ヤマダイ「ニュータッチ 広島汁なし担担麺」



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今回の冒頭ネタは、東ハトの新商品「ホタテスティック・浜焼きホタテ味」です。これまでにも「ロブスティック・ロックソルト味」や、「サラミスティック・ブラックペッパー味」などがリリースされていて、ビール党に誂え向きなスナック菓子というイメージが私の中には強くあるんですけどw 今度はホタテですよ、ホタテ。しかも浜焼きですよ奥さん。まず香りなんですが、それほど強烈な香りではなく、ほんのり磯チックなニュアンス。でもって味は…うーん、そんなにインパクトはないですね。確かにホタテを思わせる旨味が軸にあるんですけど、ホタテ自体が攻撃性のある味ではないので、とても味のニュアンスが柔らかいです。それなりに塩気もあったので、薄味というわけではないんですが(むしろ連続で放り込むと結構なカドだった…)どちらかと言えば味は生地のホワイトコーングリッツの芳ばしさのほうが目立っているかも。問題なく美味しいのは美味しかったんですけど、新商品よりもロングセラー寄りというか、なんかこう、インパクトよりも安心感が優勢…みたいなw ホタテにインパクトを求めるのが御門違いなのかもしれませんが、もうちょい浜焼きの臨場感というか、磯っぽさが強いと嬉しかったかなー。いや、結果的に美味しかったのは美味しかったんですけどねw 事前の期待値が高過ぎたか…


さて、本日の一杯は、ヤマダイの「ニュータッチ 広島汁なし担担麺」です。最近、カップ麺でもチラホラと見かけるようになってきた「広島汁なし担担麺」ですが、ここ最近になってメキメキと頭角を現し始めているB級グルメですよね。私は入手できなくて記事に書き留められなかったんですけど、サンヨー食品からも「サッポロ一番 街の熱愛グルメ 広島式汁なし担担麺」というカップ麺のリリースがあったり、寿がきや食品からも「全国麺めぐり広島汁なし担担麺」というカップ麺が絶賛発売中です。何を以ってして「広島」なのか、定義の何たるかはイマイチこう分かってないんですがw 台湾まぜそばブームじゃないけれど、ちょっとカップ麺界でもブームになりそうな予感なので、お手並み拝見…って、スーパーで税込105円という超ロープライス製品だったのでw あまり構えて肩に力を入れちゃダメなんですけどね。ちなみに「広島汁なし担担麺推進委員会公認」商品だそうです。





ソースは、「ねり胡麻、すり胡麻を配合した、胡麻の香ばしさとコクのある担担麺のたれ」に、「山椒と唐辛子を配合し、後引く辛味を付与し」て、「また味噌を配合することで味に厚みを与え」たとのこと。和味噌ベースのタレを中心に、胡麻の風味が強く香るソースです。豆板醤や甜麺醤、コチュジャンなど、中国系の醤は含まれていませんでした。これが「広島」たる所以なんですかね? それとも単純に希望小売価格と相談した結果でしょうかw 辣油系の油脂成分も多めに入っていたんですが、唐辛子の刺激はピリ辛レベルで、液体ソース自体の麻味(痺れ感)も控えめです。ただ、和味噌ベースのタレに芝麻醤と辣油、ほんのり山椒の清涼感が取っ付き易く、わざとらしくない糖類の甘さも味に奥行きを生んでいて、シンプルさが功を奏していると感じました。刺激的な要素や派手さは皆無に等しい仕上がりではあったものの、味の不足感も皆無に等しかったです。ふりかけを全体に馴染ませると、また表情は変わってくるんですが、それについては具材の項目で触れますね。

めんは、「モッチリとした弾力のある油揚げ麺」とのこと。製品説明通り、もっちりとした粘り気が印象的な油揚げ麺で、油揚げ麺特有の風味も感じるのですが、チープな印象を増長させるというよりも、油揚げ麺特有のコクと芳ばしさがプラスに作用してくれているように感じました。定価170円という一歩間違えたらオープン価格に近いラインの製品なんですけど、さすが定価が設定されているだけあって、オープン価格の廉価版に使われているような油揚げ麺よりも作りが丁寧ですね。ソースとの一体感も高かったし、麺単体としての存在感も適切で、主張の兼ね合いもバランスがよく、取得価格以上に満足できる油揚げ麺でした。

具材は、「かやく(粒状大豆たん白)、ふりかけ(すりごま、ねぎ、花椒)」とのこと。粒状大豆たん白…と、思いっ切り書いてあるんですけどw 要は肉を模した大豆加工品なので、いわゆる “偽肉” です。意識して味わってみたところで肉の旨味が感じられるわけもなく、食感も妙にプリプリとしていて、ちょっと不自然。ただですね…嬉しいかな悲しいかな、どこぞの粗悪なスポンジ野郎よりも全然マシw あっちは一応? 本物の肉を使用している…はずなんですけどw 入っているだけで邪魔になるようなスポンジ野郎と比較して、良くも悪くも気になりませんでした。なんか…いろいろ残念w(スポンジ野郎がw)そして、ふりかけの影響力が強く、ソースの麻味は控えめだったんですけど、ふりかけの花椒でピシッ、と味が引き締まり、花椒特有の清涼感と麻味が明白になることで、担担麺らしさがグッ、と高まっています。たっぷりの胡麻による芳ばしいアクセントが味にワンパンかましてくれていて、これまた効果的。後入れの乾燥ネギも風味がよく、味気ない粒状大豆たん白が気にならなかったのも、ふりかけのインパクトが手前にあったからだと思います。


(標準は★3です)

本物の肉が入っているわけではなかったし、味だけで言えば★3~4が妥当かとも思ったんですが、定価170円というコストパフォーマンスの高さを加味して、プラスマークを追加しました。もしもオープン価格だったら、ずばっと★5即決です。ただ、予想以上に美味しかったので、個人的な味の満足度は★5かな。日本人向けの汁なし担担麺として非常に取っ付き易い仕上がりだったのと、味付けは和味噌を中心に、中国系の醤を使わないのが広島たる所以なのかな…とも思ったりしたんですけど、これについては単純にコストの限界だったのかもしれないw あと、実際の広島汁なし担担麺は、強烈に花椒が効いていると聞いたことがあるので、それについては少し物足りなかったです。然し乍ら、花椒の痺れ感に慣れていない人にとっては強めの刺激に感じられるかもしれません(ちなみに筆者は辣味バカの麻味バカですw)とは言え、単純に味の満足度は高かったし、麺量も100gと汁なしカップ麺の平均値か、それ以上の数値を確保してくれていたので、総じてコストパフォーマンスに優れた一杯だったと思いました。本格的な四川の汁なし担担麺に期待していると、イメージにギャップを感じてしまうかもしれませんが、和味噌ダレ+芝麻醤+擂り胡麻+辣油+花椒をシンプルに掛け合わせているような、日本人が取っ付き易いタイプの味付けに思えたので、価格帯も含めてハードルの低い一杯と言えるでしょう。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ニュータッチ 広島汁なし担担麺 (1コ入)
価格:183円(税込 / 送料別) (バラ売り)
@爽快ドラッグ (税抜1,900円以上で送料無料)



あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

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まるか食品「ペヤング 鉄分MAXやきそば」



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今回の冒頭ネタは、「紀州の南高梅味」に続きまして、カルビーの新商品「夏ポテト 対馬の浜御塩味」です。「本製品中に対馬産浜御塩を0.7%使用しています」と、これが多いのか少ないのか分からない使用率なんですけどもw(原材料名では食塩中60%使用とのこと)適度なキレを感じさせながら、刺してくるようなカドは控えめで、ほんのり感じられる塩特有の甘味が「対馬産浜御塩」のポテンシャルなのかな、と。単純な好みで言えば、「紀州の南高梅味」の方が好みなんですけど、揚げたジャガイモの芳ばしさだったり、みずみずしい夏の新じゃがを楽しみたいのであれば、間違いなく「対馬の浜御塩味」がオススメですね。なんか言われなかったら(パッケージが違ったら)夏ポテトじゃなくても気が付かなさそうなニュアンスではあるもののw パッケージのイメージも手伝って、今年も夏の訪れを感じました。いや、これ食べなくても思いっ切りサマーしてますけどねw(気温および室温w)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

夏ポテト 対馬の浜御塩味(65g)
価格:140円(税込 / 送料別)
@爽快ドラッグ (税抜1,900円以上で送料無料)


さて、本日の一杯は、まるか食品の「ペヤング 鉄分MAXやきそば」です。これまで無茶な製品を世に放ってきた「MAXやきそば」シリーズなんですが、なんと今回のテーマは…まさかの「鉄分」ですよw アレですかね、ちょっと「背脂MAX」で調子に乗っちゃった(あまりにも不健康的だった)から、ここらで帳尻を合わせておこう的なアレなんですかね。でもって鉄分MAX…え、なにそれ鉄の味がするの? もしくはレバー味とか…? いやちょっとキワモノもキワモノなヤツがキたんじゃ…と、かなりビビっていたんですけど、パッケージ曰く「香味野菜の効いたあっさり醤油味」だそうですw とりあえず栄養成分表で数値を確認してみたところ、なんと鉄は9mgも含まれていました。もはやサプリメントクラスw ちなみに鉄分の摂取量の目安は、成人以上の男性で1日あたり約7.0~7.5mg、女性の場合は月経無しで約7.0~6.0mg、月経有りで10.5mgと言われているので、これ1食で1日の推奨量を補えてしまうほどの量なんですよね。低カロリー、低脂質、減塩など、機能性を意識した健康志向なカップ麺も一般的になってきた昨今のカップ麺業界ではあるものの、ピンポイントで鉄分を意識してきたのは今回が初めてなのではないでしょうか。パッケージの人は左手に海老、右手に魚、口にはホウレン草…って、完全に不審者ですけどw 実際に具材として入っているようですし、どんな味なのかワクワクしますね。





ソースは…アイアンエクスペリエンス!(鉄分体験w)などという味に奇抜な要素は皆無に等しくw 至って普通に美味しい中華風の味付けです。液体ソースには小さな黒い粒が結構たくさん入っていて、もしや…鉄か?! と、思ったんですけど、胡椒ですねw ちょっと写真では分かりづらいかもしれませんが、薄っすらと麺が黒っぽく見えるくらい入っていて、ヒーハーいうほどの刺激ではなかったものの、なかなかホットなアクセントが光っています。原材料の構成を見ると、植物油脂、たん白加水分解物、糖類、食塩、香辛料、しょうゆ、ポークエキスという非常にシンプルな内容で、実際の味わいも然り。思っていたよりも胡椒が効いてたなー、とは思ったんですけど、これといって奇抜さの感じられない、普通に美味しい胡椒の効いた中華風の味付けでした。とりあえずレバーっぽい味がするとか、なんか鉄臭いとか、そういう心配はなさらなくて大丈夫ですよw 至って普通に美味しいと書きましたが、良い意味で普通に美味しくて、私としては非常に好印象なソースでした。

は、いつものペヤング麺です。ブレないw いや、このブランドに於いて不動とも言える存在の麺がブレてもらっちゃ困るんですけどね。相変わらずスナック的な油揚げ麺で、油揚げ麺特有の風味も容赦なく手前にあるんですけど、それが魅力というか、このチープなジャンクさこそがペヤングというか、ペヤングがペヤングとして存在する為に欠かせないポイントだと思っています。で、今回は鉄分MAXで健康的な機能性が売りなのか、ペヤングらしい不健康さが売りなのか、よく分からんことになってるんですけどw 中華風のソースとの相性はバッチリでした。この麺を食べたら、ペヤングだなぁ…って、ホッとするんですよねー。しませんか?w

かやくは、ほうれん草、えび、ちりめんじゃこ…と、変態 パッケージの通りで、ほうれん草たっぷりなのが嬉しいですね。食感はクタクタだったし、それほど風味も強くなかったんですが、なんかこう、漠然と鉄分w で、ちりめんじゃこと海老、この子たち実に効果的です。海老は主に香りの演出で効果を発揮していたんですけど、ちりめんじゃこは味、食感共に目立っていて、意識しなくても麺と一緒に口の中へ入ってきてくれるのと、また入ってきた時の存在感が強く、しかも中華風のソースと相性抜群。ほうれん草のほうが見た目ではインパクトあるんですが、実際に具材で目立っていたのは、ちりめんじゃこでした。ちりめんじゃこがカップ麺に入っているのは珍しいですし、なんかこう、漠然とカルシウムもアップな感じでw


(標準は★3です)

これまでのイメージ的に、今回は味にインパクトがなかったし、公正に判断したら★3が妥当なラインかもしれませんが、問題なく美味しかったことと、豊富な鉄分という付加価値を加味して、上出来の★5としました(ただし、今回の総評は個人的な好みのバイアスが干渉している可能性あり…)もしブログやってなかったら、3個くらい買い溜めしていたと思います(ほらね…w)いやでも美味しかったんですよ、本当に。いまさら語る必要のない安定のペヤング麺に、胡椒のアクセントが嬉しい中華風のソース。そして意外なほどベストマッチだった、ちりめんじゃこの存在。今までのMAXやきそばと比較して、インパクトに欠ける印象こそ否めませんでしたが、味は間違いなく美味しかったし、確かな機能性は評価できるカップ麺だと思います。ちなみに発売日はコンビニ先行で7月3日から、コンビニ以外のチャンネルでは7月17日からとなっているので、鉄分が気になっている方はトライしてみてください。鉄味とか、レバー味とか、そんな奇抜な製品ではないのでw お気軽に。カップ麺は栄養バランスの偏りだったり、塩分過多の問題だったり、何かとネガティブな印象が付き纏っている食品ですから、こういった製品が当たり前のようにリリースされることで、段々と世間のイメージが変わってくると嬉しいですね。昔ほど印象は悪くないようですが、まだまだ一般では身体に悪い食べ物という認識を強く感じているので…あ、ちなみに余談なんですけど、カップ麺以外の食事はアスリートレベルで栄養バランスを計算し、徹底的に管理しておりますのでw ご心配なく。他にもカルシウムMAXとか、カリウムMAXとか、亜鉛MAXとか、オルニチンMAXとか出ないかなー。美味しくないかなw いやでもシジミたっぷりオルニチンMAXやきそばとか、普通に美味しそう。カップ焼そばで貝って珍しいですし、いかがですかね。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ペヤングやきそば 8種詰め合わせセット
価格:3,551円(税込 / 送料無料) (なんか面白そうだったのでw ついでに)
@ゼロトップマーケット


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サンヨー食品「サッポロ一番 カップスター 柚子胡椒風味 鯛だし塩ラーメン」



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今回の冒頭ネタは、カルビーの新商品「夏ポテト 紀州の南高梅味」です。今年も出ました夏ポテト! ただ、ちょっと今年は例年よりも発売が遅かったかな? 今年は特にジャガイモの不作が騒がれていたので、その煽りを受けていたのかもしれませんね。まさに夏の風物詩とも言えるポテトチップスですから、今年も無事に発売してもらえて嬉しく思います。さて、今年の夏ポテトは、毎度お馴染み「対馬の浜御塩味」と、「紀州の南高梅味」がリリースされました。昨年あった「安曇野産わさび味」は出ないのかな? 私は梅味のポテトチップスが好きなので、迷わず真っ先に梅をチョイスしたんですが、いやぁ相変わらず間違いないw みずみずしい夏の新じゃがを使用した軽い食感の波型カットチップスに、紀州産南高梅を90%使用した梅肉パウダーと、梅しそフレークによる酸味の相乗効果が相俟って、夏に嬉しいキュンとした甘酸っぱい清涼感が今年も絶妙。梅や酸っぱい食べ物が苦手な人を除いて、この味が嫌いな人は少ないんじゃないですかね。今年も裏切りなく、ど定番に美味しかったです。ってか、もう前の夏ポテトから1年も経っちゃったのね…(苦笑)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

夏ポテト 紀州の南高梅味 (65g)
価格:131円(税込 / 送料別)
@爽快ドラッグ (税抜1,900円以上で送料無料)


さて、本日の一杯は、サンヨー食品の「サッポロ一番 カップスター 柚子胡椒風味 鯛だし塩ラーメン」です。今年の夏は、本当に「柚子」や「鯛」の文字を頻繁に見掛けますね。ラーメン業界では2016年から? 鯛だしが流行っているようです。ブログでカップスターを取り上げるのは随分と久しぶりなんですが、「和ラー」然り、サンヨー食品はタテ型だからと侮れない秀逸な和風スープを世に放っているメーカーなので、今回の鯛だしにも期待したいところ。柚子胡椒とのバランスだったり、油揚げ麺との兼ね合いだったり、ちょっと不安もあるんですけど、楽しみだなー。





スープは、「真鯛エキスのうまみのきいた淡麗系のスープに、柚子の風味と青唐辛子の辛みを合わせたさわやかな味わいの塩味スープ」とのこと。鯛特有の脂っぽい癖こそ感じられないものの、さすが真鯛エキスを使用しているだけあって、魚介の旨味が濃厚です。鯛の他にも魚介エキスの下支えを感じるものの、芳ばしく膨よかな節系の旨味ともシャープな煮干系の旨味とも違う、淡白かつ濃厚な旨味が鯛であることを感じさせてくれました。そこへ柔らかくて丸みを帯びた旨味が特徴のホタテがサポートに加わり、昆布が旨味の相乗効果を図ります。塩気で喰わせるようなタイプではなく、完全に出汁の旨味で魅せるタイプですね。かなり出汁の旨味は濃かったんですけど、化学調味料でゴリ押しするような浅はかな仕上がりではありません。きちんと素材のエキスを丁寧に組み立てているような、定価が180円でタテ型レギュラーサイズのカップ麺とは思えない出汁の使い方には好感が持てました。反面、柚子胡椒の存在感は、隠し味程度のアクセントに過ぎません。言われて分かる程度の柚子と、これまた言われて…いやコレちょっと言われても分かるかな?w って感じの青唐辛子なんですがw もし柚子胡椒が強かったら、せっかくの繊細な鯛だしが打ち消されてしまっていたかもしれないので、ほんのちょっぴりスープを引き立てますよ私たち(by. 柚子&青唐辛子)ってくらいの慎ましさが好印象でした。

は、「ちぢれを付けることでスープがよく絡む、表面に張りとつるみのある、歯切れのよい中細麺」とのこと。恥ずかしながら私はカップスターシリーズと縁遠く、このシリーズに精通しているわけではないので、カップヌードルのように既存の製品と比較した感想なんかは書けないんですけど、カップスターの麺と言えば、スープに影響を及ぼすほど芳ばしい味付け、という印象が強かったんですよね。多分、「カップスター しょうゆ」に使われている油揚げ麺のイメージ。で、今回その芳ばしさが裏目に出てしまって、鯛だしスープと搗ち合わないか…と、懸念を抱いていたんですが、なんのなんの。麺の原材料を確認すると、特に目立った味付けは施されておらず、プリプリとした軽快な歯切れの良さが印象的な細麺で、極めてオーソドックスなタイプです。油揚げ麺特有のスナック感が皆無というわけではないんですけど、野暮ったく主張してくることもなく、程よくカップ麺ならではのスナック感を演出してくれている感じ。ほんのりと奥から感じられる油揚げ麺特有の甘味がサンヨー食品らしくて、その甘味にホッ…とするマニアw さらに嬉しかったのが、麺を食べている時には油揚げ麺特有の風味を感じるものの、時間が経ってもスープを侵食しないんですよね。これによってスープの鯛だしがボヤけることなく、最後までスープのニュアンスを保っていたことに好感が持てました。麺単体としての存在感も程よい立ち位置にあったし、スープとのバランスも良かったです。

具材は、「鯛つみれのうまみがダシのきいたスープのおいしさをより引き立て、ふんわり柔らかなかき卵、ねぎを加えて彩りよく仕上げ」たとのこと。メインの鯛つみれはプリプリとした食感と、同時にホロホロ解けるような質感が面白く、またメーカーの説明文通り、鯛つみれの旨味がスープの美味しさを引き立ててくれているんですよね。どうも実際、つみれの原材料にも鯛を使用しているようで、真鯛エキスが印象的なスープとの相乗効果が確かに感じられました。ふんわり掻き玉は口当たりが良くて、それもカップヌードルに入っているようなカップ麺らしいスクランブルエッグ系の具材ではなく、風味も結構リアルに玉子なんですよね。出汁の効いたスープと優しい掻き玉の相性はバッチリだったし、ネギの食感もアクセントに寄与していて、不足感のない、かつ蛇足的な要素も見当たらない具材でした。強いて欲を言うならば、スープの雰囲気的に胡麻が入っていると嬉しかったかなー。


(標準は★3です)

かなり柚子胡椒の存在感は弱かったので、それを期待して手に取ってしまうと裏切られるかもしれませんが、スープから真鯛エキスの恩恵がダイレクトに伝わってきたことと、しっかり出汁の旨味で喰わせるタイプだったこと。そんなスープを最後まで邪魔しなかった適度な油揚げ麺の存在感に、スープとの相乗効果を感じた具材の構成など、しかも取得価格が税込105円(おそらく一般的にも平均そんなもんかと)だったので、そんなコストパフォーマンスの高さも加味して、今回の総評は上出来の★5即決でした。多分、大型量販店では98円均一なんかのワゴンに突っ込まれている可能性が高いので(今は未だでも直ぐに突っ込まれる可能性大w)お安くゲットできそうな時にサクッ、とカゴに放り込んじゃって問題ないですよ。柚子胡椒かかってこいやー! な、テンションだったら空回りするかもしれませんし、これ1個で1食分を補うには少し量が物足りないかもしれませんが、魚介だしの旨味にはバッチリ満足できるかと思います。久しぶりのカップスター、かなり好印象な一杯でした。今回の鯛だし然り、貝だし然り、サンヨー食品(サッポロ一番)が新商品で魚介だしを売りにしてきた時は、基本的に安心して手に取って大丈夫そうですね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【企画品】サッポロ一番 カップスター 柚子胡椒風味 鯛だし塩ラーメン(1コ入)
価格:140円(税込 / 送料別) (バラ売り)
@爽快ドラッグ (税抜1,900円以上で送料無料)



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エースコック「美味しさ発掘!ジモト麺 埼玉発 スタミナ醤油ラーメン」



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今回の冒頭ネタは、東ハトの新商品「懐かし横丁 キャラメルコーン・フルーツ牛乳味」です。以前、ブログの冒頭で紹介した「コーヒー牛乳味」を買った時、フルーツ牛乳味も一緒に販売されていたんですが、まぁ明日でいいか(フルーツ牛乳ちょっと苦手だし…)と、後回しにした翌日…即完売御礼w で、1週間後の月曜日(安売り均一祭が開催される火曜日の前日)宵積みで再び並んでいたのを発見。そっこーカゴにシュートですよw 先に触れたように、私は実際のフルーツ牛乳が得意ではないので、むかし懐かしいかどうかはアレなんですけどw いや〜これは素直に美味しいです。っていうか、そもそも美味しくないキャラメルコーンとか存在しませんよね? バナナとピーチを中心とした甘酸っぱいフルーツ感に、加糖練乳とミルク風味パウダー、そしてキャラメルコーンの持つ優しさが相俟って、なるほど安定のフルーツ牛乳味です。フルーツ牛乳が苦手な人でも、甘酸っぱいフルーツ系のテイストさえ大丈夫だったら、全く以て問題なく楽しめると思いますよ。牛乳臭くないしw っていうか、そもそも美味しくないキャラメルコーンとか存在しm(ry


さて、本日の一杯は、エースコックの「美味しさ発掘!ジモト麺 埼玉発 スタミナ醤油ラーメン」です。「地元で愛されている味わいを手軽に楽しむことが出来る新ブランド『ジモト麺』が登場!」と、ニュースリリースには意気揚々に書かれていたんですけど…これ以上、ブランドを増やして大丈夫なのだろうかエースコックw もはや「EDGE」とか完全に放置されているわけなんですが…マジで大丈夫なんですかね。まぁそんな心配は扨置き、埼玉ご当地ラーメンといえば、「豆腐ラーメン」のイメージが強く、「スタミナラーメン」というジャンルは初耳でした。「天理ラーメン」や「ベトコンラーメン」など、スタミナ系のラーメンは他地域にも存在するので、埼玉の個性が気になるところ。ただ、このカップ麺には少々問題があるようでして…と言うのも、普段から交流のあるカップ麺ブロガーのたうい氏が液体スープを事前に湯煎したところ、小袋内の成分が凝固し、大変な目に遭っていたんですよね。それを見た友人のかーと氏は、小袋を全く温めることなく調理した模様。しかし、液体スープの小袋には「フタの上にのせよく温めて」というセオリー通りの決まり文句が記載されているので、その指示自体が大きな問題なのでは…というわけで、私は2人の間を取って “メーカーの指示通り” 熱湯を注いでから液体スープの小袋をフタの上に乗せて、4分間 “よく温めて” 調理してみたいと思います。





スープは、「鶏ガラエキスを利かせた醤油ベースに、味噌や豆板醤、ニンニクなどで味に深みをつけ、さらにラー油を加えることで食欲をそそるスープ」で、「埼玉スタミナラーメンらしいとろみに、ニンニクのコクと旨みとラー油や豆板醤の辛みがクセになり、最後まで飽きのこない味に仕上げてい」るとのこと。ちょっと、コレは…うーん、結論から言いますと、イマイチです。なんかこう、わざとらしい人工的な旨味成分が主体の味というか、舌に纏わり付いてくる感じが…と、思って原材料を確認してみたところ、「たん白加水分解物」が最も手前(最も含有量が多い意)に記載されていました。たん白加水分解物とは、大豆や小麦、とうもろこしなどの植物性たん白質や、動物性たん白質を原料に、酸や酵素などで加水分解したアミノ酸の一種で、要するにグルタミン酸ナトリウム(「味の素」など)と同じような目的で使用されているのですが、隠し味程度なら旨味を引き立てることに寄与してくれるものの、これを主体とした時の野暮ったさときたら…分類としては “添加物” ではなく、 “食品” に属している成分なんですけど、使用目的が添加物の「アミノ酸等」などと同じなので、そっち系の旨味成分が苦手な人は避けてください。そして、体感的な塩気のカドが強烈です。旨味が濃厚で味が濃いとかではなく、完全に濃い味のベクトルは食塩による塩気。さらに人工的な旨味成分の弊害とも言えるピリピリとした味覚の違和感が重なってくるので、味どうこうを判断する前に味蕾をヤられてしまいました…すいません。ニンニクが強めに効いていたのは分かったんですけど、ひたすらタレ勝ちのスープでした。そして、とろみが強烈(市販の素を使って作った麻婆豆腐や餡掛け料理のレベル)だったので、麺を食べている時も味の濃いスープから逃れられず、後述する麺のポテンシャルを殺していたのも残念だった点。ちなみに液体スープの結果ですが、それについては総評で触れます。

めんは、「しなやかな弾力とコシを併せもった丸刃のめん」で、「滑らかで臨場感あふれるめんに仕上げ」たとのこと。まず、麺単体としてのクオリティは非常に高いです。エースコックが得意とする多加水系のノンフライ麺で、しっとりと口当たりがよく、小麦の風味も自然かつ濃厚。ある意味、東洋水産のマルちゃん正麺カップにも匹敵するノンフライだと思っています。今回も液体スープを入れる前に麺だけ味見してみたところ、質感から風味に至るまで、文句の付けようがないノンフライ麺でした。ただ、餡掛けレベルの強烈な粘性を誇った、なおかつ攻撃的なスープが麺の風味を押さえ込み、せっかくの小麦の風味だったり、繊細なニュアンスを感じる余裕がなかったんですよね。これは完全にスープ側の問題だったし、私のヘナチョコな舌にも問題があるのかもしれませんが、3口くらい食べて「液体スープを入れずに “お湯だけ” で食べたかった…」と、思ってしまったのが正直な感想です。

かやくは、「程良く味付けした肉そぼろ、色調の良いニラ、ねぎ、唐辛子」とのこと。はい、今回は例のスポンジ野郎ですね。パッケージの写真からして怪しさ満点だったんですけど、相変わらず油断させた頃合いを見計らって登場しやがる茶目っ気なアクションw 食感はスポンジ状でスッカスカ、程よい味付けも分からず…というか、今回はスープのカドが強烈だったので、もはや味なんて解読不能。ご覧の通り “無駄に” 量も多かったし、とりあえず食感が邪魔、以上。ニラやネギは量が多くなかったのと、強烈なスープを前にしては、ほとんど存在感ありませんでした。で、唐辛子…入ってなかったんですけど?w え、どういうことですかね。冒頭でリンクを貼った友人のブログを確認してみると、2人とも調理後の写真には唐辛子が写っていたんですが、私のカップ麺には1個も入っていませんでした…w あ、それから液体スープの中に、具材のスポンジ野郎とは違う豚肉そぼろが入っていて、それはリアル系の肉具材で美味しかったです。なんで質の高い豚肉そぼろを意識しないと気が付かない程度の存在に貶めて、スポンジ野郎を入れちゃったんですかね。


(標準は★3です)

液体スープの中に入っていたリアルで美味しい豚肉そぼろと、相変わらず質の高い多加水ノンフライ麺の完成度は秀逸だったので、最低でも★1は確保してやろうかとも思ったんですけど、液体スープの凝固問題、これが評価対象外(論外)の決定打となってしまいました。まず私は “メーカーの指示通り” に、きっちり4分間「フタの上にのせよく温め」ましたよ。すると、このようなゼラチン質の塊が各所に点在していて、いくら混ぜても溶けなかったんですよね。さらに強烈な塩カドに加え、舌をピリピリと刺激してくる人工的な旨味に私の軟弱な舌が耐え切れず、このような評価となってしまったこと、お許し下さい。いやでもフタの上で温めろっていうから温めたのに、それでスープの成分が部分的に凝固するって、もはや市販の製品として致命的な欠陥ですよね? せめて「一部の成分が固まるおそれがあるため、液体スープは温めないでください」という記載があったなら、また話は別かもしれませんが(いや、それでも★1か★2を付けていたと思いますけど)場合によってはリコール対象にもなり得る欠陥だと感じたので、この評価で間違っていないと判断しました。何故か唐辛子も入っていなかったし…w これでオープン価格なら兎も角、希望小売価格は税別230円なので、私としてはオススメしたくないカップ麺です。ちなみに当ブログで総評★0を叩き出したのは、今回のカップ麺が初めてですね。とりあえず新シリーズ第1弾とのことですから、第2弾で汚名返上してもらいましょう。

【裏話(っていうか愚痴w)】普段、撮影の関係もあるので、フタは早めに開けるようにしています。ただ、今回はフタの上で “時間通り” 液体スープの小袋を温めると宣言してしまった手前、フライングするわけにはいかない。しかし、それでは麺が伸びてしまい、正確な感想が掴めない…ということで、わざわざ空っぽのカップ麺(フタが付いたまま)を用意しましてw 時間差で熱湯を注ぎ、しっかり4分経過後に小袋を回収。と、同時に本体(今回のカップ麺)のフタを開け(この時点で本体は3分ちょい)麺を解してから液体スープを入れて…みたいな感じでセコセコと頑張りましたよw で、総評は★0っていうね…俺が一体なにをしたーw

【私信】もし、このブログを読んで下さっている方の中に、この製品の開発に携わった方がいらっしゃいましたら、このような評価を付けて投稿してしまったこと、まことに申し訳ありませんでした。ただ、いち消費者の感想として、このような感想でも真摯に受け止めていただけますと、これほど嬉しいことはありません。ちなみに私は、エースコックが大好きです。これからも新商品のリリース、心より楽しみにしております。



あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
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東洋水産「マルちゃん 珍々亭 油そば」(3回目)



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今回の冒頭ネタは、サッポロビールの「サッポロラガービール(缶)」です。瓶は常時販売されていますが、缶タイプは期間限定なんですよね。通称「赤星」と呼ばれ、ビール通から愛されているサッポロラガービール。勿論、私も大好きです。そんな赤星が缶で手軽に楽しめる画期的な製品なんですけど、最近ちょいちょい短いスパンでリリースされているので、初版の時に感じた感動は、ちょっと薄れちゃっているような気がしないでも…w いやでも赤星ファンからすると、素直に嬉しいペースなんですけどね。で、いまさら私なんぞが語るべき必要もないんですけど、濾過技術が飛躍的に向上した現在で主流となっている、非熱処理の「生ビール」とは異なり、醸造の過程で熱処理(パストリゼーション)が行われているビールです。昔は今ほど濾過技術の精度が高くなかったので、意図しない発酵や、細菌の繁殖による品質の劣化など、そのような懸念があったので、熱処理によって細菌を死滅させる必要がありました。しかし、濾過技術の向上によって供給が安定し、今でこそ非熱処理の生ビールが市場を占めていますが、熱処理ビールには熱処理ビールならではの厚みやコク、苦味のニュアンスや飲み応えなど、特有の趣があるんですよ。赤星に馴染みのない人には、手軽に飲める缶だからこそ、この機会に試してもらいたいビールです。瓶での手酌が醍醐味と言っても過言ではない赤星ですが、手軽に楽しめる缶タイプの存在も赤星ファンとしては素直に嬉しいですね。ジョッキやタンブラーに注いで飲むのは勿論、これが意外とワイングラスで楽しむのもオツでして…というわけで、久々にポイントサイト界の貴公子、バカワイン強制召喚の儀を執り行いたいと思います。文字通り強制ですw バカワインさんレビューよろしく!


さて、本日の一杯は、東洋水産の「マルちゃん 珍々亭 油そば」です。当ブログでは3回目の紹介になるんですが、これも夏に向けて毎年リリースされている、東洋水産の準定番品ですね。ちなみにノンフライの袋麺バージョン「袋 珍々亭 油そば」と、要冷蔵のチルドタイプ「頂点の一杯 『珍々亭』 油そば」という製品もあります。2016年は記事にし損なったので、改めてオールドスタイルの底力を拝見ですね。





スープは、「珍々亭の油そばの味を再現した、ポークとチキンの旨味をベースにした醤油味のスープ」とのこと。2015年から豚脂の含有量が増えたと私は記録しているのですが、例年と比較して、さらに豚脂の厚みが増したんじゃないですかね。一口目からハッキリそれが豚脂だと分かる芳ばしい風味と、明らかに植物性の油脂感では演出できない動物系の重厚感が攻め立ててくる、「油そば」の名に相応しいヘッヴィィな仕上がり。しかし、やや醤油のカドを感じるタレが不透明な印象を抱かせず、適度なキレを演出。酢とラー油のアクセントが少し弱くなったような気がしたんですが、酢とラー油に関しては自分で追加できますし、逆に自分で豚脂を追加する方がハードル高いんでw 強烈な豚脂推しのインパクトに価値を見出してください。醤油ダレの芳ばしさと豚脂の風味もベストマッチだったし、相変わらず奇を衒ったような要素は感じられず、まさに王道の路線だったんですけど、正統派でありながらも無難な印象は与えない、油そばの鑑と言える仕上がりでした。ただ、ちょっと後半は塩気が強かったかなぁ…いや、これに関しては、私の体調によるニュアンスかもしれません。いやでも今まで、こんなにカドが立っていたかな…

めんは、「太くてモチモチとした食感の、食べごたえのある角麺」とのこと。一見するとゴワゴワとした食感の無骨な油揚げ麺に見えるんですけど、そこまで荒々しいワイルドな食感ではなく、どちらかというと粘り気のあるムッチリ系の太麺です。かなり麺の主張は強い部類に入るんですが、まぁスープの豚脂が強烈なのでw このくらい麺にも存在感がないと成立しないでしょう。サイズや縮れ具合も王道の油そばにピッタリの雰囲気だったし、麺に練りこまれた精製ラードの芳ばしさとスープの豚脂にも相乗効果が感じられる、まさにベストマッチな組み合わせでした。

具材は、「味付豚肉、メンマ、なると、ねぎ」とのこと。味付豚肉は東洋水産が得意とするリアル系の肉具材で、赤身の部分は豚肉特有の繊維質が感じられ、脂身の部分は甘く、甘辛い味付けとスープの相性も良好。メンマは大振りで、コリコリとした歯応えと、そのサイズ感から存在感は明白。よく私はメンマを箸休めに利用するんですけど、しっかり箸休みましたw ネギは飾りに過ぎませんでしたが、大きなナルトは見た目に嬉しいですね。ただ、今年も舌触りが粉っぽかったですw


(標準は★3です)

相変わらずクラシカルなオールドタイプの油そばとして、奇を衒わない正統派な雰囲気が好印象ではあったものの、強烈な豚脂の勢いが増したことで、絶妙なバランスだった酢とラー油のアクセントが弱いと感じてしまったことと、「2016年7月発売品と比較し、スープのコクをアップさせ、より満足感のある味わいに仕上げ」たとニュースリリースにあったように、豚脂の含有量を増やしたことによるバランス調整の為か、醤油ダレのカドが自分は気になってしまいました。とは言え、ここまで豚脂推しのカップ油そばは珍しいですし、ひとつのカップ油そばとしての完成度は相変わらず単純に高かったので、ほぼ総評は現状維持としておきます。後半しんどくなってきたら、お酢やラー油をセルフトッピングすると味に変化が生まれて食べやすいですよ。ちなみに自分は後半、自前の酢とラー油を足したんですけど(残り3口くらいのタイミングで)勝手に満足度は★7でしたw 実食の際は、酢とラー油をスタンバイさせておくことをオススメします。題目通り「 “油” そば」なんで、かなりヘッヴィィな一杯になりますが、まだ油そばを体験したことがない人にとっては、油そばが何たるかを知る切っ掛けに誂え向きな製品だと思います。もしダメだったら、今後は油そば系のカップ麺を避けらるのが賢明かもしれません。そんな己の基準を見定める為にも? 思い切ってトライしてみるのもいいかもしれませんよ。


あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a
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