過度に演出せず、それでいて熟成させたような風味と歯触り。これがシンプルな豚骨スープだと、ちょいちょい相性の悪さ(イメージ的な)が先行してしまうものの、今回の豚骨醤油スープとの相性は抜群で、完成度の高い麺の魅力を素直に、そして最大限に感じることが出来ました。まさに今回のスープと合わせる為に開発されたような雰囲気というか、相性としては完璧なんじゃないですかね。ちょいちょい意欲的に正麺カップの変わり種がリリースされてますけど、ここまで麺とスープがドンピシャにハマっていたのは久々な気がしました。

具材は、「チャーシュー、なると、ねぎ」とのこと。やや具材のラインナップが寂しく見えるかもしれませんが、麺とスープの完成度、そして希望小売価格が205円ということを考慮すると、品数に関しては素直に納得できるでしょう。というか、冷静に考えたら205円ですよ。むしろ…いいんですか?w まずチャーシューは、一般的な200円前後のカップ麺に入っているタイプとは一線を画しています。正麺カップの容器って割と広いんですけど、それでこのサイズですからね。その大きさも然る事乍ら、厚みも結構あって、ペラチャーなんか足元にも及ばない存在感です。味付けも濃過ぎず、それでいて希望小売価格205円とは思えない食べ応え。味の機能性を重視するとメンマが欲しかったところではあるものの、ナルトは見た目にも嬉しかったし、ちゃんと魚肉練り製品らしい歯触りと風味が感じられます。ちなみにナルトの原材料は、アメリカ産の鱈(たら)と、タイ産の糸撚魚(いとより)らしいですよw ネギは豚骨ラーメンに入るタイプの小葱系だったのですが、きちんと風味や食感がアクセントに寄与していました。欲を言えば、海苔やメンマも欲しかったんですけど、希望小売価格の低さを考慮すると、及第点は余裕で飛び越えてますね。


(標準は★3です)

まずハッキリと豚骨が軸になっていたのですが、それでいて豚骨醤油に醤油感を求めている人も納得出来るであろう醤油のキレは感じられ、尚且つ最後まで醤油が豚骨を喰い殺すことのないバランス感と、豚骨の生命力に価値が見出せました。それにスープの完成度だけでなく、本物さながらのナチュラルさに於いて未だ他社の追従を許さないハイクオリティなノンフライ麺の存在感と、麺とスープの相性も特筆に価するほど素晴らしいマッチングで、尚且つ具材にも物足りなさを感じさせない総合力の高さ。おそらく希望小売価格が230円前後でも上出来の★5を付けていたと思うので、希望小売価格205円というコストパフォーマンスの高さを大きく評価し、★ひとつプラスしました。自分はコンビニで定価購入してしまったんですけど、それでも全く以て不満のない満足感が得られたし、スーパーやドラッグストア、ディスカウントショップなんかだと、まず200円以下が相場だと思いますので、豚骨ベースの豚骨醤油味が好きな人は、間違い無く取得価格以上に楽しめる一杯になるでしょう。そんなコストパフォーマンスの高さも魅力的ですが、豚骨の指標を履き違えていなかった本格的なスープの完成度に至っては、同シリーズのハイエンドブランド「至高の一杯」や、「スープの極み」よりも上だと感じました。…って、それもどうかとは思うんですけどw 兎にも角にも豚骨ベースの豚骨醤油味が好きな人にはマストな製品になるでしょうし、この仕上がりであれば醤油ベースの醤油豚骨が好きな人でも素直に満足できると思います。軒並み安定した完成度とコストパフォーマンスの高さが魅力的なシリーズですが、今回はバシッ、とキメてくれましたね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

マルちゃん正麺 旨こく豚骨醤油 (1コ入)【マルちゃん正麺】
価格:221円(税込・送料別) (2017/03/24時点)
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東洋水産「マルちゃん 匠の一杯 燻製風味噌まぜそば」



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今回の冒頭ネタは、キリンの「一番搾り 福岡づくり」です。九州産麦芽100%使用というのが拘りで、通常の一番搾りよりも重心が低く、ホップよりも手前にある麦芽の旨味に拘りが感じられるニュアンス。あまり余韻は長く残さず、度な酸味が心地好いスッキリとした後味。もつ鍋や明太子、がめ煮や焼き鳥など、福岡の郷土料理と合わせたくなるような力強さと、それでいて来訪者を快く受け入れてくれるような、そんな懐の広い優しさと温かみを感じさせてくれるテイストでした。で、そんなことよりも(おいw)気になったのは…これ、スチール缶なんですよ(ほれ)八幡製鉄所の関係ですかね? 九州産麦芽100%よりも缶の材質が最も印象に残る一番搾りでしたw もちろん、中身の質も高かったですよ。私は普段、好んで一番搾りを飲みませんが、これは素直にリピートしたくなる美味しさでした。


さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん 匠の一杯 燻製風味噌まぜそば」です。まぜそばで味噌って珍しくないですか? しかも燻製風ですよ、燻製風。ちなみに「第8回 最強の次世代ラーメン決定戦!」にて、「次世代部門」の審査員特別賞に輝いた味を商品化した製品です。優勝は「麺処 若武者」で、準優勝は「中華蕎麦 サンジ」でしたね。それぞれ本気盛シリーズから商品化され、当ブログでも記事にしています。ところで、この企画は「食べて美味しかった店」に投票するのではなく、ラーメンの見た目と店主のコメントを読んで「食べてみたい」と思った店に投票する、という若干ながら怪しい投票システムなんですけど、今回さらに怪しいことに…と言うのも、審査員特別賞に輝いた「みつか坊主 醸」がエントリーしていたのは、「次世代厚切り燻製味噌ラーメン」という「ラーメン」で、「まぜそば」ではないんですよね。メーカーのニュースリリースには、「今回はスピンオフ企画として、『ラーメン特集』史上初となる『まぜそば』タイプで商品化」との記載があったのですが…いやもう何でもありかw まぁでも味噌まぜそばとか新鮮味がありますし、燻製風とか面白そうですし、いいですけどね(もうどーでもw)ちなみに「みつか坊主 醸」は、「大阪府豊中市の人気行列店『味噌ラーメン専門 みつか坊主』の2号店として、同大阪市に2013年8月にオープン」して、「味噌ラーメンを専門で取り扱っており、『お野菜の味噌らーめん』やここでしか味わえない味噌ラーメンを多数提供してい」るそうです。兎にも角にも、燻製風に期待が高まります。





スープは、「味噌をベースに、かつお節・昆布・鯖節・煮干し・しいたけの和風だしを利かせ、燻製風味を付けたスープ」で、「オイルには、ラードや鶏油を使用してい」るとのこと。お、これは面白いですよ。まず気になっていた燻製風味ですが、液体スープを投入した瞬間、まるでスモークチーズやソーセージを彷彿とさせる燻したような香りがハッキリと漂ってきて、調理の段階からして個性的。そして実際に食べてみると、はっきりと嗅覚に訴えかけてくるスモーキーな香りも然る事乍ら、若干の渋みというか、まるでタンニンを思わせる燻製特有の風味が味覚からも感じられ、非常に個性的な味わいとなっています。タイトル通りベースは味噌ですが、味噌の風味を重視したタイプで、トゲトゲしいカドは感じられません。そこへ粉末状のサバ,カツオ,煮干が魚介の旨味を演出し、昆布と椎茸が旨味の相乗効果を図ります。そして、あくまでも気にならない程度に、それでいて言われると気が付く隠し味的な林檎酢の繊細なアクセントにも見所が。まぜそばらしくオイリーな仕上がりではあるものの、動物油脂を中心としたアブラのウマミから、そのオイル感もネガティブには感じさせず、総体的に各々の主張はバランス型ではあったものの、平坦で物足りなさを感じるような抑揚のない無難なタイプではなく、丁寧に互いを尊重し合っているような兼ね合いから、まぜそばなのに繊細さだとすら思えるような仕上がり。そこに明白な燻製の香りが加わることで、他に類を見ない個性が演出できています。原材料を見ても、まるでラーメンのスープを彷彿とさせるような構成で、「たれ」というよりも「スープ」みたいな印象が強かったですね。ちなみにメーカーの製品説明ではスープと記載されているのですが、このニュアンスって結構曖昧だったりするので、あんまりアテにならなかったりしますw

めんは、「太くてモチモチとした食感の、食べごたえのある角麺」とのこと。多分、同社の「珍々亭 油そば」に使用している麺と同じ油揚げ麺だと思います。うどんのような粘り気のあるムチムチ食感の太麺で、かなり存在感と自己主張の強い部類に入りますが、今回は適度な塩気と燻製のインパクトから、スープとのバランスも問題なく、まぜそばというジャンルなので、この力強い雰囲気がピッタリ。東洋水産の汁なしカップ麺は、いつも基本的に精製ラードの芳ばしさが強く作用してくるんですけど、今回は燻製風の香りが強かったので、油揚げ麺特有の風味は目立って気になりませんでした。もちろん意識して追いかけると油揚げ麺特有の風味を感じるのですが、それも東洋水産らしい芳ばしさというか、うん。これ割と自分は好きだったりするんですよねw ちなみに今回は4分30秒で湯切りしたんですけど、特に粉っぽい部分は残ってなかったし、ムラも生じてなかったので、もちもち食感を重視したい人は、少し早めに切り上げても問題ないですよ。

具材は、「味付豚肉、メンマ、ねぎ」とのこと。毎度お馴染み東洋水産の味付豚肉はレベルが高く、カップヌードルの謎肉系とは違うリアルさを意識したタイプの肉具材で、本物の豚肉らしい質感と風味を感じさせてくれます。適度な味付けが程よくスープとの一体感を高めてくれていたし、豚肉の風味を押し殺すことのない塩梅なのもいいですね。歯触りにも豚肉の赤身が持つ特有の繊維質が感じられ、全く以て目新しい具材ではないものの、質の高さから満足度は非常に高く、内容量も多めだったのが好印象でした。メンマは風味が控えめなタイプだったんですけど、コリコリとした食感が箸休めに良かったです。小さな葱も食感と風味が何気にアクセントとして効果的だったりして、取り立てて書くような不満はありませんでした。


(標準は★3です)

もともとエントリーしていたメニューがラーメンだったからか、そんな印象を感じる仕上がりで、まぜそばというより汁なしラーメンっぽい感じの…って、そのへんの線引きが自分の中では曖昧だったりもするんですけどw(やっぱり違う食べ物? 違うんですかね?「油そば」「まぜそば」「汁なしラーメン」こいつらの定義…w)まず注目していた燻製風味のインパクトが絶大で、かなり衝撃だったんですけど、決して燻製の香りに頼っただけのインパクト任せな味ではありません。ベースの味噌は風味を重視してカドを立たせ過ぎないように配慮しつつ、それでいて旨味には輪郭のあった味噌感。混合削り節の旨味と、そこに重なる椎茸と昆布の出汁が旨味の相乗効果を図り、林檎酢の隠し味が繊細さを演出。どっしりとした油脂感もネガティブに感じさせない動物油脂特有の旨味と、そんな複合的な要素を持ちながら、決して相殺し合うことなく、燻製風味のインパクトを踏まえた上での緻密に計算されたバランス。まぜそばらしい油揚げ麺の存在感も絶妙な立ち位置にあって、具材にも不足を感じさせない総合力の高さ。これといって非の打ち所がない、見事な一杯でした。軽く燻製風味のバランス型なら★4か、物珍しさで★4+くらいを想像してたんですけど、なんのなんの。強烈な燻製風味の存在感と、それを一辺倒に感じさせない他のフレームワークが打ち出していた骨格の太さ、そしてカップまぜそばとしての総合力の高さに、味噌まぜそばという少し珍しい路線も相俟って、★6の壁を難なく突破しやがりました。燻製のスモーク感が苦手な人や、もちろん油そば系のカップ麺が苦手な人は回避必須の一杯になりますが、そうでなければ是非とも体験してみて欲しい逸品です。今まで経験したことのないタイプだったので、かなり世界観が広がりました。食べる前に「何でもありかw」とか言ってゴメンナサイw


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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日清食品「カップヌードル クリーミートマトヌードル」



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今回の冒頭ネタは、商品の紹介ではなくてですね…つい先日、開催しました馬肉会(オフ会)の潜入レポを、新メンバーえたばりゅ氏(@eternal_value)がアップしてくれましたので、その紹介。馬肉会って何ぞや? と、気になっていた方は、是非ご覧いただければと思います。(記事「後世に残したい風景 交友」)自分、いつも「行ってきまーす」ばっかりで、写真とかアップしたことなかったですからねw



さて、本日の一杯は、日清食品の「カップヌードル クリーミートマトヌードル」です。「冬季限定商品の『カップヌードル ミルクシーフードヌードル』と同様に、濃厚な味わいにこだわった冬にぴったりの商品」とのこと。メーカーのホームページでも「冬の新メニュー!」と紹介されていたし、どうやらミルクシーフードヌードルの姉妹品として開発された毎年恒例の季節限定品みたいな雰囲気なので、冬の新定番的な立ち位置なのでしょう。ミルクシーフードヌードルインスパイアということで、クリーム感を重視しているものと思われますが、チーズのコクとトマトの酸味はクリーム感と相性抜群な素材ですし、かなり楽しみです(鼻息)





スープは、「トマトの酸味とクリーム感がマッチした濃厚なトマトスープ」に、「バジルやパセリの風味とチリフレーバーでアクセントをつけ」たとのこと。まず先に触れておかなければいけないのが、具材のチーズとトマトについて。この両者がスープに及ぼす影響力が絶大だったんですけど、今回は撮影が終わってから念入りに掻き混ぜ、具材のチーズとトマトをスープの一部として溶かした上での実食になる為、そのような感想であることを念頭に置いて読んでください。さて、味の感想ですが、実に濃厚です。スープの原材料にもクリーム感を演出する素材が仕込まれてるんですけど、大量のチーズがスープの濃度を飛躍的に高め、まるでクリーム系のパスタソースを彷彿とさせる面持ち。それでいてトマトバウダーのスナック的なトマトの旨味と、それとはベクトルの違う具材のトマトが織り成すフレッシュなトマト感が相俟って、チーズの濃厚さを諄いと感じさせない絶妙なアクセントに。ミルクシーフードヌードルのように粉乳の主張が強いわけではなく、それでいてクリーム系の濃厚なテイストは明白で、フィフティに絡むトマト感が何とも秀逸なバランスでした。さらにベーコン風味ビッツのベーコンっぽいスモーキーな燻製感がテクニカルにスープを飾り付けていて、トマト系のクリームパスタを思わせる濃厚な洋風スープに仕上がっています。バジルとパセリの相性は言うまでもなく、ささやかなチリフレーバーのアクセントも複雑味を増すことに貢献していて、想像以上に飲み応えのある、それでいて最後まで飽きない、完成度の高いスープでした。

は、「カップヌードルならではの、しなやかでコシとつるみのある麺」とのこと。原材料の構成はシーフードヌードルと同じ内容ですが、明らかにシーフードヌードルの麺よりも幅が広いですね。基本、変わり種でも既存のフレーバー3種(レギュラー,シーフード,カレー)の中から汎用してくるのがカップヌードルシリーズの常なんですけど、今回は3種の何れにも当てはまらなかったので、もしかしたらクリーミートマトヌードルの為に特注で開発したクリーミートマトヌードル専用の油揚げ麺なのかもしれません。いや、今後の新たな汎用麺のラインナップとして加わる予定なのかもしれませんが、ちょっと普段とは違う気合の入れ様が伝わってきました。とは言え、体感的にはフレキシブルの高い “いつものカップヌードルの麺” なので、安心して食べてください。今回はスープが思っていた以上に濃厚だったんですけど、幅の広さがスープとのバランスを取る上で効果的に寄与していました。

具材は、「チーズ、ベーコン風味ビッツ、トマト、コーン、ピーマン」とのこと。チーズとトマトについてはスープの項目でも触れましたが、今回は具材としてではなく、スープの一部として最初に溶かし込みました。で、驚いたのがチーズの量。写真で見ても分かる通り、ゴロゴロ入ってます。これを全量スープに溶かし込むと、スープの濃度が飛躍的に跳ね上がるので、チーズのコクが好きな人こそ麺に絡めて食べることを潔く諦め、しっかり序盤からスープの一部として活用することをオススメします。トマトはチリトマトヌードルにも入っているフレッシュな角切りトマトで、粉末スープでは演出できない新鮮な風味を添加してくれる効果的な要員に。ベーコン風味ビッツの原材料は味付粒状たん白となっているので、いわゆる “偽肉” に該当するのですが、細かいビッツ状であることが功を奏したか、不自然な印象は皆無に等しく、ベーコンを彷彿とさせるスモーキーな風味がスープと相性バッチリだったし、量も多くて好印象でした。コーンとピーマンは決して多いわけではなかったものの、コーンの甘味がトマトの酸味と絶妙にマッチしていたし、ピーマンも特有の風味がクリーミーなトマトスープと相性抜群で、ちょっとナポリタンチックな相性の良さ。欲を言えば微塵切りの玉ねぎなんかも入ってると嬉しかったんですけど、大量のチーズを筆頭に物足りなさは皆無に等しかったです。


(標準は★3です)

いやぁ…ちょっと想像以上に完成度が高かったです。まずスープなんですが、かなり濃厚ですよ。一応、チーズとトマトが強く影響する前に一口味を確認したんですけど、その時点で完成度は高かったし、具材のチーズとトマトを溶かし込むことでスープの濃度は飛躍的にブースト。しかも、まったりとしたチーズのコクと、それとは対比を描くような酸味を持ったトマトとの組み合わせなので、どちらかが一辺倒に主張するわけではなく、それでいて根本的な相性の良さから喧嘩することもなく、両者の良い面を互いに引き立て、スープの完成度を秀逸なレベルに押し上げてくれていました。しっかり掻き混ぜると具材のチーズは溶けてしまうので、チーズを麺に絡めて食べるという醍醐味が無くなってしまうのは大きなデメリットだったんですけど(チーズは最初に半分くらい麺と絡めて食べたい人w)それを補って余りあるほどの満足度が結果的に得られたので、具材としてのチーズは潔く諦め、フタを開けたら最初から掻き混ぜてスープと一体化させてしまうことをオススメします。チーズ具材は麺に絡めて食べるのが至高、という方にとっては怪しからん提案に思えるかもしれませんがw 今回ばかりは参考にしてやってください。ニュースリリースの雰囲気的に、おそらく今後も冬になると定期的に発売されると思うんですけど、この完成度であれば新たな冬の定番として、準レギュラーの座は余裕で張っていけるでしょう。リピーターも多かったのか、店頭では他のカップ麺よりも先に棚から消えてしまったのですが(もう自分の周りでは殆ど姿を見かけません…)それも納得の完成度でした。トマト系の味が大丈夫なら、間違いなく楽しめますよ。逆にトマト系のカップ麺は食べたことがないから…という人でも、トマト系のクリームパスタが大丈夫なら素直に楽しめると思います。いやぁちょっとコレは食べる順番を繰り上げて、もっと早くに紹介するべきでしたね…スイマセン(泣)


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